無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
久しぶりに「当たった…!」と拳を握りしめました!文章は言葉がきれいなので読みやすいです。ただ章立てがぶちぶち切れすぎて、最初は登場人物がすごく多いこともあってなかなか人物を把握しづらいところはありました。が、そのざくざく出てくる登場人物が誰も決してなおざりにされていなかったのがとにかく素晴らしかった。たくさん人が出てくると薄っぺらになるのはある程度仕方ないのかしら、と最近は半ばあきらめモードだったんですが、主人公を中心に最後までみんながおろそかにされることはなかった。少なくとも、私はその点では十分満足。そして何よりすごいと思ったのが、一言の台詞もない秋葉の存在感の大きさ!秋葉が何を思っていたのかなんて本当のところは何もわからないけれど、それでも能見にとっての秋葉がどんなに大きい存在だったのかはちゃんとわかる。とりあえず、ハードボイルド好きなら満足できるはず!堪能した〜
Posted by ブクログ
疑心暗鬼という言葉がある。
人間、目隠しされたように情報が入ってこない状況に置かれると、不安から様々な疑いが募り、やがて心に鬼を産む。この小説は舞台設定、疑心暗鬼、クライマックスと進んでいくのだけど、自分としては中盤の疑心暗鬼のところが読みごたえがあった。能見は何故戻ってきたのか、車椅子になってもその牙はまだ残っているのか、秋葉は生きているのか、この秘密警察組織は何なのか・・・素っ気なく過ぎる序盤を抜け、登場人物も読者も少し光景がわかってくると、疑心暗鬼が始まる。その緊張感に突き動かされて、クライマックスまで一気に読むことができる。
クライマックスのところは、少し無理があるとは思うけどまぁ好き好きだろう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸