作品一覧

  • 黙殺される教師の「性暴力」
    4.3
    埋もれがちな教育現場での性犯罪──かたくなに事実を認めようとしない学校、周囲からの誹謗中傷、弁護士からの揺さぶり……。苦悩しながらも声を上げ続けた被害者家族の記録から、性犯罪に対する社会の構造的課題が浮かび上がる。
  • 政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す
    3.8
    1巻850円 (税込)
    「政治部」は、聞くべきことを聞いているのか。斬り込む質問もなく、会見時間や質問数が制限されようと、オフレコ取材と称して政治家と「メシ」を共にする姿に多くの批判が集まる。記者は「共犯者」であってはならない。政治取材の現場を知る筆者が、旧態依然とした体質に警鐘を鳴らす。
  • 報道事変 なぜこの国では自由に質問できなくなったか
    3.0
    1巻850円 (税込)
    「はい、次の質問」。露骨な圧力、質問妨害、時間削減──閣僚はじめ政治家の会見で何が起こっているのか。政治部記者として歴代官房長官を500回以上取材した著者が、「もう自由に質問できない」この国の今に警鐘を鳴らす。
  • 安倍政治 100のファクトチェック
    4.0
    1巻836円 (税込)
    ファクトチェックとは、首相、閣僚、与野党議員、官僚らが国会などで行った発言について、各種資料から事実関係を確認し、正しいかどうかを評価するもの。トランプ政権下の米国メディアで盛んになった、ジャーナリズムの新しい手法である。本書は、朝日新聞でいち早く「ファクトチェック」に取り組んできた南彰と、官房長官会見等で政権を厳しく追及する東京新聞の望月衣塑子がタッグを組んだ、日本の政治を対象にした本格的ファクトチェック本。第二次安倍政権発足後のさまざまな発言を100の項目別に整理し、○、△、×で判定。何が「嘘」で、何がフェイクなのかを明らかにした。平成末期の日本政治を記録する、貴重な資料でもある。【目次】はじめに 望月衣塑子/第一章 森友・加計学園問題/第二章 アベノミクス/第三章 安全保障法制/第四章 憲法・人権・民主主義/第五章 官房長官会見/おわりに 南 彰
  • 政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す

    Posted by ブクログ

    ネットのニュースがいまイチ信頼できない中、権力者にヘイコラするのが歴然たるNHKほかのテレビはほとんど信用できず、新聞の中でもよりベターと思える朝日新聞を購読している。正直なところ期待が裏切られることも多いし経営陣は軽蔑の対象だが、南彰や三浦英之らがいるから金を払う。
    心あるジャーナリストが連携することをほんとに願っている。心の底から。

    0
    2022年09月28日
  • 黙殺される教師の「性暴力」

    Posted by ブクログ

    こんなにも読むのが辛い本は初めてだ
    こんなにも自分が怒る事ができるんだと初めて知った

    読み進めるうちに明らかに体調が悪くなっているのを自覚する程である
    とういことは実際の被害や二次被害に会われた当事者のそれは図り知ることができない

    読んだらフラッシュバックを引き起こすかもしれないが、かといって隠すのではなく、同じような事件が起きない為にも多くの人の目に触れて欲しいとも思う

    学校や教育委員会の隠蔽体質には怒りしかない

    当人以外の親御さんが自分の子供が通う学校の評価が下がることへの拒否感がわからないではないが
    もしかしたら被害者は自分の子供であったかもしれないと想像してみたなら同じ反応で済

    0
    2022年05月27日
  • 安倍政治 100のファクトチェック

    Posted by ブクログ

    望月作品を立て続けに読んでみた。本書はもっと具体的で、発言を逐一チェックしていく、というもの。ファクトチェック、分かり易くて良いです。安倍は大半が×で良くて△って評価だったけど、まさに感じているイメージの通り。心象もそんなに間違っちゃいないってことの証左だけど、しっかり文章化してもらうと、納得度もいや増す。当然、お偉方はこういう意見に耳も貸さないんだろうけど、少なくとも自分的には、本書に書かれている中にツッコむべきところは殆ど無いように思えたし、至極全うだと感じた。こういう事実の上で、いけしゃあしゃあとしていられるのは、逆になぜなんだろ?

    0
    2019年10月29日
  • 安倍政治 100のファクトチェック

    Posted by ブクログ

    本書の著者は、(元朝日新聞の)南彰さんと(東京新聞の)望月衣塑子さん。
    両者とも安倍政権から数多くの圧力を受けているので、「ウソや言いわけ」をかき集めた批判本かも?と思っていた。
    読んでみたらそんな自己満足に浸る要素は無く、淡々と事実の列挙に徹した内容だった。

    南彰さんは「ファクトチェック」に早くから取り組んでいた人でした。
    本書は「ファクトチェック」の手法の実施例だと気づいたので、
    途中で中断して「ファクトチェック最前線」という本を先に読み、本書に戻ってきた。

    最近はAIが生成した偽情報も蔓延しているから、ファクトチェックの重要度が増していると思う。
    信頼する人が偽情報のリツイートやいい

    0
    2023年09月16日
  • 黙殺される教師の「性暴力」

    Posted by ブクログ

    知的障害児に対する性暴力
    「聖者の行進」思い出す

    再交付できる現行制度のおかしさ
    一審無罪の無情さ
    再審での逆転一部有罪
    やってると思うけど証明できないから無罪って
    社会的にはガッツリ有罪だと思うんだけど
    強調するのは「無罪」だけ。

    はしょりすぎやろ。

    0
    2022年10月09日

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