歴史・時代の検索結果

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  • 母上は別式女

    母上は別式女

    小説・文芸
    3.7
    1~3巻693~748円 (税込)
    「別式女」は実在した。大名家の奥を守る女武芸者のことで、御三家や仙台藩などの大藩には置かれていたが、万里村巴が仕えるたった5万石の雨城藩に6人もいるのは珍しい。なかでも巴はその統率者たる「別式女筆頭」なのである。その任務は多岐にわたり、藩主の妻女の護衛のほか、家臣の子女への剣術指南なども行った。だが巴は、剣の腕は立つが料理はからっきし。反対に夫の音次郎は、上屋敷の賄い方助として料理の腕をふるっているのだ。そんな「凸凹夫婦」の万里村家には、皮肉屋の父や楽天化の息子もいて、まったくもって目が離せないのだ……。
  • 成り上がり弐吉札差帖

    成り上がり弐吉札差帖

    小説・文芸
    3.7
    1~6巻770~858円 (税込)
    武家社会の中で江戸の裏長屋暮らしだった少年・弐吉は、直参の侍の狼藉がもとで両親を亡くし、札差・笠倉屋で小僧奉公をすることに。逃げ場のない俊吉は、家族を奪った武家への強い恨みを心の底に持ちつつも日々夢中で働いていた。弐吉の一生懸命な働きぶりと持ち前の優しさが伝わり、周囲には少しずつ味方が増えていく。また、札差の仕事を通じて、傲慢で威張ってばかりいるようにしか見えなかった直参御家人のお金事情やそれぞれの家の問題点が見えてくる。「これは、おもしろい」弐吉は、この稼業に一生をかけようと決めた。 その矢先、笠倉屋からの貸金がある札旦那が、辻斬りの嫌疑をかけられて御家断絶の危機に。そうなると貸金は一文の回収もできなくなる。主人から「冤罪を晴らせ」と命じられた弐吉は札旦那の身辺を探り始め……。著者渾身の新シリーズ始動!
  • えにし屋春秋

    えにし屋春秋

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻792円 (税込)
    浅草の油屋・利根屋の娘お玉に、本所髄一の大店の主人との縁談が持ち上がった。しかし見合いの前日、お玉は置手紙を残して姿を消した。利根屋の体面と命運のかかった縁談である。身代わりとなったおまいは、当日、〈えにし屋〉を名乗る謎めいた女の元で、美しく着飾らせてもらい見合いの席に臨む。しかしその後もお玉の行方は一向に掴めないままで……。浮世には結びたい縁もあれば切りたい縁もある。縁を商いとする者と頼る者の光と影に、心揺さぶられる長篇時代ミステリー、シリーズ第一作。
  • ウィ-ンの密使

    ウィ-ンの密使

    小説・文芸
    3.7
    1巻880円 (税込)
    オーストリアの青年士官ルーカスは皇帝の密命を受け、フランス王妃マリー・アントワネットの元に向かう。フェルセンとの恋に身を焼くアントワネットを説得し、ミラボー、ダントン、ロベスピエールらを利用して、革命阻止をはかるルーカスに迫る影。王妃が皇帝にあてた密書とは。激動の2都に展開する大河ロマン。(講談社文庫) マリー・アントワネットを洗脳せよ。 革命の陰にうごめくオーストリアの罠。狂乱のパリに向かう青年士官の野望。 オーストリアの青年士官ルーカスは皇帝の密命を受け、フランス王妃マリー・アントワネットの元に向かう。フェルセンとの恋に身を焼くアントワネットを説得し、ミラボー、ダントン、ロベスピエールらを利用して、革命阻止をはかるルーカスに迫る影。王妃が皇帝にあてた密書とは。激動の2都に展開する大河ロマン。
  • 三国志名臣列伝 呉篇

    三国志

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,800円 (税込)
    周瑜から陸抗まで、三国志の世界は奥深い! 勇敢な父の孫堅と兄の孫策を継ぎ、長江流域に広大な王朝を築いた孫権。 大国「魏」と対峙し、赤壁の戦いに勝利した。 周瑜、魯粛、張昭をはじめ、この「呉」の国を支えた人物に、新しい光をあてる。 1800年の時を越え、初めて見出された真実とは? 著者の長年のライフワークともいえる「三国志名臣列伝」シリーズ、堂々の完結! 目次 周 瑜(しゅうゆ) 魯 粛(ろしゅく) 張 昭(ちょうしょう) 甘 寧(かんねい) 陸 遜(りくそん) 朱 然(しゅぜん) 陸 抗(りくこう) あとがき『三国志』支流の景色
  • 貸本屋おせん

    貸本屋おせん

    小説・文芸
    3.7
    1巻800円 (税込)
    オール讀物新人賞を満場一致で受賞! 高荷を背負って江戸の町を巡るおせん。板木盗難や幽霊騒ぎ、幻の書物探しなど様々な事件に巻き込まれながら好事家たちに本を届ける! 解説=久田かおり 単行本 2022年11月 文藝春秋刊 文庫版 2025年5月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 義妹にちょっかいは無用にて : 1

    義妹にちょっかいは無用にて

    小説・文芸
    3.7
    1~7巻704~770円 (税込)
    理世は長崎の商家から旗本家に嫁ぐために江戸に来て大平家の養女となった。大平家の三男、将太は子供時分は鬼子とも呼ばれる暴れん坊だったが今は手習所の師匠として筆子を教えている――二人は仮そめの兄妹になった。が、将太は〝 美しい妹にひと目惚れ〟してしまう! 苦悩しつつ想いを封印し、縁談を反故にされてひとりぼっちの理世を守ると決意する将太だが……。人気シリーズ『拙者、妹がおりまして』に連なる、新たなる兄妹の物語、いざ開幕!
  • ああうれしい

    まんまこと

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,800円 (税込)
    大好評「まんまこと」シリーズ、ついに第10弾! 子が生まれ、張り切る新米父の麻之助だが、相談事は待ってくれない。 悪友に妻たちまで巻き込み、 時に怠けながら、今日も果敢に揉め事を捌く! (※よく叱られます) * * * 〈あらすじ〉 「ふじのはな」 高利貸しの婚礼話。めでたい席の前に各所が荒れ模様に―― 「おとうと」 “町名主見習い”の義弟を手伝う麻之助は猫探しを相談されて 「ああうれしい」 “ああ嬉しい”と思わせて欲しい――って、それ町名主の仕事!? 「縁談色々」 縁談の相手探しを次々頼まれる麻之助。ふと見つけた妙案とは 「むねのうち」 与力の屋敷の台所で高価なかんざしが消えた。盗人はどこに? 「だいじなこと」 友人の家で病に倒れた麻之助は“何か”を忘れてしまった気が……
  • ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

    ばけもの厭ふ中将 戦慄の紫式部

    小説・文芸
    3.7
    1巻583円 (税込)
    時は平安。「今源氏」と噂される色好みの貴公子・雅平は、数々の女性と浮き名を流していた。恋文一つ返せないほど奥手な上総宮の姫君、廃屋での逢瀬を約束した昼顔の君など、今夜も恋人と甘い時を過ごすはずの雅平を、紫式部の祟りが襲う!? 『源氏物語』を思わせる怪事に次々と見舞われ、怪異好きの友人・宣能に、たまらず泣きつくが・・・・・・。大人気「ばけもの好む中将」シリーズ、待望のスピンオフ作品。恋を追いかけ、あやかしに追われるドタバタ平安怪異譚!
  • 署長シンドローム

    署長シンドローム

    小説・文芸
    3.7
    1巻891円 (税込)
    周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。 そんな『隠蔽捜査』でおなじみの竜崎が大森署を去り、後任として、キャリアの藍本小百合がやってきた。 ある日、管轄内の羽田沖海上にて、武器と麻薬の密輸取引が行われるという知らせが入るーー新署長の手腕や、如何に?
  • いつかの朔日

    いつかの朔日

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    竹千代は今に天下を掌中に入れおるぞ――。 室町幕府の権威が低下し、各地で戦乱が巻き起こっていた激動の時代。 松平家が城を構える三河、周辺国である尾張、遠江、美濃、駿河、信濃らが絡む東海地方の覇権争いは熾烈を極めていた。 そんな争いのなかで、織田家ついで今川家の質物として囚われていた松平家の竹千代――後の徳川家康。 数奇な運命を辿った幼少期から天下人へ。 直木賞候補『まいまいつぶろ』の著者が、天下統一を果たした男を鮮やかに浮かび上がらせる十の物語。
  • 磐舟の光芒(上)

    磐舟の光芒

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻641円 (税込)
    六世紀も終わりに近づいたころの大和では、神祗派の大連物部守屋(おおむらじもののべのもりや)と崇仏派の大臣蘇我馬子(おおおみそがのうまこ)の二人が敏達大王(びだつおおきみ)を中心にして対峙していた。武勇の氏族の長(おさ)たる守屋は、年長で知謀に長(た)けた馬子と話すとつい興奮し、本音を吐いてしまう恨みがあった。二人の対決は次第に熱を帯びていく。雄大な古代史ロマンの巨篇!
  • 励み場

    励み場

    小説・文芸
    3.7
    1巻682円 (税込)
    智恵は、勘定所で普請役を務める夫・信郎と、下谷稲荷裏でつましくも幸せに暮らしていた。信郎は若くして石澤郡の山花陣屋元締め手代まで登りつめたが、真の武家になるため、三年前に夫婦で江戸に出てきたのだ。そんなある日、三度目の離縁をし、十行半の女になった姉の多喜が江戸上がりしてきた。一方、その頃、信郎は旗本の勘定から直々に命を受け、上本条付にひとり出向いていたが……。己の「励み場」とは何か?家族とは何か?──直木賞作家が描き切った渾身の長篇小説。(解説・池内紀)
  • 朝比奈凜之助捕物暦

    朝比奈凜之助捕物暦

    小説・文芸
    3.7
    1~5巻700~800円 (税込)
    正統派時代小説が遂に始動!! 千野隆司待望の新シリーズ 父の跡を継ぎ、南町奉行所定町廻り同心となった朝比奈凜之助。剣の腕は立つが、どこか頼りない若者に与えられた殺しの探索とは……。 小間物売りの男が賊に襲われ、絶命した。残忍な手口に怒りを覚えた南町奉行所定町廻り同心の朝比奈凛之助は、早速探索を始める。調べは難航していたが、残された息子が賊の顔を見ていたことを知る。唯一の手掛かりと意気込む凛之助だったが、それを知った賊が、子供の命を狙い――。人情と剣戟が冴えわたる、待望の新シリーズ。
  • 講談社 学習まんが 北海道とアイヌ民族の歴史

    講談社 学習まんが 北海道とアイヌ民族の歴史

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 目からウロコ!「北海道」独自の歴史 「講談社学習まんが 日本の歴史」の別巻誕生! 北の大地・北海道をめぐる一大スペクタクル。 サハリンへ、千島列島へ「宝」を求めて海をわたったアイヌの人々。 大陸の民との戦争、和人との共存といさかい… 目からウロコ!「北海道」独自の歴史 1950年、札幌の中学生が余市町の海岸沿いで、 フランスのラスコーやスペインのアルタミラに匹敵する遺跡を発見した 洞窟の岩壁に刻まれた謎の刻画。翼の生えた男や角のある人物 いったい、いつ頃のどんな人々が…? 遺跡は「続縄文時代」のものだった 続縄文時代…? そう、弥生時代ではなく続縄文時代 北海道には『日本の歴史』とはまったく違う 独自の時代区分、歴史があった! ◎元寇より早く、モンゴル軍と40年も戦っていたアイヌ軍 ◎意外? 強力な軍事力で和人を悩ませたアイヌの人々 ◎経歴詐称? 松前藩の祖・武田信広の正体とは? ◎秀吉、家康に贈り物攻撃 出世の決め手はラッコの毛皮 ◎米のとれない松前藩の意外な「武士の収入源」とは? ◎「商場知行制」ができたのは、地形が険しくて馬が進めなかったから ◎蝦夷地に9回もわたった執念の男・最上徳内の数奇な運命 ◎黒田清隆が頭を丸坊主にしてまで敵将の助命を願った理由とは? ◎旭川に「夏の皇居」=北京(ほっきょう)ができるはずだった!  ◎アイヌ語を後世に残す先駆者となった19歳の天才少女 監修:監修 桑原真人、川上淳 漫画:神宮寺一 編:講談社 判型:四六判 ページ数:208p ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • まんぷく旅籠 朝日屋 もちもち蒸しあわびの祝い膳

    まんぷく旅籠 朝日屋

    小説・文芸
    3.7
    1巻792円 (税込)
    蒸し煮は吉、抜け荷は凶―― 朝日屋の仲居おふさの祖父が、店を訪れる。「抜け荷(密輸)」の嫌疑がかかる唐物屋の隠居を同行し、怜治と話をして帰っていった。数日後、目付の新倉がやってきて、怜治の元同僚である火盗改・柿崎詩門の最近の様子を、朝日屋の面々に聞いて回る。くだんの「抜け荷」に、詩門の兄が関わっているかもしれないというのだが……。 文庫書き下ろし 第一話 あわびの両思い 第二話 異 変 第三話 新 風 第四話 朝 茶
  • にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳

    にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻858~990円 (税込)
    町娘のお糸が仕えることになったのは、鈴江三万石の奥方様。 その正体は……なんと猫? 人情、猫情てんこ盛りの抱腹絶倒、時代小説! 幼い頃から妖かしが見えてしまうお糸は、鈴江三万石の江戸屋敷に奉公に出ることになった。正室の珠子に仕えるものの、お糸の目に映る珠子は……なんと猫? 聞けば、城主長義に一目惚れし、人間に変化して嫁いできたという。しかし鈴江には権謀術数が飛び交い、長義にも命の危機が! 愛する人を守ろうとする珠子の姿に心打たれ、お糸もともに立ち上がるが……。 【『にゃん! 鈴江藩江戸屋敷見聞帳』改題作品】
  • まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖

    まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,900円 (税込)
    本格ミステリ×捕物帖! 大胆トリックの意欲作 本所一帯を縄張りに、十手を預かる若い岡っ引きの佐吉。 「相生町の親分」と呼ばれた亡き父の人徳で、周囲の人々に顔を立ててもらってはいるが、いまだ自分の生業に自信が持てずにいる。 ある朝、大川で若い女の死体があがった。裸に剥かれ、真新しいあざと傷だらけ。顔は腫れあがり髪まで剃られているという惨たらしい有様だった。 佐吉はさっそく女の身元を調べ始めるが、いくら聞きまわっても杳として知れない。 下手人は誰か。それ以前に、殺された女はいったい誰なのか? 町医者の秋高とタッグを組み、突き止めた事件の真相とは―― 新婚早々に殺された妻と消えた夫。 死体のそばに二十四文銭を残す辻斬り。 寿命が尽きる寸前に殺された男…… 男たちの意地。女たちの覚悟。執念と因縁が渦を巻く。 江戸を舞台に仕掛ける大胆不敵なトリック。 著者渾身の時代物本格ミステリ連作集。
  • 公安調査庁秘録 日本列島に延びる中露朝の核の影

    公安調査庁秘録 日本列島に延びる中露朝の核の影

    小説・文芸
    3.7
    1巻2,200円 (税込)
    日本列島周辺に音もなく忍び寄る危局。東アジアの深層で生起する異変をいち早く察知するべく動く情報機関、これが公安調査庁だ。中露朝が核戦力を背景に日本を窺う実態を、現職のインテリジェンス・オフィサーが初めて実名で明らかにする。ウクライナとパレスチナ、二つの戦争に超大国アメリカが足を絡めとられる間隙を衝き、中露朝は攻勢に転じた! 日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す現状に警鐘を鳴らす。【解説・佐藤優】 ■中露朝が接する危険な「三角地帯」の現在 ■ロシアに渡った北朝鮮のミサイル ■北朝鮮とイスラエルとの極秘交渉 ■核・ミサイルの資金源を追え! ■カジノを使った資金洗浄の手口 ■標的は暗号資産
  • 十一人の賊軍
    値引きあり

    十一人の賊軍

    小説・文芸
    3.7
    1巻523円 (税込)
    命は奪えても、誰にも魂は奪わせない――。本屋大賞作家が放つ、書き下ろし大型時代エンタメ。小説版「十一人の賊軍」! 戊辰戦争のただ中、侍殺しの罪で捕まった駕籠かき人足の政(まさ)は、薩長率いる「官軍」から砦を守るよう命じられる。勝てば無罪放免、負ければ死。共に戦うのは、あらゆる悪事を犯した十人の罪人たち。果たして、彼らは生きて帰ることができるのか――。強者の狭間で足掻く者たちの熱き闘いを描く、極上の時代エンタメ! 映画「十一人の賊軍」 主演:山田孝之 仲野太賀 監督:白石和彌 原案:笠原和夫 脚本:池上純哉 2024年11月1日(金)公開!!
  • 狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎

    狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎

    小説・文芸
    3.7
    1巻935円 (税込)
    刀の不思議な美しさに憑かれてきた黒沢勝光。将軍家の刀管理を司る御腰物奉行の長男に生まれたが、名刀・正宗を巡って父と大喧嘩。刀剣商に婿入りし光三郎と名乗るが……。親子・夫婦の情愛や師弟の交情を、裏世界の駆け引きも絡めて描いた時代小説連作集!
  • 大江戸釣客伝 上

    大江戸釣客伝

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻740円 (税込)
    どうせ叶わぬ夢なら、いっそ、 江戸時代の川や海で、 魚を釣ってみたい――「あとがき」より 文学賞3冠に輝く、圧倒的な物語。 時は元禄年間、五代将軍徳川綱吉の治世。江戸湾の沖合二町ほどのところに船を停め、釣りをする二人―― 俳人の宝井其角と絵師の多賀朝湖――は、土左衛門を釣り上げてしまう。屍体は竿をしっかりと摑んで眼を見開き、唇からは歯を覗かせ、笑っていたのであった。 一方、旗本の津軽采女は閑職が故に釣り三昧の日々。義父・吉良上野介の世話で、将軍の側小姓にとりたてられることとなった。  目次 序の巻 幻談 巻の一 沙魚 巻の二 技師 巻の三 安宅丸 巻の四 鯛 巻の五 水怪 巻の六 釣心 巻の七 密漁者 巻の八 側小姓 巻の九 無竿 巻の十 釣り船禁止令
  • 八丁堀強妻物語

    八丁堀強妻物語

    小説・文芸
    3.7
    1~5巻726~759円 (税込)
    育ちがいいお嬢様には、秘密があったのです。 日本橋にある将軍家御用達の扇店・善喜堂の娘である千秋は、方々の大店から「是非うちの嫁に……」と声がかかるほどの人気者。 ただ、どんな良縁が持ち込まれても、どこか物足りなさを感じ首を縦には振らなかった。 そんなある日、千秋は常磐津の師匠の家に向かう道中で、八丁堀同心である芦川柳之助と出会い、その凛々しさに一目惚れをしてしまう。 こうして心の底から恋うる相手にようやく出会えたのだったが、千秋には柳之助に絶対に言えない、ある秘密があり――。 「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く、涙あり笑いありの新たな夫婦捕物帳、開幕!
  • 岡っ引黒駒吉蔵

    黒駒吉蔵捕り物覚え

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻750~790円 (税込)
    訳あって江戸で岡っ引をしている吉蔵は、元は甲斐の国の生まれ。 伝説の黒駒を乗り回し、本業のかたわら小さな「凧屋」を商う。 ある日街なかを暴走する馬に咄嗟に飛び乗り騒ぎを治め、 馬主の侍に怪我人がいないか調べるよう頼まれる。 そして訪ねた小料理屋の板前・仙太郎が先日も肝をつぶす目に遭ったと聞き……。 新シリーズ開幕!
  • 捻れ家 古道具屋 皆塵堂

    捻れ家 古道具屋 皆塵堂

    小説・文芸
    3.7
    1巻781円 (税込)
    若い筆職人の念次郎が飲み仲間の取引先の若旦那松助と夜、迷い込んだ大きな料理屋。広い宴席には誰の姿もなく、二階にあがると、なぜか真っ昼間の明るさだった。いったい、ここはどこなのか? いつなのか? そして松助も「煙のように」姿を消した。外に出た念次郎はさんざんさまよったあげく、深川の皆塵堂の大家の清左衛門に救われる。 松助の祖父の亀松は、明和の大火のときに、目黒の料理屋で飲んでいて火事に巻き込まれた。その後金貸しとして儲けるが、十八年後に姿を消し、死体で発見された。松助の父の松蔵は、それから十八年後にやはり突然姿を消し、やはり死体で発見されている。松助は、祖父と父の死について、叔父の継右衛門からくわしくは聞かされていなかった。そして今年は、父の松蔵が死んで、十八年後にあたる。松助は大丈夫なのか? 清左衛門から曰くものを扱う古道具屋皆塵堂を教えてもらった念次郎は、皆塵堂を拠点に、姿を消した松助を探しはじめる。 幽霊の見える太一郎も、さすがに時空がねじれていると、気配が読めず、今回は役立ちそうにない。 料理屋、二階建ての長屋、湯屋、大店など建物にまつわる因縁のある屋敷で繰り広げられる幽霊譚。 大江戸版ホーンテッド・マンションに、皆塵堂の面々は、どう立ち向かうのか?
  • 振り出し 旗本出世双六(一)

    旗本出世双六

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動! 【目次】 第一章 騒動の後始末 第二章 役付の誉れ 第三章 城中規律 第四章 恨の根 第五章 盾の意味
  • 帝国妖人伝

    帝国妖人伝

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,683円 (税込)
    犯人は誰? 探偵こそ誰? 時は明治、那珂川二坊は文学で名をなさんとす。尾崎紅葉に師事すれど執筆がかなうのは小説どころか三文記事ばかり。この日も簡易食堂に足を運び、ネタを探して与太話に耳を傾けた。 どうやら昨晩、かの徳川公爵邸に盗人が入ったらしい。蓋を開ければ徳川公にも家人にもこれと云った被害はなく、盗人は逃走途中に塀から落ちて死んだという不思議な顛末。酔客らは推論を重ねるが、「そりゃ違いますやろ」という声の主、福田房次郎が語り始めたのは、あっと驚く“真相”だった(「長くなだらかな坂」)。 京都・奈良をつなぐ法螺吹峠、ナチス勃興前夜のポツダム、魔都・上海ほか、那珂川の赴く地に事件あり、妖人あり! “歴史・時代ミステリの星”伊吹亜門が放つ全5話の連作短編集―― 絢爛たる謎解き秘話を通して、 〈あの人〉たちの妖人ぶりにあらためて瞠目した ――有栖川有栖(作家) 著者の本領発揮作と呼ぶに相応しい完成度 ――千街晶之(ミステリ評論家)
  • 秘密の花園

    秘密の花園

    日本小説の祖・曲亭馬琴、「八犬伝」を生んだ劇的人生! 200年の時を超え、作家の本分に迫る傑作長編!! 大名の家臣の家に生まれるも何一つままならず、彷徨い続けた青年時代。放浪の末、当代一の戯作者・山東京伝の門をたたき、蔦屋重三郎の店に奉公して戯作の道に踏み出す。葛飾北斎らとの交誼を経て、馬琴はやがて江戸随一の戯作者となりおおせるのだが…… 妻は不安定、愛する息子は柔弱、『南総里見八犬伝』に着手するも板元とはトラブル続き。それでも馬琴は、武家である滝沢家再興の夢を捨てず、締切に追われながら家計簿をつけ、息子とともに庭の花園で草花を丹精する。 狷介で知られた馬琴の素顔、けなげな哀歓が鮮やかに蘇る。苦難の末、大戯作者が辿り着いた花園とは?
  • 北辰の門

    北辰の門

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    疫病に荒れた世を建て直す救国の英雄か、 古代社会を破壊する稀代の逆賊か。 謎多き人物の実像に、直木賞作家の筆が迫る。 時は天平。都には天然痘が蔓延し、朝廷にて我が世の春を謳歌していた藤原一族も権勢に陰りを見せていた。その中において、ひとり異彩を放つ男がいた。藤原仲麻呂(恵美押勝)。祖父・不比等や父・武智麻呂の血を色濃く受け継いだこの男は、叔母の光明皇后や次代の天皇である阿倍内親王の寵愛を受け、急激に頭角を現していく。だが仲麻呂は、祖父や父も持ちえなかった、危険な野望を胸に宿していた。北辰の門――この国の皇帝となる道を開こうとした男の、鮮烈なる一生。
  • 日日平安 青春時代小説

    日日平安 青春時代小説

    小説・文芸
    3.7
    1巻628円 (税込)
    お家騒動に遭遇したのを幸いに、知恵を絞り尽くして食と職にありつこうとする主人公の悲哀を軽妙に描き、映画「椿三十郎」の原作にもなった「日日平安」をはじめ、男勝りの江戸のキャリアウーマンが登場する「しゅるしゅる」、若いふたりの不器用な恋が美しい「鶴は帰りぬ」など、若者たちを主人公に据えた時代小説全六篇を収録。山本周五郎ならではの品のいいユーモアに溢れ、誇り高い日本人の姿が浮かびあがるオリジナル名作短篇集。(編/解説・竹添敦子)
  • ヌルハチ 朔北の将星

    ヌルハチ 朔北の将星

    小説・文芸
    3.7
    1巻990円 (税込)
    清の初代皇帝、英雄・ヌルハチの生涯。 父と祖父を殺されたヌルハチは、復仇のために立ち上がった。 挙兵後、敵対勢力を次々と制圧し、全女真人の頂点に上り詰める。 それは強大な明との対決を意味していた。 圧倒的な大群に対し、ヌルハチの策はーー
  • 『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像

    『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    不倫、怨霊、呪詛、没落……モデルとなった貴族たちの驚きの現実! まるで平安の週刊誌!? なぜ貴族たちは、『源氏物語』に夢中になったのか。それは貴族たちが、この物語に強烈なリアリティを感じたからに他ならない。『源氏物語』には、実在の人物や事件を連想させる要素が満載だったのだ。光源氏、頭中将、六条御息所、弘徽殿女御など、主役から脇役、敵役まで、モデルと考えられた人物や事件を紹介しつつ、平安貴族たちのリアルな日常を解説する。 ●頭中将が頭中将である必然性 ●「六条御息所」という設定の意味 ●怨霊に全てを奪われた元皇太子妃 ●天皇と乳母との関係 ●弘徽殿女御を凌ぐ後宮の暴君 ●藤壺中宮以来の天皇の母親になった皇女 ●明石の君のリアルとしての宮道列子 平安貴族の目線で『源氏物語』を読むと紫式部の深い意図が見えてくる。2024年大河ドラマが10倍面白くなる!
  • 大江戸閻魔帳
    値引きあり

    大江戸閻魔帳

    小説・文芸
    3.7
    1~8巻385~396円 (税込)
    蔦屋重三郎の娘から、店に持ち込まれた写楽の大首絵の真贋を確かめたいと相談を受けた若き戯作者、青山麟太郎。落款がないだけで、出来はすこぶるよい。だが持ち込んだ御家人は、自宅で殺されていた。臨時廻り同心や岡っ引と知り合い、麟太郎は次々と事件に巻き込まれていく。麟太郎を見守る南町奉行・根岸肥前守との拘わりは? 大江戸の「探偵」は、非道は許さないが、人を救う優しさがある。人情味あふれる事件帖!
  • 福猫屋 お佐和のねこだすけ
    値引きあり

    福猫屋

    小説・文芸
    3.7
    1~3巻341~346円 (税込)
    錺職人の夫を若くして亡くしたお佐和は仕事場を兼ねた広い家にポツンと一人取り残された。夫を追いかけたいと思うほど落ち込んでいたが、そこへ腹の大きな野良猫が迷い込む。福と名づけたその猫の面倒を見るうちに心癒やされ、お佐和は立ち直りを見せる。すぐに子猫が5匹生まれ、また、甥っ子の亮太や夫の兄弟子だった繁蔵もお佐和の家に立ち寄るようになり、お佐和の家はすっかり明るさを取り戻していく。そんなある日、繁蔵の長屋の大家から福に「ネズミ捕り」の依頼が舞い込む。江戸時代のペットショップ「福猫屋」が始まるきっかけだった……。
  • 帰艦セズ

    帰艦セズ

    小説・文芸
    3.7
    1巻850円 (税込)
    徹底した取材から浮かび上がる「事実」の重み――必読の七短篇 昭和19年、巡洋艦「阿武隈」の帰還兵・成瀬時夫が、小樽郊外の山のなかで「飢餓ニ因ル心臓衰弱」で死んだ。 市役所を退職し、いまは北海道の民衆史研究会で活動をする橋爪は、自らの過去の経験から、成瀬は“逃亡”したのではないか、と直感。 遺族を探し、調査をするようになる――。 長篇小説『逃亡』と合わせ鏡のようになっている表題作をはじめ、大阪の篤志面接委員から聞いた話をもとにした「鋏」、ある寺の墓石をつくる石材店主がもらしたことがきっかけとなった「白足袋」、能登の岩海苔採りの遭難を報じた新聞記事がヒントになった「霰ふる」など、全7篇。 不可解な謎を秘めた人の生の、奇妙な一面を見事にすくい上げ、徹底した取材と想像力により文学作品に結実した短篇集。待望の新装版。 文庫解説:梯久美子(ノンフィクション作家) ※この電子書籍は1988年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 貸し物屋お庸謎解き帖~五本の蛇目

    貸し物屋お庸謎解き帖 五本の蛇目

    小説・文芸
    3.7
    1巻880円 (税込)
    口は悪いが気性は真っ直ぐの江戸娘が大活躍! 痛快ホロリ、読み心地満点の大人気時代小説! 「無い物はない」江戸のレンタルショップ湊屋両国出店の娘店主は、 物だけでなく知恵も貸してくれるという評判を聞きつけて、 今日も悩みと秘密を抱えた胡乱なお客がやってくる──。 湊屋本店と江戸市中に十二ある出店のすべてを訪れた謎の翁の正体は? 慌てて借り出された五本の蛇目傘はいったい何に使われるのか?  毎夜馬小屋を訪れる怪しい影は河童? それとも亡魂? 厄介事も無理難題も持ち前の好奇心と人情で一件落着! お客が求める貸し物の陰に隠れた事情を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、 大人気書き下ろし時代小説、待望の第三弾! <目次> 能管の翁 魚屋指南 五本の蛇目 野分の後 湯屋の客
  • ぬり壁のむすめ~九十九字ふしぎ屋 商い中~

    九十九字ふしぎ屋 商い中

    小説・文芸
    3.7
    1~9巻638~682円 (税込)
    あたしって、ついてない。三つ目の働き口をなくし、るいは途方に暮れていた。母を早くに亡くし、左官をしていた父もぽっくり逝き、天涯孤独の身だ。その死んだはずの父が困りものなのだが……。ふと入った路地で見つけた「働き手を求む」の貼り紙――。この世ならぬ者が見える少女が、ちょっと迷惑な父とともに、人助けならぬ亡者助けに奔走する! 痛快時代小説。
  • 秘め事おたつ 細雨

    秘め事おたつ

    小説・文芸
    3.7
    1~4巻564~679円 (税込)
    両国の稲荷長屋で金貸しを営むおたつ婆は、口は悪いが情に厚く、困っている人を見過ごせない性分。ある日、常連客の弥之助が身投げを図ろうとした女を連れてくる。訳も訊かず寝食を与えるおたつに、女は自身の過去を語り始めるが……。誰の身の上にもある秘め事。それらを清算すべく、おたつと長屋の仲間達が奮闘する書き下ろし新シリーズ第一弾。
  • 流人道中記(上)
    完結

    流人道中記

    小説・文芸
    3.7
    全2巻858円 (税込)
    日本中から感嘆の声、続々。 『壬生義士伝』『一路』の浅田次郎、最高の感動作。 万延元年(1860年)。姦通の罪を犯した旗本・青山玄蕃に奉行所は切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。「痛えからいやだ」。玄蕃は蝦夷松前藩へ流罪となり、押送人の見習与力・石川乙次郎とともに奥州街道を北へと歩む。口も態度も悪い玄蕃だが、道中行き会う事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。この男、本当に罪人なのか?
  • 刀伊入寇 藤原隆家の闘い

    刀伊入寇 藤原隆家の闘い

    小説・文芸
    3.7
    1巻880円 (税込)
    どこかに、強い敵はおらんものかな――。平安時代、栄華を極める一門に産まれた藤原隆家は、公卿に似合わぬ荒ぶる心を抱えていた。朝廷で演じられる激しい権力闘争のさなか、安倍晴明と出会った隆家は、国を脅かす強敵が現れることを予言される。やがて花山院と対立し、九州に下向した隆家が直面したのは、熾烈を極める異民族の襲来だった。荒くれ者公卿は、世の安寧を守り抜くことができるのか。血湧き肉躍る戦記ロマン!
  • 南洋のエレアル

    南洋のエレアル

    小説・文芸
    3.7
    1巻2,420円 (税込)
    太平洋戦争さなかの昭和17年。日本統治下のパラオ・コロール島。小学校教員である宮口恒昭の長男・智也はある事件をきっかけに、パラオ人少年のシゲルと親友となった。だが、父の転勤で智也も隣島へ転校することに。二年が過ぎ偶然再会したふたりは喜び合うが、戦争の冷たく暗い影は、この長閑な南の島々にも迫っていた――。時は流れ、昭和63年末。パラオ共和国独立準備で訪日したシゲルは、天皇の容体悪化が報じられる中、戦後すぐ消息が途絶えた宮口家の人々を捜しはじめるのだが……。日本人とパラオ人の歴史と心の交流、戦争の悲惨さ、そして日本人の未来(エレアル)を問う、感動長篇。
  • 梨の花咲く 代筆屋おいち
    完結

    代筆屋おいち

    小説・文芸
    3.7
    全4巻682円 (税込)
    わが願ひ、君が幸ひのみにて候ふ―― 一通の文だけを残し姿を消した許嫁・颯太との再会を願い、下総の小さな村からひとり江戸に出たおいちは、ひょんな縁から、本郷丸山の歌占師・戸田露寒軒宅で世話になることになった。そのほんの数日後、露寒軒宅の女中おさめと、その生き別れになっていた息子の縁を、一通の手紙によって再び繋いでみせたおいち。おいちに人の心を汲む才を認めた露寒軒は、颯太と会える日まで「代筆屋」を営んでみるよう勧めて……。真心を込めた手紙が人と人との縁を紡いでいく、連作時代小説、期待の新シリーズ誕生!(解説・細谷正充)
  • 海嘯

    海嘯

    小説・文芸
    3.7
    1巻495円 (税込)
    中国の南半分を治めていた南宋の命運はついに尽きた。皇帝フビライの命令のもと、名将バヤンひきいる元軍が、巨大な津波となって押しよせてきたのだ。都の臨安は無血開城し、南宋は事実上、滅びた。だが、忠義をつらぬく男たちはあきらめない。幼帝を戴いて海上に逃れ、祖国再興の戦いをつづける……。巨大な敵と運命にあらがった忠臣たちの物語。
  • 京洛斬鬼 介錯人・野晒唐十郎〈番外編〉

    京洛斬鬼 介錯人・野晒唐十郎〈番外編〉

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    幕末動乱の京で、鬼が哭く! 義なき志士は許すまじ――孤高なるヒーロー・野晒唐十郎、ここに帰還。 「……こいつが、おれたちの出迎えか」京は三条大橋の袂に打ち捨てられた凄惨な死体。 その脇には『天誅、夷誅隊』と記された板片が。 江戸で暗躍していた尊王攘夷を叫ぶ浪人集団・夷狄誅殺隊を討った狩谷唐十郎。だが、夷誅隊の生き残りがまだ京で暴れていることから、再び殲滅すべく伊賀者・お咲とともに京へと!  幕末、風雲の京洛での新たな戦い!
  • 双鬼 介錯人・野晒唐十郎〈十五〉

    双鬼 介錯人・野晒唐十郎〈十五〉

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    「あやつは、おれが斬る!」 鬼の洋造と呼ばれる男と対峙した狩谷唐十郎は、これまで戦った敵以上の剛剣、神速の斬撃、そして凄まじい気迫に圧倒された。 洋造らは攘夷志士の集団で、残虐な押し込みなどで江戸を恐怖に陥れていた。幕府は成敗に乗り出すものの、ことごとく返り討ちに遭っていた。 最強の敵に出会った孤高の介錯人狩谷唐十郎の、最後の戦いが始まる――!
  • 武士道 鍋島直茂

    武士道 鍋島直茂

    死ぬことと 見つけたり― 「葉隠」武士道は この漢(おとこ)から始まった! 戦国乱世の九州を泰平に導いた 佐賀藩藩祖、激闘の生涯! 秀吉、家康ら天下人に認められ 「葉隠」武士道を生んだ猛将! 九州肥前で、大友氏、島津氏ら近国の猛将と覇権を争う戦国大名・龍造寺隆信。その重臣・鍋島信生(後の直茂)は、戦場では忠孝にして勇猛、抜群の知略で版図の拡大に貢献する。隆信は国外に手を伸ばし、五州二島の太守と呼ばれるが――。戦国から徳川の世にかけ幾多の苦難を切り抜け、「葉隠」武士道で知られる佐賀藩祖となった激闘の生涯! 目次 第一章 蓮池合戦 第二章 権謀術数 第三章 今山合戦 第四章 肥前統一 第五章 五州二島の太守 第六章 敗戦から前進 第七章 朝鮮の役 第八章 東西分裂 最終章 関ヶ原と武士道  文庫版あとがき
  • かぎ縄おりん

    かぎ縄おりん

    小説・文芸
    3.7
    1~3巻726~748円 (税込)
    この親子愛は私の理想――瀧本美織(女優)。 日本橋堀留の「駕籠清」の娘おりんは、番頭の祖母・お粂に早く婿を取り商売を継ぐようせっつかれている。しかし目明かしに憧れるおりんにそのつもりはなく、いざこざには真っ先に駆けつける始末だ。 ある日、「高砂屋」に元奉公人・平吉が人質をとって立て籠もった。目明かしの父・嘉平治や同心・磯部金三郎の目をかいくぐり、平吉が隠れる蔵に迫ったおりんは、隙をつき、得意のかぎ縄で罪人を捕らえたのだった。 その活躍に磯部はおりんを目明かしに勧めようとするが、嘉平治は娘の勝手な行動に激怒し、許さない。思わずおりんは本心を白状する。二年半前、嘉平治は神田明神の祭礼で何者かに足を刺され、今も左足を引きずるようにしている。目明しの親分として活躍していた嘉平治が悔しさを噛みしめる姿を見たおりんは、自分も捕物に携わり、いつか父の敵を見つけると決意したのだ。 娘の言葉を聞いた嘉平治は、翌朝、おりんを伴い磯部宅を訪れた。そして、まずは下っ引きとして務めさせ、目明かしにふさわしいか見極めたいと申し出る。おりんは父のあとを継いで、十手持ちになれるのか。時代劇の名手が贈る、痛快捕物帳、ここに開幕!
  • 日露戦争秘話 西郷隆盛を救出せよ

    日露戦争秘話 西郷隆盛を救出せよ

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,430円 (税込)
    西郷隆盛、生存確認! 勅命を受けた中村春吉はシベリアへ向かう!! 極寒の地で快男児を待ち受けるは恐ろしき猛獣共と骸骨監獄、幽霊監獄! 西郷隆盛、生存確認! その吉報を受けた明治天皇は、すぐさま西郷救出の勅命を下す。シベリアの奥深くに囚われているという、かの豪傑を助け出すのは常人には不可能である。そこで白羽の矢が立ったのがバンカラの権化のような男、我らが中村春吉である。しかし、シベリアで彼を待ち受けるのは、恐ろしき猛獣たちと骸骨監獄、幽霊監獄――。果たして中村春吉は、幽閉の身となっている西郷隆盛を救出できるのか!? シリーズ最終作、ここに文庫化。 エッセイ「中村春吉波瀾の人生」、未収録短篇4篇を併録。
  • 楠木正成(上) 新装版
    完結

    楠木正成

    小説・文芸
    3.7
    全2巻748~770円 (税込)
    時は鎌倉末期。幕府の命数はすでに尽き、乱世到来の情勢下、大志を胸に雌伏を続けた男がひとり――。その名は楠木正成。畿内の流通を掌握した悪党は、倒幕の機熟するに及んで草莽の中から立ち上がり、寡兵を率い強大な六波羅軍に戦いを挑む。日本史上屈指の軍事的天才と称される武将の真の姿を描く、北方「南北朝」の集大成たる渾身の歴史巨篇。 【目次】 第一章 悪党の秋 第二章 風と虹 第三章 前夜
  • 醤油と洋食

    醤油と洋食

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    明治時代の女子大三人娘が美味しい食べ歩き。 料亭の名は「鈴川」、江戸時代から続いている結構な老舗だ。 鈴川八重はその、麻布に立つ料亭の一人娘。 店主の父・勇児は明治の末生まれで頑固者だけれど、料理以外は進歩的。母の海子はキリリとした顔立ちで、まるで芸者のように気風がよい。 そんな両親と楽しく暮らす八重は、今日も目白の椿山女子大学まで自転車で通っては、同級生で男装の華族令嬢・桜木虎姫、そして美貌の資産家令嬢・桃澤雫と、鯛焼きやかき氷、お汁粉などなど、おいしいあれこれを食べ歩き。 店に帰れば、料理には厳しい歳上の板前・洋一郎とふたりで新しいメニューづくり。馬鈴薯トーストにストロベリーカレーに……夫婦丼!? おいしい食べ物、あまい恋愛に目がない、明治時代の女学生三人娘のスイートな日常を描くグルメロマンス。
  • 春風仇討行
    値引きあり

    春風仇討行

    小説・文芸
    3.7
    1巻330円 (税込)
    丸亀藩に仕える足軽が斬殺された。娘のりやは、剣の腕を磨き、父の仇を討つべく江戸へ。供の村瀬藤馬と助け合い、ついに藩主の御前で仇と相まみえる……、という表題作のほか、関白・豊臣秀次と剣豪・富田景政の悲しき別れを描く「一の人、自裁剣」など、深い余韻が残る傑作4篇を収めた時代小説集。<『こんぴら樽』改題作品>
  • 「合戦」の日本史 城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

    「合戦」の日本史 城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

    戦後、日本の歴史学においては、合戦=軍事の研究が一種のタブーとされてきました。 このため、織田信長の桶狭間の奇襲戦法や、源義経の一ノ谷の戦いにおける鵯越の逆落としなども「盛って」語られてはいますが、学問的に価値のある資料から解き明かされたことはありません。城攻め、奇襲、兵站、陣形……。歴史ファンたちが大好きなテーマですが、本当のところはどうだったのでしょうか。本書ではこうした合戦のリアルに迫ります。 ■第一章 合戦の真実 ■第二章 戦術――ドラマのような「戦術」「戦法」はありえたか ■第三章 城――城攻め・籠城・補給・築城 ■第四章 勝敗――勝利に必要な要素とは ◎内容例 本当に軍師は存在したのか? 川中島の戦いの勝者を考えるポイントは? 奇襲は有効だったのか? なぜ城攻めをするのか? 各城にどのくらいの兵力を置くか? お粗末すぎる日本の城壁 合戦のコストを考える 大将の討死は実は少ない 関ケ原の戦いと指揮系統 ほか……
  • 八丁堀の忍

    八丁堀の忍

    小説・文芸
    3.7
    1~6巻770円 (税込)
    忍びが牙を抜かれた文政の世に、伊賀の山中に、わらべの頃から人体兵器として養成する裏伊賀の集団があった。十五の若者・鬼市は、決死の思いで抜け忍となり江戸に出る。執拗な追っ手に追われ、鬼市は隠密廻り同心・城田新兵衛に出会い、その腕を見込まれ、同心屋敷にかくまわれた。はじめて人の優しさに触れた鬼市。義賊として生きようとしていた裏伊賀の若者が、江戸の闇を守る。活劇と人情の忍び物語。新シリーズ、開始!
  • かわたれどき

    かわたれどき

    小説・文芸
    3.7
    1巻790円 (税込)
    ベストセラー「まんまこと」シリーズ第7弾! 町名主のお気楽跡取り息子・麻之助が、幼なじみの色男・清十郎と堅物の同心・吉五郎とともに、さまざまな謎と揉め事の解決に挑みます。 「きみならずして」「まちがい探し」「麻之助が捕まった」「はたらきもの」「娘四人」「かわたれどき」の6篇を収録。 清十郎に子が生まれ、縁戚のおこ乃の縁談がまとまるなど、麻之助の周りで祝い事が続くものの、自分自身には揉め事ばかり。 特に親しい料理屋の娘・お雪には何かと振り回される日々だ。 ある時、野分けと呼ばれる大嵐が起こり、お雪が洪水に流される。 間一髪助かるが、何やら一大事が……!? 解説は「まんまこと」シリーズの装画を手掛けるイラストレーターの南伸坊さんです。 ※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 恋ほおずき 完全版

    恋ほおずき 完全版

    小説・文芸
    3.7
    1巻792円 (税込)
    女ゆえに、女たちを苦しみの淵から救いたい―― 時は天保、江戸は浅草田原町。恋の痛みをいやしてくれる若き「女医者」がいた。自身も切ない過去を抱え、この道へ進んだ彼女だが、叶わぬ恋に落ちてしまう。あろうことか、子堕ろしを取り締まる同心と……。女たちの悲哀と恋模様を巧みに織りなした時代長篇。新たに最終章を書き下ろした完全版。
  • 薫風ただなか

    薫風ただなか

    小説・文芸
    3.7
    1~3巻759~770円 (税込)
    江戸時代中期、十五万石を超える富裕な石久藩。上士の息子でありながら、鳥羽新吾は藩校から郷校「薫風館」に転学する。母からは強く反対されたが、毎日仲間たちと切磋琢磨しつつ青春を謳歌していた。かつて通った藩校は家格で全ての順列が決まる息苦しい場所だった。ある日、気の強い母を厭い落合町の妾の家に暮らす父が久しぶりに家に戻ってきた。新吾と二人きりになると「薫風館」を探る間者になれと新吾に命じる。「薫風館」の教授陣の中に、藩主の暗殺に関わる陰謀があるという。それは新吾の仲間たちまでも巻き込む嵐の前触れだった!
  • ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや
    完結

    居酒屋ぜんや

    小説・文芸
    3.7
    全10巻638~660円 (税込)
    家禄を継げない武家の次男坊・林只次郎は、鶯が美声を放つよう飼育するのが得意で、それを生業とし家計を大きく支えている。ある日、上客の鶯がいなくなり途方に暮れていたときに暖簾をくぐった居酒屋で、美人女将・お妙の笑顔と素朴な絶品料理に一目惚れ。青菜のおひたし、里芋の煮ころばし、鯖の一夜干し……只次郎はお妙と料理に癒されながらも、一方で鶯を失くした罪責の念に悶々とするばかり。もはや、明日をも知れぬ身と嘆く只次郎が瀕した大厄災の意外な真相とは。美味しい料理と癒しに満ちた連作時代小説、新シリーズ開幕。
  • 損料屋見鬼控え 1

    損料屋見鬼控え

    小説・文芸
    3.7
    1~3巻660~682円 (税込)
    文政元年(1818年)、損料屋(江戸時代のレンタルショップ)巴屋の惣領息子・又十郎は17歳になってからも親から丁稚扱いをされていた。損料屋といえばいちばんの得意先は長屋。長屋から長屋への引っ越しなどではわざわざ家財道具は購入せずレンタルで済ますことが、上方ほどではないにせよ江戸でもそれなりにあった。最初の事件は巴屋の店の入っている長屋だった。大家にヘンな物音がする部屋があるので見てほしいと頼まれてついていくと、部屋の隅に見事な幽霊の姿。もともと霊感らしきものが強いとは自覚していたが、あまりに鮮明なそのお姿に又十郎は腰を抜かしてしまう。これが「事故物件」のなせる業なのか!
  • 竹笛 橋廻り同心・平七郎控

    竹笛 橋廻り同心・平七郎控

    小説・文芸
    3.7
    1巻748円 (税込)
    昔の思い出に生きる女を救えるか、平七郎――。 二世を誓った男を追って、田舎から江戸に出てきた女が初めて見た、許婚の正体とは! 立花平七郎は万年橋から身投げをはかったおなみという女を助けた。二世を誓った男が江戸で消息を絶ち、後を追ってきたという。 途方に暮れるおなみは、よみうり屋のおこうの下で働き始める。ところが、店にも馴染んできた頃、今度はおなみが集金に出たまま行方知れずに。 持ち逃げか、かどわかしか――平七郎は、消えた男が女連れで浅草寺にいたと耳にするや……。
  • 修羅の都<文庫版>
    値引きあり

    修羅の都<文庫版>

    小説・文芸
    3.7
    1巻470円 (税込)
    「武士の世をつくる」。頼朝の悲願を背負い、妻として母として時代の要となった政子。頼朝晩年の謎をも大胆に描く傑作時代長編。 解説・本郷和人
  • おれたちと大砲

    おれたちと大砲

    小説・文芸
    3.7
    1巻968円 (税込)
    将軍様の尿筒役、草履持、髪結之職に御駕籠之者、馬方爪髪役……代々将軍の身の回りの世話をする家の跡取りに生まれた若者五人。まだ正式に家代々のお役に就けないうちに大政奉還となる。将軍慶喜様をなんとか助けようと端役ながらも東奔西走する彼らを時代は待ってくれるのか。爆笑と哀愁の幕末青春グラフィティ。
  • 初詣で 照降町四季(一)

    照降町四季

    小説・文芸
    3.7
    1~4巻800円 (税込)
    日本橋の近く、傘や下駄問屋が多く集まる町・照降町に「鼻緒屋」の娘・佳乃が三年ぶりに出戻ってきた――  著者初・江戸の女性職人が主役の書下ろし新作<全四巻> 1巻「初詣で」内容 文政11年暮れ。雪の降る中、18で男と駆け落ちした鼻緒屋の娘・佳乃が三年ぶりに照降町に戻ってきた。 懐かしい荒布橋(あらめばし)を渡り、町の入り口に立つ梅の木を、万感の思いで見上げる佳乃。 実家の鼻緒屋では、父が病に伏せっており、九州の小藩の脱藩武士・周五郎を見習いとして受け入れていた。 父にかわり、職人として鼻緒挿げの腕を磨く佳乃は、新鮮なアイデアを出して老舗の下駄問屋の宮田屋に認められ、吉原の花魁・梅香からも注文を受ける。 自分を受け入れてくれた町に恩返しをすべく、日々を懸命に生きる佳乃だったが、駆け落ちの相手・三郎次が あとを追ってきて―― 「己丑の大火」前夜の町と人々を通して描く、知恵と勇気の感動ストーリー。
  • 絵金、闇を塗る

    絵金、闇を塗る

    小説・文芸
    3.7
    1巻814円 (税込)
    江戸末期に土佐に生まれ、幼少より絵の才能を発揮し、狩野派の技法を信じがたい短期間で習得した天才絵師、絵金。江戸で絵を学んで故郷に戻り、土佐藩家老のお抱え絵師となるも、とある事件により追放される……。狩野派を学びながらも独自の美を追究した絵金は、血みどろの芝居絵など見る者を妖しく魅了する作品を描いた。その絵に魅入られ、人生を左右された男たちの生きざまから、絵金のおそるべき芸術の力と、底知れぬ人物像が浮かび上がる、傑作時代小説。
  • 蝶のゆくへ

    蝶のゆくへ

    小説・文芸
    3.7
    1巻836円 (税込)
    旧仙台藩士の三女として生まれた星りょう(後の相馬黒光)。その利発さから「アンビシャスガール」と呼ばれたりょうは、自分らしく生きたい、何事かをなしたいと願い、明治28年に東京の明治女学校へ入学する。女子教育向上を掲げる校長の巌本善治は「蝶として飛び立つあなた方を見守るのがわたしの役目」と、りょうに語りかけた。りょうが出会った、新しい生き方を希求する明治の女性たち。その希望と挫折、喜びと葛藤が胸に迫る感動の歴史長編。
  • 金四郎の妻ですが2

    金四郎の妻ですが

    小説・文芸
    3.7
    693~715円 (税込)
    遊び人遠山金四郎のもとに嫁見習いとして押しかけてきた大身旗本の娘、けい。 町人暮らしにも慣れてきた矢先、金四郎に借金の請人になったと告げられる。金を借りたのは“天ぷら”なる新しい料理を提供する店の主だった。 返済の鍵は、天ぷらをいかにして流行らせるか――けいと金四郎は頭をひねるが、そこには二人をつけ狙う、巧妙な罠が仕掛けられていて……。 好評シリーズ第2弾!
  • からころも 万葉集歌解き譚

    万葉集歌解き譚

    小説・文芸
    3.7
    1~3巻759~770円 (税込)
    万葉集の歌の数々が味わえる!新シリーズ。  日本橋の伊勢屋で奉公する助松には、父親の大五郎がいた。しかし、一年半前に伊勢屋の仕事で富山に出かけたまま、行方不明になっていた。父は、助松に日記を残していた。このことは決して他人に話さないように言われた。日記には和歌らしきものがいくつも書かれている。  伊勢屋の一人娘しづ子は助松より六歳上で、和歌が好きで賀茂真淵に学んでいた。そして、店の大切な客人である占い師の葛木多陽人も和歌に造詣が深かった。多陽人は京都生まれの京都育ちで、回りがぽかんと見惚れてしまう程の美男子だった。 助松は、二人に事情を知らせずに日記に記された歌の意味を少しずつ、教わっていた。  ある日、体調を崩した大友主税という若い侍を助けたことがきっかけで、しづ子に和歌を学びに主税が訪れるようになった。しかし、主税がしづ子に近づいたのは別の理由があったのだった。  その後、しづ子は密かに姿をくらましてしまう。  大五郎としづ子の失踪には、関連があったのだ。  日記に記された和歌の数々には、どんな意味があったのか。  一連の謎は解き明かされるのか――。  万葉集の和歌が面白さが判る、新シリーズ!
  • TACネームアリス 地の果てから来た怪物(上)

    TACネームアリス 地の果てから来た怪物(上)

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,210円 (税込)
    日本海上空の大型貨物機に異変あり! コックピットに見え隠れする影の正体は!? ルクセンブルクからシベリア空路で小松空港を目指す貨物機からの応答が途絶えた。8時間遅れのうえコースも外れている。 同じ頃、日本海上空でF15による一対一の対戦闘訓練を行っていた航空自衛隊の舞島茜は、状況確認に向かうことに。 通信不能の民間機に近づくと、コクピットに争う男たちの姿が! テロか!  茜が強制着陸を狙った刹那、大型機は急降下を始め…。 超弩級航空アクション、圧巻の上下巻!
  • 物書同心居眠り紋蔵(一)

    物書同心居眠り紋蔵

    小説・文芸
    3.7
    1~16巻691~924円 (税込)
    南町奉行所で内勤30年。勤務中でも居眠りをする奇病を持つ藤木紋蔵。だが、奇病ゆえ、人生の真実が見える時がある。義父が下女に手を出し、妊娠させる騒動が起きた。義母は「男は穢らわしい」とご立腹だ。人間の欲深さを描く「浮気の後始末」ほか7編。“窓際族”同心が活躍する捕物帳!連作時代小説。
  • 平城京

    平城京

    小説・文芸
    3.7
    1巻924円 (税込)
    遣唐大使の命に背き罰を受けていた阿倍船人は、突如兄から重大任務を命じられる。立ち退き交渉、政敵との闘い……。数多の困難を乗り越え、青年は任務を完遂できるのか。直木賞作家が描く、渾身の歴史長編!
  • うちの宿六が十手持ちですみません

    うちの宿六が十手持ちですみません

    小説・文芸
    3.7
    1巻638円 (税込)
    可愛さ余って憎さ百倍――でも、愛してる! 江戸は柳橋で一番人気の芸者・菊弥は、男まさりで気風がよい。芸は売っても身は売らないを地でいっている。 そんな芸者仲間からの信頼も厚い菊弥だけれど、ただ一つだけ欠点がある。実は、根っからの「ダメ男好き」なのだ。 恋人で岡っ引きの北斗は、誰がどこからどう見ても、「ダメ男」。しかも、自分は「デキる男」と深く思い込んでいる。なのに、菊弥は恋心が全然吹っ切れない。 その「ダメ男」で恋人の北斗が、「菊弥馴染みの大店が盗賊に狙われている」と知らせにやって来た。もちろん、しっかり小遣いをねだるのを忘れないところが、腹が立つ。 事件を解決しようとしているのか、それとも、引っかき回そうとしているのか分からない、飄々とした北斗の姿を見て、菊弥はひとり呟くのだった――。 「世間のみなさま、すみません」 新進気鋭の人気作家が描く、ほのぼのお笑い捕物帖第一弾!
  • 剣客太平記

    剣客太平記

    小説・文芸
    3.7
    1~11巻660円 (税込)
    剛剣で無敵を誇りながらも、破天荒であった亡き父の剣才を受け継ぐ峡竜蔵は、三田で直心影流の道場を構えていた。だが、門弟はひとりもおらず、喧嘩の仲裁で糊口を凌ぐ日々。そんななか入門を希望する者が現れた。竹中庄太夫と名乗る中年男は、頼りない風貌ながらも、竜蔵が驚くほどの熱意で入門を迫り、翌日には入門希望の男女を連れてくるのだった。殺された兄の敵を討ちたいという男の切なる願いに、竜蔵は剣術指南を引き受けるが――(「第一話 夫婦敵討ち」より)。竜蔵の真っ直ぐな心が周囲に優しい風を起こす。書き下ろし時代長篇。
  • 翻弄 盛親と秀忠

    翻弄 盛親と秀忠

    小説・文芸
    3.7
    1巻968円 (税込)
    四国統一を成し遂げた偉大な父・元親に愛され、四男ながらも家督を継いだ長宗我部盛親。一方、豊臣の五大老として実質、天下の実権を握る家康を父に持つ徳川秀忠。二人の命運は関ヶ原における勝敗で分かれるも、互いに戦功を上げられぬ屈辱を味わう。それから十余年、運命が再び二人を戦場に連れ戻す――。 戦国の知られざる真実を描く歴史巨篇。 【目次】 第一章 蚊帳の外 第二章 焦燥の急 第三章 後始末 第四章 命運の差 第五章 流動の先 第六章 栄枯盛衰
  • ファニー 13歳の指揮官

    ファニー 13歳の指揮官

    しっかりしなきゃ.わたしが泣いたら,だれが小さい子たちをなぐさめるの?――第二次世界大戦時,ナチスドイツ支配下のフランスから,子どもたちだけでスイスの国境をめざした,ユダヤ人少女の驚くべき実体験.命がけの逃避行と,手をさしのべてくれた人たちの記憶を鮮明に物語る.映画『少女ファニーと運命の旅』の原作本.

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  • 女性兵士

    女性兵士

    話題作『戦場のハローワーク』の著者が贈る、「戦いに魅せられた女」たちとの濃密で壮絶な日々の記録――16歳のニカラグア女性高射砲部隊リーダー、元ミス・クロアチア、セルビアの狙撃兵姉妹……彼女たちはなぜ兵士になったのか? 軍事好きが高じて戦場ジャーナリストとなり、紛争地域を渡り歩いてきた著者が、戦いに魅せられた女たちとの日々をつづる。濃密な戦場描写と冷静な観察眼が光るルポ。 <本書に登場する女性兵士たち> ●元ミス・クロアチアで愛国心にあふれるドブラフカ(クロアチア) ●女性高射砲部隊のリーダーで16歳のエスメラルダ軍曹(ニカラグア) ●ロシア包囲下で決死の戦いに身を投じた3人の美女(チェチェン) ●抜群のチームワークを誇る狙撃兵姉妹(セルビア) ほか
  • 魔王の黒幕 信長と光秀

    魔王の黒幕 信長と光秀

    小説・文芸
    3.7
    1巻968円 (税込)
    天正10年6月、明智光秀は1万2000の軍勢を率いて丹波亀山城より出陣した。天下人・織田信長の命で、備中高松城を包囲する羽柴秀吉の後詰をするためだ。波瀾に満ちた我が人生と、亡き妻・煕子の献身に思いを馳せる光秀。思えば、信長に仕えてからの14年余――魔王の如き主の所業の陰には、常に自分がいた。「今は戦国乱世、闇に覆われた世だ。乱世の闇を掃うには、より巨大で濃い闇が求められる」。第六天魔王・信長の先達として駆け抜けた光秀の胸に、今、去来するものは……。 福井新聞好評連載、書籍化。 【目次】 第一章 疑惑 第二章 信長 第三章 魔王 第四章 決別 第五章 惟任 第六章 献身 第七章 決意 最終章 謀反
  • 悲恋歌 風烈廻り与力・青柳剣一郎[50] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    悲恋歌 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.7
    1巻792円 (税込)
    「鬼に喰われた」祝言の夜、花嫁が密室から忽然と姿を消した事件を、人々はそう噂した。部屋には、曰くある鬼の画が掛けられていたのだ。流言を危惧し、探索に乗り出した南町奉行所与力・青柳剣一郎だったが、密室の謎が立ち塞がる。そんな折、花嫁消失に加担したと思しき女の、喉を裂かれた亡骸が見つかり……。風烈廻り与力・青柳剣一郎シリーズ、威風堂々の第五十巻。
  • ひとめぼれ

    ひとめぼれ

    小説・文芸
    3.7
    1巻740円 (税込)
    累計130万部突破、大人気「まんまこと」シリーズの第6弾。 札差の娘と揉めて上方へ追いやられた男。その思わぬ反撃とは(「わかれみち」)。盛り場で喧伝された約束が、同心一家に再び波紋を呼び起こす(「昔の約束あり」)。麻之助の亡き妻に似た女にもたらされた三つの縁談の相手とは(「言祝ぎ」)。火事現場で双子を救った麻之助は、新たな騒動に巻き込まれる(「黒煙」)。行方不明の男を探すため、麻之助は東海道へと旅立とうとする。そして新たな出会いが?(「心の底」)。沽券が盗まれた料理屋から、一葉が消えてしまったのは何故か(「ひとめぼれ」)。 いつの世も思い通りにならない、人の生死と色事。泣きたいときほど泣けない、「まんまこと」ワールド、慟哭の第六弾。 解説・紗久楽さわ〈「まんまこと」を自由に漫画で描けた幸福〉 ※この電子書籍は2017年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 決戦!新選組

    決戦!新選組

    葉室麟が、門井慶喜が、土橋章宏が「新選組」を描く! 累計28万部を突破し、ますます進化を続ける「決戦!」シリーズ。 戦国時代の著名な戦場を舞台にすることが多かった「決戦!」シリーズだが、今回の舞台は初の幕末。 「新選組」の活躍と悲哀を、当代きっての人気作家が描き出す。
  • 駄犬道中おかげ参り

    駄犬道中

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻924~946円 (税込)
    日本アカデミー賞作家が描く愉快痛快珍道中。 時は文政十三年(天保元年)、おかげ年。民衆は六十年に一度の「おかげ参り」に熱狂していた。 博徒である辰五郎は、深川の賭場で多額の借金を背負った夜、お伊勢講のくじに当たり長屋代表として伊勢参りの旅へと出発する。 途中で出会った代参犬の翁丸、奉公先を抜け出してきた子供の三吉、訳ありな美女・沙夜と家族のふりをしながら旅を続けるなか、ダメ男・辰五郎の心にも変化があらわれて……。 借金を回収しようと追いかけてくる殺し屋・菊佐から逃げ回り、ひしゃくとガマの油で路銀を稼ぎ、地元の名産品には舌鼓。笑いあり、涙あり、美味(グルメ)ありの愉快痛快珍道中。 『超高速!参勤交代』『引っ越し大名!』の著者による傑作時代長編! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『駄犬道中おかげ参り』 の文庫版となります。
  • 中大兄皇子伝 上

    中大兄皇子伝

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻715円 (税込)
    若き皇子、革命に燃ゆ。ほとばしる情熱と欲望を見よ! ――吾(われ)の裡(うち)には、鬼が棲みついている! 新しい律令国家を建設するために必要なことは「革命」。それを邪魔する者は、心を鬼にして殺さなければならない、と、若き皇子は、蘇我入鹿の首に刀を突き刺した……。数々の禁忌を打ち破り、大化の改新の立役者となった中大兄皇子。その常人離れした野望を描いた歴史大作。<上下巻>
  • 呉漢(上)
    完結

    呉漢

    小説・文芸
    3.7
    全2巻814円 (税込)
    三国志よりさかのぼること二百年。王莽の圧政に倦んだ人々は、新たな「天子」を求めていた。貧家に生まれ、一生土を耕して暮らしていくと思われていた呉漢は、食客の犯した罪により、生まれ故郷をあとにすることになる。劉秀の軍に合流した呉漢は、たちまち武将として頭角をあらわし、十四年にもわたる戦いに身を投じることになる。光武帝劉秀が最も信頼し、最も愛した武将の生涯を、鮮烈に描く。
  • 津軽双花

    津軽双花

    小説・文芸
    3.7
    1巻792円 (税込)
    運命の一戦は家康に軍配が上がり、敗者は歴史に葬られた。そして因縁は、遠く津軽の地で花ひらく。家康の姪 対 三成の娘――これぞ女人の関ヶ原!徳川家康の姪・満天姫、石田三成の娘・辰姫。ともに津軽家に嫁入りした二人は、関ヶ原の戦いから十三年越しの因縁に相見える――。そして美姫の戦はここから始まった! 戦国の終焉を辿る本能寺の変、関ヶ原の戦い、大坂の陣を描いた傑作短編も同時収録。【解説・諸田玲子】
  • 江戸は廻灯籠
    値引きあり

    江戸は廻灯籠

    小説・文芸
    3.7
    1巻330円 (税込)
    伜のためにと、50両を盗んだ、腕利きの屋根職人。それを知った親方がとった、思いがけぬ行動は? さすらいの銀細工師に寄せた茶屋女の恋心、足を洗いそこねた密偵(いぬ)の哀しみ、など、懸命に生きる庶民の意地と想いが交錯し、物語が物語を紡ぎ出す。7つの短篇のどこから読み始めても、やがてひとつの輪をなす、円熟の連作。親子の情、秘剣の冴え、忍ぶ恋! 八百八町に生きる庶民の哀歓が、時空をこえて鮮やかによみがえる。
  • おんな飛脚人

    おんな飛脚人

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    めっぽう足が速い韋駄天まどかと清太郎は、偶然同じ日に、飛脚問屋「十六屋」で働きはじめた。風のように走る江戸の町々で起こる、手紙にまつわる人情話、不思議な出来事、捕物帳。やがて、若い二人それぞれの、過去と胸に秘めた思いが、明かされてゆく。江戸庶民の生活と人情、そして、ほのかな恋を爽やかに描く、心あたたまる長編時代小説。庶民の人情と夢のせて、娘飛脚が大江戸をはしる!
  • 怪盗鼠推参 一

    怪盗鼠推参

    小説・文芸
    3.7
    1~4巻627~679円 (税込)
    家禄も扶持もないが明るい貧乏浪人の百地市郎太は、ひょんなことから鼠小僧次郎吉に出会った。強きを挫き弱きを助ける姿に憧れた市郎太は次郎吉に弟子入りし、“鼠盗め”を学ぶことに。だがある日、貧しい人々に配るはずの金を次郎吉が着服しているのではないかという疑念が芽生え――。先祖伝来の忍びの術と必殺剣が光る新シリーズ、堂々始動!
  • 宵の凶星 風烈廻り与力・青柳剣一郎[45] 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    宵の凶星 風烈廻り与力・青柳剣一郎

    小説・文芸
    3.7
    1巻748円 (税込)
    盗みの嫌疑をかけられた義弟を救え! 剣一郎、幕閣に斬り込む! 風烈廻り与力・青柳剣一郎は見廻りの途上、岡っ引きに追われている男と遭遇。男の残した荷を検めると、中には極上の反物が。なんと、将軍家へ献上された加賀友禅だった。まさか、江戸城へ盗賊が? 逃げた男は死体で見つかり、加賀藩も隠蔽に動く。剣一郎は、義弟の西の丸御納戸方・湯浅文七郎へ協力を頼むが、探索を始めた文七郎は何者かに盗みの濡れ衣を着せられ、窮地に! はたして、二人の運命は?
  • 絶海にあらず(上)

    絶海にあらず

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻712円 (税込)
    京都・勧学院別曹の主、藤原純友。坂東への旅で若き日の平将門との邂逅を経て、伊予の地に赴任する。かの地で待っていたのは、藤原北家の私欲のために生活の手段を奪われ、海賊とされた海の民であった。「藤原一族のはぐれ者」は己の生きる場所を海と定め、律令の世に牙を剥く! 渾身の歴史巨篇。
  • 始皇帝 中華帝国の開祖

    始皇帝 中華帝国の開祖

    小説・文芸
    3.7
    1巻880円 (税込)
    始皇帝は“暴君”ではなく“名君”だった!? 『キングダム』で話題のえい政=始皇帝のすべてがわかる必読の書! 世界で初めて政治力学を意識し、中華帝国を創り上げた男。その人物像に深く迫りつつ、現代にも通じる政治・経営学を解きあかす。 自らを「始皇帝」と名乗るに至った男、えい政。乱世に終止符を打ち、中華帝国を統一した男は暴君なのか、それとも英雄なのか? 3歳まで人質として過ごした幼少期、兄との熾烈な玉座争い、家臣との相克――。天賦の才覚と不屈の精神力で過酷な運命のもとに勝ち上がった男の真実を浮き彫りにする、不朽の名著。 「崇高な争い」は感動的で、しかも美しい。 だから「歴史」でそういう場面に出会うと、夜なら眠れない程に興奮する。 ――著者「文庫版あとがき」より 解説・冨谷至 ※この電子書籍は1995年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を新装版として刊行したものを底本としています。
  • 若旦那道中双六 : 1 てやんでぇ!

    若旦那道中双六

    小説・文芸
    3.7
    1~5巻517~561円 (税込)
    南新川の廻船問屋『渡海屋』の若旦那である巳之吉は、家業には目もくれず、遊興三昧。家族の咎めも馬耳東風で、気ままな日々を過ごしていたが、業を煮やした祖父の儀右衛門から、見聞を広げるための旅に出ることを命じられる。断固拒否した巳之吉だが、手をつけた人の女房に一緒になるよう迫られ、泣く泣く江戸を離れざるを得なくなり――。愛嬌たっぷりの若旦那が繰り広げる、笑いと涙の珍道中! 時代劇の超大物脚本家が贈る、期待のシリーズ第一弾!!
  • 伊達政宗(三)

    伊達政宗(三)

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    太閤秀吉の死後、次期政権の座をめぐって天下はふたたび動乱の様相を呈し、ついに石田三成と徳川家康が関ケ原で激突した。遠く奥羽の地にあって上杉勢と対峙しながら、その勝敗の帰趨を隻眼で睨む政宗!
  • 伊達政宗(一)

    伊達政宗(一)

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    戦乱の嵐が吹きすさぶ永禄十年、名流伊達家に奥羽の歴史を変える男児が誕生した。名を“梵天丸”。後年、“独眼竜”の異名で恐れられた乱世の英雄、正宗の青春と天下取りへの野望を描いた長編歴史小説全六巻!
  • 天下御免の剣客大名 巨城奪還

    天下御免の剣客大名

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻682~693円 (税込)
    三河刈谷藩二万三千石の四男として育った土井六郎利位――。日々、剣の鍛錬を積みながらも、部屋住みとして一生を終えるはずだったが、突如、江戸にいる父利徳に呼び出しを受ける。そこで待ち受けていたのは、土井本家、上総古河藩七万石藩主で、老中の職にあった利厚であった。しかも六郎を養子に迎えたい、と懇願されたのである!老中を輩出できる家柄……二つ返事で快諾した。だが、この顛末は父が周到に準備したものであった。六郎ら、傍流の土井の血脈は、徳川の世では決して公に宿命があったのである。その真実を知り、壮大な天命があることを悟った六郎。出世を果たして、その大願は叶うのか。あの名家の血を引く大名が定めの剣をふるう、期待の新シリーズ‼
  • 極道大名

    極道大名

    久留米藩主・有馬虎之助には裏の顔がある。なんと江戸のごろつきで知らぬ者はない極道〈水天宮の虎〉なのだ。そんな虎之助だが八歳の将軍家継にはなぜか懐かれ、このかわいい将軍を支えて自分は副将軍にと目論んでいた。だがある日を境に事態は急変、かつて散散殴りつけた男の影がちらつき始め……。帰ってきた伝説の暴れん坊、新シリーズ始動!
  • 猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記

    猫の手屋繁盛記

    小説・文芸
    3.7
    1~6巻528~649円 (税込)
    旗本の跡取りだが、ある事情で白猫の姿になってしまった宗太郎(通称:猫太郎)。善行を積んで元の人の姿に戻るため、裏長屋でよろず請け負い家業「猫の手屋」を営んでいる。同じ長屋に暮らす賑やかな面々と日々を過ごす彼のもとには、鼠退治から果ては幽霊供養まで、様々な依頼が舞い込んで……。奇妙奇天烈な猫のサムライが活躍する、泣いて笑えるあやかし人情時代劇、開幕。
  • 呂蒙 関羽を討ち取った、知勇兼備の名将

    呂蒙 関羽を討ち取った、知勇兼備の名将

    小説・文芸
    3.7
    1巻799円 (税込)
    かつて武勇一辺倒だった生粋の猛将が、のちに儒学者に優るとも劣らない学問を身につけ、恐るべき知将へと転じた――。その名は呂蒙。光和元年(178年)生まれの呂蒙は、寒門の出身でありながら、主君の孫権による「学問せよ」の一言から書物に親しむようになり、故国の運命を背負う武将へと大成長を遂げる。その劇的な変貌ぶりから、魯粛は「呉下の阿蒙に非ず」(呉にいたころの蒙ちゃんではない)と表現し、それに対して呂蒙は「士別れて三日なれば、刮目して相待すべし」(日々鍛錬している者は、三日も会わなければ見違えるほど変わっている)との名言を残した。かの有名な赤壁の戦いや江陵の戦いで、大きな功績を挙げた呂蒙は、魯粛が死去したあと、荊州方面の責任者となり、巧みな計略を用いて関羽を捕らえることに成功。荊州全域を呉の支配下に置くようになる。知勇兼備の波乱に満ちた男の生涯を描く、長編歴史小説。
  • 吉岡清三郎貸腕帳

    吉岡清三郎貸腕帳

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    依頼人からの無理難題を解決するのは、おのれの腕1本のみ。京流の剣の達人にして、まだ見ぬ伝説の強敵と対峙することを夢想し、胸を踊らせる。だが普段は、ひたすらに不機嫌。「2」という数字とお人好しは、大嫌い。雇われるのはもちろん、我慢ならない。豪快すぎる男の生き方を描いた、7話を収録。期待の新鋭が放つ、痛快時代小説。剣の達人にして、ひたすら不機嫌な男が己の力で無理難題を解決する!
  • 竹中半兵衛 秀吉を天下人にした軍師

    竹中半兵衛 秀吉を天下人にした軍師

    小説・文芸
    3.7
    1巻640円 (税込)
    目の前で剽軽な笑顔を見せる木下藤吉郎に、半兵衛は次第に心ひかれていく自分を感じていた。「この男と、もう一度戦場に立ってみるのも悪くはない。あるいは戦火の絶えた世の中が実現できるやもしれぬ」。――名利を求めず、ただ天賦の軍略の才を縦横に駆使して秀吉を勝利に導いた男、竹中半兵衛。名誉よりも人生に美学を求め、三十半ばで夭折した名軍師の生涯を描く長編歴史小説。
  • 執念の家譜
    値引きあり

    執念の家譜

    小説・文芸
    3.7
    1巻330円 (税込)
    三浦光村は元服して初めて、三浦一族と北条氏との40年にわたる暗い宿縁を知る。同じ関東の豪族でありながら三浦氏は、鎌倉将軍家補佐の任を北条氏に奪われ続けたうえに、北条氏は、鎌倉幕府存続のために、地元の豪族・三浦氏を巧妙に利用してきたのだ。だが、三浦氏の北条に対する反撥は、何度かの争いを経て増幅されてゆく……。という表題作のほか、曽我兄弟仇討ちを扱った「裾野」など、精緻な歴史小説の短編6作を収める。
  • [証言録]海軍反省会

    [証言録]海軍反省会

    小説・文芸
    3.7
    1~11巻3,600~7,399円 (税込)
    「数百時間に及ぶ、日本海軍中堅幹部の肉声が遺されていたという事実に、驚きを禁じえない。感動した」と、戦史研究家の半藤一利氏も思わず心高ぶった感想をもらされたように、本書は、極秘で開催され続け、その後、現在まで秘蔵されていた、「海軍反省会」の生々しい記録である。「海軍反省会」は、昭和55年3月28日に、水交会で第一回を開催し、以後、12年にわたり継続した。本書は、この第一回から第十回までの会議において、各員が発言した記録のテープを文字に起こしたものである。この十回分を選定したのは、全体量が膨大で、全文の刊行が困難であることもあるが、当初、この程度の会合で、一定の結論を出すことを目的としたため、初期の会合で、重要事項がほぼ網羅されているためでもある。肉声に宿る、真実の証言が満載された、読み逃せない一冊である。
  • 表御番医師診療禄1 切開

    表御番医師診療禄

    小説・文芸
    3.7
    1~13巻638~748円 (税込)
    表御番医師として江戸城下で診療を務める矢切良衛。ある日、大老堀田筑前守正俊が若年寄に殺傷される事件が起こり、不審を抱いた良衛は、大目付の松平対馬守と共に解決に乗り出すが……。

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