日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族

日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族

1,100円 (税込)

5pt

「2010年代、世界で最もSFを愛した作家」と称された伴名練が、全身全霊で贈る傑作アンソロジー。日常的に血まみれになってしまう奇妙な家族のドタバタを描いた津原泰水の表題作、中島らもの怪物的なロックノベル「DECO-CHIN」、幻の第一世代SF作家・光波耀子の「黄金珊瑚」など、幻想・怪奇テーマの隠れた名作11本を精選。全作解題のほか、日本SF短篇史60年を現代の読者へと再接続する渾身の編者解説1万字超を併録。

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日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    SF愛をひたすらに感じました。
    ここに書いてあるSFを全部吸収したいなと思うくらい。

    でも、中に入っている作品はピンキリかも?
    一言ずつ感想述べます

    DECO-CHIN
    大脳手術みたいな感じかなと。結構好きだった

    怪奇フラクタル男
    ショートショートぽいけど硬いSF。

    大阪ヌル計画
    大阪ディス

    0
    2021年01月09日

    Posted by ブクログ

    収録作もそうだが、伴名練氏による圧倒的な情報量と情熱のこもった各話解説がなにより読ませるという希有のアンソロジー。収録作ではまるでウルトラマンの一エピソードのような「黄金珊瑚」(潜入するふたりはアラシとイデ隊員だなあ)とか、本文より執筆動機や書かれなかった続編「VS火星人」のほうが笑える表題作なんか

    0
    2020年07月23日

    Posted by ブクログ

    伴野練編集のSF11作品収録の「日本SFの臨界点[怪奇編]」。

    「怪奇フラクタル男」
    短編でテンポよく進むのが、作中のフラクタル構造が進行している様とシンクロしているようで楽しい。人面瘡が発現し続けるという気色悪い症状なのですが、なんというかコミカルな感じを覚えます。映像化されたら怖くてダメでしょ

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    雪女の様な、歴史ミステリー風味な作品が好み。
    この本は、色々な風味の作品が掲載されているので、自分の好みを選ぶのも楽しい。

    0
    2024年07月29日

    Posted by ブクログ

     タイトルからホラーだと思っていたけれど、意外とホラーは少なかったです。

     個人的には「DEKO-CHIN」「A Boy Meets A Girl」「雪女」がお気に入りです。

    0
    2023年04月07日

    Posted by ブクログ

    短編集の各話が選りすぐりであるが故に、読むことに非常にカロリーを使った。というより連続して複数話読むと胃もたれした。
    怪奇編とはいえ単純に怖いものではなく、どこかおかしな、奇妙な、ちょっとゾワっとするSF短編がまとめられている。
    どれも面白いのだが、個人的には雪女が好きだった。

    0
    2021年11月12日

    Posted by ブクログ

    かなりディープなSF短編集
    それぞれの短編の切り口もさふことながら気合の入った編者のコメントも見所あり
    SF読み、も極めればもはや学問と感じた

    0
    2020年10月11日

    Posted by ブクログ

    ホントSF好きなんだろうなぁ、判名さん。
    この解説の熱さはすごい!
    ある意味、本編より目立つ!
    その更に上をいくDECO-CHINのインパクトはエグい!

    0
    2020年08月31日

    Posted by ブクログ

    好きな話は「DECO-CHIN」「大阪ヌル計画」「黄金珊瑚」「ちまみれ家族」「笑う宇宙」。スッと読める話から何度か本を置いて休憩を挟みつつ読破した話まで様々。伴名練氏による作者解説は大変面白く読ませて頂いた一方、その作品の読む上でのポイントというより作者の経歴紹介だったので作品を読み終わる頃にはいま

    0
    2021年07月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伴名練編の短編集、怪奇篇。初めのDECO-CHINから狂気的、文字通りデコチンで笑った。一番良かったのは「地球に磔にされた男」、少しずつ違う世界にタイムトラベル(世界線移動)する男の話。あとは「笑う宇宙」も良かった。狂気塗れの配役を演じる擬似家族、何が本当で何が嘘か。 伴名練氏の著書は短編の「彼岸

    0
    2022年01月16日

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