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文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動!
【目次】
第一章 騒動の後始末
第二章 役付の誉れ
第三章 城中規律
第四章 恨の根
第五章 盾の意味
Posted by ブクログ 2024年02月29日
新シリーズ開幕。書院番の北条志真佑の出世物語だろうか?
上田さんの著作は、若い武士が剣技を買われて、指導者によって成長して行くパターンが多いが、この作品では最初のためかそこまでは描かれず。幕府の制度や職種の説明が長々と続く。
書院番の中で過度のイジメによって引き起こされた事件で書院番の枠が空き、無役...続きを読む
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