集英社 - 切ない作品一覧
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4.0【おまけミニ小説つき!!】飛行士に憧れるアンジェリカは、村で幸せに暮らしていた。だがある日、宮殿から遣いが来る。なんと、アンジェリカは先帝の娘だというのだ。宮殿での生活になじめない彼女は、ある時、現皇帝の企みを知り、逃げ出すことを決意! アンジェリカを救ったのは、新聞記者を自称する謎の青年、エヴァンスで…!? 自由を求めた少女が、逃亡劇の末に知った真実とは――!? 2013年度ロマン大賞受賞作!!
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3.5橘凛々は、一目惚れした男の子・仙波に会いたい一心で、猛勉強で超進学校に合格! しかし、高校で再会した彼は別人のように冷たい。彼は好きになってはいけない人だったの…!?
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4.5コバルト短編小説新人賞&氷室冴子青春文学賞出身の著者が送る、 令和の青春×アイドル文学が、今ここに生まれる! アイドル事務所のユニバースに所属するデビュー前の青年、通称「リトル」。 彼らはデビューに向けて、限られた時間の多くを費やしレッスンに励んでいた。 そんなある日、リトルたちが主役のイベント「サマーマジック」で最も活躍した一人を、デビュー間近のグループ「LAST OZ」に加えるという噂が流れだす。 この噂をきっかけに皆が熱を帯びていく中、リトルの一人である加地透は疑問を抱いていた。 “恋愛も学校生活も自分の身体も、全てを捧げないとデビューは叶わないのか?” デビューに対して人一倍強い野心を抱いている持田、 わずか14歳にしてソロデビューを打診された遥歌、 誰よりもストイックで自分の見え方を計算し尽くした振る舞いをする葵、 芸能人一家の複雑な環境で育った問題児の蓮司、 デビューができる期限まで残り一年を切った若林、そして透。 デビューを目指すこと以外はすべてバラバラの6人が出会った時、 彼らの未来は大きく変わる――かもしれない。 【著者略歴】 佐原ひかり(さはら・ひかり) 1992年兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒業。2017年「ままならないきみに」で第190回コバルト短編小説新人賞受賞。2019年「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞し、2021年、同作を改題、加筆した『ブラザーズ・ブラジャー』で本格デビュー。他の著書に『ペーパー・リリイ』『人間みたいに生きている』『鳥と港』、共著に『スカートのアンソロジー』『嘘があふれた世界で』がある。
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4.7【電子限定描き下ろし付き】警視庁特捜六係・朝子巡査は、殺人現場に残された死者の『残留思念』に反応し、死者の傷とその苦痛を自身の体に再現してしまう特異体質の持ち主。目付け役の黒岩警視とともに、その体質を使った捜査に日々励んでいた。そんなある日、黒岩の元妻・真理が殺されたという知らせが入った。黒岩は彼女の最期を知るために、朝子を連れて殺人現場に向かう。そこで真理の残留思念に反応した朝子は、背中に突然現れた傷から大量の血を流して倒れこんでしまう。朝子が見た、真理の消えゆく意識に現れたのは彼女の元夫・黒岩の顔だった。それから朝子の中に灯った、ある“思い”――それは、真理の残留思念なのか、それとも……? 冷静沈着な敏腕刑事×特殊能力を持つ新米刑事の耽美的警察BL、上下巻同時刊行!!
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4.0進歩という名の暴力に対する、「知性」の闘い―― クィア批評やメディア論における最重要人物、ついに入門書が誕生! 【おもな内容】 “反解釈・反写真・反隠喩”で戦争やジェンダーといった多岐にわたる事象を喝破した、批評家スーザン・ソンタグ。 あらゆる脆さにあらがう、その「カッコよさ」は、しかし生誕から90年を迎え、忘れかけられている。 本書は「《キャンプ》についてのノート」で60年代アメリカの若きカリスマとなったデビューから、「9・11事件」への発言で強烈なバッシングの対象になった晩年までの生涯とともに、ソンタグという知性がなぜ読者を挑発し続けるのかを鮮やかに描き出す。 自身のマイノリティ性や病にあらがい到達した思想の本質とは。 【目次】 はじめに 第1章 誰がソンタグを叩くのか 第2章 「キャンプ」と利己的な批評家 第3章 ソンタグの生涯はどのように語られるべきか 第4章 暴かれるソンタグの過去 第5章 『写真論』とヴァルネラビリティ 第6章 意志の強さとファシストの美学 第7章 反隠喩は言葉狩りだったのか 第8章 ソンタグの肖像と履歴 第9章 「ソンタグの苦痛」へのまなざし 第10章 故人のセクシュアリティとは何か 第11章 ソンタグの誕生 終章 脆さへの思想 おわりに
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3.7念願だった映画の宣伝会社に転職した弥生。そんななか、夫から切り出された「ある提案」を受け入れられず、忙しさにかまけて決意を先延ばしにしていた。だが、その日は確実に迫っていて……(「あなたのママじゃない」)。 優良メーカーに内定が決まった大学生の健生。サークルで知り合った恋人未満の彼女から同棲を仄めかされるが、うやむやにしていた。そんなある日、アパートに帰宅すると、かつて池袋で暮らしていた美空が現れ――(「BE MY BABY」)。 初対面なのに物怖じせず、屈託のない転校生の美月を前に、副担任の杏子の心は騒めいた。懸念されることの一つは、クラスの中心的人物で問題児である莉愛の虐めの標的になることだったが……(「まだあの場所にいる」)。ほか全5話。 閉塞的な現実を背負う人たちの、さまざまな葛藤の中で現れた「気づき」とは。
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3.9月を愛で、漢詩を諳んじる、若き女房・梛子――その呼称を、清少納言。彼女には幼い頃より、「遠い記憶を視る能力」があった。ある日、梛子は帝の御前で上質の料紙を賜った上、中宮定子からまるで揶揄われるように「枕ごと」を綴ることを勧められた。しかし華やかさの欠片もない自分の恋愛遍歴など描きようもない。何を書くべきか迷った挙げ句、梛子は最初の五文字を綴った。「このそうし(草紙)」と。
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4.0【SD名作セレクション(テキスト版)】お嬢様学校・白姫学園の生徒会長・天井院神菜は、圧倒的な美貌と絶対的な権力で、学園に君臨していた。ある日、その白姫学園に男子生徒たちが転入してくる。名門女子校に入れることで喜び勇む男子だが、神菜が彼らに告げたのは、女子と同じ制服で学園生活を送れという理不尽な命令だった! 横暴に立ち上がる男たち。その先頭に立った紫藤水樹は極悪非道な作戦を立てて、生徒会に戦いを挑む! プライドを懸けた待ったナシの真剣勝負、のはずが、実は神菜と水樹にはある関係があり…。まったり学園ギャグコメディ、始動!※この商品にはイラストが収録されていません。
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3.8【電子版限定特典つき】突然の交通事故で両親をなくし、児童養護施設「青葉おひさまの家」で暮らすことになった小学生の太輔。悲しみでしばらく心を閉ざしていたが、同じ部屋の仲間たちのおかげですこしずつ打ち解けていく。とくにお母さんのように優しい高校生の佐緒里は、みんなにとって特別な存在。施設を卒業する佐緒里のため、4人の子供たちは、ランタンに願い事を託して空に飛ばす「蛍祭り」を復活させようと、作戦を立てはじめる――。直木賞受賞後第一作! 電子版限定! スタジオジブリのアニメーター・近藤勝也氏が本書のために描き下ろしたカラーイラスト3点&「青春と読書」’13年7月号に掲載された、著者インタビューも収録。
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3.0タブーとは、禁止された事物や言動を意味する。それは、マナーやエチケットのような行為から、差別用語や特定の言葉、権力者が封印しておきたい歴史的・社会的問題まで、幅広い領域にわたる。アメリカ大統領が人種や宗教に関する排他的発言を繰り返したり、日本国内でも公然とヘイトスピーチが行われる現在の風潮のなかで、侮蔑的、差別的なニュアンスをともなう言動について知ることは、私たちの新たな教養とも言える。日常生活、しぐさ、性、食事など世界中のタブーについて学び、異文化への理解を深める一助となる一冊。 【目次】第一章 日常生活でのタブー/第二章 性についてのタブー/第三章 食べ物のタブー/第四章 現代社会のタブー/おわりに/民族・人種蔑称一覧/主な参考文献
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4.0おんぼろアパートの一室にある『佐能探偵事務所』。未来視の力を持ち、眼帯をつけた高校生の戒が社長で、社員は彼の兄である新(+猫一匹)のみ。ただし最近は、父親の浮気調査を依頼しにきたことのあるクラスメート・美姫が入り浸るようになり、事務所の中は今までよりも少しだけ賑やかになった。けれど肝心の客はめったに訪ねてこない。しかし、事件は意外なところから始まり…? 【目次】【最初の手紙】/プロローグ/第一章 歯車の世界―幸福論―/第二章 ひずみの国―絡み合う幻影―/第三章 世界軸の少年―閉ざされた扉―/第四章 見果てぬ狂気―過去回帰―/第五章 シュレディンガーの猫―沈黙する者―/エピローグ/【最後の手紙】
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3.6高1の梢子は母と二人暮し。同級生の葉平は気になる存在。だけど母の再婚によって2歳年上の義兄・喬と出逢い、そのつかみ所のない感覚に梢子の気持ちが揺れ動き始めて…。
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4.5バイト先によく現れる「彼」は、いつも決まって同じ席で同じ男と居た。……めちゃくちゃ、タイプだった。 「恋をするのは女の子なのに、男にしか欲情できない」という不思議な体質に悩まされている高史は、彼女・舞の転勤により、一緒に暮らしていた家を出なければいけなくなってしまう。困り果てていたところ、友人が使っていない寮部屋に住まわせてもらえることに。が、話によると「同室の男は“あっち系”」……。入寮の日を迎え、同室の男・深町と出会った高史は度肝を抜かれる。深町は、バイト先でいつも気になっていた「彼」だったのだ。そしてある時、二人は一線を超えてしまう……。「ふつう」ってなんだろう。俺は「ふつう」になれるのかな……。不器用な二人が手を取り合ったとき、涙が溢れて止まらなくなる。あたたかなメッセージがぎゅっと詰まった、本郷地下・待望のBL最新刊!
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2.8第13回スーパーダッシュ小説新人賞特別賞!! 成就率(じょうじゅりつ)0.000000001%のラブコメ 八年前“最悪の奇跡”と呼ばれた航空機事件を乗り切った《奇跡の少年》磯風奇跡(いそかぜきせき)。一時(いっとき)、世界の注目を集めた彼だったが、時とともにその存在は忘れ去られ、二次元美少女が大好きな普通の高校生となっていた。ある時、白い髪と薄い紅の瞳を持つ少女・潮乃女子猫(しおのめこねこ)と邂逅する。並行世界から来た子猫は自分の世界を救ってほしいと磯風に頼み、驚くべき方法を発表する。 「磯風奇跡君。私にデレてくれないか?」「はい?」 子猫は自分と磯風が結婚する(デレる)ことによって世界が救われると話す。しかしその成就確率は0.000000001%だった。 果たして二人は無事誓いの言葉(フラグ)を立てる事が出来るのか!!
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-瀬戸内海の村に赴任してきた新米の女性教師・大石先生は、分校の12人の生徒たちと絆を深めていく。しかし時代は、戦争へと向かいつつあった。
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3.9「葬式も墓も要らない」という人のための、迷惑をかけない死に方入門! 死者数年間160万人時代、到来。自然葬(散骨)を超えた「0(ゼロ)葬」で、悩める日本人の“死後の不安”を解消。ベストセラー『葬式は、要らない』から4年。時代は、マイ自然葬、そして究極の0(ゼロ)葬へ。
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3.9「狂っているのはどっちだ」と兎が突き付けてくる。我々の取り繕った世界を、皮を、作者は次々と引っ剥がす。人間の暗部を見せてくれる。――こだまさん(作家)絶賛!!(『夫のちんぽが入らない』『ここは、おしまいの地』)/▼七年余り雌兎だった記憶を持ち、雄との交尾に開け暮れた一生を送った女。現世でも常に交尾を欲し、数々の奇行に走る。そして前世でつがいだった男と再会するが、その先で遭遇した恐ろしい出来事とは――(前世は兎)。▼36歳、教員で休職中の独身女が日々「ヌッセン総合カタログ」を詳細に書き写す訳は、「スティレス」を解消する為だった。同僚が次々と部屋を訪れ、職場復帰を促すのだが――(宗教)。▼破滅を迎えた世界で、国のマラソン競技に選抜された姉。労働力として認められないものへの唯一の栄誉だが、自殺や逃亡は許されない。選手村への出発を翌日に向かえた夜、姉がとった行動とは……(ランナー)。ほか、全七話。現実感覚を揺さぶる怪作集!
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4.0小国なれど豊かな経済力を持ち、他国の侵略を許さぬ椎名家には「最強の矛と盾」と称される武将オウカと軍師ツムギがいた。しかし天下統一を狙うゲンシュウ軍に迫られ、協議の結果、降伏を選択する。だが城明け渡しの日、ゲンシュウ軍は突如大軍勢で攻め込んでくる。大混乱の城内でバラバラになるオウカとツムギ。それから一カ月後、二人は敵として再会する。互いの思う正義を胸に抱えて…! トライフルエンターテインメントプロデュース超人気舞台時代劇の小説版!
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4.0草原の民アルタナの娘、シリンとナフィーサ。異母姉妹ながら共に育ち、容姿も双子のように瓜二つの二人。ある日、族長である父は姉妹を本当の双子に仕立て上げ、南方の大国・濫に輿入れさせることを告げる。濫国は双子信仰が盛んであり、折しも現在の皇帝も双子だった。長い旅の末、濫国の王城にたどり着いた偽りの双子姫。シリンは弟帝の暁慶の後宮に迎え入れられ、「杏妃」なる名を与えられたが、初夜の床で「未来永劫、お前を抱くつもりはない」と言い放たれる。花嫁衣装も、名前も、全てを奪われ、体を繋がぬまま濫の妃となったシリンの運命は、やがて濫国とアルタナを巡る、大いなる時代の奔流に呑み込まれていく――。歴史に翻弄される人々を、壮大なスケールで描くデビュー作!
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3.6西の果ての国・銀盞(ギンセン)には、術師の呪いによって二百年眠り続ける姫君がいる――そんなおとぎ話と共に、術師が人々から恐れられる世界。旅の商人ヤコウは、ひょんなことから謎多き術師・ソウシと樫の木の精霊・緑禅の供として、道中の世話をすることになる。「僕は眠りの物語を集めて旅をしているのです。長い間、ずっと」ソウシは自分が「言葉を持たぬものや文字を持たない文明が、世界に残した記憶を読み解く」力を持つ、いわば想術師だと語り、ソウシとヤコウの旅は、やがて遥かなる「祈り」を呼び起こすことになる。「眠りの物語」を巡る、翠色のフェアリーテール!
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3.0業界のトップが描く、ソシャゲラブコメディ! 都内の脚本科に通う、大学生・松平(まつたいら)は、シナリオライターとして活動している先輩・川口久月麗(かわぐちクララ)に惚れていた。 過去の恋愛に対するトラウマから1万を超える作品の名セリフを記憶している平は、言葉の限りを尽くしてクララに告白。 対する彼女の返答は―― 「心に引っかかる言葉ばかりだ。いいセンスをしている!」 こうして実力を買われた平は、ソーシャルゲームのシナリオ制作に携(たずさ)わることに。 しかし、業界には底知れない闇が溢れていた! だが辞めるわけにはいかない。大好きな先輩を、幸せにすると決めたのだから――。熱血創作ラブコメディ、開幕!!
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4.0《「妄想脳トレの最終形態」(山里亮太)》落とし物の数だけ物語がある――。軍手・アロンアルフア・靴底・PASMO・象のジョウロ・七夕の短冊・携帯電話のストラップ・ドアプレート・サングラス・伝言メモ・レモン・水菜・トング・ESPカード・VHSのビデオテープ・ハケ・ぬいぐるみ・子ども用バット・松竹錠など、路上で本当に見つけた様々な落とし物をめぐる50の妄想エッセイ集。
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4.5【2022年 Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞 ノミネート】 文芸評論家・斎藤美奈子氏激賞! 第19回開高健ノンフィクション賞受賞作 1945年夏――。日本の敗戦は満州開拓団にとって、地獄の日々の始まりだった。 崩壊した「満州国」に取り残された黒川開拓団(岐阜県送出)は、日本への引揚船が出るまで入植地の陶頼昭に留まることを決断し、集団難民生活に入った。 しかし、暴徒化した現地民による襲撃は日ごとに激しさを増していく。 団幹部らは駅に進駐していたソ連軍司令部に助けを求めたが、今度は下っ端のソ連兵が入れ替わるようにやってきては“女漁り”や略奪を繰り返すようになる。 頭を悩ました団長たちが取った手段とは……。 《開高賞選考委員、全会一致の大絶賛!》 作品は、共同体の「自己防衛」のために女性たちを「人柱」に捧げる「隠された暴力」の柔らかなシステムを浮かび上がらせている点で、極めて現代的な意義を有していると言える。 ――姜尚中氏(東京大学名誉教授) 本書は、変わることのできなかった日本人の問題として悲しいことに全く色褪せていないのである。 ――田中優子氏(法政大学名誉教授) 犠牲者の女性たちが著者の想いと心の聴力に気づいて、真実の言葉を発してくれたのだ。 ――藤沢周氏(芥川賞作家) この凄惨な史実をほぼすべて実名で記した平井の覚悟と勇気は本物だ。 隠された史実の掘り起こしだけではない。ジェンダー後進国であるこの国への果敢な挑発であり問題提起でもある。 ――森達也氏(映画監督・作家) ディテールの迫力が凄まじい。当時の触感や恐怖がそのまま立ち上がってくるような、生々しい感覚を見事に描き出した文章に圧倒された。 ――茂木健一郎氏(脳科学者) 《推薦》 今日の「性暴力」にまっすぐつながる過去の「性接待」。その事実に、あなたは打ちのめされ、そしてきっと覚醒する。 ――斎藤美奈子氏(文芸評論家) 【著者略歴】 平井美帆(ひらい みほ) 1971年大阪府吹田市生まれ。ノンフィクション作家。 1989年に高校卒業と同時に渡米し、南カリフォルニア大学に入学。同大学で舞台芸術と国際関係学を学び、1993年卒業。 その後、一時東京で演劇活動に携わるも1997年に再び渡米し、執筆活動を始める。2002年に東京に拠点を移す。 著書に『中国残留孤児 70年の孤独』(集英社インターナショナル・2015)、『獄に消えた狂気 滋賀・長浜「2園児」刺殺事件』(新潮社・2011)、『イレーナ・センドラー ホロコーストの子ども達の母』(汐文社・2008)など。
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4.4高彬と煌姫を契らせるという陰謀が失敗に終わった守弥は、瑠璃姫が籠もる吉野に乗り込むが…!?(『守弥のジャパネスク・ダンディ』)。父母を亡くした小萩は、幼い姫の話し相手として貴族の邸に勤めることになる。それが瑠璃姫だった!(『小萩のジャパネスク日記』)。いよいよ京に戻ることになった瑠璃姫。みんなに内緒でこっそり帰京するが、それを待っていたのは…!?(『瑠璃姫にアンコール!』) 【目次】守弥のジャパネスク・ダンディ の巻/小萩のジャパネスク日記 の巻/瑠璃姫にアンコール! の巻/あとがき
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4.8大都市・シュテルンビルト発祥の“ヒーローシステム”は、今や世界各地で導入され、ヒーローも増加傾向にあり、シュテルンビルトにも新たなヒーローが!? 大人気アニメの続編が完全オリジナルエピソードでコミカライズ!!
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4.31945年の夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室で、原子核爆弾の研究が進んでいた。若き研究者・石村修が実験に没頭する日々のなか、建物疎開で家を失った幼馴染の朝倉世津が修の家に居候することに。時を同じくして、修の弟・裕之が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜ぶ3人。ひとときの幸せな時間のなかで、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見る修と世津だが、一方で物理学に魅了されていた修も、その裏にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を見据えていた。死への恐怖や未来への希望、それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、ついに運命の8月6日が訪れてしまう。戦争に翻弄されながら、未来へ向かう若者たちの青春グラフィティ。柳楽優弥×有村架純×三浦春馬×監督:黒崎博 映画ノベライズ!
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3.5全共闘に代表される若者たちの社会変革の運動が、国内のみならず世界で最高潮に達した「1968年」。 あれから現在に至るまで、国内ではいまだに当時を超える規模の若者の叛乱は出現していない。 そもそも、あの叛乱は何だったのか。 そして現在の日本に何をもたらしたのか。 メディアに流布される「1968年」の物語の外側から、その意義を洞察してきた笠井潔とスガ秀実。 同世代の批評家同士であり、かつ時に互いを批判し合ったこともある二人。 この論敵同士による、最初で最後の「対話」の行方は――。 聞き手は外山恒一。 ◆目次◆ 序章 対話の前に 第一章 1968 第二章 1968以後 終章 国家と運動のこれから
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4.1【第36回小説すばる新人賞受賞作】 定時制高校に通いながら無職の父に代わり働く耕一郎は、ある冬、苦労して貯めた八万円が無くなっていたことに気づく。 このことを父に問い質すと、父は金を使ったことを悪びれもせずに認めた上、予想を超える衝撃の言葉を言い放った。 衝動的に父を殴り飛ばした耕一郎は、雪の中に倒れた父を放置して故郷を逃げるように去る。 しかし、僅かな所持金は瞬く間に減り、逃亡生活は厳しくなる一方。 遂に金が底をつき、すべてを諦めようとしたそのとき、 「……なに、訳あり?」 公園の隅、小さなホームレスの溜まり場から、ひとつの手が差し伸べられる。 出会いと別れを繰り返し、残酷な現実を乗り越えた先、故郷へと帰る決意を固めた耕一郎を待ち受けていたものは――。 社会から切り離される圧倒的な絶望と、心と心が深く繋がるやさしさを描いた、25歳の若き著者による感動のデビュー作。
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3.3探偵部所属の高校生・朝戸雄一は、敬愛する先輩・後光院凛々花とともに、部に持ち込まれる事件を解決していた。しかしある日、凛々花が何者かの手で殺害・遺棄されてしまう。白骨化しながらも謎への執着を失わなかった彼女とともに、雄一は、新たに発生した連続放火事件の解決に挑むことになり……。第2回ジャンプホラー小説大賞銀賞受賞作!!
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3.0【SD名作セレクション(テキスト版)】葦原音矢は、片田舎の県立高校に通うごく普通の男の子。幼なじみの来栖真那実と共にスクールライフを満喫する毎日。しかしある日、巫女の衣装に身を包んだ美少女・大内斎が現れて、音矢の嫁だと宣言したからさあ大変。荒れる真那美、嘆く音矢。果てにはおかしな神様まで現れて世界を滅ぼそうとする始末。果たして音矢の音楽は、そして斎の舞は、世界を救うことが出来るのか?※この商品にはイラストが収録されていません。
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4.2心の傷と闘う子どもたちの現実と、再生への希望。“お化けの声”が聞こえてくる美由。「カーテンのお部屋」に何時間も引きこもる雅人。家族を知らず、周囲はすべて敵だった拓海。どんなに傷ついても、実母のもとに帰りたいと願う明日香。「子どもを殺してしまうかもしれない」と虐待の連鎖に苦しむ沙織。そして、彼らに寄り添い、再生へと導く医師や里親たち。家族とは何か!? 生きるとは何か!? 人間の可能性を見つめた感動の記録。
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5.0十八世紀半ば、ヴィーン。若き男爵シュテファンは、大きな秘密を抱えていた。本物のシュテファンは既に亡く、従姉妹であるルイーゼが、シュテファンと装っているのだ。すべては敬愛していた先代男爵を殺した者を探し出すため・・・・・・。そんな綱渡りのような日々を送っているなか、先代男爵の友人であり、政府の要職を務めるウーリヒ伯爵のもとに脅迫状が届いた。恩人でもある伯爵を助けたいと考えたシュテファンは、脅迫状を送りつけた人物を見つけようと捜査に乗り出すが、それは表沙汰にはできない貴族社会の闇へと繋がっていて・・・・・・? ハプスブルグ帝国を舞台に繰り広げられる愛憎渦巻く陰謀劇!
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3.4ショーゴが家の前で拾ったのは、行き倒れた外国人のレヴィで…。外国人×ウェイ系男子のラブストーリー。 ※本電子書籍は「メロキス-mellow kiss- 2018年3月号(第2号)」に収録の「レヴィさんとオレ~ありよりのハピネス~ 第1話」と同内容です。
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3.6なぜ大学改革は失敗し続けるのか――? オックスフォード大学の苅谷剛彦と東大の吉見俊哉が徹底討論! 大学入試改革が混乱を極めているが、大学の真の問題はそこにあるのではない。日本の大学が抜け出せずにいる問題の本質に迫る刺激的な対論! 今、大学は歴史的に見ても大きな変革期にある。世界の多くの大学が、いわば瀕死の状態に陥っており、とりわけ日本の大学が抱える問題は根が深い。幾度となく改革が試みられるものの、ほとんど成果が上がらないのはなぜなのか。本書では、オックスフォード大学教授の苅谷剛彦と、ハーバード大学でも教えた経験のある東京大学大学院教授の吉見俊哉が、それぞれの大学を比較し、日本のトップレベルの大学が抜け出せずにいる問題の根幹を、対論を通じて浮かび上がらせる。
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4.0顔の骨がうまく形成されない先天性の疾患「トリーチャー・コリンズ症候群」に生まれた、29歳の女性の《勇気と気づきの物語》。 「これは他の誰のものでもない、私だけの人生です」 5万人にひとりの確率で発症するとも言われる、「トリーチャー・コリンズ症候群」に生まれた山川記代香さん。顔の骨がうまく形成されなかった彼女は、これまでの人生で数多くの手術を繰り返さねばなりませんでした。けれど、それは見た目のためではなく、生きるために必要な手術だったのです。 幼いころから、見た目に対する心ない言葉や態度に傷つき、「どうして言い返せないのか」「どうすれば病気のことを理解してもらえるのか」と悩む日々が続く中、両親のサポートと周りの人たちの惜しみない助けを得た山川さんが、自分の弱さと向き合い、新たな人生に踏み出していく物語です。 相手に想いを伝えるということ、人と人が分かり合うこと、かけがえのない自分の人生を生きること。障害のあるなしに関わらず、自分を変えたいと思う誰もが多くの気づきと勇気に包まれることでしょう。 <内容> はじめに ――三つの問い 第一章 見た目は変えられないけれど 第二章 誰かがいるから頑張れる 第三章 自分の気持ちを伝えたい 第四章 人前に立つということ 第五章 私の進む道 おわりに ――自分の人生を生きるということ トリーチャー・コリンズ症候群について
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5.0「クールジャパン」に象徴される各国が競い合うようにおこなっている文化輸出政策。 保守政治家の支持基盤になっている陰謀論者。 政党がメディアや支持者を動員して遂行するSNS工作。 これらの起源は戦時下、大政翼賛会がまんがや映画、小説、アニメを用いておこなったアジアの国々への国家喧伝に見出せる。 宣伝物として用いられる作品を創作者たちが積極的に創り、読者や受け手を戦争に動員する。 その計画の内実と、大東亜共栄圏の形成のために遂行された官民協働の文化工作の全貌を詳らかにしていく。 【本文より】 全てが戦時下に連なるというのはある意味では正しい。 ぼくは戦後から現在に至る生活や政治や文化のあり方が戦後の基調にあり、その表層をお色直し、コーティングしてきた戦後民主主義が衰退して剥離することで、戦時下の様相が復興したと考える。 そしてそもそも戦時下に設計されたそれら文化創造や政治参加のあり方は良くも悪くも(私見ではより悪く)SNSやオンラインと整合性が高いとも考えられるのだ。 だから本書もまた、ぼくは戦時下の「協働する文化工作」をめぐる諸相を「現在」への極めてベタな批評として語ることにする。 (序章 協働する「文化工作」)