吉田一彦の作品一覧

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作品一覧

2021/12/17更新

ユーザーレビュー

  • 日本思想史の可能性
    天皇制について刺激的な論考があって読みごたえがあった。ただし、日本思想史の課題としては天皇制しかないという印象も受ける。それ以外にもテーマはいろいろあるのではないか。
  • シリーズ<本と日本史>(1) 『日本書紀』の呪縛
    天皇家の権威を確立するため、創作と削除によって神代からの歴史を記し定めた『日本書紀』はその後の歴史の記述のあり方を呪縛し続けていくことになった。貴族たちは自らの家系の顕彰を図る歴史書を残そうとするが、日本書紀の記述に沿いながら都合のいいものを盛り込む〈加国史〉と日本書紀よりも古い記録を標榜して新たな...続きを読む
  • 騙し合いの戦争史 スパイから暗号解読まで
    吉田一彦著。
    実例が多く紹介されていて面白かったです。
    ニセの戦車は、バカらしいがナルホドという作りです。
    練りにねった作戦も紹介されていて、また興味深かったです。
  • 無条件降伏は戦争をどう変えたか
    「軍人は一つ前の戦争に備える」と言うが、「平和運動も一つ前の戦争に備える」と言えよう。今の日本で平和教育の題材といえばもっぱら太平洋戦争だ。

    しかし、第二次世界大戦-太平洋戦争はかなり特殊な戦争だったことは忘れてはいけない。この戦争を端的に表す言葉は「総力戦」と「無条件降伏」。

    特に、過去に例が...続きを読む
  • シリーズ<本と日本史>(1) 『日本書紀』の呪縛
    「『日本書紀』は天皇の命令によって編纂された国家の歴史書である。(略)それは天皇の歴史を記す書物であり、それによって日本の天皇の政治思想を明らかにしようとする書物であった」

    8世紀、編纂され完成に至ってから今日まで、日本書紀はその後のさまざまな歴史書や家牒、または歴史そのものへなど影響を及ぼし、日...続きを読む

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