新しい世界を生きるための14のSF

新しい世界を生きるための14のSF

1,496円 (税込)

7pt

衝突事故直前の車載AIが最後の審判を繰り広げる八島游舷「Final Anchors」、恋人の死体を盗んだ女が超常の存在へ愛を問う斜線堂有紀「回樹」、大正時代の屋敷で少女二人の運命を怪死事件が結ぶ芦沢央「九月某日の誓い」、徳川光圀の命を受けた学者たちが和歌コンピュータを発明する夜来風音「大江戸しんぐらりてい」など、新世代作家たちによる書籍化前の傑作14篇。伴名練によるSF入門14本を併録の超大型アンソロジー

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新しい世界を生きるための14のSF のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文庫本で過去最厚かな。しかし、ジャンルが多様で全部違って、それぞれの作品が秀逸なんで、全然長いと思わずに読み終えた。特に好きだなと思ったのは以下。

    Final Anchors:意志を持ったAIが持つ葛藤っていう設定が好きなんだと思う

    回樹:身近な人の死ってテーマは重いよね…

    九月某日の誓い:ど

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    濃い…!たいへん楽しく読みました。
    サブジャンルも新しめのものが多かったように思いましたが、SF色が強いサブジャンルのお話のほうがなんだか叙情的でした。

    特に好みだったのは、
    ○八島游舷「Final Anchors」
    ○夜来風音「大江戸しんぐらりてい」
    ○麦原遼「それはいきなり繋がった」
    ○琴柱遥

    0
    2025年04月02日

    購入済み

    SF小説入門書

    SF小説に詳しくない人におすすめできる1冊。
    14のテーマごとに1作品ずつ掲載し、関連する作品の紹介をしてくれる。

    普段SF小説を読まないので様々なジャンルに触れて、気に入った作品に類似するものを知れるのは有り難い。
    私も何作品かフォローした。

    掲載作は初心者にも読みやすいように感じる。
    幾度か

    #アツい #ドキドキハラハラ #怖い

    0
    2023年12月25日

    Posted by ブクログ

    SFアンソロジー。
    一つ一つの話のテーマが紹介されていて、同じテーマの他の作品も紹介されている。
    自分が読んだことのあるタイトルが述べられていると少し嬉しい。
    一見同じ世界に思えるけど、少しずつ違う世界の片鱗が見えてくるお話が好きだなと気づきました。

    0
    2023年10月13日

    Posted by ブクログ

    これからのSF界をになっていくであろう14人を編者が選出してテーマを別々に短編を集めたもの。まったく知らない作家のものばかりで、とても楽しめた。それぞれの作品のあとにテーマにかんしての解説があるのがありがたい。

    0
    2023年05月14日

    Posted by ブクログ

    現代2020年代の新進作家のSFを集めている点が興味深い。「SF初心者にこそ読んでほしい」という意図は伝わるが、SF好きが読んでも難しいものが多い。とても一般的とは言い難い。

    個人的に楽しく読めたのは、以下4編。
    ・八島游舷『Final Anchors』
     王道SFど真ん中直球。AI同士の論理対決

    0
    2022年09月05日

    Posted by ブクログ

    圧倒的ボリュームにまずは驚く。なんなら、同じボリュームでもう一冊出しかねない、編者の情熱には拍手だが、SFを巡る出版状況がよほど良くなったようで、これも嬉しい。少し前まで、SFは売れない、と断定口調で語る「識者」がいたものだけれどね。肝心の収録作だが、玉石混交などとは言うまい。とはいえ、作品の傾向が

    0
    2022年07月02日

    Posted by ブクログ

    ここ5年間に発表されたSF短編の傑作集。まだ単著を刊行していない作家限定、新人SF作家たち。70年代以来の黄金時代を迎えつつある日本SF界、その歴史を10年早めるためのアンソロジー。

    各作品の後に掲載されているコラム、短編と同じく14点がすごいです。たくさん名前があがっているSF、読んでみたいと思

    0
    2023年08月23日

    Posted by ブクログ

    全て読み切ったわけではないので、当てにならない評価ですが。

    人工知能が登場する小説が好きで、この作品にも収録されていると聞いたのでそこだけ読みました。

    期待外れとはいいませんが、イメージしてたのと違うなと思いました。
    面白かったといえばそうなのですが、結末が予測できるものだったので、新しいワクワ

    0
    2023年03月07日

    Posted by ブクログ

    超分厚い。新人作家のアンソロジーなので14冊が1冊にまとまっていると思えば。

    普段、自分では手に取らないようなものがサブスク的に供給されて読むことは興味深い体験だ。形としてはアンソロジーであるが、様々なSFのジャンルの解説にもなっている。新人作家の気合が入った表現も面白かった。とくに、切れ味の良い

    0
    2023年02月05日

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