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肩肘はってシングルでいるわけじゃない。でも、もしかしたらこのままずっとシングルかもしれない。結婚はしたいけど、好きでもない男と暮らす気にはなれないし、好きというだけで結婚してしまえるほど、もう無邪気ではない。恋愛、友達、遊び、将来、シングルだからこそ、考えなければいけないこと。ブルーな気分に落ち込んだとき、あなたを少しだけ楽にしてくれるそんなヒントがいっぱい。
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Posted by ブクログ
唯川恵さんはよく昔読んでいましたが、いつも主人公がハッピーエンドで終わらない話が多いと感じていました。 今回は自身の経験談と読者からの経験談を織り交ぜて独身女性の生き方を連ねています。 これが15年ほど前の本なんて何だか信じられません。どの話も20代後半の私からすると身近に感じられすぎて。 確かに細...続きを読むいメンソール咥えて、長い髪を振り乱して夜の街に繰り出す、とかいう下りは時代を感じましたが。笑 特に私自身も事務職OLしているので、筆者の感覚に近いものがあり、様々な章で共感しまくりました。シングルでも今を大いに充実させないとと思わせてくれる一冊。
唯川恵が女について語ったエッセイ。 女の卑怯さを語った一方で、 女の美しさを語る。 そのままの文章で、そのまま伝えようとする感じ。 個人的には結構お気に入り。
唯川恵にハマった作品。 最近結婚できない・結婚しない女性のドラマなど女性のおひとりさまがなにかと話題ですが、そうした言ってしまえば傷の舐め合のための作品ではなく、焦らず自分のままでいいと背中を押してくれる作品。時折ふと読みたくなる。お気に入りです。 ちょっと今の時代とは合わないな、という部分もあるの...続きを読むでそこだけ星マイナス一つ。
つい読んでしまった一冊。 好きってだけで結婚したいよおおおってごろごろした16歳の冬でした。着実にメンヘラの芽を育てています。
唯川恵さんのエッセイ集。 29歳の執筆活動を始めるまでは、OLだった彼女。 30歳くらいまでは会社勤めだったらしい。 このエッセイ集は、アラサー世代の独身女子たちを そのまま映し出しているような、リアルな内容でした。 その中で心の残った部分を・・・。 ・「私はまず私自身でいなくては」 恋人...続きを読むがいても、家族がいても、子供がいても 結局は「私の生活はどうなの?」っていう所を 忘れずに心の中に持っていたいものです。 ・頑張っておおいに「チクショー」と思いましょう。 誰にでも、「チクショー」という気持ちになることがあるけど、 そのチクショーをそのままで終わらせるんではなく プラスに持っていかないと。ピンチはチャンスだし。
シングルでもいいじゃん。 いや、それでも悩みはあるし 誰か側にいてくれたら それは嬉しい。 揺れる女心が 明るく赤裸々に 書かれています。
恋人・友達・家族・知人…色んな人々のなかで生きているけど、人はやはり「ひとり」という単位のなかにいる。最後は、結局頼りになるのは自分自身なのだと著者が書いているように、私もつくづくそう思う。 まずは・・・恋愛 つぎは・・・友達 それから・・遊び そして・・・将来 またもや・・恋愛 「もしか...続きを読むしたら、男友達は、恋人よりも厳しい条件になるのかもしれません。 恋は、信頼を裏切る嘘も平気でつく、そんなとんでもない男でも好きになってしまう。 でも、友達にまずそれはありません。基本はあくまでも信頼です。」 理想の男友達・・・ 「女と男。せっかく違う性に生まれたのだから、どこかその違いの部分に惹かれていなければつまらない。 もしかして、ひょんなことから恋人に変わってしまうかもしれない、という小さな危険を孕み(はらみ)つつ、仕事や恋の相談などもできる相手。」 ↑ こんなに引用していいのか??? だけど、自分の言葉でうまく書けないのです;;; この文章にひどく納得して。。。 友達と恋人の境界線なんて、人それぞれ考え方・捕らえ方が違うからわかりませんが、2人の間にはそういう微妙なlanguageがあるのでしょうね。
ひたすらに共感。 30前の独身女あるある、「これでいいのか」病。 結婚するわけでもなく、仕事が面白いわけでもなく、やりがいや目標が何もなく、ただ毎日が漠然と過ぎてゆく、そのことへのたまらない不安と焦燥。 文庫版あとがきには、ダブルでもブルーってね。 不安や焦りがあるのはきっと結婚しても同じで、 ...続きを読む仕事が面白くなってもきっとそう。 考える時間があれば悩みこんでしまうけれど、 それは今しか見えてないからだよって思わせてくれた〜 ブルーなのはシングルだからじゃなくて。 ダブルでもきっとブルーはブルー。 ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー的な!笑 ブルーはブルーでも、書影みたく鮮やかで清々しいブルーでいたいなあって
恋愛、友達、遊び、将来に関する随筆集。 20代の単身者の等身大の気持ちと意見が分かるかも。 「文庫になるということで、手を入れました。」 几帳面な性格が出ている。 20代で転職し、29歳で作家として登場した一般人らしい、 それぞれの時代の普通の考え方を垣間見ることができるかもしれない。
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