ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件

ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件

792円 (税込)

3pt

4.0

日本社会の更なる沈下を招いた小泉政権を当初歓迎したのは大衆のポピュリズムであった。新たな民主主義再生を実現する手がかりとは何か。9月民主党代表選も含めて検証。政治リテラシーを身につけるための一冊。

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ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月15日

    1〜2章、現在のポピュリズムまでの成り立ち
    3〜4章、当時の民主党政権の課題と展望
    戦後の昭和の時代はうまくやれていたのに、なんで今はうまくいかないんだろう?前と同じやり方で対処できないのかな?という、初心者な私の疑問を解決してくれた。
    シンプルにいけば資本家vs労働者の構図のはずだけど、小泉改革に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月21日

    立ち止まって、今の日本の政治状況を再考できる。皮肉なことに、本書だけに影響を受けると、その状況も悪いポピュリズムに陥ることもある。ジャーナリズム(主にテレビと新聞)の劣化が一番、気になる。マクルーハンではないが、「メディアはメッセージ」になっている。メディアは器ではない、メッセージそのものだ。

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    Posted by ブクログ 2011年03月27日

    【読書】著者は北海道大学の山口二郎氏。著者の本では、他に「政権交代論」を読んだことがある。ポピュリズムという言葉は、小泉政権以降で政治を考える上での重要な視点。ポピュリズムというとしばしば批判的な意味で使われる。それが19世紀のアメリカから出発したことを知る。誕生は、ワシントンやジェファーソンという...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月27日

    この中で、子ども手当をどう評価するのか、ということが述べられている。なるほど、そういう見方もあるなぁ、と啓蒙された。自分もポピュリズムに引っかかりやすい思考パターンを持っているのに気づかされた。

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    Posted by ブクログ 2011年04月09日

    学生時代にオルテガの「大衆の反逆」をむさぼり読んだ。大衆の動きや考えが社会に反映し、自分のことは棚において「われわれとあいつら」の構図で-指導層の意図に反して-褒め称えたり時には抹殺する。「大衆」という概念を初めて提起した本だとゼミで教わった。

    本書はオルテガから大衆とそれをとりまく社会政治状況が...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年06月05日

     ポピュリズム全肯定するわけでも全否定するわけでもなく、いかに向かい合うべきかを説いた本。

     「大衆主義」と訳されることもあるポピュリズムですが、その定義はイギリスの政治学者・クリックによると「政治指導者が多数派(政治統合体の外側に追いやられていると感じる人々)と信じる集団を決起させることを目的と...続きを読む

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