明仁天皇と平和主義

明仁天皇と平和主義

799円 (税込)

3pt

4.0

天皇陛下の平和を希求する強い気持ちは、どこに源流を発しているか──膨大な文献と証言から、ご誕生からの歴史的、個人的事蹟を丹念に読み解き、「人間」としての天皇の自己形成の道程をたどる。果てしない慰霊の旅と祈りの原点とは。

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明仁天皇と平和主義 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年08月21日

    明治天皇と大正天皇の時代は知らない。それでも、書籍から得る
    おふたりの人物像からは生真面目さを感じた。

    それは昭和天皇も同様だ。生真面目に立憲君主であろうとされた。
    その生真面目の系譜は今上陛下、明仁天皇にも受け継がれている
    のだと思う。

    昭和天皇の前半生は現人神であった。敗戦後の人間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月27日

    今の天皇陛下のことは、けっこう好きです。
    好みの問題なんでしょうが。

    見た目とか、そういうことではないんですが、
    昭和天皇が亡くなって、今の天皇、明仁天皇さんになってから、
    報道で流れる天皇の姿と、天皇の発言を見ていると。

    無論の事、ある程度、パターンだし、良くある言葉でしかないのですが、
    その...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月15日

    教育史を専門とする学習院大学教授の斉藤利彦氏が、今上天皇の自己形成の道程とそこから生まれた平和への希求について考察したものである。
    本書では、昭和8年に生まれ、自ら「戦争の無い時を知らない」と言う幼少期・少年期から、天皇陛下の自己形成に大きな影響を与えたと言われるヴァイニング夫人、小泉信三氏との交流...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月26日

    裕仁天皇のものはいろいろと読んだことはありますが、明仁天皇のものは初めてです。
    将来の立場を使命に背負って生きてきた日々は想像するだけで恐れ入ります。
    皇后さまとともにいつまでもお元気でいてほしいです。

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    Posted by ブクログ 2015年09月14日

    明仁天皇の平和に対する想いと実践を少年期の記録から皇太子時代そして即位後まで丹念に追っている。2005年にサイパン島を訪れた両陛下が、当初予定になかった朝鮮半島出身者を慰霊した「韓国平和記念塔」にも拝礼したことを知った時から、ずっと気になっていた、明仁天皇の想いを少し知ることができた。「日本国憲法下...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月12日

    明仁天皇の象徴天皇のスタンスをどうするかをよくわかった。平和健康文化環境力点をおいて権力を持たない天皇を演じていく。

    0

    Posted by ブクログ 2019年04月23日

    天皇陛下のざっくりした伝記みたいな感じ。タイトルから期待したのは、陛下が平和についてどう考えとらえているかを皇位についてからの言動を中心に紹介・分析・論じてくれるものだったんだけど、そうではなかった。けっこう幼少期にもページを割いている。一人の人間の内面形成期をしっかり掘り下げ、そこから現在に至るも...続きを読む

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