高坂正堯の一覧

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作品一覧

2019/03/15更新

ユーザーレビュー

  • 文明が衰亡するとき
     本書は1981年に書かれた本だが、2023年の今読んでも真新しさを感じる古典である。
     大きな版図を誇ったローマ文明、日本に似た海洋通称国家ヴェネツィア、現在文化を代表するアメリカを題材に文明が隆盛する事情、衰亡に至る過程と要因を丁寧に、粘り強く書かれている。
     特にヴェネツィアは日本に環境が似た...続きを読む
  • 国際政治 改版 恐怖と希望
    60年代、まだ冷戦に差し掛かった頃にかかれたものだが、現在にも大いに通じる部分がある。
    政治とはその国だけのものではもはや無く、他国との関わり合いの中で、いくら方向性や思想が違い、恐怖が訪れようとも、人間の務めとして「希望」を捨ててはならない、と強く語る。
    正義は一つではない。あらゆる価値体系の中で...続きを読む
  • 文明が衰亡するとき
    もともと学生時代の25年以上前に読んだ本。いまの日本人への警句ともいえる言葉が多く並んでいる。必読の書だと思います。
  • 国際政治 改版 恐怖と希望
    1966年に書かれた国際政治についての入門的書籍
    平易なことばで冷戦下における軍備のありようと
    平和の実現へのとるべき方策が解説されている
    2度の大戦を経て勢力均衡から自由貿易という形に
    理想の平和は移行したが
    自由貿易という概念が隅々まで行き渡ることで
    自動的に平和が達成されるわけではないことは
    ...続きを読む
  • 文明が衰亡するとき
    高坂正堯 「 文明が衰亡するとき 」 ローマ、ヴェネツィア、アメリカの衰亡論。歴史の捉え方、成功者の保守性、衰亡の不可避性、衰亡する文明国家の生き方 などを論述。

    良書

    ローマ帝国=巨大帝国、美徳、大衆、増税
    *モンテスキュー 共和制→専制政治=ローマ衰亡の始まり
    *専制政治=皇帝の専制と民衆の...続きを読む

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