岸宣仁の一覧
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ユーザーレビュー
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R25より
09年7月16日より更新
現実を見た。40代くらいになって、社会の理不尽さ、会社の理不尽さが実感するのだろうか。会社によって、死に追い詰められる人もいるという現実を、見逃すことができない。
僕はこの本を読んで、こういった社会悪を追求し紹介する役割を担いたいと思うようになった。根っから
...続きを読むの正義感が呼び覚まされた。
成果主義の行き過ぎも考え物だが、果たしてそれだけかな?人間の持っている本能が、結びつきの弱い職場環境では発揮されている気がしてならない。
Posted by ブクログ
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グローバル化やIT化がもたらした職場環境の激変で、ストレスに押し潰されたサラリーマンが次々に心を病んでいる。人を大切にしなくなった会社で何が起きているのか。経済ジャーナリストが激しく迫る。(TRC MARCより)
Posted by ブクログ
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日本のゲノム政策がどのようにして進められてきたのかが克明に描かれている。最先端を行っていた科学者が、日本省庁の戦略ミスによって世界に取り残される危機感・・・。臨場感あふれる書き方も良かった。
Posted by ブクログ
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成田悠輔氏の話を思い出した。
ー「異国性」というアプローチとは、いわばアウトサイダーになること。部外者になる、あるいは、広い意味での“外国人”になることで、言ってはいけないことに挑む。
例えばビジネスの現場では、コンサルフィーを払ってコンサルタントを雇う。コンサルタントは良くも悪しくも部外者であ
...続きを読むるが故に、組織に気を配らずに、空気を読まない発言が可能。同様に、自分が日本人でありながら、日本の外にいる事で、好きなことを言える後ろ盾になる ー
日本にいると、しばしば組織の論理を優先し、自我を押し殺す必要が生じる。組織の論理には、内外の利権や配慮、忖度が塗れている。コンプラやハラスメント、ポリコレ、中間業者、OB、OGの存在、儀式、慣例、虚礼…
本著は、日本から飛び出して活躍するノーベル賞候補レベルの7人の研究者へのインタビュー。青色発光ダイオードで特許紛争していた中村修二氏がとりわけ有名だろうか。
ー 日本は警察官僚の天下り先が電球型信号機の利権を押さえているのでLEDが中々普及しない
本著は7人の生き様、判断に至るストーリーを楽しむ他、研究内容を学ぶにも適した良書だ。ノーベル賞レベルの高度な研究内容を噛み砕き、非常にわかりやすく解説する。
例えば、羊のドリーに続き、クローンマウスのクムリナ生み出したハワイ大学の柳町氏。クラゲの蛍光タンパク質のDNAによるトランスジェニックマウス。肌だけでなく内臓も青く光るネズミだ。
地球温暖化予測で有名な真鍋氏の項では、温暖化の現象についての解説。太陽からは比較的波長の短い可視光線などの光が地球に来る。一方地球からは赤外放射が出る。地球の温度が高ければ高いほどたくさん出る。この両方がバランスして、地球は放射の熱平衡の状態を保っている。
太陽からくる光とバランスする地球の温度はマイナス17度。しかし実際に地表の平均温度は15度位。つまり地球の放射熱平衡を満たす温度と実際の地表の平均温度の間には32度の差がある。この差を埋めるのが温室効果ガスの働きで、温室効果が地球の表面を温暖に保っている。
外部の論理を意識して生きるのが社会性動物としての宿命。しかし、それを逸脱せねば、極々緩やかにしか社会は変化できず、現在の環境変化のスピードには追随できない。異なる論理が通用する異国に行くか、異端を受容するか。弱者への配慮はある程度必要だが、出る杭を打ち続ければ、一番凹んだ弱者に合わせた歩行速度となる。逆トリクルダウンは、報われない。
Posted by ブクログ
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赤字国債は現政権、政治家にとって「宝の泉」的価値を持ち、借金は全て次世代に回され続ける現状。次世代への借金は膨大となり更に介護保険、社会保険、その他諸々の税金負担は多くの「破産」者を産むに違いない。そうならない為にも政治家の「独裁」から「政治家を審査する組織」も国民にとっては不可欠だと思う。森本事件
...続きを読むの改竄等、政治家に有利で、特別優遇、特権は許される物ではない。
今や赤字国債額は1兆2000億円をどう考えるか!
Posted by ブクログ
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