彼女はもどらない

彼女はもどらない

小説・文芸
704円 (税込)

3pt

雑誌編集者の楓は、娘の衣装を自作する人気ブロガーに批判的なコメントをしたことから、自身の過去のブログを匿名掲示板で晒され、陰湿なストーカー被害に遭うようになった。一方、寝たきりの妻を抱える官僚の棚島は、家庭や職場でのストレスを解消するため、ブログで執拗に絡んできた女を破滅に追い込もうとする――。ネット上の二人が現実で交叉したとき、驚天動地のどんでん返しが炸裂する。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    宝島社文庫
  • タイトル
    :
    彼女はもどらない
  • タイトルID
    :
    694834
  • ページ数
    :
    331ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年01月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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彼女はもどらない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ネットトラブル・炎上により彼女はもう元にはもどらない、というお話(?)。

    仕事の失敗で担当を外された女性編集者はそのイライラを人気ブロガーへとぶつける。
    一方、人気ブロガーのほうは奥さんが意識不明の状態にあり、仕事と子育てに追われながら、批判に対応していく。

    両者の視点を交互に描きながら、お話が進んでいく。
    最初に裁判描写があり、事件の顛末が明らかになっている。
    どうやってそこに辿り着くのかを考えながら読み進めていくと、どうにもそういう結果にはならなそうだぞ、となる。

    そして後半怒涛の真相が次々と明らかになっていく。
    そことそこがつながって、あそことあそこもつながって、あれとこれもつながるんかーい!となる。

    裁判描写があることで見事にミスリードさせられた感がありましたなぁ。

    批判や誹謗中傷、それぞれに抱える事情があったとしても、他人にぶつけていいものなんて何もないんだな、ということがわかりました(?)。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    油断していたら騙されてしまった。構成は見事だし種明かしまでのストーリー展開も細かく書かれていてよかった。何が本当に大事なのか見直す大切さに気づけた良い作品でした。

    0
    2026年02月19日

    Posted by ブクログ

    強い女編集者が人気ブロガーに批判的なコメントをした事がきっかけち、ストーカー被害に遭う。
    過去の闇に引きずられて怯える楓に、追い討ちをかけるように様々な真実が明るみにでて、楓自身が壊れていく。
    信じれる人は誰一人としていない。
    一つずつ、一つずつカードが捲れるような真実の匂わせに、戦慄して読む手が止まらない。

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

     ブログへのコメント等、ネット投稿を通して悪意がエスカレートし、やがて悲劇へとつながっていく様を描いた作品。
     3部からなる。

          * * * * *

     主人公は2人。出版大手で編集者を務める綾野楓と経産省の職員・棚島。この2人の視点での物語が交互に展開されていきます。

     互いにストレスフルな職場です。
     ささくれ立った気持ちの捌け口を求めるかのように、攻撃的なコメントをネット上で闘わせる2人。
     顔も知らない相手への口撃に、読んでいる方ももやもやハラハラが募って疲れるばかりでした。

     プロローグでの衝撃的な描写からも、殺人事件が起きるまでの軌跡を辿るだけのイヤミスかと思っていましたが、そんな単純なストーリーではありませんでした。

     第3部は思わず唸ってしまう展開で、そのタイトル「真実」に相応しい見事な終章だったと思います。 

    0
    2022年09月15日

    Posted by ブクログ

    記憶を消してもう一度読みたい作品。
    楓のストーカーやヒロイン問題と、棚島の家庭がふたりの視点で進んでいくが、2周目と1周目とでは訳が違う。
    伏線回収も綺麗で終わり方も収まりが良かった。

    0
    2021年08月22日

    Posted by ブクログ

    かなり面白い。展開が読めずに、ハラハラしながら、ラストまで一気に読切ってしまった。
    途中、重たい部分もあったが、ネットの誹謗中傷などもテーマとして描かれており、現代の闇も感じさせる。ラストに仕掛けが分かったところで、混乱から感動へと目まぐるしく感情が揺さぶられ、打ちのめされる。意図せぬ悪意が重なることが、謎を呼び、悲劇が生じるというストーリーに、何とも言えぬ爽快感と悲哀を感じる。
    戻らぬ彼女とは、誰か。是非多くの人に手に取って確かめて貰いたいと思う。

    0
    2021年04月09日

    Posted by ブクログ

    すごい話があるものだと思いました。
    まさかの結末に本当にびっくりしました。

    主人公の楓や棚島は仕事はかっこいいですが、相当病んでいると思いました。

    途中ホラー小説かとも思い気持ちが悪くなりました。
    最後の最後まで驚きの連続で、途中までの感想がふっとびました。

    SNSがどうこうでなく話の全体の構成がすごいと思いました。

    最初の2ページを何度も読みながらめくり返しましたが、最後まで読まないと本当の意味はわかりません。

    練りに練られた構成力の完成度の高いミステリーだと思います。
    すごく怖かったです。
    詳しいストーリーはちょっと書けないです。

    0
    2021年04月06日

    Posted by ブクログ

    心理描写がうまくて、読んでて辛くなるくらいに伝わってくる。
    第三部の真実から怒涛の伏線回収が始まって、どんでん返しの連続 素晴らしかったです。

    0
    2020年01月18日

    Posted by ブクログ

    高い意識をSNSに記す女性編集者の楓、娘への手作り衣装をブログに載せる経産省の官僚棚島。
    読者視点では日常のストレスを理由にお互いの弱点を叩き合うふたりに見えるが、楓がストーカーに怯えだす後半から一気に不穏な雰囲気に。
    広大なネット上ではなく、過去から現在にわたる劣等感、自意識が招いた狭い範囲のトラブル。
    読者を飽きさせない展開でおもしろかった。

    0
    2026年07月31日

彼女はもどらない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    宝島社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    宝島社文庫
  • タイトル
    :
    彼女はもどらない
  • タイトルID
    :
    694834
  • ページ数
    :
    331ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年01月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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