有限会社さんず スーサイド・サポート・サービス

有限会社さんず スーサイド・サポート・サービス

803円 (税込)

4pt

3.4

極限のどんでん返しが続く、劇薬ミステリ。

とある業者が誘う、「死にたい」という願望の先の、驚愕の結末。
極限のどんでん返しに翻弄される、息もつかせぬ“劇薬“ミステリー。

雇っていたバイトが自殺未遂し、周囲の態度と激務に苦悩するコンビニの雇われ店長。
愛する人のため、一刻も早く行方不明になりたいと言う女。
蝶のコレクションをふさわしい人に譲ってから、蝶の毒で死にたいマニアの男。
保険金がほしい元半グレの居酒屋店主。
赴任先の同僚から日常的に性暴力を受けるようになってしまった女性教師。

「死にきれないあなたのお手伝いをいたします」
死を望む者のもとにどこからともなく届けられる白いカードは、自称「自殺幇助業者」への連絡手段。
そこにある二次元コードは人々を、そして業者自身をも、思わぬ結末へと導いていく。

※この作品は過去に単行本として配信されていた『さんず』 の文庫版となります。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルにある通り自殺幇助会社のお話。悪趣味なテーマではありますが、物語としては積極的に自殺を勧めているわけではありません。むしろ心残りの解消が物語の中心と言えるかもしれません。
    賛否あると思うけど、自殺の理由なんていくらでもあるんだろう。

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    死にきれないあなたのお手伝いをいたします。

    死にたいと思っているところにカードが届くらしい。
    片面は真っ白で裏にQRコードのみ。
    読み込むと「有限会社 さんず」どうやら自殺幇助をしてくれるらしい。
    こんなこと可能なのか?どんなに死にきれなくても死ねるようにしてくれるのか?
    どきどきとしながら読み進

    0
    2024年11月27日

    Posted by ブクログ

    短編集
    死にたいけど死ねない人のお手伝い…だが。
    一話目が一番のどんでん返しでスッキリして面白かった。せっかくプランがふたつあるのだから両方の話を読みたかった。でもこの小説の死に対する向き合い方としてはやはり選択肢はひとつになるのかな。

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    面白かったが、結末がどうもしっくりこない。妹の自殺の動機にどうもリアリティがなく、腑に落ちないまま。

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    カトウとスガの2人による自殺幇助サービスのお話。
    「さんず」は三途と3Sがかかっているようです。
    死にたいと思わないことって、とても幸せなことなんだろうなぁ。
    個人的に第三話の「蝶の男」がお気に入り。

    0
    2024年12月19日

    Posted by ブクログ

    それぞれが長くない話の後世になっていて読みやすかったです。
    『自殺』という暗いテーマがずっと続くのかと思いきやその背景や留まりたいという自殺者の気持ちや幇助する側の留まって欲しいという気持ちも読み取れる小説でした。

    0
    2024年11月15日

    Posted by ブクログ

    再読2回目。
    まぁ、面白かったんだけど。わたしが思っていた「どんでん返し」とは違った。ちょっとずつ剥がれていく感じで、それはそれで楽しいんだけど。「えーっ、だまされたー!!!」的なやつを期待してるとちょっと違う。これはこれで面白いんだけど。さ、もう一回読もう。

    0
    2024年11月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自殺幇助業者という、これまで読んだことのない職業がメインキャラの物語だった。
    殺し屋とか殺人事件を解決する探偵とか、そういう話はたくさん読んできたけど、自殺を手助けすることを物語にしてしまおうというのはユニークな発想だと思った。

    それぞれの章は話が長すぎず、視点もコロコロ変わるので気持ちを切り替え

    0
    2025年07月15日

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