ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
伊沢吾郎、82歳。旧日本陸軍狙撃手。現在は軍人恩給で暮らしながら、狩猟解禁期間には猟をし、静かに暮らしていたが、ある少年の失踪事件をきっかけに再び立ち上がることを決心する……。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
旧日本軍の老人と現在のフィリピン諜報組織が大戦中の問題を解決するために日本の山間部でゲリラ戦を行うといった、およそ現実にはあり得ないストーリーながら、そんなことは関係なく素晴らしい作品です。 枯れた心境で生に固執することなく行動する老兵たちの格好よさは、現代の日本に僅かながら残っている職人魂のような...続きを読むものを感じました。 ジイサン、格好いい!
大好きなので評価甘いですよ悪いか! 開き直ります(^_^) でも小説としての完成度は償いの椅子を超えていると思う。主人公じいちゃんと孫、舞台は雪しかないような寒村、なのに猛烈にドラマティック! 正直、ある程度読み進んだところで展開は読めます。でもいいの、このお話は想像したとおりに進んでくれるからむし...続きを読むろそれがいいの。 この作者のいちばん好きなところは、登場人物をすごく大切にしてくれるところです。それに尽きると思います。結構たくさん出てきますが、良くも悪くもほったらかしになる人はいない。ちゃんと振られた役割をこなしている。最近本当にそういう小説が少ないので、それだけでも私には十分価値がありますが… この本に関しては人も話もタイトルも本当にいい。なに書いてもネタバレになりそうで書けない(笑)のでとにかく読んでくださいとしか言えないのが悔しいくらいです。冬の夜に読むといいと思います。
じいちゃん達のちょっと荒唐無稽と思わされるすご技を楽しみながら臨場感もあってずんずん読む。孫娘のキャラも魅力的。
かつてのフィリピンの森の中での激戦の物語と日本の殺人事件を巧みに組み合わせた。物語の構想は突飛に思えるが、登場人物のキャラをうまく立てて、複雑だが分かりやすい物語に仕立てた作者の力量はたしかだ。
猫田が痛快。ただ彼の最期があっけない。じいさんが若者やっつける構図はみんなきっと好き。ただ抗争の火種の設定に凝り過ぎてるきらいがある。戦闘シーンの描写がいまいち迫力に欠ける気がした。
お爺さん二人組と結がよかった。話の筋も面白かったけれどときどきわからなくなる。フィリピンでの戦争のこととか浦瀬大尉のことばがでてきて混乱した。
おジイが主役のいぶし銀ボイルド。これもよかった。 この方は本当に主人公への味付けが抜群にうまい。 味付け海苔は不味いのに。おもそろかったです。
初めての作家さん。 そして初めてのハードボイルド? 第二次世界大戦時、狙撃兵としてフィリピンで戦った伊沢吾郎は 高校2年生の孫娘の結を引き取り、罠猟師の猫田虎之助と 東北の山中で山じじぃとして静かに楽しく暮らしていた。 吾郎はフィリピンに進駐していた頃、腕に流れ弾を受けた。 それには暗い秘密が隠され...続きを読むていた。 それを暴こうとする者と阻止したい者との戦いに 町で起こった少年の行方不明事件が絡んできて 雪の山中での壮絶な銃撃戦に発展していく。 とにかく、じーちゃん、カッチョエェ! 山じじぃの二人が、カッチョエェ!
渋い、いいストーリー。 残念なのは緊迫する雪山の作戦の計画部分がほとんど隠されていて、 しかも実際の戦いの部分がほとんど会話で進むため、 イマイチわかりにくかったのがなんとも残念。 老兵は死なず。 でもそのへんを差し引いても十分、本当に心の温まるいい話だった。
真保裕一の「ホワイトアウト」を思わせる雪山での戦闘。じいちゃんと孫娘のキャラクターが魅力的だ。ちょっと構成には難があるが。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ライオンの冬
新刊情報をお知らせします。
沢木冬吾
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
愛こそすべて、と愚か者は言った
償いの椅子
天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア
握りしめた欠片
約束の森
「沢木冬吾」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ライオンの冬 ページトップヘ