少年籠城

少年籠城

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

猟奇殺人×子ども食堂立てこもり
究極のサスペンスミステリ。

地方の温泉街の河原で、子どもの惨殺遺体が発見された。
警察は、小児わいせつ事件を繰り返していた15歳の少年・当真への疑いを強める。
逃亡中の当真は警官の拳銃を強奪し、子分とともに子ども食堂に立てこもった。
自分は無実で、人質を殺されたくなければ、警察は真犯人を捕まえろという。
子ども食堂の店主・司は、人質の少年少女を守るために戦うことを誓うが――

当真は本当に無実なのか。他に殺人犯はいるのか。
さらに新たな遺体が発見され、暴走する当真は引き金に指をかける――
誰もが予想できない結末が待つサスペンスミステリ。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文芸単行本
  • タイトル
    :
    少年籠城
  • タイトルID
    :
    1349397
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年05月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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少年籠城 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わってみると、切ない気持ちになりました。弱き声もちゃんと然るべきところに届き、変わっていくこと、互いに助け合うことをいとわない世界であってほしいと思いました。

    1
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    お…重かった…!!
    やるせない、いたたまれない
    こんなに人権を無視されている子どもたちが生きている地域があるだなんて思いたくないけど…
    貧困の連鎖、警察の不祥事、後手後手にまわる児童虐待、教育格差など、ときにテレビを騒がす問題がぎゅっと濃縮されていて読んでいてつらかった
    立てこもり現場の緊迫感で読む手が止まらず一気読み
    また読みたい

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった! 籠城してる側と外の警察でジリジリ話が進んでいく焦燥感。こういうサスペンスなミステリって精神削られるけど、好き。

    0
    2025年06月18日

    Posted by ブクログ

    泥首という温泉街の河原で子供の遺体が発見された。犯人と疑われた少年は町でも不良少年として有名な少年。職質の最中警官を襲い拳銃を奪って食堂に立てこもる。という話。少年は殺人を犯していないと言い、真犯人を捜査する警察と、立てこもられた食堂での話が並行して進んでいきます。
    世間のみんなは、死んだ子どもにしか興味ない。生きているうちは「自己責任」死んではじめて「かわいそうという」セリフが印象的。
    読後感は悪くない。傑作でした。

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    不良少年2人が子ども食堂に立て籠った。動機は何か。所詮、子どもが考えることだと侮っていた大人たちは、凶器が刃物と拳銃であることと、少年が躊躇わず引き金を引いたことに動揺する。子どもを人質にとり、敵意や殺意を剥き出しにし、欲望のまま行動する様子は、ひどく動物的であった。籠城が長引くにつれ、司や幾也に疲れが滲む。その中、ふたりがたどり着いた真実とは。当真たちは、親から虐待されていることを知りながら何もしてくれなかった大人や警察への怒りが溢れ、籠城することで自分たちの存在を知らせていた。重大なことを起こすことでしか自分の存在を知って貰えなかった。親になるべき人となるべきではない人。子どもは、子どもを望んでいる人のところを選んで生まれたら良いのになんて。親ガチャなんて言葉があるが、親から子への影響は人生を形づくるほど大きい。親になることが怖いと思うと共に、日本にもこのように流れ着いて馴染めずにいてもいなくても同然の扱いをされている子どもがいるのだろうと思った。私の知らない世界が本の中に広がっていた。

    0
    2025年03月14日

    Posted by ブクログ

    重い、とにかく重かった。
    しかし、続きが気になって一気に読み切った。

    子供たちがみんな幸せになってほしい。
    馬鹿な大人たちには天罰を。

    もしかしたら続編もあるかも。
    期待したい。

    0
    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    やはりハズレのない櫛木さん。櫛木作品との出会いは「世界が赫に染まる日に」。装丁は印象的だったが、正直内容はまぁそこまで印象に残ってなかった。その後「FEED」の改題「少女葬」でそのグロ描写と息苦しくなるような閉塞感に激ハマり。それから「寄居虫女」や「赤と白」「チェインドッグ」の改題「死刑にいたる病」「殺人監禁依存症」ですっかりその世界観のファンに。最近では「氷の致死量」や「老い蜂」「209号室には知らない子供がいる」「鵜頭川村事件」を読んだ。やはりハズレなし。すこし作風が違うように感じてあえて読んでいなかった「ホーンテッドキャンパス」のシリーズも読んでみた。

    と、過去作のお話はこの辺にして、今作は「少年籠城」とのタイトル。今までのタイトルに比べて面白そうとは思えない。だがそれは読むと覆される。舞台は地方の温泉街。脛に傷のある者たちが引き寄せられるように集まる泥首。子供がいなくなっても誰も気に留めない。学校にも通えず戸籍も不明瞭。識字率も低い。そしてそんな土地柄には特殊な性的嗜好者もいる。そんな街で育った司と幾也。2人は成長し、司はこども食堂を継いだ。幾也は警察官になるも自己肯定できない。そんなある日、河原で男児の惨殺遺体が見つかった。疑われたのは15歳の少年、当真。当真札付きのワル。職質した警官を傷つけ、銃を奪い子ども食堂に立て籠る。ここでタイトルを思い出す。この籠城の結末は?犯人は当真なのか?

    率直な感想、現代日本にもこんな地域や現実があるのだろうか?私が知らないだけなのか?バックパッカーをしていた頃にアジア諸国を周った。その時に見た光景に似ている。ここまで露骨ではないにしろ、未だにこども食堂とかあるのはその問題が残っているからか。昨今キックバックで叩かれつくしている行政に期待できるのか?子供からしたら大人の不甲斐なさを感じずにはいられないだろう。櫛木さんの社会派作品でもっと問題提起して欲しい。

    0
    2023年12月22日

    Posted by ブクログ

    終始緊迫感があった。
    行き場のない人達が集まるとこにある、食堂で起こった籠城。
    貧困や、住所がない子供たちが読んでいてつらくなる。
    とてもいい、1冊でした。

    0
    2023年11月25日

    Posted by ブクログ

    少年の貧困問題を余すところなく描く必読の大傑作小説、と言い切ってしまおう。被疑者少年が困窮する子供を支援する食堂に籠城してから事件解決までの、籠城と事件捜査、生安課の腐敗、そして育児放棄された子供たちの精神性と思考回路を確り描きながらも、エンターテインメント性を忘れず、とても読み易いながら重厚感たっぷりのミステリー小説に昇華している。後味の良さも好感触。「死刑にいたる病」よりもこちらの方が映画化に向いている気がする。遡って櫛木作品を読んでみたくなった。

    0
    2023年10月24日

    Posted by ブクログ

    すごい本に出会った印象です
    徐々に引き込まれていきました
    3時間ほどでかかりましたが
    一気に最後まで読んでしまいました
    読みながら胸が苦しくなりましたが
    考えさせられました
    確かに、自分の地域にも子供食堂が増えております
    小説の中の、子供がお腹いっぱいご飯を
    食べたいと言った言葉が印象的でした
    色々考えさせられました


    0
    2023年09月30日

少年籠城 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文芸単行本
  • タイトル
    :
    少年籠城
  • タイトルID
    :
    1349397
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年05月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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