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人間への信頼、平等の理念にもとづくアメリカのリベラリズムが今、危機に瀕している。政治や司法から、宗教観や家族観、性差や人種問題まで、伝統的コンサバティズムとの対立を繰り返してきた歴史をひもとき、トランプ政権下で大きく軋む社会の断層を浮き彫りにする。さらには、欧米のリベラリズムを奇妙な形で輸入・加工し続けてきた日本的リベラルの矛盾と限界をも鮮やかに解き明かす。
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Posted by ブクログ
米国におけるリベラルとコンサバの対立構造が理解出来た。特に最高裁判事の立ち位置が明確になっている所は日本人には馴染みがなさすぎて本当に勉強になった。新しい知識が豊富に習得できるお勧めの一冊。
非常にわかりやすくて説得力がある。 大きな声で非難できないが、多くの人が違和感を持っている「リベラル」について、アメリカの事情を引き合いに出しながら、論理的な解説がなされている。 自分の言いたいことを言うだけのオジサン政治評論家とは違って、素直にもっと教えて!っていう気持ちになる。
実は、これまでアメリカの共和党とか民主党とかのスタンスの違いを理解していなかったが、本書を読んでよく理解できるようになった。非常によい啓蒙書だと思う。 アメリカのリベラルとコンサバティブについて述べているが、翻って日本の政治スタンスに対する問題提起がなされている。現在の我々の立ち位置を見直す観点でも...続きを読む良書だと思える。
アメリカのリベラルとコンサバ(保守)についての本。 最初の方でリベラルが生み出したポリティカルコレクトネスが暴走し、不寛容と排除を生んでいることを指摘。 悪意がなくても、プライベートで言ったことでも人種差別的なことを言うだけで、容赦なく断罪する。 その苛烈さはリベラルという名の宗教と呼べるほどだ。 ...続きを読む対するコンサバはキリスト教的な観点が強いため、やはり宗教的である。 アメリカはリベラルとコンサバの対立でやってきた。 その思想は個々人の深いところに根付いており、政治はもちろん司法にも影響しているというのは異常にも思える。 ざっくり言うと、大きな政府と小さな政府だ。 しかし日本では小さな政府が志向されないので、自民がリベラル的なことをやった結果、民進党はやることがなくなって批判するしかできなくなってしまったという点は頷ける。 アメリカはトランプでしっちゃかめっちゃかになっており、リベラルな民主党が民進党のようなケチつけるやり方をしてしまっている。 しかし穏健派のなかには共和党ともアメリカ共通の価値を見つけだす動きもあるというのは希望を持たせられる。
アメリカのコンサバとリベラルについて説明する本 アメリカの裁判所の強さと、家庭についての問題をメインにコンサバとリベラルについての違いを話している。 日本の話しは殆どない。まあどちらに分けれるものでもないという感じ。 リベラルの教義:すべての人種の平等 リベラル信仰①オフィシャル②ロッカールーム③...続きを読む数人④個人 最高裁判所が大統領の代弁者となる 裁判で理想を高らかに宣言するリベラル、民主主義に委ねるコンサバ リベラルによるエリート主義 子供に関する全責任を親に持たせる 親の決め方:遺伝、分娩、婚姻推定、意思、機能 自助努力を求めるコンサバ、弱者を救うリベラル リベラル:人間への信頼、理性で良い道筋を選べる、未開の地に民主主義を広める コンサバ:不信、謙虚、コントロールを最小限、市場に任せる
政府不信、家族第一、小さな政府、外国不干渉コンバサ共和党と人間信頼、個人の選択第一、大きな政府、他国干渉大好きリベラル民主党の二大政党はトランプのエリート層(有名大卒、政治家、官僚、メディアなど)批判戦略により白人貧困層が離れて混迷中。バイデンは極左を抑えてリベラルでアメリカを復活させることができ...続きを読むるのか。オリンピック批判は左派とモーニングショーで発言し炎上した東大法学部卒財務省出身者の著者が問う。
元財務官僚で留学経験もある山口真由が、主にアメリカのリベラルについて分析した一冊。 アメリカではリベラルとコンサバティブが並立しており、それぞれの立場(主にリベラル=民主党、コンサバ=共和党)が明確であることが分かった。 それに比べて日本は自民党がコンサバからリベラルまで一緒くたで、立憲民主党が単...続きを読むなる反自民でしかないということを改めて実感した。
トランプ大統領の来日騒動もようやくひと段落。 最近「政治」について勉強するのがマイブームです。(ノンポリだし、政治家になりたいわけではないけど、知っておくべき知識かな?と改めて思ったので) 「リベラル」という単語は日々耳にするけど、実際本来の意味をちゃんと理解できていたのだろうか?というちょっと...続きを読むした疑問からこの本を手に取ってみました。 「コンサバ(保守派)」の対義語として使われ、ある種の「自由主義」的な考え方として使われますが、どうやら日本とアメリカではそもそもの考え方や使われ方が違うんだなと。 著者は東大卒→財務官僚からハーバード・ロースクールに留学しているので、日米の文化的、経済的、政治的な差を肌で感じているから、ニュートラルな視点で「リベラル」と「コンサバ」について語っています。 ここで「リベラル」と「コンサバ」の違いについて書くにはちょっと場所的に難しいので気になる方は是非手に取ってもらいたい一冊です。何だか政治と聞くと小難しく聞こえますが、シンプルかつ分かりやすくまとめられています。 ちなみに併行して「ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)」という本も読んでいるのですが、比較しながら読むとより学習精度があがりますね。笑
アメリカのコンサバが人間不信で徹底できるとしたらキリスト教の裏付けがあるからかも、と思った。宗教性の違いや歴史の成り立ちの違いを深く踏まえた上で日本の「リベラル」は明確で意志の高い理念を持たないと。
アメリカのリベラル派と保守(コンサバ)派の現状と、日米のリベラルの違いを解説した本。 アメリカにおけるリベラルと保守(コンサバ)の本質がわかりやすく書かれています。
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リベラルという病(新潮新書)
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山口真由
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