少年籠城

少年籠城

2,200円 (税込)

11pt

猟奇殺人×子ども食堂立てこもり
究極のサスペンスミステリ。

地方の温泉街の河原で、子どもの惨殺遺体が発見された。
警察は、小児わいせつ事件を繰り返していた15歳の少年・当真への疑いを強める。
逃亡中の当真は警官の拳銃を強奪し、子分とともに子ども食堂に立てこもった。
自分は無実で、人質を殺されたくなければ、警察は真犯人を捕まえろという。
子ども食堂の店主・司は、人質の少年少女を守るために戦うことを誓うが――

当真は本当に無実なのか。他に殺人犯はいるのか。
さらに新たな遺体が発見され、暴走する当真は引き金に指をかける――
誰もが予想できない結末が待つサスペンスミステリ。

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少年籠城 のユーザーレビュー

4.3
Rated 4.3 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    不良少年2人が子ども食堂に立て籠った。動機は何か。所詮、子どもが考えることだと侮っていた大人たちは、凶器が刃物と拳銃であることと、少年が躊躇わず引き金を引いたことに動揺する。子どもを人質にとり、敵意や殺意を剥き出しにし、欲望のまま行動する様子は、ひどく動物的であった。籠城が長引くにつれ、司や幾也に疲

    0
    2025年03月14日

    Posted by ブクログ

    読み終わってみると、切ない気持ちになりました。弱き声もちゃんと然るべきところに届き、変わっていくこと、互いに助け合うことをいとわない世界であってほしいと思いました。

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    重い、とにかく重かった。
    しかし、続きが気になって一気に読み切った。

    子供たちがみんな幸せになってほしい。
    馬鹿な大人たちには天罰を。

    もしかしたら続編もあるかも。
    期待したい。

    0
    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    やはりハズレのない櫛木さん。櫛木作品との出会いは「世界が赫に染まる日に」。装丁は印象的だったが、正直内容はまぁそこまで印象に残ってなかった。その後「FEED」の改題「少女葬」でそのグロ描写と息苦しくなるような閉塞感に激ハマり。それから「寄居虫女」や「赤と白」「チェインドッグ」の改題「死刑にいたる病」

    0
    2023年12月22日

    Posted by ブクログ

    終始緊迫感があった。
    行き場のない人達が集まるとこにある、食堂で起こった籠城。
    貧困や、住所がない子供たちが読んでいてつらくなる。
    とてもいい、1冊でした。

    0
    2023年11月25日

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