早野透の作品一覧
「早野透」の「国権と民権 人物で読み解く 平成「自民党」30年史」「田中角栄 戦後日本の悲しき自画像」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「早野透」の「国権と民権 人物で読み解く 平成「自民党」30年史」「田中角栄 戦後日本の悲しき自画像」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
昔総理大臣やってた人だよね?ぐらいの認識しかなかったのですが、戦後の日本にはなくてはならない人だったんだと思う。
賛否両論ありそうな半生だけど、現実的に日本を発展させるには、この人しかいなかったのではないかと思わせる。
話しぶりも庶民にわかりやすい内容で、日本を、世界を動かしていった。
政治にカネはつきもの。カネは使える人が使えばいい。現在の世論では、税金の無駄遣いには異常なほど敏感に反応するけど、自分の家計の無駄遣いには無頓着な印象を受ける。
この辺りは今度まとめて記述したい。
以下引用
世論とは何か。主権在民だ。国論は国民の投票の結果でしか決まる道はない。新聞が世論ではない。一億玉砕と
Posted by ブクログ
自民党政権復活というタイミングで、ふと田中角栄さんを振り返りたくなり、手にとった一冊。
朝日新聞の番記者(早野さん)による、どちらかというと主観的要素があまりなく、生涯を綴られています。
コンピュータ付きブルドーザーという異名の通りの即断即決ぶりや、義理人情をモノやカネという財に替えて人を惹きつけるリアリスト。
ただ残念なのが二点。
第一は、リアリスト故に大局観に欠けていた点。日中国交回復やオイルショック後の資源外交の対応でのアメリカへの配慮。
第二は、逮捕後からの闇将軍としての院政。
しかしながら、理想だけでは物事は進まないということと、人への機敏さがなければなにも成し遂げられないということ
Posted by ブクログ
角栄の人物、政治家としての軌跡のみならず、戦後史のお勉強にもなりました。
実は、一度だけご本人にお目にかかり(目白台の御殿の中)、一言だけ、声をかけて(ヨッシャ、ヨッシャ)もらったことがある。その頃は闇将軍と言われてた頃ですが、思っていたより気さくで、いかにも土建屋の親父という印象がしたのを覚えています。
あの時代の人達は、カネにこだわった人も沢山いると思うが、今みたいに、カネに汚い、あるいは、カネがすべてという人は少なかったような気がする。
角栄も、結局はカネで失敗したが、何故か許せる感じかするのは、富の配分を、自己の権力保持の為かもしれないが意識してたからかもしれない。
あと、作者も