無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで202万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
冒頭の作品「なめらかな世界と、その敵」の書き出しから違和感を持ちます。
「うだるような暑さで目を覚まして、カーテンを開くと、窓から雪景色を見た。
青々と茂った庭の草木に、今もちらちらと舞い落ちている綿のような雪は、いずれ世界を一面の白に染めるだろう。」
恐ろしく矛盾に満ちた表現ですが、この小説の登場人物たちからすると当たり前のことなのです。
なぜなら彼女たちは、並行世界を自由に行き来することができるからです。
例えば、うだるような暑さの現実から雪が降っている現実に移動し、また、青々と草木が茂る現実に移動してから綿のような雪が降る現実を選んで移動することができるのです。
彼女たちはそれを「あちらに行く」とか「こちらに帰る」と言います。見たい現実を選んで普通に移動しながら生活しているのです。
SFってスゴイですね♪
設定で何でもできる♪
とても開放的で解放的な不思議な感覚の世界の中に浮かんでいるような気がしてきます。
ちょっとクセになりそうです♡
そんな世界である事件が起き、ストーリーが動き始めます。そこから先の展開でもまた作者の技量に唸らされます。荒唐無稽のようで堅実です。
SFは深い。
ドボーン!
常識やしきたりなどをかなぐり捨てて、SFの宇宙に飛び込んでみませんか♡
(大事なポイントを見落とさないように一行一行シッカリ読んでいきましょう。)
〔作品紹介・あらすじ〕
並行世界を行き来する少女たちの1度きりの青春を描いた表題作など、ベストSF2019[国内篇]1位に輝いた傑作集がついに文庫化
Posted by ブクログ
SFと愛、あと幸運 短編集なので集中出来るタイミングにドワーっと読み進められる手軽さは助かる。しかもどれも話として綺麗で読みやすく、かつ面白かった。(一部話ではないようなものもあるが……)
解説にある、隔たり/繋がりというのはSFにおける"フィクション"部分の条件にも感じられるが、全体的に『エモい』というのは同意できる。エモいという言葉ではチープかもしれないけれど、要するに進化した世界規則の則(ノリ)、あるいは矩(ノリ)を越える行動力に必要なのは愛なのだという理解をしておきたい。
あとがきのところで書いてあった和製SFのリストは疎いので一切わからなかったが、こうして同人誌時代の作品集を自分のようなにわかでも(知人の薦めではあるが…)触れられる機会が在るというのもまた一つの幸運なのだな〜と思った。
自分としては表題作のなめらかな世界と、その敵がやっぱ一番好みかな〜〜
ストーリーよりも世界設定の部分が自分にハマった感じ
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸