ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」

ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」

ビジネス・実用
1,540円 (税込)

7pt

4.0

開催中のキャンペーン

日本の相対的貧困は、およそ2000万人――。75歳以上の後期高齢者よりも多いこの国の貧困層は、この先3000万人まで増えるとも言われています。そしてこの病巣は静かに、けれども急速に、日本に暮らすあらゆる人々の生活を蝕み始めています。

ひとり親、女性、子供…。これまで貧困は、社会的弱者の課題として語られることが多かったはずです。けれど貧困は今や「一部の弱者の問題」として片付けられる存在ではなくなっています。

困窮者の増加が消費を減退させ、人材不足を進め、ひいては国力を衰退させる――。

経済記者が正面から取り組んで見えてきたのは、貧困問題が日本経済や日本社会に及ぼす影響の大きさでした。「かわいそう論」はもう通用しません。求められるのは、貧困を「慈善」でなく「投資」ととらえ直す視点の転換です。企業やビジネスパーソンにできることは何か。貧困を巡る日本の現状と課題、そして解決の糸口を「経済的観点」から分析した初のルポルタージュ。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会問題
  • 出版社
    :
    日経BP
  • タイトル
    :
    ニッポンの貧困
  • タイトルID
    :
    332619
  • ページ数
    :
    248ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年08月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本における貧困は衣食住がままならないような「絶対的貧困」ではなく、「関係性の貧困」と言われている。

    この本でインタビューを受けている人たちもその例に漏れず、親子関係が悪かったり、他に頼れる人たちがいないので貧しい暮らしをしている。

    助け合える仲間がいれば実際、お金はそんなになくても生活していけるように思う。
    単純に貧乏なことよりも、信頼できる人間が皆無っていうのはとてもおそろしいことだと感じた。

    0
    2018年08月11日

    Posted by ブクログ

    著者は同世代なんだろうな、と思ったら8つも若かった。
    すごいモノを読んだなというのが一番の感想。
    全ての文がぐいぐい刺さってくる。
    もしかしたら、日経の記者とはいえ、経済学系ではなく文学系の学部を出ている著者の経歴も関係するか。
    著者は恐らく貧困とは無縁のエリート。
    エリートが出来得る一番の貧困対策を模索したのだろう。
    それは慈善でも憐れみでもない、投資だと。
    全てが腑に落ちた。
    特に教育費の面で、教育がギャンブルであるという指摘には激しく同意。
    一面を照らしているだけであることを念頭に置いて、広く読まれるといいなと思う。
    特にバフル世代より上の方々に。
    さらに団塊より上の方々には、あなた方が目指したモノはこういう結果になりましたけどいかがですか、と問いたい。
    結局は隣の芝は青く見えるし、過去は途方もなく美しく見えるから、人との繋がりが疎ましくなり、都会の生活が全てを解決してくれそうな気がした(高度成長期)結果今の密室ができ、それが行き過ぎて今度は寂しくなった(それが今)のでコミュニティーとか言われだしたりと、繰り返すモノなのだろうなと思う。

    0
    2015年12月12日

    Posted by ブクログ

    貧困とは解消しなければいけない。単に貧困によって浮くコストである費用、さらに本来得られるはずであった税金から考えても当たり前だ。この考え方が日経ビジネスで語られたことに意味がある。あまりにも貧困に同情的な視点で書かれるのではなく、日経ビジネスに掲載する、ジャーナリスティックに貧困という現状を見つめた姿勢がすごい。貴重な本。

    0
    2015年10月25日

    Posted by ブクログ

    非常に丁寧に調査・執筆された印象。あいりん地区やSIBの例にも触れていて、日経の読者層にどう訴えるか、試行錯誤されたのだろう。エリート層の人に感情論で訴えても、自己責任で終わってしまう。まずは問題を知ってもらう、さらには地域が没落したらエリート層の生活も成り立たなくなるという認識に立ってもらうにはどうしたらよいか。金だけでなく人のつながりを如何に作るかは、地方創生にも繋がる本質だと思う。

    0
    2019年02月03日

    Posted by ブクログ

     さすが日経「そうか、貧困って、自分には関係ないと思っていると足元をすくわれるのか!」と思わせる1冊。
     ただ、観点が高すぎて今日から何をしようとはなれない、が、機会があれば常に意識しておこうと思わせる。
     読ませる、見せるという意味でさすがの日経である。

    0
    2016年03月03日

    Posted by ブクログ

    限られた財源を有効に使うためには、投資効率を考えた、福祉施策が必要だと感じる。公的福祉施策にも是非取り入れて欲しい。
    また、生活保護の不正受給は問題だが、だからと言って本当に必要な人に保護の手が及ばないことがあってはならない。不正受給をあげつらって、生活保護自体の重要性を貶めるような報道はやめるべきだ!
    この本が広く読まれることを期待したい。

    0
    2016年02月04日

    Posted by ブクログ

    貧困の具体例が多くて考えさせられた。が、いまだにこんな貧困層が日本に二割もいるというのが実感できない。貧困の記事をネットに載せて、ワンクリックで募金できるシステムとかあったらするんだけど。現状で自分に何ができるかはわからないままだ。

    0
    2022年04月24日

    Posted by ブクログ

    貧困についての統計データは様々あるが、本書でとりあげた「2014年の消費増税に合わせた低所得者層に1万円の特別給付の対象人数2400万人」は衝撃である。これは「住民税免除世帯」の人数であるのだが、日本の貧困層の一つの数字でもある。
    こんな社会が持続可能なのだろうか?
    いろいろ考えさせられるが暗い思いを持つばかりである。読後感はあまりよくない。

    0
    2016年08月25日

    Posted by ブクログ

    貧困とは縁がなさそうな購読者層を抱える日本経済新聞社の社員が投資の観点から貧困問題を取り上げる一冊です。
    本書の中で登場する母子家庭の為のシャアハウスを運営する企業の社長は云う。
    『事業として成り立つモデルでなければ、長続きはしない。ひとり親を「助けよう」という気持ちが強すぎると、それは福祉の領域になる。』
    投資とは未来のために今お金を使うこと。何かを解決するためにお金を使い方はいろいろあるが、こういうことがとても大事だと思う。
    貧困ビジネスが弱者の為の公的扶助から収奪行為をするのとは対照的に、貧困を投資の観点から捉え、貧困を解決するためにビジネスを創造することはとても素晴らしいことだと思う。

    0
    2015年10月03日

ニッポンの貧困 必要なのは「慈善」より「投資」 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会問題
  • 出版社
    :
    日経BP
  • タイトル
    :
    ニッポンの貧困
  • タイトルID
    :
    332619
  • ページ数
    :
    248ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年08月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

中川雅之 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す