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Posted by ブクログ
"聖女になる日”が良くも悪くも印象深くて
余韻が数日間続いている。
簡単に言ってしまえば
よくあるストーリーなのかもしれない。
ただそのよくあるストーリーに
唯川恵の世界観が組み込まれることにより
美しさや切なさ、時には猟奇的さえも
気持ち良く融合した作品になっているものだから
ただただ引き込まれていく。
聖女になる日に限らず
女性の本質、人としての本質、そういったものを
読者の想像を引き立たせながら
時に良い意味で斜め上の裏切ったような描き方に
長けているのは勿論のこと
言葉の選び方も大胆且つ繊細で本当に好き。
そして現実味のある生々しさが
奥底に眠っている衝動や欲望を刺激してきて
忘れかけていた感情を思い出させてくる。
"めまい"と同じくらい好きな短編集。
Posted by ブクログ
恋愛から性生活まで何でも話し合える母とはもちろん本の趣味も合う訳で。
そんな母から勧められて読んだ一冊。彼女は唯川恵さんの本が好きらしくよく読んでいる。
女を巡る短編集で一話完結なので大変読みやすい上にラスト1ページあたりで話が
谷を転がり落ちるように展開するのが大変小気味良い。
中にはありがちな展開だな、とゆう話も何篇かあったが全体的に女の情念がリアルに、しかし美しく書かれており満足。
どの話も作者さんのご出身地の金沢が舞台になっており、読んでいると眼前に古都金沢の美しい風景が
目に浮かぶようです。・・・そうだ、旅に出よう・・・!
母から鼻息荒く次の唯川恵さんの本を薦められているのでそちらも楽しみです。
唯川恵さん、好きな作家さんになりました。
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