貸本屋おせん

貸本屋おせん

800円 (税込)

4pt

3.5

オール讀物新人賞を満場一致で受賞!

高荷を背負って江戸の町を巡るおせん。板木盗難や幽霊騒ぎ、幻の書物探しなど様々な事件に巻き込まれながら好事家たちに本を届ける!

解説=久田かおり

単行本 2022年11月 文藝春秋刊
文庫版 2025年5月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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貸本屋おせん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    五つの短編集です。
    高荷を背負って歩く貸本屋のおせん
    江戸時代に こういう商売があったんだね。
    私 常連客になりそう。
    おせんは いろんな所に出入りしているけど
    おせんの人柄と気風が好かれているからなんでしょう。幼馴染の青菜売りの登とも 付かず離れずの関係
    嫁に恋と言われても 仕事が好きな女には ち

    0
    2025年06月18日

    Posted by ブクログ

    書店員さんが絶賛される記事を見かけて楽しみにしていましたが、江戸時代版「ビブリア古書堂の事件手帖」みたいにかなと思ったら、主人公が控えめで清楚とは正反対、事件もダークでまぁ別物でした。とは言えそこそこ楽しめました。続きも期待です。
    2025-027

    0
    2025年06月02日

    Posted by ブクログ

    物語はともかく、気になったのは、女性が仕事に頑張っている姿を、男性が描くとこうなるのか、と。おせんは、男性から見た女性の描き方だなぁ、と感じた次第。
    幼馴染の青物屋との関係が男の側から見た女そのもので、ちょっと嫌な気分にさせられる。登は、後でなかなか活躍するのだが、おせんに対する態度がどうも気に食わ

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    今年の大河ドラマ、べらぼうで知った江戸時代からあったという貸本屋の存在。
    両親を失いながらもたくましく生きる江戸っ子のせん。
    ひとつひとつの物語が痛快で読みやすかった。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    202505/表紙イラストやあらすじの印象からの想像よりも、勝気で強いヒロイン・なかなかキツめの事件だったけど、予想外の面白さで読んでよかった。

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    通油町や蔦屋耕書堂がでてきて、ちょっとワクワク。

    先入観で、健気な女の子と江戸の愉快な仲間達の話しかなと思ったら、おっとどっこい
    もっと辛口でした。


    がっしり地に足を着けて、働いて生きている主人公。

    重い荷をかついで体はキツいし、お腹にご飯も入れないといけないし
    土ぼこりが立てば髪は重くなる

    0
    2025年08月09日

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