日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女

日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女

1,166円 (税込)

5pt

3か月連続刊行の作家別傑作選第3弾。科学の暗部を暴き出す、文學界初出「冬至草」をはじめ文芸界が絶賛する伝説的作家の傑作集

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日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月16日

    中級クラスな難解SFに属すると思うが「ALICE」が個人的に好きだ。
    出版社の都合で、このような実力のある作家を埋もれさせる現状は本当にやるせない。

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    Posted by ブクログ 2022年01月08日

     この本を読むまで、作者のお名前を存じ上げなかった。解説およびあとがきを読むと、長編は1作もなく中短編が30ほど発表されているらしい。作品の多くは文芸誌に掲載され、芥川賞の候補に3度なってる。SF寄りの作品が多く、東京大学医学部出身ということもあって、安部公房を彷彿させる。

     この「日本SFの臨界...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月04日

    昨年の10月に既に読み終わっていたのだが、登録忘れに気が付いて慌ててレビューを追加した。

    前回の小田雅久仁に引き続く新たな作家との出会い、これは単なる読書の楽しさだけでなく、遥か昔に感動したSFに対する記憶・共感を呼び起こしてくれる。その点では「日本SFの臨界点」と称して新しく企画してくれた伴名練...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月11日

    書評につられて久々にSFモノを読んだ。グイグイ引き込まれて密度が濃く、短編でちょうどよい。
    希望ホヤ、平成3年~が良かった。

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    Posted by ブクログ 2021年09月09日

    いやはや、まさか石黒達昌まとめ読みチャンスとは。
    この中やと「王様はどのようにして〜」はちょっと好みと違うかな。これは石黒達昌でなくても良くね?と言うか。
    「希望ホヤ」「冬至草」あたりは石黒達昌本線バチバチ。これが読みたかったし、石黒達昌でしか読まれへん。
    「或る一日」は宮内悠介「ヨハネスブルクの天...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月14日

    現在(皮膚感覚としての)日本SFはある程度の需要があり、こういう作品集が出ることが出来ているのだと思う。
    個人的には、冬至草の後味の悪さが好きだ。
    事実をなぞったような、ある種のとっちらかりが、判断を読者に委ねる事が出来ている。作者の職業柄、理系用語はリアルだが、そのリアルさを、小説として、どう判断...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月10日

    医師として、活躍されているので、余計な事だが、作家として活躍して欲しいと…。才能って、ある人には、幾つもあると認識。

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    Posted by ブクログ 2021年12月05日

    なんというか、とてもユニークな筆致と世界観を有する作家です。
    作家自身の個性や情念や熱量、「この作品で何を表現したいのか」といった想い、そうした通常の小説なら当然表出されているものが、この作品群からは全く感じません。徹底的に冷静で冷徹で、まるで科学者のリポートを読むかのような硬質で冷たい作品ばかりで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月25日

    これは、理系SFとして傑作と思います。ストーリーとしても、不思議な哀しさがあります。長編が読みたい!

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    Posted by ブクログ 2021年10月17日

    「希望ホヤ」「冬至草」「雪女」は既読。著者の淡々とした文章が良い。科学者の不正を書いた「アブサルティに関する評伝」と数多の死を書いた「或る一日」が印象的な作品だった。

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