日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙

日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙

1,100円 (税込)

5pt

『なめらかな世界と、その敵』の著者・伴名練が、全力のSF愛を捧げて編んだ傑作アンソロジー。恋人の手紙を通して異星人の思考体系に迫った中井紀夫の表題作、高野史緒の改変歴史SF「G線上のアリア」、円城塔の初期の傑作「ムーンシャイン」など、現在手に入りにくい、短篇集未収録作を中心とした恋愛・家族愛テーマの9本を厳選。それぞれの作品への解説と、これからSFを読みたい読者への完全入門ガイドを併録。

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日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    9つの短編が収録されている。難解な作品は少なく、どれも楽しく読めた。「恋愛篇」とあるが、恋愛要素は少ない。

    『死んだ恋人からの手紙』は異空間の仕様で手紙の時系列がバラバラという設定が面白い。戦争に出ている恋人からの手紙によって、異空間からの司令が時系列がムチャクチャなのでよくわからない行動を起こし

    0
    2022年02月09日

    Posted by ブクログ

    短編アンソロジーは、いろんな作家の作品に触れられて、お得感があります。
    いずれも面白く読ませてもらいましたが、特に気に入ったのは、藤田雅矢「奇跡の石」と小田雅久仁「人生、信号待ち」です。
    難解で理解できてないんだけど、なぜか面白い、というSFの懐の深さを感じました。

    0
    2021年01月14日

    Posted by ブクログ

    伴野練編集のSF9作品収録の「日本SFの臨界点[恋愛編]」。
    各短編の前の著者紹介が濃いので、どれだけの熱量でこの本を認めたのかが知れるというものです。好きが高じて、の「高じて」を何度も何度も重ねないと届かないと思います。

    「死んだ恋人からの手紙」
    シンプルに希望と絶望が混交しているのがつらい。恋

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ



     科学と論理の、先にあるもの。
     それを確かに捉えたとき、ひとはやっとそれらに追い付くのかもしれない。



     つくづく、ミステリとSFは似ているなぁと思う。
     よく考えてみると、ミステリを読み漁っていたらいつの間にかSFを手に取っていたり、その逆もまた何度もある。主に森博嗣と萩尾望都を軸足とし

    0
    2020年09月01日

    Posted by ブクログ

    なるほど「臨界点」ね。日本SFが積み上げてきた結晶のようなモノ?ここからどう変化していくのか楽しみではある。
    こんなレベルのSF作家がゴロゴロ国内にいるのだなあと思うと、物書きになろうだなんてちょっとでも考えたことのある自分が恥ずかしくなってしまう。

    どれも高いレベルの短編で、世界線も文章のタッチ

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    恋愛(だけに限らず人のつながりも)主軸に置いたSF愛の塊とも言えるSFアンソロジー。
    怪奇編を随分前に読んだが、恋愛編も良い作品が多く大変楽しめた。
    読んでいて思ったのは私自身が歴史改変ものが好きだということ。知る歴史ベースにSFの世界になっていくことで想像がしやすく、私のようなSFはたまに読みます

    0
    2024年09月19日

    Posted by ブクログ

    恋愛編?
    人と人との繋がりには色々な種類がある。
    恋とか愛というのもその中のもの。この本にある物語には、それぞれの繋がりがあり、一括りに恋愛と束ねるのは難しいが、人間同士の関係がメインなので、広義の恋愛、人間讃歌と思っていいかな。

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    現役SF作家である伴名練氏がアンソロジストとして腕を振るっただけあり、商業流通では入手が困難なマニアックで尖った作品を厳選した、読み応えのあるアンソロジーです。中堅どころから新しめの作家が中心。鴨もこれまで存じ上げなかった作家さんの作品もあり、「へー、こんな作家さんもいるのねー」と楽しく読むことがで

    0
    2020年09月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恋愛篇と言ってもコテコテのラブストーリーみたいなものはなく、基本はSF。ロマンス要素やほっこり要素があるSF、というものが集められてる。高野史緒と小田雅久仁が好きだった。(アンソロジーを読む時の一番の収穫は、好きな作家を発見すること)
    「怪奇篇」より、だいぶ良かったです。

    中井紀夫「死んだ恋人から

    0
    2020年11月04日

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