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Posted by ブクログ 2012年03月27日
初めての今邑さんの作品。
前々から興味を持っていた作者だけに期待は大。
読み進めていくうちに次第に虜になっていく。
読み始めたら止まらない、の言葉通り、一気に読んでしまった。
ゆっくりとした調子でストーリーは始まっていく。
けれどいつの間にか目の離せないことに。
いつ加速したのか読んでいて気付かな...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月14日
先日、急逝された今邑彩さんの一作。
相変わらずの上品な文章と、「薔薇の咲く屋敷」という実際にありそうな設定の端っこを描くのは相変わらず。結局、フィナーレまで犯人の検討がつきませんでした。
ちょっと手口がズルい時もあるけど、終盤でいつも予想がひっくり返される。もっともっとこの人の作品を読みたかった...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月05日
あらすじ書きに惹かれて、電車の中で読む用に購入しました。
今邑さんの作品なので、そこまでハズレでもないだろうとおもったら、これはなかなかの当たり作でした。
館モノは、この閉塞感が感じられるタッチの文章がいいです。
ネタバレは勿体ないのでしませんが、私はかなり後半まで誰が犯人だろうと背筋をゾクゾク...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月04日
とても素晴らしかったです。けれど、ルームメイト等と同じように、きっとああなってしまうんだろうなーという雰囲気のエピローグが個人的には残念。勿論その部分を含めて面白いのですが、私としては不幸を予期させる終わりは今一つ好きになれません。が、そんな不安要素までも引き込まれて毎回読んでしまいます。
薔薇の説...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月18日
美しい薔薇には棘がある
著者が神代植物園を訪れて描いたという薔薇の記述は、その美しさを読者に伝える。
西洋的なイメージがある薔薇だが、実は東洋の血を掛け合わせて作っているために、謎めいて魅惑的な花になったのだそうだ。
可憐な要望の中に鋭い棘をもっているために、正反対の代名詞であったり、死、美などのイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月25日
今邑さんの本はさくさく読めるので、この本も序盤から作品の世界に入り浸り、一気に読み終わってしまいました。
更に、この作品では妖しく咲く薔薇、見事な洋館と亡くなった美しい妻と魅力的な舞台道具が満載で、すっかり魅せられてしまいました。
薔薇の描写は細か過ぎて、冗長に感じましたが…
犯人は毎度ながら予想...続きを読む
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