氷の致死量

氷の致死量

小説・文芸
990円 (税込)

4pt

被害者を解体し、その臓物に抱かれる殺人鬼。彼が慕う“聖母”とは?『死刑にいたる病』の著者が放つ新たなるサイコ・サスペンスの金字塔私立中学に赴任した教師の鹿原十和子は、自分に似ていたという教師・戸川更紗が14年前、殺害された事件に興味をもつ。更紗は自分と同じ無性愛者ではと。一方、街では殺人鬼・八木沼武史が“ママ”を解体し、その臓物に抱かれていた。更紗に異常に執着する彼の次の獲物とは……殺人鬼に聖母と慕われた教師は、惨殺の運命を逃れられるのか?『死刑にいたる病』の著者が放つ、傑作シリアルキラー・サスペンス! 解説/大矢博子

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氷の致死量 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    鹿原十和子…ICE…茂樹
    戸川更紗…江藤
    浜本夕希
    森宮伸次郎
    灰田…ロッテン
    丹波
    杵鞭
    志渡
    市川樹里
    市川美寿々
    八木沼武史
    今道弥平
    伊野田忍
    小柳
    戸川拓朗…ラビ
    月村委員長
    JB
    猫井

    ミカ
    マキ
    ナミノ
    しずく
    ウメダ
    土肥
    トニオ
    メイ

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    ある中学に着任した主人公の教師 鹿原十和子が、自分に似ているといわれている14年前に殺害された教師 戸川更紗に興味を持つ

    彼女は自分と同じアセクシャル(無性愛者)ではないか?
    主人公と更紗に執着する、残虐な殺人を繰り返す八木沼武史の過去と現在とが交錯する


    性的マイノリティが沢山挙げられていて知らないことが多かった
    アセクシャル、アロマンティック、リスロマンティック、ズーフィリア⋯

    そして薄ら寒い思いがしたのは、慕われすぎたせいで、逆に不幸を望まれるという、
    先生が好きすぎるから、僕らだけのものでいてほしい、妊娠といった誰かのものになるのは許せないという心理
    自分のものにならなくてもいいから他の人のものにもならないでほしい、という

    「僕のママになってほしい」というヤバい人が2人もいて性的マイノリティより少数派なんじゃない?と思った

    だけど希望のある終わり方をしているのがいい

    細部まで気を配るような丁寧な描写なので難しくなく、520ページもあるのにサクサク読めた
    読み応えもあり、おもしろかった

    0
    2026年06月09日

    Posted by ブクログ

    読み切った感!大満足でした。
    アセクシャル、性的マイノリティ、幼少期の虐待、虐待の連鎖、、、たくさん勉強になりました。
    ミステリーの方もとても面白かった。読み応えあった。

    主人公は最後何と言いたかったんだろう、、

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    読書で年越ししちゃいました。
    情報量が多くて、新しい知識がドンドンと流れ込んできました。そんな中でも、やはり親の影響というのは、こんなにも大きいのかと恐ろしくなりました。最後の最後まで、ドキドキした1冊でした。今年もたくさんの素敵な本に出逢えますように。

    0
    2026年01月01日

    Posted by ブクログ

    いや面白いな!こんな話になるとは予想外。
    良い意味で裏切られた。
    相変わらず凄惨な殺害シーンや胸糞悪いシーンはあるものの、性的マイノリティである十和子が本来の“自分”を取り戻すまでを描いたサスペンスだといえる。
    それにしても、歪な親子関係が齎す悪影響には腹立たしくて虚しい気持ちになる。
    「じゃあ第三者として何が出来るの?」と問われると、何も言えなくなるのが歯痒いな。
    性的指向でも、初めて聞くようなものがあって「知らないことばかりだな」と思った。
    何においても少数派は理解されにくい事が多い。
    作中の『ASMA』のように、それを安心して開示できる場ってホント大事ですよね。
    全体的に重めだけど、希望はある。
    即解決は無理でも未来は開けてる。
    読後感も良いし、本当に面白かった。

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    愛情って誰に向けるものなんだろうか。
    「死に至る病」を映画で見てすごく作家さんが気になってこちらを読みました。
    殺人の手口のグロさがまず衝撃すぎる。映像化したら気持ち悪くなっちゃう人絶対いるよって思いながらも見たい好奇心がでちゃいます。
    母親の愛を求めて女性の臓器を取り出して抱きしめる殺人犯、14年前に殺された女性教師とよく似た主人公の女教師。このふたりの視点が交互に動くからこそ、どこで交わるのかハラハラしました。
    サイコパスの猟奇殺人かと思えば、愛情って何だったんだろうと親子関係の在り方を問われる作品で重みが十分にありました。
    また、女教師がなぜ殺されて、自分も嫌な雰囲気に巻き込まれているのかというところも性別や、人を愛すること、自分とは何だったんだろうと社会の息苦しさを自らの殻を破っていく成長も見える壮大な問題提起でした。
    問題行動に見えて実はSOSだった、大人になってからはもう変わることがないなど、思春期の行動や言葉の1つ1つが分岐点になって未来が歪んでしまった行く末をそれぞれ見せられています。
    でもラストはまた事態が大きく変わって、こんなにも連続殺人犯の印象が変わる作品は中々ないと思います。ちょっと好感度あがってしまいました。

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    最近、グロテスクや残酷描写よりもミステリーとかトリックとか最後のどんでん返しみたいなそっちの技巧系が多い気がしてる。少女葬よりもグロいのってまだない。

    0
    2024年06月24日

    Posted by ブクログ

    社会的課題とミステリを絡めた作品。
    相変わらず描写が残虐。とてもグロテスクだった。
    性的マイノリティに関しては初めて知る部分も多く勉強となった。
    LGBTQが主流というイメージがあったが性にも個性があるということを知り驚いた。

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    「ママ」なんて気色の悪い呼称で呼ぶからこんな事になるんだ。「おふくろ」と「おっかあ」で統一したらこんな事件おきないんだぜ

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

    残酷で猟奇的な描写が多い作家さんだけど、大切な問題提起をしてくれる。
    アセクシャルの登場人物を代表として、性的マイノリティや性を通した支配者、被支配者の関係が描かれているのは読み応えがあった。

    0
    2024年03月03日

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