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余命99日の僕が、死の見える君と出会った話
人の寿命が残り99日になると、その人の頭上に数字が見えるという特殊な能力を持つ高校生の新太。ある時新太は自分の頭上と、文芸部の幼なじみで親友の和也の上にも同じ数字を見てしまう。そんな時、文芸部に黒瀬舞という少女が入部してくる。ふとしたきっかけで新太は、黒瀬もまた死期の近い人が分かることに気づく。ひたむきに命を救おうとする黒瀬に、諦観していた新太も徐々に感化され、和也を助け、自分も生きようとするが… -
ゴーストリイ・サークル――呪われた先輩と半端な僕
怪異を待ち構えよう。 そのままやり過ごすために――。 芸大に進学した行を襲う異形のものたち。 秘密を抱える美しい先輩が提案したのは怪異との共存だった? 青春ホラーミステリー!! 怪異が視えるけれど祓えない半端霊能者の浅井行(ゆき)。芸術大学進学のため引っ越したアパートで、美しい先輩の瀬凪ほのかと出会う。だがその夜から不穏な電話が鳴り響き、ドアノブがガチャガチャ回され…。行の異変に気付いたほのかは、幽霊を祓うのではなく共存する「怪異のやり過ごし」を提案するが? 顔が浮かぶ壁、小さな手で奏でる姿なきピアニスト、7人目の怪。行とほのかはどうやり過ごす? 青春ホラーミステリー!! LOWRISE・装画 -
問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本
アルゴリズムは,プログラミングを用いて問題を解決していくには欠かせない大切な道具です。一方,アルゴリズムを理解し,そして応用できるようになるためには,ある程度の数学的知識と数学的考察力も大切です。 本書では,中学レベル~大学教養レベルの数学的知識のうちアルゴリズム学習に必要なものについて扱うとともに,有名なアルゴリズムと典型的な数学的考察について丁寧に解説します。さらに,知識をしっかり身に付けるための例題・演習問題が全200問掲載されています。 -
侯爵子息の二度目の求婚
十代の頃、病に倒れ生死の淵をさまよったエリーナ。そのせいで当時進んでいた婚約話は流れてしまい、エリーナに残されたのは病の後遺症である視力の低下。心因性だと医師は言うが、22歳になった今なお、エリーナの目は暗い場所では見えなくなってしまう。そんなある日、エリーナは思い出の屋敷が売りに出されたことを知る。「せめて最後にひと目だけでも」と屋敷に向かったエリーナは、そこで思いがけず、かつての婚約者・マティアスと再会する。聞けば、彼はこの屋敷を購入するつもりらしく、購入前に状態を確かめにきたのだという。突然の再会を喜びつつも戸惑う二人は、雨宿りのため屋敷の中へ入ることに。しかし、長きに渡り使用されていなかった屋敷は老朽化が進み、薄暗いこともありエリーナには歩くことも困難だった。マティアスはそんなエリーナの手を引いてくれた。昔のまま、優しく美しいマティアスにエリーナの胸は高鳴るが……。 -
ギャングロード・ジョーカー GREED
横浜最強と謳われた不良チーム「GREED」が解散!最強を自負する元幹部達は街の覇権を争っていた。 「最強」と聞いたら白黒つけずにはいられない男、日ノ瀧 全は転校初日からその争いに首を突っ込んでいくのだった! -
イラン
世界史上類を見ない「イスラム共和制」が樹立されてから40年。イランでは何が起きているのか。その現在を多面的に報告する。 -
指先に潜熱
「だって兄さん、俺がシた方が気持ちよくなれるでしょ」 大学院生の滉には秘密がある。 それは“他人の体温が苦手”だということ。 どんなに大切な相手でも、身体が拒絶してしまう――。 そんな自分にコンプレックスを抱えている滉だったが、唯一触れられる相手がいた。 一緒に暮らしている義理の弟・佑だ。 友達には出来なくても、佑になら自分から触れられる。 佑になら、肩を抱かれても嫌悪感がない。 頭を撫でられても、抱きしめられても、 ………昂ぶった下半身に優しく触れられても。 自慰まで手伝ってくれる優しい弟に、「こんなのはおかしい」と言い出せずにいた滉。 しかし、そんな2人の歪な関係は、ある夜を境に一変して…!? -
損料屋見鬼控え
文政元年(1818年)、損料屋(江戸時代のレンタルショップ)巴屋の惣領息子・又十郎は17歳になってからも親から丁稚扱いをされていた。損料屋といえばいちばんの得意先は長屋。長屋から長屋への引っ越しなどではわざわざ家財道具は購入せずレンタルで済ますことが、上方ほどではないにせよ江戸でもそれなりにあった。最初の事件は巴屋の店の入っている長屋だった。大家にヘンな物音がする部屋があるので見てほしいと頼まれてついていくと、部屋の隅に見事な幽霊の姿。もともと霊感らしきものが強いとは自覚していたが、あまりに鮮明なそのお姿に又十郎は腰を抜かしてしまう。これが「事故物件」のなせる業なのか! -
藤子・F・不二雄大全集 初期少女・幼年作品集
超レアな初単行本化作品がぎっしり!! あのトキワ荘時代に描かれた若き夢と情熱があふれる貴重な作品を集めました。「ゆりかちゃん」「光公子」「バラとゆびわ」など“初期少女作品”を計13タイトル、さらに「よるの王子さま」「あきれたあきおくん」などの“初期幼年作品”を計19タイトル収録しました。あらゆるジャンルに挑戦した作者の初期意欲作、読み応え充分です。 -
ペンギンのバタフライ
多くの書店員が絶賛。感動の連作短編集。昔好きだったミュージシャンの車が事故を起こし、妻を亡くした佳祐は、時間を遡ることができるという坂道を自転車で逆走するのだが……(「さかさまさか」)。名前をもらってくれませんか――台風の夜、妻の出産のために訪れた病院で話しかけてきたのは、幼い時に死別した父親だった(「バオバブの夜」)。「ぼくね、きみの生まれ変わり」と白髭の太った老人から言われて……(「ふりだしにすすむ」)。誰もがやり直したい過去を持つ。そんな人に贈る、“時間”をテーマに紡がれた、ちょっと不思議で、あたたかな気持ちになれる五つの物語。一つひとつの物語が意外なつながりを見せ、必ずもう一度読み返したくなる一冊。 -
押しかけ花嫁に捧げられた伯爵の深愛
従順な妻になります。私と結婚をしてくださいませんか──突然の逆プロポーズ。家では虐げられ、辛い未来しかない現状を変えるため子爵令嬢アデラインは祖母が遺してくれた道筋、グレゴリー伯爵ジルベルトとの結婚に縋るしかなかった。そんなアデラインをジルベルトは温かく迎え入れ、彼女の意思を尊重し思いやりを注ぐ日々。「私がどれだけ我慢をしたか、教えたい」 優しく激しい初夜を迎え、アデラインも彼に強く惹かれていくのだが、ジルベルトに面倒をかけてしまっているという負い目が拭いきれず素直に想いを伝えられなくて──過保護な伯爵がみせる独占欲に心がほどかれていくラブストーリー。 -
悪戯
アイソラで近ごろ流行の悪戯は無邪気とは言い難い。落書き屋を狙った連続殺人。痴呆老人の置き去りなど、続発する事件に頭を悩ませるキャレラに、天才犯罪者デフ・マンからの大掛かりな犯罪計画をほのめかす挑戦状が舞い込む。累積する事件を解決し、87分署の面々はデフ・マンを阻止できるか -
その「うつ」っぽさ 適応障害かもしれません
最近よく聞く「適応障害」。著名タレントや雅子様でも話題になりました。「うつ」や「うつ症状」とどう違うのか、どうすれば早く回復するのか、適応障害になりやすい性格はどういうものかなど、正しく理解するための知識を、第一人者がわかりやすく解説します。 -
パラサイトグリーン――ある樹木医の記録
──植物は嘘をつかない 植物は優しい。どこまでも優しい。 植物に囚われる、この病は人々の救いなのかもしれない。 樹木医である雨宮芙蓉は、心療内科医の朝比奈匡助の依頼で、奇妙な仕事をしていた。それは寄生植物病(通称・ボタニカル病)、つまり植物に寄生されるという未知の病に罹った人々を診察すること。さまざまな植物に寄生された患者たちを治療するために、患者たちの持つ苦悩に向き合い、耳を傾ける芙蓉。しかし、この病には大きな謎が潜んでいた──。 朝宮運河・解説/丹地陽子・装画 -
52歳教師の恋の終わらせ方
「そろそろさ別れない?」年を重ね、恋を捨てるのは難しいことじゃないと思ってた――。学校では犬猿の仲と思われがちな月岡先生と亀吉先生。だけどひとたび家に帰ると互いに名前で呼び合う恋仲に。元々教え子だった亀吉の猛アタックから付き合い始めた二人。齢52にして未だ自分の知らなかった快感を教えられることに戸惑いはありつつも、この先も一緒にいる未来をぼんやり考えていたら、学校で亀吉が女生徒に告白される場面に遭遇して…?親にも言えない、子供も望めない…そんな自分と共に生きるより、亀吉には別の未来があった方がいいと改めて思い知らされた月岡。別れてもきっと自分は変わらないと、亀吉に別れを告げることにしたけど…? -
鬼哭洞事件
夏の暑い盛りのある日、私立探偵・野上英太郎の事務所を佐方康之と名乗る依頼人が訪れた。彼は27年前に姿を消した母親と妹を、父に内密で捜しているという。手掛かりは写真一枚のみだが、野上は調査を引き受ける。しかし翌日、康之は死体となって発見された。彼の出身地・鳶笊村へ向かった野上と助手である中学二年生の少年・狩野俊介は、余命幾許もない康之の父が住まう、洞窟内に建てられた奇怪な屋敷を訪れた。そこで俊介は己と同じく推理の才を発揮する不思議な男と出会う――江戸時代から伝わる謎の神楽、佐方家の財産をめぐる確執、神楽のさなかに発生する殺人。少年探偵の成長を縦糸に本格の興趣を凝らす著者の代表作〈狩野俊介〉シリーズ誕生30周年を記念する待望の最新長編! -
宝玉の瞳に映るもの【完全版】
ラルトリア国の宝玉とまで呼ばれた、美しい瞳をもつ王女レヴィアーナ。 小国であるが、平和な日々に、婚約者との未来を夢見ていた。だが、そんな平穏は一日にして崩れさってしまう。 一夜にしてラストリア国は侵略され、レヴィアーナは純潔を奪われてしまったのだ。 侵略者から無理やり犯される日々に死を望むレヴィアーナが、鬼将軍として知られるライアスと生きる意味・希望を見つけていくーー。 -
三十の反撃
2022年本屋大賞翻訳小説部門第1位! ベストセラー『アーモンド』の著者が放つ、すべての人に勇気をくれる傑作。 『アーモンド』が人間という存在そのものへの問いかけだとすれば、『三十の反撃』は、どんな大人になるかという問いへの答えである。 ーーーソン・ウォンピョン 1988年ソウルオリンピックの年に生まれ、三十歳になった非正規職員のキム・ジへ。 88年生まれに一番多い名前「ジヘ」と名付けられた彼女はその名の通り、平凡を絵に描いたような大人になっていく。 大企業の正社員を目指すジヘの前に現れたのは、同じ年の同僚ギュオク。 彼の提案する社会への小さな反撃を始めることになったジヘは、自信を見つめなおし、本当にしたかったことを考えるように。 そして、ついに「本当の自分」としての一歩を踏み出すことになるーー。 世の中という大きな壁と闘うすべての人に贈る、心温まるエール!第5回済州4・3平和文学賞受賞作品。 -
Kの昇天(乙女の本棚)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第23弾は梶井基次郎×イラストレーター・しらこのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 影と『ドッペルゲンゲル』。私はこの二つに、月夜になれば憑かれるんですよ。 満月の夜、療養で訪れた土地の砂浜で私はK君と出会った。 梶井基次郎の『Kの昇天』が、 美しい空間の色彩構成で叙情的な余韻のある作風で知られ、 書籍の装画などで活躍する イラストレーター・しらこによって描かれる。 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。 -
サン=テグジュペリの宇宙 「星の王子さま」とともに消えた詩人
世界の大ベストセラー『星の王子さま』をはじめとする魅力的な作品群を残し、四十四歳の若さでこの世を去ったサン=テグジュペリ。彼の実生活における成功と挫折、思想や人間観は、どのような形で作品に現れ、その深い孤独はいかにして『星の王子さま』へと昇華されていったか。本書では、もう一人の“星空詩人”宮沢賢治との類似性を挙げながら、サン=テグジュペリの生涯と物語世界の魅力を余すことなく語り尽くす。 -
大人めがねスタイル
【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 大人世代の「めがねを楽しむ」装いと選び方のヒント集。加齢を嘆くより、めがねで得られる喜びに目を向けて日々の視界を良好に。 年を重ねると体型が変わり、顔にはシワが刻まれ、髪に白髪が混じるようになり。 細かい字が読みづらくなる老眼も避けては通れぬエイジング現象のひとつです。 一般的に老眼の症状が現れるのは40代から。しかしまだ40代。 いつだってまだまだこれからだと思いたいし、できることなら、いくつになっても前向きでいたい。 「めがね」は、そんな思いを支えてくれるものでもあるはず。 本書はそんな大人世代に向けためがねスタイルの提案書です。 近くを見るためのリーディンググラス(老眼鏡)や、 自分が見たい距離に焦点を合わせる累進レンズのめがねも含めて、 エイジングにより変わってしまった視力をサポートしてくれるめがねをここでは「大人めがね」と名づけ、 そんな大人めがねライフを楽しんでいらっしゃる方々にめがねの装いや選び方について伺いました。 めがねをかける億劫さを嘆くより、 めがねをかけることで得られる喜びに目を向けて日々の視界を良好に。 -
指切りパズル
人気の動物アイドルユニット・チタクロリンのミニコンサート中におきた指切り事件。 そこからさらに連鎖する指切断事件。嘘つきは誰だ! 綾鹿市動物園で行われるチタクロリンのコンサート。予想以上の集客で混乱する中メンバーの飯岡十羽が撫でようとしたレッサーパンダに指をかみ切られてしまう。チーフ警備員の古林新男は綾鹿署の刑事・谷村の聴取に応じるうちになし崩し的捜査に協力していく。そして関係者次々に襲われて指を切断される事件が続いていく。 小説において、「人間を描く」とはどういうことか。あるいは、ミステリにおいて「人間を描く」とはどういうことか。 いずれも、答えようとしてもそう簡単に答え得るものではない難問である。事は、作家や読者それぞれの人間観と関係してくるし、それは人の数だけ存在する。 ならば、問いを変更しよう。鳥飼否宇という作家にとって、「人間を描く」とはどういうことなのか、と。(解説より:千街晶之) -
リボン
小さな命が、寄り添ってくれた――少女と祖母は家のそばで小鳥の卵を見つけ、大切に温めて孵す。生まれたのは一羽のオカメインコだった。リボンと名づけ、かわいがって育てるが、ある日逃がしてしまう。リボンは、鳥の保護施設で働く青年、余命を宣告された老画家など、様々な人々と出会う。人々は、このオレンジ色の頬をした小鳥に心を寄せることで、生きる力を取り戻していく。 -
線路は続くよどこまでも
SNS・YouTubeで10万人超が、山田千紘の言葉に感動! 電車に轢かれて、手脚3本を失った彼が見た世界とは! ? ある日、彼は病院のベッドで目覚めたら、手脚を失っていた。 昨夜の記憶は、ほぼない。 終電近くの電車で帰り、寝過ごして終着駅に着くと、 ホームでまた寝込んでしまい、寝ぼけて線路に落ちて電車に轢かれた……。 ということを、後になって聞いた。 目覚めたら、左手1本しかないという現実を、 いったい、どれだけの人が受け入れられるだろうか? 彼は、「生きる」と腹をくくり、立ち直ってから後、 医師から、1~1年半かかると言われた義足歩行のリハビリを半年でクリア。 退院3カ月後には、車の免許を取得。 職業訓練を経て、就職活動を開始。 そして同時に1人暮らしを始めた。 彼は、手脚を失ったことで、「わかったこと」「気づいたこと」が いくつもあった。たとえば……。 ・世界中で、誰かひとりでも信じてくれる人がいれば、絶望は希望に変えられること ・できないことはゲームと同じ。「いかに攻略するか」ということ ・どんなに孤独だと感じても、つながっている関係を絶対、見落としてはいけないこと ・「生きている! 」という実感は、興味が湧くほうに必ずあること ・暗闇から光を見るためには、プラスを数えるということ ・挑戦した人がみんな成功するわけではないけれど、必ず成長するということ 「僕は3回、死を感じた」と彼は言う。 1回目は、電車に轢かれたとき。 2回目は、手脚を失い絶望したとき。 3回目は、社会に見放されたと感じたとき。 でも、同時に3つの希望を見つけた。 その3つは、どん底を見なければ、決して見つけることができなかった宝物。 それが、今の彼の「生き方」であり「在り方」になっている。 本書を読み、思わず涙を流してしまう人が続出! ! それはきっと、誰の心にもある小さな勇気や優しさ、 挫折や不安、寂しさや温かさ……、 そういう様々な感情が揺さぶれられるから! 是非、ご自身の心で感じて、 人生の可能性にチャレンジする勇気を受け取っていただけたら幸いです。 -
インド洋 日本の気候を支配する謎の大海
インド洋を抜きにして、地球を語ることはできない! 大陸移動から気候変動、生命の起源まで──。 世界第3位の巨海から、この惑星のダイナミズムが見えてくる! 海洋と大気と大陸が連動するおどろきのメカニズム! 日本に過酷な異常気象をもたらす、インド洋独自の大気海洋現象「ダイポールモード」とは何か? ソマリア海賊も怖じ気づく季節風「ヒッパロスの風」はなぜ生じる? 三つの海底山脈が交差する「ロドリゲス三重点」特有の生き物とは? 巨大火山と地震の巣をもつ「日本列島のふたご」が存在していた! 驚きと謎に満ちた「第三の大洋」の全貌を解き明かす。 ロングセラー『日本海 その深層で起こっていること』『太平洋 その深層で起こっていること』著者による、海洋科学ミステリー第3弾。 【もくじ】 第1章 インド洋とはどのような海か──二つの巨眼と一本槍をもつ特異なその「かたち」 第2章 「ロドリゲス三重点」を狙え!──インド洋初の熱水噴出口の発見 第3章 「ヒッパロスの風」を読む──大気と海洋のダイナミズム 第4章 インド洋に存在する「日本のふたご」──巨大地震と火山噴火 第5章 インド洋を彩るふしぎな生きものたち──磁石に吸いつく巻き貝からシーラカンスまで 第6章 「海のシルクロード」を科学する──その直下にひそむ謎の海底火山とは? -
狼マフィアの正しい躾け方
しゃべるな可愛い! 俺をよしよししろ! 忌み子と蔑まれていた王女サフィーヤは祖父に騙され、 慕っていた狼獣人リカルドに服従を強いる腕輪をつけ隷属させてしまう。 戦争で国が滅び、離ればなれになった数年後。 マフィアの首領となったリカルドは隷属から解放されるため、 サフィーヤを探し出し殺そうとするが、 なぜか「よしよし」をねだった自分に困惑する。 憎悪を滾らせているのに、リカルドは彼女の世話を焼き、外敵から守らずにいられない。 さらには抑えきれない衝動に囚われて――。 狼獣人マフィア×薄幸の(元)王女、絶対服従の枷を壊すまでは溺愛おあずけ!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 終章 あとがき -
「イミがわからない…」がなくなる! こども読解力
「文章読解は公式がないから難しい……」 「どうやって読んだら効率的かわからない……」 そんな悩みは齋藤式メソッドで、全て解決! 等身大のキャラクターと一緒に、登場人物の心の動きが理解できるので、今まで文章が苦手だった人も楽しみながら深く読める。 また、イラストを使った解説で、背景知識も語彙も同時に学べて、本当の国語力がグングン身に付けられる。 さらに、三色ペンを使って、テストで、どう考えて、どこに線を引けばいいのか、一目でわかる効率的な読解方法も習得できる。 掲載作品も、近代文学から中学入試に出題された文章までを徹底網羅し、家庭学習はこれ一冊で大丈夫! [取扱い作品] ・近代文学 『坊っちゃん』夏目漱石 『草枕』夏目漱石 『夏目漱石の手紙』夏目漱石 『そぞろごと』与謝野晶子 『走れメロス』太宰治 『駈込み訴え』太宰治 『人間失格』太宰治 『鼻』芥川龍之介 『檸檬』梶井基次郎 『やまなし』宮沢賢治 『たけくらべ』樋口一葉 『陰翳礼讃』谷崎潤一郎 『学問のすすめ』福沢諭吉 ・中学入試に出題された文章 『こころの処方箋』河合隼雄 『何のために「学ぶ」のか』所収「学ぶことの根拠」小林康夫 『「しがらみ」を科学する―高校生からの社会心理学入門』山岸俊男 『ユーモアの鎖国』石垣りん 『友だち幻想』菅野仁 『「食べること」の進化史』石川伸一 『対話をデザインする―伝わるとはどういうことか』細川英雄 『新・冒険論』角幡唯介 『感性は感動しない』所収「子供の絵」椹木野衣 『昆虫という世界―昆虫学入門』日高敏隆 『うしろめたさの人類学』松村圭一郎 『約束』所収「夕日へ続く道」石田衣良 『君たちは今が世界』朝比奈あすか 『蜜蜂と遠雷』恩田陸 『城のなかの人』所収「三成」星新一 -
トロイア戦争:歴史・文学・考古学
3000年以上前の戦いの真相を求めて はるか昔、トロイア戦争の伝説を生み出した紛争があったのだろうか? あったとすれば、いつ、どこで? 古代ギリシア人・ローマ人はこの戦いを事実と信じたが、中世から近世にいたる学者たちはより懐疑的で、叙事詩が歴史的事実に基づいていた可能性が本格的に注目されたのは、1870年代のシュリーマンによる発掘以降のことだった。以来、多くの発見がなされたが、謎はいまだに残る。 本書は、トロイア戦争に関連する三つの分野の研究成果――ホメロス叙事詩と「叙事詩の環」などの文学資料、ヒッタイト文書という歴史学資料、ヒサルルック遺跡からの考古学資料――を渉猟し、多角的・総合的に検証する。叙事詩が語る戦いの細部は、青銅器時代つまりトロイア戦争が起こったとされる時代のものか、鉄器時代つまりホメロスの時代のものか。トロイアの支配者たちはヒッタイト文書にどのように記録されているか。巻末に、ヒッタイト文書の内容紹介、シュリーマン以前のトロイア発掘の試み、現在なお残る謎・問題点をまとめた、訳者による解説を収録。 -
シュレディンガーの猫探し
探偵嫌いの僕と迷宮落としの魔女。 妹にまつわる不思議な現象、「やよいトリップ」。未来視とも思えるその力が原因で巻き込まれたとある事件をきっかけに、訪れた洋館。 洋館の表札には『探偵事務所 ラビリンス』。 そして、古めいた書架に囲まれるように彼女はいた――。 魔女のような帽子に黒い服。書架に囲まれた空間そのものが一つの芸術作品のように美しい佇まい。 「解かれない謎は神秘と呼ばれる。謎は謎のまま――シュレディンガーの密室さ」 彼女――焔螺は、世界を神秘で埋め尽くしたいのだと言った。 「私は決して『探偵』なんかじゃない。神秘を解き明かすなんて無粋な真似はしないよ」 探偵じゃないなら、いったい何なんだ。 問えばふたたび、用意していたように即答だった。 「魔女さ」 まったく、時代錯誤も甚だしいと嘆かずにはいられない。 神秘的で、ミステリアスな一人の魔女に、この日――僕は出会った。 第14回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞。 ゲスト審査員・若木民喜氏絶賛の新感覚「迷宮落とし」謎解き(?)開幕! ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
中学生の知識で数学脳を鍛える
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 登録者数 14万人超。再生回数の累計5000万回超。 数学系人気YouTuberが教える、論理力が身につく方法がこの1冊に! 高校時代は数学の点数は0点で、学年ビリ。 大学は2浪して文系の大学に進学し、中退。 そんな著者が数学のおもしろさに目覚め、今では超人気の数学系YouTuberに! 丁寧さ、わかりやすさに定評のある解説が持ち味! 本書では数学のおもしろさを通じて、「数学的な思考」「論理的な考え方」を伝えます。 ◎◎◎本書の特徴◎◎◎ ☆難しい計算、数式は極力なくしました! ☆中学生までの知識でも読めるようになっています ☆暗記項目はありません! だから「数学が苦手」「数学に挫折した」と思っている人でもスラスラ読める! 数学の公式や定理を覚えることよりももっと大切な「数学を学ぶ意義」がこの1冊には詰まっています。 -
一億ユーロの純潔
一度も会ったことのない人と結婚するなんて。父親に命じられギリシア大富豪アクシオスの花嫁となったカリプソ。ハンサムでプレイボーイの彼は、両家が交わした古い契約のため、1億ユーロを支払うか結婚するかを選ぶしかなかったという。私は売られたのね…。事実に傷つくカリプソだが、アクシオスに優しく導かれバージンを捧げた。ところが翌朝、情熱的な一夜が嘘のように彼に冷たく突き放され…カリプソは逃げ出した。妊娠にも、その身を冒す病魔にも気づかぬまま。 -
殿様は「明治」をどう生きたのか
生活の困り農民になった元殿様、宮司となってひっそりと生きる元殿様、外交官として世界を飛び回る元殿様など、多種多様なその後の人生とは 江戸時代に各地を治めていた藩主は、明治4年の廃藩置県によって国元から切り離されて強制的に東京住まいとなった。戊辰戦争で勝った大名も負けた大名も一緒くたに、領地は没収され、家臣は解散させられた。 大大名家は、維新後も華族として華やかに暮らしたイメージがある。しかし、新政府に対抗した請西藩の林忠崇は一時は自ら農業をしなくてはならないほど困窮してしまった。また、朝敵とされた会津藩の松平容保は、日光東照宮などの宮司となり、徳川宗家の菩提をとむらいひっそりと生きた。 外交官として世界各地を飛び回る元殿様や徳川宗家のその後など、14人の元殿様の知られざる生き様を、テレビなどでお馴染みの河合敦先生が紹介する。 ※この作品には、電子版限定の特典として、河合敦『禁断の江戸市~教科書に載らない江戸の事件簿~』(扶桑社刊)の一部が巻末に収録されています。 -
逝ってしまった君へ
SNS上で大反響のエッセイ、待望の書籍化。 「note」での掲載が大反響を呼んだ壮絶なノンフィクション、待望の書籍化。 2019年1月。私は、古い友人のひとりを失った。 友人は突然、自らの意思で死を選んだのだ。 彼は私の大切な友人でもあり、私のはじめての恋人でもあった__ 声優・浅野真澄が体験した、大切な人の「自死」。 大切な人を失って初めてわかる、大きな悲しみと日々の「気づき」。 遺書にあった自らに向けたメッセージ、告別式、初めての「遺品整理ハイ」…そして「君」を失った悲しみの中で見つけた一つの光。 『誤解を恐れずに言ってしまうけど、君を失って、私はひとつ、大きなものを得ました。それは、自分を自分のままでいいと思える強さです』 『たった一つのものさしで自分を測ることに、意味なんてない』 『君がそこにいてくれることが、すべてでした。君の存在そのもので、私はどこまでも満ち足りた気持ちになったのです』 あまりにも突然で悲しい出来事を経た「遺された人々」のその想いを、逝ってしまった「君」への手紙の形で綴ります。 日々悲しみの中にいるあなたにこそ読んでほしい、大切な人へ向けた祈りに満ちたノンフィクション随想録。 ※この作品はカラーが含まれます。 -
シンデレラとガラスの天井 フェミニズムの童話集
意識を失ってる女性にキスするなんて、ぞっとする。 お金持ちになる方法は、王子との結婚だけじゃない。 米国女性コメディ作家が語り直した、陽気で爽やかな現代のおとぎ話。 【本書で再話される物語】 人魚姫/眠り姫/白雪姫/シンデレラ/赤ずきん/ラプンツェル/ピーターパン /美女と野獣/親指姫ほか 「なぜ長い間、男たちに女性の物語を書かせてきたのか? 彼らは私たちを塔に閉じ込めたり、家を掃除させたり、とても眠くさせたりしたのです。この本は遂にそれを正した!」 ――ローレン・アダムス(女優) 「ウィットに富んだ、今求められているおとぎ話のリブートだ。私たちがこれまで子供たちに何を教えてきたのか、考えさせられる」 ――ジョー・ファイアストン(コメディアン) 「グリム兄弟もローラ・レーンとエレン・ホーンにはかなわない」 ――ジェニファー・ライト(作家) 「時代は変わりました。物語も変わるべきでしょう」 ――著者まえがきより -
きみに「ただいま」を言わせて
誰にも言えない「秘密」、たどり着いた「真実」。 血のつながらない三人の家族、秘密の果てにある幸せとは…!? ――衝撃の結末に心震える! 実の母・葛葉を幼い頃に事故で亡くした舞香は、葛葉の幼なじみのかおりとその夫・遊に引き取られる。生前の葛葉から虐待を受けていた彼女は、母への憎悪を抱き続けていた。そして、かおりと遊にも、葛葉の死に関わる誰にも言えない「秘密」が存在した。 罪の意識に駆られながらも幸せを求める三人がたどり着いた「真実」とは!? 衝撃のラストは圧巻! -
四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―(新潮文庫nex)
「犯罪オークションへようこそ!」 犯人のAI・以相(いあ)が電脳空間で開催した闇オークション、落札したのは従姉を殺され復讐を誓う少女!? 以相の企みを阻止すべく、探偵のAI・相以(あい)と助手の輔(たすく)が辿り着いた先は、奇怪な館、四元館(よんげんかん)だった。連鎖する不可思議な殺人事件。人工知能の推理が解き明かす前代未聞の「犯人」とは!? 本格ミステリの奇才が“館ミステリ”の新たなる地平を鮮烈に切り開く! -
ランペシカ
【対象:小学校高学年以上】 「天山の巫女ソニン」シリーズでニュー・ファンタジーの旗手としての地位を確立した菅野雪虫が、アイヌ神話をモチーフに描いた長編ビルドゥングスロマン『チポロ』。その続編『ヤイレスーホ』に続く、第三作目! あのときの少年と少女、そして神々に、また会える! 『ヤイレスーホ』では復讐に燃える少女だったランペシカ。数年が経ち、ランペシカもチポロのあとを追う弓の名手に成長。しかし、かつて復讐の力を求めたヤイレスーホの記憶がランペシカの心に影を落としていた。 一方、チポロとイレシュの子には何か不思議な力があるようで……? 神々と人間の関係にもスポットライトを当て、人間の愛おしさ、愚かさを描き切ったアイヌファンタジー『チポロ』三部作、ここに堂々完結!! -
ヤマケイ文庫 文豪山怪奇譚 山の怪談名作選
文豪たちが遺した異世界としての「山」。 東雅夫の選によるかつてないアンソロジー、文庫化。 近代の文豪から現代の人気作家まで。 数多くの作家が、深山幽谷を舞台とする神秘と怪異の物語を手がけてきた。 山を愛し読書を愛する人々にとって必読の名作佳品を集大成した史上初のアンソロジー。 収録作品: 火野葦平「千軒岳にて」 田中貢太郎「山の怪」 岡本綺堂「くろん坊」 宮沢賢治「河原坊」 本堂平四郎「虚空に嘲るもの 秋葉長光」 菊池寛「百鬼夜行」 村山槐多「鉄の童子」 平山蘆江「鈴鹿峠の雨」 泉鏡花「薬草取」 太宰治「魚服記」 中勘助「夢の日記から」 柳田國男「山人外伝資料」 編者解説(東雅夫) 文庫のためのあとがき -
雲神様の箱
第4回カクヨムWeb小説コンテスト、キャラクター文芸部門特別賞受賞! 古代日本の美しい風景、豪族たちの渦巻く野望、そして『土雲の一族』というファンタジー要素が融合し、胸躍る壮大な物語が誕生したーー!! ▼作品あらすじ 薬毒に長け、どの地の支配も受けず霊山を移り住む古の民、土雲の一族。一族の少女・セイレンはある日、『山をおり、雄日子(おひこ)という若王の守り人となれ』と里を追い出される。双子の妹という出自ゆえ「災いの子」とされてきた彼女は、本来求められた姉媛(あねひめ)の身代わりにされたのだ。 怒りと孤独を抱え里を飛び出したセイレン。しかし、類い稀な技を持つ彼女と、大王への叛逆を目論む雄日子の予期せぬ邂逅は、倭国の歴史を大きく変える運命の出会いとなるのだった……! -
華麗なる憂鬱
挙式を目前にしながら、花嫁となるアイシャの心は晴れなかった。カルロとの結婚は政略結婚でしかないから…。幼い頃からカルロに淡い憧れを抱いてきたアイシャは、10年前に妻を亡くした彼が突然求婚してきたとき、内心は複雑だった。彼はまだ前妻を忘れてはいないはず。その証拠に愛していると言われたことがない。この結婚は私にとってつらいものになるわ――。そして、アイシャの予想は的中した。カルロの取り巻き女性のひとりから、みだらな密告があったのだ。 -
捨てられる男たち 劣化した「男社会」の裏で起きていること
このままでは男たちは職場や家庭だけでなく社会からも捨てられてしまう── ベストセラー『男性漂流 男たちは何におびえているか』『「女性活躍」に翻弄される人びと』著者・最新刊! 「アイツのためを思った指導がパワハラだなんて、納得できるわけがない」 「チャンスを与えてやったのに、セクハラ告発の不意打ちを食らうなんて……」 普段はネガティブな感情を露わにすることのない男たちが目を充血させ、時に嗚咽しながら必死に思いの丈をぶつける。本書は、マスメディアからは伝わってこない市井の人びとの声を丁寧に掬い上げ、そのギャップを鮮やかに描いてきた著者が「男社会」の崩壊をリアルに暴くルポルタージュである。20年以上にわたる取材から迫る真相は、読む者を圧倒する。 本書に登場する管理職の中年男性たちは、取材の過程で、部下の成長を心から願い、長時間労働の是正、女性登用の促進など職場が抱える課題に果敢に立ち向かい、そして妻子への想いを熱く語っていた。では、なぜそんな彼らが訴えられ、引きずり下ろされたのか。パワハラやセクハラ、家庭内モラハラなどのハラスメントの告発を受けるに至った社会的背景や心理的要因を探れば探るほど、「男たち」の悲哀を感じずにはいられない。 “無自覚ハラスメント”──。これが彼らが陥った行為の正体である。 そして“無自覚ハラスメント”に及ぶ要因を数多の取材事例から分析して浮き彫りになったのが、彼らに無批判に内在化された「男社会」の価値観だった。 本書の特徴は最長で約20年にわたり、同じ取材対象者に継続的にインタビューを行った定点観測ルポになっている点だ。例えば、過去の時点では平静を装ったり、胸に秘めていたりした苦悩が、その後の取材で初めて明るみになるケースも少なくない。 -
夜が暗いとはかぎらない
大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったい、なぜ――? だが、その行動は、いつしか町の人たちを少しずつ変えていく。 さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。 -
美雨13歳のしあわせレシピ
ある雨の日、学校から帰ると、かつおだしのいい匂いが立ちこめていた。ほら、包丁の音も。コトコト音を立てている鍋は、きっと肉じゃがだ。料理の苦手なお母さんがどうしたのかと台所をのぞくと……家事などしたこともない仕事人間のお父さんがエプロンをしていて、お母さんは家出した、と言う――! 元料理人の父と思春期の娘が、料理を通して次第に理解しあっていく物語。家族の回復を描く、心に美味しく幸せな気持ちになる作品 -
火花散る おいち不思議がたり
菖蒲長屋で赤子を産み落とし、消えた女――。不思議な能力を持つ娘おいちは、その女の聞こえるはずのない叫びを聞いてしまう。岡っ引・仙五朗らと力をあわせ、女を捜していたおいちのもとに、女が惨殺され、無残な姿で見つかったとの報せが――。傷痕から見えてきた女の正体、女が抱えていた事情、そして母を亡くした赤子の運命は? 一方、松庵のもとには、老舗の薪炭屋の主人と内儀がやって来て、母おきくの病を治してほしいと懇願する。一見、なんの関係もないかに思われた二つの出来事だが――。父・松庵のような医者になりたいと願うおいちは、夢に向けた一歩を踏み出すことができるのか。そんなおいちに想いを寄せる新吉、凄腕の岡っ引・仙五朗、そして個性的なキャラである伯母のおうたも健在。人気の青春「時代」ミステリー第四弾。 -
人生で大切なことはすべてソニーから学んだ Back to the basics yet again.
ソニーのものづくりの根幹業務を担当し、数々のヒット商品を世に送り出してきた著者は、ソニーを卒業したあとも、一部上場企業からベンチャー企業まで、さまざまな企業の社外取締役や顧問を務めている。各社が著者に求めているのは、ソニーで培ったものづくりの精神やマネジメントで、どの企業も業績が好調だという。ソニーの黄金期をつくったのは、井深大、盛田昭夫、大賀典雄という名経営者であり、彼らから直接薫陶を受けた著者が、ソニーのDNAを解き明かしたのが本書である。「世界初」にこだわるエンジニア、肩書ではなく「さん」で呼び合う気さくな社風、発売の時期を決めてからスタートする独特の商品開発、徹底した品質管理、他社とのユニークなプロジェクト、世界に点在する拠点でのビジネス等々、著者の体験をあますところなく語っている。夢や志をカタチに変えて世の中に貢献しようとするソニーのDNAこそ、コロナ禍を乗り越えるヒントともいえよう。 -
貴方のために綴る18の物語
「あなたにぜひともお引き受けいただきたい仕事があるのです」 1日1話、ただ読むだけ―― 駅のホームで見知らぬ老紳士から声を掛けられた美織は、「ミスター・コント」という謎の人物が記した短編を18本読み、簡単な感想を書くという仕事をもちかけられる。 報酬は1字10円、総額143万円。 新手の詐欺かと訝しみつつも押し切られる形で前金を受け取った美織は、1日1話届けられる物語に次第に追い詰められていく……。 世にも奇妙な仕事に隠された、驚くべき真相とは? 『珈琲店タレーランの事件簿』の著者が、新たなるミステリーの形に挑んだ野心作! -
万葉集歌解き譚
万葉集の歌の数々が味わえる!新シリーズ。 日本橋の伊勢屋で奉公する助松には、父親の大五郎がいた。しかし、一年半前に伊勢屋の仕事で富山に出かけたまま、行方不明になっていた。父は、助松に日記を残していた。このことは決して他人に話さないように言われた。日記には和歌らしきものがいくつも書かれている。 伊勢屋の一人娘しづ子は助松より六歳上で、和歌が好きで賀茂真淵に学んでいた。そして、店の大切な客人である占い師の葛木多陽人も和歌に造詣が深かった。多陽人は京都生まれの京都育ちで、回りがぽかんと見惚れてしまう程の美男子だった。 助松は、二人に事情を知らせずに日記に記された歌の意味を少しずつ、教わっていた。 ある日、体調を崩した大友主税という若い侍を助けたことがきっかけで、しづ子に和歌を学びに主税が訪れるようになった。しかし、主税がしづ子に近づいたのは別の理由があったのだった。 その後、しづ子は密かに姿をくらましてしまう。 大五郎としづ子の失踪には、関連があったのだ。 日記に記された和歌の数々には、どんな意味があったのか。 一連の謎は解き明かされるのか――。 万葉集の和歌が面白さが判る、新シリーズ! -
ピンク色の本能~強引上司にベッドの中で暴かれて
老舗お茶屋・一色堂(いっしきどう)が経営する、日本茶カフェの店長、椎名(しいな)桜(さくら)。マンネリ気味だった彼氏と、久々のデートにワクワク♪ …だったのに、3年付き合った恋人の隣には、かわいらしい女性が…!? 「お前はしっかりしてるし、俺がいなくても大丈夫だろ」その言葉は、桜が心に秘める思いを刺激して…。キモチを切り替えたつもりだったのに、職場でも失敗の連続――経営者一族・英人(ひでと)本部長のたっかーい着物を汚してしまった…! らしくないミスの原因を問い詰められ――… 「世の中、どうして“ピンク”好きの男の人が多いんでしょうね」ポロッと本音をこぼしちゃって…。「…君をいじめていた男子の気持ちがわかるなぁ」弱ったところに、熱い視線と欲情をぶつけられ…女として求められる嬉しさに、もうあらがえない――っ! 「椎名さん、可愛いよ」私、この人の前では何も隠せなくなるの…! ちょっと強引なイケメン上司に、本能のままたっぷり愛されちゃいます★(第1話)
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