なめらかな世界と、その敵

なめらかな世界と、その敵

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

並行世界を行き来する少女たちの1度きりの青春を描いた表題作など、ベストSF2019[国内篇]1位に輝いた傑作集がついに文庫化

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なめらかな世界と、その敵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    単行本既読。
    数年前に単行本を読んで以来ですが、面白さに視界が開ける感覚は変わりません。
    自分の中になかったものがインストールされるような、そんな体験です。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    SF好きな気持ちを思い出させてくれた大切な作品。久しぶりに読み直したんですが、やっぱり名作ですね。どの作品も本当に面白い。

    当時は「ひかりより速く、ゆるやかに」がダントツで好きだったんですが、あらためて読むと「ゼロ年代の臨界点」「美亜羽へ贈る拳銃」が良かったです。特にゼロ年代の臨界点は異常に刺さりましたね。思い返せば、異常論文に載っていた「最後のレナディアン語通訳」もめっちゃ好きなので、伴名練作品の中では、こういう架空の歴史や事件を論文形式で紐解いていくのが自分の好みなんだなって気づけたのは、新たな発見でした。

    0
    2026年07月31日

    Posted by ブクログ

    最初に置かれている表題作が冒頭から「なんだこの世界観は」と惹き込まれるので、以降の作品も続きが気になってしょうがなくなった。
    主人公が他者に強い感情を持っているために、良くも悪くも思い切った行動をする作品が多くて、それが世界観がぶっ飛んでいても読み手が感情移入できる、興味を持てる理由なのかなと読みながら思った。
    どの作品も読み終わったあとにタイトルを見返すと「なるほど」となる内容だった。

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    短編ごとに読み味が違うSF短編集。

    最初はあまりハマらないかな、と思ったのに、お話ごとにどんどん面白くなっていく感じがしました。個人的な好みの問題かもしれませんが。

    設定が奇抜で面白く、全てのお話で趣向が異なるので1つ1つ新鮮な気持ちで読めます。そこからの展開も単純にはならないので、息つく間もなかった。SFって面白いなと思える小説でした!

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    短編集だと肩の力を抜いて読んだら見事にやられた。読者の予想を1回、2回と裏切ってくる仕掛けの深さ
    が見事だった。途中で「短編集ならそろそろオチかな」と思ったところから更に話が展開し、何度も驚かされた。

    想像だが、これまでのSFをよく研究されていて、「(古い)SF短編はネタの核心を明かしたら終わり」「感情描写に振った短編では科学的な驚きは無いか、アッサリ」あたりのあるあるをメタっているように感じた。SF短編集を読み慣れている人ほど騙されやすいかも?

    0
    2026年03月24日

    Posted by ブクログ

    今の日本においてSFファンを自認するなら必読でしょう、と人に勧めたくなる作品。歳に差はあっても、日本語環境でSF好きになった人生を歩んできているなら、作者があとがきで書いたSFや作品に少なからず触れてきてるだろうし、それらの経緯があって、日本SFとして見事に結実し表現されてると思える。

    「ひかりより速く、ゆるやかに」が一番良かったかな。身近な人へのルサンチマンがキーになってるお話が好きなんだろうと思う。
    2番目に好きなのは表題作「なめらかな世界と、その敵」。作品世界への引き込み方が秀逸だと思った。

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    ・全編良すぎる。何だこの作品は。5年前から読みたいと思っていたのだから、もっと早く読んでおけばよかった。
    ・ナイフ投げ師読んだ時も思ったけど、こういう短編SF、どストライクなのかもしれないな。美亜羽に送る拳銃がダントツで好み、次点で「ひかりより速く、ゆるやかに。」ですかね。
    ・印象に残ったセリフ
    人間の心は新しい『私』という波に上書きされ続ける砂の城のように脆いものだから、絶対の『私』はいない。だから、同じように不連続な『あなた』との、『他者』との関係の中に、『私』の幻影を築くんじゃないでしょうか」
    ・赤坂アカ先生!!?!?

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    なんて凄いものを読んだんだという、途轍もない読書感。
    現実世界に軸足を置きながら、異質な未知の世界を旅する感覚。未知な感情が奮い立つのは恐れか喜びか。ああこれがSF短編小説の魅力なのかと打ち震える。
    SFアンソロジーに言及するあとがきも圧巻。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    SFと愛、あと幸運 短編集なので集中出来るタイミングにドワーっと読み進められる手軽さは助かる。しかもどれも話として綺麗で読みやすく、かつ面白かった。(一部話ではないようなものもあるが……)

    解説にある、隔たり/繋がりというのはSFにおける"フィクション"部分の条件にも感じられるが、全体的に『エモい』というのは同意できる。エモいという言葉ではチープかもしれないけれど、要するに進化した世界規則の則(ノリ)、あるいは矩(ノリ)を越える行動力に必要なのは愛なのだという理解をしておきたい。

    あとがきのところで書いてあった和製SFのリストは疎いので一切わからなかったが、こうして同人誌時代の作品集を自分のようなにわかでも(知人の薦めではあるが…)触れられる機会が在るというのもまた一つの幸運なのだな〜と思った。

    自分としては表題作のなめらかな世界と、その敵がやっぱ一番好みかな〜〜
    ストーリーよりも世界設定の部分が自分にハマった感じ

    0
    2026年03月10日

    Posted by ブクログ

    先月読んだ「ハーモニー」インスパイア作品である「美亜羽へ贈る拳銃」を読みたくて選びました。
    聞いていたとおりハーモニーを読んでいるとより楽しめます。
    1番のお気に入りは「ひかりより速く、ゆるやかに」です。

    0
    2026年09月05日

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