事件は終わった

事件は終わった

1,980円 (税込)

9pt

年の瀬に起きた痛ましい〈地下鉄S線内無差別殺傷事件〉。
突然男は刃物を振り回し、妊婦を切りつけ、助けに入った老人を刺殺した。
時は過ぎ、事件に偶然居合わせてしまった人々には、日常が戻ってくるはずだった――。

会社員の和宏は、一目散にその場から逃げ出したことをSNSで非難されて以来、日々正体不明の音に悩まされ始め……(「音」)。
切りつけられた妊婦の千穂は、幸いにも軽傷で済んだが、急に「霊が見える」と言い出して……(「水の香」)。
事件発生直前の行動を後悔する女子高生の響が、新たな一歩を踏み出すために決意したこととは(「扉」)。
人生に諦念を抱える老人が、暴れる犯人から妊婦を守ろうとした本当の理由とは(「壁の男」)。
ほか、全6編。

大注目の『このミス』大賞&推理作家協会賞作家が贈る、事件が終わって始まった、少し不思議でかなり切ない〈その後〉を描く連作短編集。

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事件は終わった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白い、というと不謹慎と言われるかもしれないが、
    事件に至るまで、ではなく
    事件が終わった後の関わった人々のオムニバスを見れるのが興味深かった。

    降田天さんの作品はどこかウルっときてしまう。言葉の選び方や間が原因か??

    最後の話は何か読み取れなかった『裏』があるようなないような?ないのかな?

    0
    2023年07月23日

    Posted by ブクログ

     年の瀬に地下鉄内で起きた無差別殺傷事件。ほどなく犯人は取り押さえられ事件はひとまず終息した。だが、その事件に遭遇した人たちにとっては、未だ事件は終わってはいなかった。6話からなる連作短編集。

         * * * * *

     まずテーマがよかった。

     何らかの事故や事件に巻き込まれ、その PT

    0
    2023年02月01日

    Posted by ブクログ

    地下鉄S駅無差別殺傷事件
    突然男が電車内で刃物を振り回し、妊婦を切りつけ、助けに入った老人を刺殺した。
    事件のその後、事件に関わった人たちの話。
    それぞれなんとなく切ない
    犯人に関することは何もなくて、そこがちょっと残念。

    0
    2024年04月18日

    Posted by ブクログ

     一つひとつの話が、とても練られている。
     犯人や犠牲者のことは掘り下げられていないが、周囲の人たちは、深く。
     

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    題材が面白そうで読み始めた。
    読み進めてみると、パターン化した感じで(事件をきっかけに後ろ向きだったけど、前向きになっていく)、こんな感じねと思った。
    けれど、最後の話で全てつながったようですっきりした。

    0
    2024年02月03日

    Posted by ブクログ

    ★4.5
    クリスティでいう「ゼロ時間」の後の話。事件関係者がそれぞれPTSD発症。オカルトチックな展開を挟み、ミステリーからの感動どころにストンと落ちる。連作短編だけど、野江さんがある意味核かも。

    0
    2023年09月12日

    Posted by ブクログ

    ニュースなどでは事件の報道があるとそこで終わりみたいに感じてしまいますが、当事者にとっては、そこからも影響がある。そんな事を思わせてくれる作品でした。多少、不思議な出来事もありましたが、切なく、また心暖まる作品でした。

    0
    2023年07月03日

    Posted by ブクログ

    ある事件の被害者たちのその後を描いた連作短編小説。
    少しプロットが複雑になる傾向を感じたが、伏線が上手くハマっている作品は長編を擬縮したようが濃密さがある。

    事件直後の逃げ出した若い男、犯人のそばに座っていた妊婦、同じ車両に乗り合わせていた男子高校生、犯人に立ち向かった初老の男。

    被害者の描き方

    0
    2023年06月23日

    Posted by ブクログ

    以前、秋葉原通り魔事件の被害者の方のブログを読んだことがあったが、
    たしか5年くらい経っていたのにPTSDがすごくて大変な生活を送っておられた。

    こういう事件はいつ自分が巻き込まれるかわからない。犯人が逮捕されておしまいではなく
    その後の体だけではなく心が元通りになるまでに時間がかかる。

    だけど

    0
    2023年02月19日

    Posted by ブクログ

    年の瀬も近い十二月二十日、『地下鉄S線内無差別殺傷事件』が発生した。

    本作は、不運にもその場所に居合わせた人々の、その後の人生が描かれる。

    事件が解明され、形として終わりを告げられても、事件を経験した人達に以前と同じ生活は戻らない。

    事件が起きた瞬間の動画がSNSで拡散され、被害者でありながら

    0
    2023年02月18日

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