中川雅之の作品一覧

「中川雅之」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」
    日本における貧困は衣食住がままならないような「絶対的貧困」ではなく、「関係性の貧困」と言われている。

    この本でインタビューを受けている人たちもその例に漏れず、親子関係が悪かったり、他に頼れる人たちがいないので貧しい暮らしをしている。

    助け合える仲間がいれば実際、お金はそんなになくても生活していけ...続きを読む
  • ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」
    著者は同世代なんだろうな、と思ったら8つも若かった。
    すごいモノを読んだなというのが一番の感想。
    全ての文がぐいぐい刺さってくる。
    もしかしたら、日経の記者とはいえ、経済学系ではなく文学系の学部を出ている著者の経歴も関係するか。
    著者は恐らく貧困とは無縁のエリート。
    エリートが出来得る一番の貧困対策...続きを読む
  • ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」
    貧困とは解消しなければいけない。単に貧困によって浮くコストである費用、さらに本来得られるはずであった税金から考えても当たり前だ。この考え方が日経ビジネスで語られたことに意味がある。あまりにも貧困に同情的な視点で書かれるのではなく、日経ビジネスに掲載する、ジャーナリスティックに貧困という現状を見つめた...続きを読む
  • ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」
    非常に丁寧に調査・執筆された印象。あいりん地区やSIBの例にも触れていて、日経の読者層にどう訴えるか、試行錯誤されたのだろう。エリート層の人に感情論で訴えても、自己責任で終わってしまう。まずは問題を知ってもらう、さらには地域が没落したらエリート層の生活も成り立たなくなるという認識に立ってもらうにはど...続きを読む
  • ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」
     さすが日経「そうか、貧困って、自分には関係ないと思っていると足元をすくわれるのか!」と思わせる1冊。
     ただ、観点が高すぎて今日から何をしようとはなれない、が、機会があれば常に意識しておこうと思わせる。
     読ませる、見せるという意味でさすがの日経である。

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