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4.0さまざまな苦難を乗り越え、ひたむきに生きる著者からの力強いエッセイ集。 「わたしたちはけっして、今日のこの日が、自分の一生にとって、絶対なくてはならぬ日だなどと思いはしない。あってもなくてもいいような、時には忘れてしまいたいような一日として、今日の日を使い捨てていることが多い。」(「命の使い捨てをやめよう」)。人との出会いと別れ、病気との闘い、聖書について、夫との生活など、ひたむきな生き方を綴ったエッセイ集。タイトルの「ひかりと愛といのち」は、北海道・旭川市にある三浦綾子記念文学館のテーマでもある。 「三浦綾子電子全集」付録として、「三浦綾子 没後一周年追悼講演会」の取材記事を収録!
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4.2過ちを犯さない人間はいない。だからこそ愛することはゆるすこと。永遠の愛のテーマ。 牧師の家に育った奈緒美は高校卒業後、友人・京子の兄、良一から求婚される。やんちゃな面を持つ良一に奈緒美は惹かれていくが、良一の人間性に不安を感じ取った両親は反対する。一方、奈緒美の高校時代の担任で、良一の女性遍歴を知る竹山もまた、奈緒美への密かな思いを抱くだけに祝福することができなかった。周囲の声に反発する奈緒美は函館に帰る良一を送りに行き、そのまま結婚生活を始めてしまう。だが、そのわずか数か月後には、良一の冷酷な面を知ることになるのだった。 「三浦綾子電子全集」付録として、 夫・三浦光世氏による「創作秘話」などを収録!
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4.0北海道旭川市を舞台に人間の「原罪」をテーマにした著者のデビュー作であり、代表作。 ある夏、北海道旭川市郊外の見本林で3歳の女児が殺される。父親、辻口病院院長の啓造は出張中、母親の夏枝は眼科医の村井の訪問を受けている最中の出来事だった。夏枝と村井の仲に疑いを抱いた啓造は、妻を苦しめたいがために、自殺した犯人の娘を引き取ることにする。事実を知らない夏枝はその娘に陽子と名付け、失った娘の代わりにかわいがる。夏枝や兄の徹らの愛情に包まれて明るく素直な娘に成長していく陽子だったが、いつしか家族に暗い影が忍び寄る―。 三浦綾子の朝日新聞の懸賞小説当選作であり、デビュー作。 そして、1969年(昭和44年)、1970年(昭和45年)、1981年(昭和56年)、2006年(平成18年)と昭和から平成にかけて4度にもわたりテレビドラマ化された、空前の名作である。 「三浦綾子電子全集」付録として、懸賞小説の当選発表記事や受賞の言葉などを収録!
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3.6家族とは、家庭とは? 「教育ママ」の姿をえがいた人間のエゴと魂のあり方を問う問題小説。 札幌に住む二人の才色兼備の姉妹、遠野木佐貴子と桜田亜由子。亜由子の息子、純一の目を通しながら、父母のさめた関係、母から弟・真二への冷たい仕打ち、叔母・佐貴子とその息子・俊麿の異常な関係などを描いていく・・・。 大人たち、特に母親のエゴを通し、家族の崩壊をえぐるように描く問題長編。家庭小説、社会小説としても必見の一作。 「三浦綾子電子全集」付録として、三浦綾子記念文学館初代館長・高野斗志美氏によるコラム「登場人物を読む/俊麿――『水なき雲』」を収録!
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4.3著者の二十歳代前半から療養生活、自殺未遂、光世氏との結婚までを記した自伝的小説。 小学校の教師をしていた綾子は、敗戦を迎え、それまで教えてきたことが間違いだったのではとの思いにさいなまれ、虚無感を覚える。教師を辞め、結婚を決意するが、結納が届くその日に倒れ、その後、肺結核を発病する。長い療養生活の中で婚約解消、自殺未遂などを経験するが、同じ結核患者でクリスチャンの幼なじみ前川正の献身的な支えを得て、生きる希望を見いだしていく。その後、脊椎カリエスを患った綾子は、受洗する。そんな折、前川正が危険な大手術を受けることになり……。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」を収録!
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3.3著者が青春時代に読んで感銘を受けた古今東西の本を紹介する読書案内エッセイ。 「私たちの幸せは、どんな人間と知り合ったか、どんな本と出会ったかということと、深い関わりがあるように思う」(「おわりに」より)。「本の虫」の著者が、青春時代に読んで感銘を受けた『デミアン』から『聖書』まで16冊と多くの詩編を紹介している。読者、特に若い人に贈った、読書案内エッセイ。 「三浦綾子電子全集」付録として、著者が『北海道新聞』に寄稿した自身の読書遍歴についてのエッセイを収録! 紹介作品:「デミアン」=ヘルマン・ヘッセ/「奉教人の死」=芥川龍之介/詩と私―子守歌、童唄(わらべうた)、唱歌、短歌、「山のあなた」=カール・ブッセ、「雨ニモマケズ」=宮澤賢治、「落葉松(からまつ)」=北原白秋、「旅人かえらず」=西脇順三郎、「汚れつちまつた悲しみに」=中原中也、八木重吉、小熊秀雄、水野源三、金芝河(キム ジハ)/「眠られぬ夜のために」=ヒルティ/「愛の妖精」=ジョルジュ・サンド/「天の夕顔」=中河与一/「枕草子」=清少納言/「徒然草」=吉田兼好/「放浪記」=林芙美子/「人間失格」=太宰治/「異邦人」=カミュ/「きけわだつみのこえ ―日本戦没学生の手記」/「三四郎」=夏目漱石/「田園交響楽」=アンドレ・ジイド/歌集「赤光」=斎藤茂吉/書簡集「十二年の手紙」=宮本顕治・百合子/「聖書」
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4.5作家としてものを書く姿勢、自作に寄せる思いなどを綴ったエッセイ集。 「私は精一杯力をこめて書いた。その災難に死んで行った人のことを思い、後に残された人の辛さを思い、時には声を詰まらせながら口述した。筆記する三浦も涙をぬぐいながら筆記した。」(「小説『泥流地帯』を回顧して」)。自作を書き終わっての感想などを綴った「作品と私」、小説のタネ、登場人物の名前など執筆時の裏話などを綴った「私にとって書くということ」、文学者論などを集めたエッセイ集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「戦後六十年と企画展」を収録!
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3.0いつでも、どこでも始められる! 日常のトレーニングから事前の準備まで"三浦流"のテクニックをすべて公開します! 「歳をとれば体力が落ちるのは当たり前だ。だが、体力が落ちたからといって、山歩きをあきらめる必要はない」――(三浦雄一郎)。山歩きの体力度がわかる「山のカルテ」つき! 初心者からベテランまで必見の"トレーニング&装備術"。
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3.8江戸川乱歩賞作家・鏑木蓮が描く、京都を舞台にした純文学ミステリーのシリーズ第2弾。 人は誰しも、人生という「階(きざはし)」を歩いている。上っているのか、それとも下っているのか。そして、その先に待っているものは――。 「苦しんでいる人に寄り添う医師でありたい」という心療内科医・本宮慶太郎が、傷ついた人たちの心を癒しながら、事件を解決に導いていく。 京都・東山にある神社の階段下で、一人の男性の遺体が発見された。同じころ、京都で心療内科クリニックを開院している本宮慶太郎のもとに、あるセールスマンがやってくる。彼には家に引きこもって出てこない5歳上の姉がいた。近頃は会話も成り立たない姉のことを、意を決して慶太郎に相談するところから、運命の歯車が動き始める。悲しすぎる現実の中にも、どこか希望と温もりを感じさせるミステリー。
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4.6あの日の朝、僕は目が覚めたら目が見えなくなっていた。36歳にして視力を失った著者による、まるで小説のような自伝エッセイ。――視力を失った僕は今、青く澄んだ闇の中に生きている。見えていたころには見えなかった、目には見えない大切なものが見えてきた。声を出して泣ききることも、人に頼って助けを求めることも、難しいことではなかったんだ。僕は生きることがずっと楽になった。――ジェーン・スー(コラムニスト)推薦。
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4.0「想像力」という地図を携えて、いざイタリアの旅へ イタロ・カルヴィーノ、チェーザレ・パヴェーゼ、ナタリーア・ギンズブルク、ウンベルト・エーコ、アントニオ・タブッキ、ウンベルト・サバ、ディーノ・ブッツァーティ、ジュンパ・ラヒリ、そして須賀敦子……イタリア文学の名作の数々を“街”という視点で編み直す。北はヴェネツィア、ミラノから、南はシチリア島まで。個性豊かなイタリアの各都市を訪ね、文学作品を手に歩くような視点で、作家たちが遺した声と足跡をたどる。 本書内に登場する作家たちとの親交も深いイタリア文学の泰斗による、斬新かつ詩情豊かな文学ガイド。 2022年4月~6月にNHKラジオ第2「カルチャーラジオ 文学の世界」で放送された講座の、待望の書籍化! 【内容】 1. 旅立ちにあたって――《見えない都市》とヴェネツィア 2. 故郷の風景──カルヴィーノとサンレモ 3. 作家たちの遭遇──パヴェーゼ、ギンズブルグとトリノ 4. 子どもと労働者の街トリノ──『クオーレ』と『マルコヴァルド』 5. 旅のはじまり、謎のはじまり──タブッキのジェノヴァ 6. 夢と物語と災厄──ピノッキオと『デカメロン』のフィレンツェ 7. 国境の街、混淆の文化──ズヴェーヴォとサバのトリエステ 8. 歴史からこぼれ落ちた島──ピランデッロと『山猫』のシチリア 9. 半島のなかの異郷──『キリストはエボリで止まった』と『フォンタマーラ』 10. 陽気と喧噪の裏側──フェッランテ、モランテとナポリ 11. 堆積する時間──モラヴィア、パゾリーニ、ラヒリとローマ 12. 生き急ぐ街──エーコ、マンゾーニ、ブッツァーティとミラノ 13. 水が刻む時、ふたたび《見えない都市》へ──ヴェネツィア
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5.0家族の親密な関係を収めたシリーズ「Skinship」が、欧米で高い評価を受けている写真家・木戸孝子氏。米ICP(International Center of Photography)を卒業後、ニューヨークで写真家として活動していた木戸氏は〝ある出来事〟がきっかけで、警察に逮捕されてしまう。 逮捕を機に目を向けた日米のカルチャーギャップ、日本ではあまり知られていないアメリカの拘置所の実態、刑が確定してから再び写真家として活動するまで――。本書には、著者がニューヨークで体験した出来事や、その経験を作品に昇華していくまでの物語が綴られている。文中には、著者がニューヨーク時代に撮影したシリーズ「The Ordinary Unseen」などの写真も挿入されている。 2024年11月には、ベルギーで日本の写真を専門に扱う「IBASHOギャラリー」によって、世界最大規模の写真展示会「Paris Photo」に「Skinship」が出展された。さらなる飛躍が期待される著者の、創作の礎となる体験が綴られた一書。 ・シリーズ「アジアと芸術」第4弾。 ・鳳書院が運営するnote「アジアと芸術digital」での連載「見えない日常」を書籍化。
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4.0スザンヌは夫と安定した結婚生活を送っていた。ある出会いが彼女の心を波立てるまでは。旅行者夫婦が近くの砂漠で命を落としたことから、その親族だという有名なワイン会社の御曹司リース・カルーが町に来たのだ。目と目が合った瞬間に、静かに、だが強烈に惹かれあう二人。リースに激しく求められて、スザンヌの体に奇妙な痺れが走る。でもこんなの間違ってる――乱れる想いを殺し、やみくもに彼を拒んだ。再び始まる平穏な日々のなか、知らぬ間に見えない波紋は広がる。流産。最愛の夫の突然の病死。そしてスザンヌに訪れる、運命の再会。だが皮肉にも、リースの傍には、既に美しい婚約者が寄り添っていた。
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4.7先輩として尊敬し憧れていた今井に、くどき落とされた引田。部活の練習後、キスを繰り返すうちに互いの「好き」という気持ちが深くなってゆくのだが── 『聞こえない声』続編登場!
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4.5いつかこの目が見えなくなったとしても 二人で見たあの日の星空は消えないーー 著者渾身の書き下ろしラブストーリー! 【あらすじ】 春うららかな図書館。司書を目指す大学三年・穂乃香は、理学部で天文学を志す悠斗と運命的な出会いを果たす。惹かれ合う二人の時間ーー大切な詩集、野良猫、サークルの合宿、旅行先での流れ星ーーありふれた毎日の全部が輝いて見えた。ずっと二人で同じ景色を見続けるはずだった。けれど、突発性の難病により穂乃香の視力が少しずつ失われて……。当たり前の一瞬一瞬が愛おしく、時の奇跡に涙が溢れる、著者渾身のラブストーリー。 【文庫書き下ろし】 <全国の書店員様からのおすすめコメント> 彼女の苦悩と決意に、そして彼の変わらぬ想いに胸打たれました。2人の恋は星のようにキラキラとまぶしく、離れ時を経てなお募る愛は美しい。(平安堂 飯田店・中山様) あなたは大切な人の事をどれだけ知っていますか。 想い合うからこそ大切な気持ちは伝えてほしい。その時その時の、精一杯の思いを・・・伝えなかった事を、後悔しないように(TSUTAYA BOOKSTORE 川崎駅前店・紅様) 色褪せていく世界、離れていった2人の心は長い時間を一瞬で飛び越えてあの日の星空を見上げている。新しい明日を生きる為の美しい希望の物語。(紀伊國屋書店 新宿本店・宮本様) 著者について ●白石さよ(しらいし・さよ) 兵庫県出身、埼玉県在住。これまでにティーンズラブ作品を多数刊行。本作は弱視を抱える著者の体験に根差した初の本格的な恋愛小説。おもな近著に「理想の結婚お断りします」(スターツ出版文庫)「最愛 君に振り積む雪になる」(オパール文庫)がある。
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3.5音大のピアノ科に通う曽我真尋は、たまたま参加した大学の授業で人の心を薬のように癒す音楽もあることを知り、三上先生の診療所で音楽療法士の実習を受けることにした。大人の声に耳を閉ざす少女、キラキラと飾った虚構の自分しか愛せないパーソナルスタイリスト、探し求めた愛情を見付けられず無気力に生きる中年男性……様々なクライエントと音を通じて向き合ううちに、真尋自身も自分が抱えた秘密と向き合うことになり――。 私たちはこんなにも弱くて、脆い。それでも生きることから、逃げられない。美しい旋律と共に、生き抜く強さを与えてくれる感動の一冊。
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3.0年上のあの人が、前世で結ばれなかった……私の運命の恋人? 二人は何度生まれ変わっても、この世では結ばれない運命の恋人同士。聖ペテロはついに二人に救いの手を差し伸べることにした。「汝らに、もう一度チャンスを与えよう。そして、汝らのうち一方が、出会った瞬間に相手が自分の愛する人だとわかるようにしよう」親子ほど年の離れたセクシーな建設会社社長ゼバダイアに出会った瞬間、プルーデンスはある考えが頭に浮かび、愕然とした。彼は私がずっと待っていた人だわ! 初めて会ったばかりなのに、なぜかわかるのだ――二人は結ばれる運命にある、と。どうすれば彼に、私たちの運命を信じてもらえるの?年齢差を気にする彼に、情熱的な方法で説得を試みたプルーデンスは……。■様々な時代の選りすぐりのディザイアの話題作をお贈りする“ハーレクイン・ディザイア傑作選”。今作は、ファンタジックな作風で話題をさらったリンダ・ターナーが描く、結ばれない運命の恋人達に天使が手を差し伸べるという、とびきりロマンティックな物語!
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3.0「夢幻館」に掲載された新作の短編を4編収録したもの。今回は昭和30年代から40年代にかけて。高度成長に沸く日本社会。その時代を生きる子どもたち、大人たち、そして学生たち。同時代を生きた作家が彼らの青春群像を穏やかな視点で描く。
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4.2占領軍に支配された町で、未来を失い猛り狂った若者たちの暴力と欲望が暴発する! 壮大なスケールで展開する、渾身の青春大河ドラマ。全2巻。
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4.0歴史文学の名作『新撰組始末記』で知られる著者は聞き書きの名人であり、随筆の名手であった。”味に値無し”――明治・大正のよき時代を生きたその道の達人たちの、さりげなく味覚に託して語る人生の深奥を聞書きで綴る。
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5.0紅葉台高校。ここは優秀な生徒が集まる全寮制の国立高校。しかし、それは上級生だけの世界。下級生は「檻」の中の囚人のようなもの。その事実を知った俺達は…。人間はいつも欠点を持ち、未熟であり未完成、これはそんな愛しい貴方達が殺し尽くされるまでの物語…。『あまつき』の高山しのぶ先生が描く完全新作が待望の単行本発売!
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4.3大学生の藍は氷見、リカ、ナナとルームシェアをしている。そこに大学で知り合った友人、新と眞紀も加わり、6人で毎日を過ごしていた。氷見に対して以前から秘めた想いを抱いていた藍は、高校時代、その気持ちを伝えようとしたことがあった。それを避けるような態度をとられて以来、藍は自らの思いを押し殺してきた。しかし、その決意が揺らぐ出来事がおこり……。
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3.0領主館の主マーティが心臓発作を起こして突然の死を遂げ、継娘のジェシカは唯一の遺産継承者として葬儀に臨んだ。そこへ思いがけない弔問客、アンゲロスが訪れる。七年前ジェシカは、馬の飼育係として雇われた彼に恋をしたが、まるで相手にされず、ある夜、下着姿で彼の部屋に忍びこんだ。この件がもとで、アンゲロスはマーティに追い出されたのだった。そんないきさつの彼が、なぜ葬儀の場に現れたの?とまどうジェシカに明かされたのは、継父がギャンブルで破産し、今や遺産は借金を肩代わりしたアンゲロスのものだという事実だった。「きみが相続するものなど、ひとつもないんだ」彼は冷たく告げた。
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4.5頼む、妻として一緒にこの子を育ててくれ 兄の忘れ形見を必死に育てる海莉の前に現れたのは初恋の人。 けれど彼は海莉を兄と誤解していて…!? オメガの海莉は小さなハーブガーデンを経営しながら、双子の兄・愛理が生んだジュジュをシングルで育てている。貧しくても幸せな日々だったが、「その子と店は今日から俺のものだ」とジュジュの叔父で英国貴族のヒューバートが現れた。彼は愛理の出産を隠すため海莉が身代わりになっていた時に出逢い心を通わせた初恋の人だった。二人が入れ替わっていたと知らないヒューバートは…… 原作タッグで送る奇跡のコミカライズ!
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4.0頼む、妻として一緒にこの子を育ててくれ 兄の忘れ形見を必死に育てる海莉の前に現れたのは初恋の人。けれど彼は海莉を兄と誤解していて…!? オメガの海莉は小さなハーブガーデンを経営しながら双子の兄・愛理が生んだジュジュをシングルで育てている。貧しくても幸せな日々だったが、「その子と店は今日から俺のものだ」とジュジュの叔父で英国貴族のヒューバートが現れた。彼は愛理の出産を隠すため海莉が身代わりになっていた時に出逢い心を通わせた初恋の人だった。二人が入れ替わっていたと知らないヒューバートは、海莉を敵視しジュジュを奪っていく。だが海莉を恋しがり暴れるジュジュに手を焼き、同居して一緒に子育てすることを提案。そんなとき、海莉の身に発情期が起こり……!? 紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!
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4.3魔法の名門一族であるメイシー公爵家の令嬢で治癒師のフェリシアは、弟の病気を治すため隣国・ユルハ王国から魔法を習得しにきていたヴァロから一緒に彼の故郷へ帰ろうと告白される。フェリシアも彼のことが好きだったが、家のための結婚が決まっていたために応えることができず、ヴァロは一人去っていった。それから三年後、結婚から一年で夫を病気で亡くし未亡人になっていたフェリシアに、突然ユルハ王国の王太子から結婚の申し込みが。複雑な想いを抱きつつ王太子マティアスと結婚式を挙げた夜、寝室に現れたのはヴァロだった。「自分はヴァロでもあり、マティアスでもある」と意味深なことを言う彼に戸惑いながらも、再会の喜びに抗えず、体を重ねる。ヴァロは、訳あってマティアス王子の身代わりを務めていると言い、自国に治癒魔法を広めることに尽力していた。フェリシアも治癒師として協力するが、彼にはまだ隠していることがあるようで……。
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5.0時は大正。孤児である芽衣胡は弱視を抱えながら、寺の育児院で慎ましくも穏やかな生活を送っていた。そんなある日、寺を訪ねてきた怪しい人物が突然芽衣胡を襲い、目を覚ますと時間が数ヶ月巻き戻っていた。
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3.0地味で内気な性格の新山あやめは、自身の働く会社の若き社長・八千草雪哉に叶う望みのない片思いをしている。思いを告げるつもりもなく、ただ遠くから見ているだけで幸せだと自分に言い聞かせて、この一年を過ごしてきた。そんなある日、あやめはお見合い当日に海外へ逃亡してしまった姉・千鶴の身代わりとして、お見合いに出席することになる。相手は父が重役を勤める会社の取引先、大手企業会長の孫息子だという。父に言われるがままに身支度を整え、お見合い会場へ向かうあやめだったが、そこで思いも寄らない人と会うことになる。なんと、お見合い相手はあやめの恋い焦がれている相手・雪哉だったのだ。あやめが姉の身代わりだと知らない雪哉は、「俺と結婚を前提につきあってくれないか」とあやめに迫ってきて……!?
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2.7侯爵家の令嬢セレスティアは、領地への援助の代わりに彼女を嫌うエルドレッドと婚約を結ぶことを決意する。しかし、妹を失い心を病んでいた彼は、セレスティアを忘れ妹として扱うようになった。次第にエルドレッドに惹かれるセレスティアだが、ある事故をきっかけにエルドレッドは幻覚から目を覚ますことになる。これは、叶うはずのない初恋の身を引こうとする令嬢と、彼女の心を得ようとする王子様の、すれ違いの恋の物語。
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2.0継母と継妹に虐げられる日々を送るモレッティ伯爵家の令嬢フィオナは、「冥婚」のため第一王子ヴァレリオの「冥妃」に選ばれた妹の身代わりにされる。 冥婚とは、死者に生きた花嫁を嫁がせる制度であり、亡くなった王子と結婚させた花嫁を殺し、一緒に埋葬する残酷な風習だった。 死を覚悟したフィオナだが、連れて行かれたのは古びた塔だった。 塔の地下で、フィオナは呪いの短剣で傷つけられた一頭の美しい白狼と出会う。 彼女は自身に流れるエルフの血に由来する治癒の力で、懸命にその狼を介抱する。 実は白狼の正体は、呪いをかけられたヴァレリオ王子本人で――。 死ぬはずだった身代わり令嬢が、呪われた王子様の秘密を知って、とろけるほど愛される運命の逆転劇。
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4.3姉の身代わりでエリート御曹司・悠人とお見合いをすることになった礼華。平凡な自分が相手ならすぐ断られるだろうと思いきや交際は続行。さらに、悠人の強い要望によりなんと身代わりのまま婚前同居がスタートしてしまう! 優しくもイジワルな悠人と、まるで新婚のような甘さたっぷりな生活を送り、身代わりなのに気持ちを抑えられない礼華。そしてある日、普段は穏やかな悠人の独占欲が爆発!「俺のものになる覚悟……できた?」――ほろ苦くも甘い溺愛に、礼華は身も心も奪われて…!?
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3.3「体の相性を確かめておかなくては」お見合いで初めて会った男性に押し倒され――!?真面目でおとなしい鞠華と派手で遊び好きな純華は正反対の双子。そんな二人の父親の会社は倒産寸前…。そんな会社を救ってもらうために契約結婚をしようとお見合いが設けられ、そのお相手はIT業界屈指の敏腕社長で有名な三國社長!?三國が指名したのは純華だったのに、お見合い前日純華は姿を消し…。一時しのぎで妹の鞠華が純華に成りすますことになったけど、相手は純華をリサーチしてて大ピンチ!純華になりきろうと必死にふるまいお酒を煽る鞠華。つぶれて目を覚ましたら…そこはホテル!?真面目な地味女子と破天荒社長の騙し愛!
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3.7「こんなに濡らして…いやらしいお嬢様だ」――社長令嬢の身代わりにセックスなんて…! 病に倒れた母の治療費を工面するため、住み込みの家政婦となった三笠あや。彼女を待っていた仕事は、社長令嬢の身代わりとして夫候補たちとデートすることだった! 夫の座を得るため、強引にあやを抱く男たち…車の中で、ホテルの一室で…。身も心も傷付いていくあやだが、仕事を断れば母親の治療費を諦めるしかない。「もっとしてほしいって脚を開いてるじゃないか…」見ず知らずの男たちから初々しい乳首や敏感なアソコをとろとろにされ、イヤなはずなのにイってしまうあやのカラダ! しかも夫候補の一人は、あやの初恋の人で――!?
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3.3★国王がさだめた結婚に抜け道を探す二人。出し抜くつもりが出会いがしらに恋をして…。★時は十六世紀。泣く子も黙る偉大な国王ヘンリー八世から、会ったこともない二人の男女が結婚を命じられた。花婿となるのはサー・ブランドン・キャヴェンディッシュ――王の側近で、華やかな宮廷でも一、二を争う伊達男だ。婚礼の儀は三週間後と決められ、ついに遊び人のブランドンも身動きのとれない状況に陥った。しかも花嫁は大年増の魔女だという。彼は今後の対策を練るために親友を替え玉に仕立てあげ、自分は介添え役になりすまして、花嫁の住む城におもむいた。
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3.0ジョジーは汗ばむ手でミニスカートの裾を引っ張り、店に入った。過保護な姉が薦めてくるブラインドデートの相手が従順な妻を探す退屈な男性ばかりなことにうんざりした彼女は、今夜、デート相手を怖じ気づかせて早々に追い返すつもりだった。セクシーな衣装を身にまとい、奔放な女のふりをして。だが、待ち合わせた男と目が合った瞬間、彼女の思考は停止した。彼はまさに好みの、目がくらむほどゴージャスな男性だったのだ。一方、友人の代わりにデートを断りに来たニックは、ひと目でジョジーに心を奪われてしまい、事情を言いそびれ……。
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4.2庭師と駆け落ちした妹の代わりに、イヴェール伯爵家の当主レイモンドのもとに嫁ぐことになってしまったレベッカ。レベッカの両親は彼女を家の外に決して出さず、もちろん社交界にも姿を見せたことのない彼女を貴族たちは『幽霊令嬢』と呼んでいた。そんな女が嫁いできたら社交界の笑いものだ──レイモンドはレベッカを伯爵邸に受け入れたものの「夫婦になるつもりは毛頭ない」と宣言。屋敷で大人しく過ごすように告げるが、レベッカはそれをすんなり受け入れるだけでなく自室に屋根裏部屋を所望する。俺への当てつけに決まっている──そう思ったレイモンドだったが、ある出来事をきっかけにレベッカのことを放っておけなくなってしまい……? ※このタイトルには【分冊版】がございます。重複購入にご注意ください。
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4.0敗戦国のアルノーツは敵国に“聖女を嫁がせるように”と条件を提示され、第一王女のソニアを差し出した。しかし、ソニアは妹の身代わりとなっただけの、聖女の力を持たない偽聖女だった!罪悪感に苛まれたソニアは、夫となる敵国王弟シャルルに真実を告げるが、シャルルはソニアが聖女でなくても処刑するつもりはないと言う。その宣言通り、シャルルはソニアを妻としてとても大切にしてくれる。分不相応の幸せだと戸惑うソニアだったが、偽聖女のソニアが来てから敵国は豊かになり、反対にアルノーツは衰退していって――?
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3.9両親から優秀な双子の姉と比べられて育った志穂。ある日彼女は、姉の政略結婚の相手・楓馬に一目惚れしてしまう。許されない想いを隠し続けてきた志穂だったが、突然、姉が事故死し代わりに楓馬と婚約することに……。自分は姉の身代わりに過ぎない――…そんな志穂の想いとは裏腹に、楓馬は本当の恋人のように優しく淫らに志穂を抱いて――?
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2.7本屋で働いている季穂は、25歳にもなって恋愛経験ゼロ。恋愛小説で疑似恋愛に浸ることは好きだが、現実の恋愛にはとんと興味がなかった。そんな季穂が、ある日突然結婚することに。理由は結婚式当日、新婦である姉が失踪したから! 結婚相手はお見合いで知り合った大手自動車部品製造会社の御曹司・二宮悠聖。当然、結婚式には多くの会社関係者が参列している。「花嫁に逃げられたなんて、二宮家の顔に泥を塗るつもりか!」と大激怒する新郎の両親と、顔面蒼白の季穂の両親。そんな中、ひとり平然とした顔をしていた新郎・悠聖が提案する。「手っ取り早く、あなたが僕と結婚すればいい」彼が指し示したのは季穂だった! 急遽、姉の代わりに悠聖と式を挙げた季穂。式の間だけ身代わりを務めるのかと思いきや、世間体を取り繕うために少しの間、新婚夫婦として共同生活をすることになってしまう。高級マンションで悠聖と二人きりの新婚生活をスタートすることになった季穂は……。
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3.4ミレーユの双子の兄・フレッド(将来の夢:勇者)のドラマチックな冒険を描く表題作「身代わり伯爵と伝説の勇者」、“運命の恋人が見える”鏡をめぐって恋する乙女が暴走する「身代わり伯爵と運命の鏡」、美形着ぐるみ王子ヴィルフリートと、ミレーユの勘違いだらけな逢い引き「身代わり伯爵と秘密のデート」他、ジークの仰天花嫁選びを描いた書き下ろしを収録。爆笑&ラブ満載な豪華短編集!!
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4.0リゼランド宮殿に招待され、テンパりまくりのミレーユ。しかも女王は女性を口説き魅了する男装の麗人だった!! パパの隠し子疑惑が浮上し大混乱の中、水面下では国を揺るがす事件が動きはじめ!? 最終章、開幕!【最終章突入記念! ミレーユ&リヒャルトの美麗カラーイラストwith清家未森先生からのメッセージ付きです☆】
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3.9リヒャルトとの急接近に戸惑い、小麦粉をぶっ叩き続けるミレーユは、自らの存在が国内外に漏れた事を知る。ジークは「政略結婚をするか、後宮に入るか」という究極に最悪な二者択一をミレーユに持ちかけ、暴れるミレーユを拉致してしまう!! さらにリヒャルトの正体が判明し、彼はある決意を固めるが!? かくして『身代わり伯爵』の大波乱の脱走劇がはじまる!! ついにミレーユが初キッス!? 怒濤の新章スタート!
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4.4ホテルの客室係の麻梨乃は、結婚を嫌がる花嫁の逃亡を手伝った責任を取り、一条寺蒼真の花嫁役を務めることに。有名企業の若社長で美貌の持ち主でもある蒼真がどうして花嫁に嫌がられたのか理解できない麻梨乃は、流されるまま彼に抱かれてしまう。「気持ちがいいなら素直に感じていろ」新生活が始まり、身代わりの自分を溺愛してくる蒼真に、とまどいつつもときめく麻梨乃。せめて本当の花嫁の代わりに彼を癒やそうと思うが…!? ◆特典:玉紀直先生書き下ろし短編を収録◆
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5.0結婚式当日に新郎と妹の浮気が発覚。失意のどん底のまま、 新婚旅行にと考えていた英国ツアーに独りで参加した看護師の杏子。 飛行機で隣り合った休暇中のパイロット・大輔と話すうちに、彼に惹かれていく。 人生をリセットするんだと意を決して積極的に距離を詰めていこうとする杏子だが、 飛行機にアクシデントが発生!! ケガにより操縦不能になったパイロットの代わりに、 大輔が操縦を買って出て……!? 運命に導かれるように恋に落ちる、大人の男女のドラマティックラブ!
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5.0生真面目な秘書アビーの上司は、何十億ドルもの年商を叩きだすカリスマ社長ガブリエル。プレイボーイでもある彼が、とうとう結婚を決めたと聞き、アビーは驚いた。でも、これで彼の不意打ちにときめいたり、セクシーな瞳を無視する必要もなくなるわ。その安心も、彼の婚約者が別の男性とクラブで抱きあっているのを目撃してしまうまでのことだった。もちろん、婚約は解消。ガブリエルの祖母を安心させるため、かわりにアビーが婚約者のフリをすることになって…!?
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3.0【目が覚めると、高貴な姫と魂が入れ替わっていて!?】平凡な町娘のリアナはある朝目覚めると、公女ファスと魂が入れ替わっていた。賢者イードにすぐさま正体を見破られたリアナは、しばらくファスの身代わりとして過ごすはめに…!?
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3.5誰かの代わりでもいい この想いは消せない―― 『今は遠き楽園 [後編]』(本崎月子) 放蕩の限りを尽くす、若く美しい当主に心奪われたメイド。 当主様は今日も誰かの影を重ねながら私を抱く…。 『片恋デイズ』(龍本みお) 大学でひと目惚れした、キラキラした笑顔の彼女。 恋人への不満を聞くうちに距離を縮め、やっとオレのものになってくれたはずが…!? 『蝶の墓』(めぐみけい) “愛し愛されて幸せな関係”。 そう信じていたのに彼は私の中に決して結ばれてはならない女性の面影を見いだしていた…。 『背徳の聖女』(田中琳) 美貌の隣人・宇佐美に一目惚れした亜理栖。 しかし宇佐美には家に通っている女性がいた。 それでも好きだという気持ちは諦められなくて…。 『イジワル御曹司と恋の罠』(團藤さや) 養護院で育った私にハウスキーパーの仕事を紹介してくれた貿易会社の御曹司の巴さん。 ある日屋敷の中で私に似た少女の絵を見つけてしまい――。 カバーイラスト:ひなた巴 ※本アンソロジー収録作品の中には、他コンテンツと重複している作品もございます。
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3.8結末に涙する、仕掛けに満ちたひと夏の物語。 ノイズに溢れたこの世界で、 「大人になる」とは一体どういうことなのだろうか。 「子どもの土地」で永遠の子どもだった「その子」は、心に曇りが生まれ、ある日飛べなくなってしまった。だから、地上に堕とされた……自らの代わりとなる子を一人、連れ去るために。 夏休みの始め、青森のボーイスカウトで、スナメリが座礁した熊本の海岸で、埼玉から繋ぐオンラインゲーム内で、悩める子どもたち3人に奇妙な出会いが訪れる。いなくなる子は、誰なのか。自由と不自由のあいだでもがく少年少女、それぞれの決意とは。 誰もが経験し、忘れてしまう、「あの頃」の怒りと光にいま向き合う。 意外なその結末にきっと涙する、仕掛けに満ちたひと夏の物語。 最後の2行に込められた意味を 理解できる「大人」でありたいと思いました。 ……青山美智子氏 人が生きる底の底から、子どもという存在を見詰めれば こんなにも不思議で美しく、残酷な物語が生まれる。 ……あさのあつこ氏
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4.8【単行本特別書下ろし2P‼】『ずっと一緒にバドしよう』それが2人の約束だった――。小学生の頃からダブルスのペアを組んでいた成瀬(なるせ)と保高(ほだか)は、恋人同士で現在同棲中。高校卒業後、成瀬は実業団チームで、保高は大学のバドミントン部でそれぞれ競技を続けていた。「早くまたペアを組みたい」と純粋な気持ちをぶつけてくる成瀬とは反対に、保高は自分の限界を感じていて…。近いのに伝わらない、近いから伝わらない、さまざまな人たちとの出会いで2人が導き出す答えとは――?
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4.0少女の目線で戦後を描いた幻の自伝的小説。 「戦争が終ってからずっと父さんは内地の話をしてくれた。あぐらの中にタダシをすっぽり入れて、ヒロシと私は父さんにぐてりと寄りかかって、兄さんは、父さんの前にかしこまって坐って、みんなシーンとして父さんの口を見ていた」――中国からの引き揚げ。父さんの伯父一族が住む山梨の田舎での貧しいがエネルギーに満ちあふれた生活を、あくまで少女の目から描いた自伝的小説。小さな共同体の中の子だくさんの家族、昭和20年代の日本の原風景が丸ごと裸のままで立ち上る。「心臓が右にある」最愛の兄の死の描写は、この作品のハイライトだ。「もう死んだから下着もパンツもはかせないのか。いやだなあ、とわたしは思った。パンツぐらいはかせればいいのに」 * 本作は1987年から88年にかけて「図書新聞」に連載され、88年10月に(今はない出版社)リブロポートから刊行された。絵本作家佐野洋子が初めて書いた長篇小説である。数々のエッセー集で繰り返し描かれてきた「家族」がほぼそのまま登場する自伝的な小説といっていいだろう。この幻の作品が文庫化され再び世に出る意味は大きい。 解説:岩瀬成子(児童文学者) ※没後10周年の企画として、表紙を差し替えました。 この作品は2012年6月より配信している『右の心臓』の内容と同様のものです。
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