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3.01巻748円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ毒物は匿名の悪意を拡散させるのか?なぜ自殺幇助の概念は揺らいでいるのか?なぜ誘拐事件は恐喝事件に相貌を変えるのか?なぜミイラに治療を施しつづけるのか?なぜ"連続強姦殺人"は昭和とともに終焉したのか…?頻発する「事件」の不可解さに寄り添いながら、死と虚実をめぐる切実な「現在」の物語を読み解く、芹沢事件論のエッセンス。
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 日々、ワイドショーを騒がせる少年たちの突出した犯罪の数々。少年法改正の動きにとり沙汰される子供たちの変容。子供たちは、家で、学校で、街で、一体何をしているのか──? もはや、世代のギャップだけでは片づけられない、大人たちにはわからない子供たちの行動、そこから巻き起こる事件、犯罪。彼らは何を考え、何を求めているのか。“今”を生きる子供たちの現場をレポートし、彼らの“こころ”を考察する。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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4.0
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ピンポイントで自分の興味関心が文字になっていたから、読んでいてわくわくした。
ひきこもりや若者の起こす犯罪について、結果から考察するのではなく、若者の気持ちを汲み取り、原因を探究していく姿勢に好感を持ちました。
芹沢さんが「見られている不安」と「見られていない不安」の2つの不安に「孤独」を結びつけて、「便所飯」を語っている13章が特に良かったです。
個人主義がすすみ人間関係の希薄化が叫ばれる一方で、情報化社会にいる私たちは、たえまなく他者の目にさらされています。こういった社会の変容を踏まえて「孤独」について考えていくことで、卒論の参考にしていきたいです。
芹沢さんの『存在論的ひきこもり論 -
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Posted by ブクログ
私的な内容であり、それ故にリアルであった。
後半の老いた両親との関係についての辺りがリアルであり、大いに考えさせられるものがあった。
吉本隆明の「対幻想」という概念を用いて、家族のあり方を論じていて、本来は性を介した男女間の関係性をもって対幻想と呼んでいるものを、親子の関係性にまで拡張して用いている。
夫婦や親子の間にある「対幻想」という名の結びつきがほころんでいった時、家族という結びつきが崩壊していくわけで、それを繋いでいくというのはどういうことなのか考えさせられる。
前半、哲学的文章でややとっつきにくいかなと思ったが、後半はのめって読んだ。よかった。