作品一覧

  • 友達からお願いします。
    4.4
    1巻638円 (税込)
    楓はとにかく大人しく生きていきたい普通の高校生。女子は苦手だ。だがある日、妙なきっかけが元でクラスメイトの木蓮と特別な仲になった。この一風変わった学校一の美少女は、完全無欠に見えて実はド天然、喋り方もなんだかサムライみたいだ。交わらないはずの二人が共通の秘密を持ったとき、楓の日常が前に動き出した――。「もっと、本当のことが言いたい」植物系男子とまっすぐ女子の青春ラブ(?)コメディ、開幕!
  • 侵略する少女と嘘の庭
    3.8
    1巻638円 (税込)
    牧生、唯、裕貴、琴美は幼なじみ。小さな頃は結婚の約束をするほど仲の良い4人だったが、中学生となった今では無邪気にふれあうことができなくなっていた。そんなある日、牧生がついた小さな嘘をきっかけに、4人は不思議な少女・りあと出会う。その出会いは、4人の関係を変えていく――少年と少女を取り巻く、せつなくて不思議な物語が、同じ街で紡がれていく清水マリコの好評「嘘」シリーズ最新刊。
  • 君の嘘、伝説の君
    3.4
    1巻638円 (税込)
    K中学に通う二年生の男子、浅井操は、授業で読書感想文の音読をさせられ、とんでもなく不機嫌になってしまう。しかし、その作文を欲しいと言う女の子があらわれた。色が白く、薄茶っぽい髪と目、卵形の顔、すっきりした目のラインに沿った長いまつげ。人形のような容姿で語りかけてきた彼女の名前は神鳥智奈。ここから彼は“嘘”と“伝説”、そして“魔女”を巡る数ヶ月の物語に静かに、そして深く取り込まれていく。
  • 嘘つきは妹にしておく
    4.2
    1巻638円 (税込)
    ある日、主人公・ヨシユキのカバンの中に、見覚えのないものが入っていた。それは、ほとんどのページが真っ白な、おかしな本。「その本はね、あるお芝居の脚本なの」突然現れた女の子は、自らを「現実じゃないの。妖精かな」と言う。ヨシユキはその少女「みど」と共に、失われたページを持つ人々を捜すことに……。果たして、そこに描かれていた物語とは? そして、みどの正体とは? あなたの心に切なさと懐かしさを喚起するファンタジックストーリー。
  • ネペンテス
    -
    1巻638円 (税込)
    (ボクが動揺するとよくないことがおきてしまう。よくないことはボクだけにとどまらない。世界がよくないほうへとバランスを崩してしまう。少しずつ……世界から見ればほんのわずかかもしれない。でもそれで不幸になってしまった人はきっと) ――自分の好奇心を体の奥底に閉じ込め、心の揺れを極端に恐れ誰とも深くかかわらないときめた西村祐胡(ゆうこ)。彼はクラスメートからは若くして悟っているクールなやつと思われている。そんな彼の前に現れるのは……。清水マリコが描く、日常に潜むせつなくも甘い迷宮の連作短編集。
  • ゼロヨンイチロク
    4.0
    1巻638円 (税込)
    岸本めぐみは、陸上部に所属する元気な高校1年生。ごく平和な毎日を過ごしているはずが・・・・・・TVドラマの脚本家のお母さんが突然失踪しちゃった! 頼りにならない「専業主夫」のお父さんに代わってめぐみはミステリー好きの級友・通称「明智」とともにお母さんを捜し始める。そんなめぐみの前に、なぜかめぐみを憎んでいるらしい謎の美少女が現れ、ふたりの邪魔をする。いったいこの娘は誰!? お母さんはどこへ行ったの!? 清水マリコとtoi8のコンビが贈る新たな都市伝説ミステリー!
  • ゼロヨンイチナナ
    3.7
    1巻638円 (税込)
    【――あなたはどうですか? 「他人に言っても信じてもらえない悩みのある人」「世界に愛する現実が見つからない人」「この際どうなっても構わない人」―― 0416で解決するかもしれません。あやしいですが宗教じゃなく、お金もいっさいもらいません。チャレンジする人はこちらまで。 04事務所代表・岸本めぐみ】陸上部所属の元気な高校1年生・岸本めぐみとミステリー好きの級友・通称「明智」、二人に救ってもらった相川美緒の三人は、TV脚本家のめぐみの母親の失踪にまつわる事件をきっかけに、奇妙な事件を解決する「ゼロヨン事務所」を開設した。その矢先、夏休みの初日に明知は街で気さくに話しかけてきたお姉さんと仲良くなってしまい舞い上がるのだが・・・。ほんのり切ない都市伝説ミステリー第二弾!
  • HURTLESS/HURTFUL ハートレス/ハートフル
    3.3
    1巻638円 (税込)
    「――脱獄してきたよ。心の中から。行くところがないから、逃亡先を見つけて?」人助けをして線路に落ち、一躍お茶の間のヒーローになってしまった兄をもつ待中玲夫、16歳高校生。以来、一家はマスコミに追われ、玲夫は有名人としてクラスメイトに遠巻きにされてしまう。そんな、まるで非現実みたいな現実に叩き落とされた玲夫の前に突然現れたのは、「脱獄してきた」と笑う、砂糖菓子みたいな少女だった。あたりまえの今日がずっと続くと思っていた玲夫と、帰るところを失った少女が手を取りあって、東京の夜を駆ける。清水マリコ渾身のエスケープ・ストーリー。
  • 嘘つきは妹にしておく

    Posted by ブクログ

    言葉選びが正しいかどうか確信がないけど、こういうのをジュブナイル小説っていうんだろう。
    自分がまだ多感だった(はずだ)中高生の時に読んでたら間違いなく感化されまくって、不意に真っ白い本が鞄に入ってやしないかと期待する日々を過ごしてたんだろうなと思う。「もしかしたら自分の身にもこういう不思議で魅力的な出来事が起こるんじゃないか」ってワクワクが詰め込まれた物語。全体的に散りばめられた夏の季節感も相まって、好きです。ゆりか先輩。
    話の展開やノリに時代を感じるけど、それも含めて学生時代への懐かしさがこみ上げてくる素敵な一冊だった。僕はゆりか先輩こと自分の世界を確立しているコスプレ好きを姉にしておきたい

    0
    2016年04月27日
  • 君の嘘、伝説の君

    Posted by ブクログ

    5年以上も前に買ったくせに今の今まで読まなかった。自分が書きたいと感じている方向性の作風で、尚且つ面白い作品なんだろうというはっきりとした予感が、この本を遠ざけていた。
    いやはや、素晴らしいの一言。そして今となっては、この読後感がそのまま励みになる。
    主人公のちょっとひねくれたメガネくんと、透き通った人形のような美少女の青春話。「現実ではまずあり得ないだろうけど、その可能性は決して0じゃない」という絶妙なバランスの上に成り立つ奇跡のような物語に、そして切ないラストに、読み終えてしばらく放心してしまった……あ、今は正常です。
    種明かしのシーンで即座にピンとこないあたり、まだまだ読書不足だなと痛感

    0
    2015年12月17日
  • 友達からお願いします。

    Posted by ブクログ

    やはりモノレールから始まる青春ラブコメはまちがっていない。特に何がどうというお話ではないと思うのだけど、これこそ青春ラブコメという感触を持ちながら、ぶっこむところぶっこむ強さもあり、とても楽しかった。続きも期待大です。

    0
    2013年01月11日
  • 友達からお願いします。

    Posted by ブクログ

    目立たず地味に生きることを選んだ少年が、真面目でまっすぐだけれど少しズレてる少女と知り合ったことから、平凡な毎日が少しずつ変わっていくボーイ・ミーツ・ガールの高校生活。良いこともあれば悪いこともあるし、謎は謎のままだったりするけれど、それが結果的に2人の世界を広げていくことになります。
    今までの清水マリコの作品は、面白いのだけれど少し地味で不条理なところもあり、取っつきにくいところもあったのですが、今回はヒロインの直球ぶりからか、いつも以上に面白く、話がぽんぽん進んで快感。今までのヒロインがねじ曲がりすぎていただけかな。イラストが慣れ親しんだtoi8さんでないのは残念だけれど、これはこれで良い

    0
    2012年12月14日
  • 侵略する少女と嘘の庭

    Posted by ブクログ

    優しいお話でした。ヒロインのりあの個性は勿論、幼なじみの三人のキャラが物語を引き締めていたと思います。馴れ合いからの自然な別離も丁寧に描かれていて好感を持てました。
    お勧めです。

    0
    2012年08月05日

特集・キャンペーン

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!