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Posted by ブクログ 2022年07月15日
1〜2章、現在のポピュリズムまでの成り立ち
3〜4章、当時の民主党政権の課題と展望
戦後の昭和の時代はうまくやれていたのに、なんで今はうまくいかないんだろう?前と同じやり方で対処できないのかな?という、初心者な私の疑問を解決してくれた。
シンプルにいけば資本家vs労働者の構図のはずだけど、小泉改革に...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月21日
立ち止まって、今の日本の政治状況を再考できる。皮肉なことに、本書だけに影響を受けると、その状況も悪いポピュリズムに陥ることもある。ジャーナリズム(主にテレビと新聞)の劣化が一番、気になる。マクルーハンではないが、「メディアはメッセージ」になっている。メディアは器ではない、メッセージそのものだ。
自...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月27日
【読書】著者は北海道大学の山口二郎氏。著者の本では、他に「政権交代論」を読んだことがある。ポピュリズムという言葉は、小泉政権以降で政治を考える上での重要な視点。ポピュリズムというとしばしば批判的な意味で使われる。それが19世紀のアメリカから出発したことを知る。誕生は、ワシントンやジェファーソンという...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月09日
学生時代にオルテガの「大衆の反逆」をむさぼり読んだ。大衆の動きや考えが社会に反映し、自分のことは棚において「われわれとあいつら」の構図で-指導層の意図に反して-褒め称えたり時には抹殺する。「大衆」という概念を初めて提起した本だとゼミで教わった。
本書はオルテガから大衆とそれをとりまく社会政治状況が...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月05日
ポピュリズム全肯定するわけでも全否定するわけでもなく、いかに向かい合うべきかを説いた本。
「大衆主義」と訳されることもあるポピュリズムですが、その定義はイギリスの政治学者・クリックによると「政治指導者が多数派(政治統合体の外側に追いやられていると感じる人々)と信じる集団を決起させることを目的と...続きを読む
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