作品一覧

ユーザーレビュー

  • 日本本土防空戦 B-29対日の丸戦闘機

    Posted by ブクログ

    渡辺洋二氏の新刊は見つけたら買うようにしている。本書は1979年に朝日ソノラマで出た氏の最初の本の4回目の改訂版。書店で買ってから気付いたが、本書は最初から電子書籍もある。

    アメリカ軍による日本本土への攻撃と、日本陸海軍の防戦が一通り書かれているので、どの時期にどこに空襲があったか、がおおむね分かる。

    改訂版ということで細部に種々の見直しが入っている。陸軍の交信に使われたコールサインや暗号が出ていると既に指摘されている。

    『世界の傑作機』の彩雲の号にあった、彩雲が振り切った戦闘機について、P-38とされていた機種が本書でP-47ではと書かれている。通説のグラマンとP-47なら判別つかない

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    2022年10月05日
  • 彗星夜襲隊 特攻拒否の異色集団

    Posted by ブクログ

    安直に特攻作戦ばかりする末期の戦局に対し、不断の努力で戦力化し夜襲にて沖縄戦を戦い抜いた芙蓉部隊の話です。末期の思考能力零な戦争指導に真っ向に反対し、きちんと成果を出し、奮戦した部隊の様子は対比的に印象に残る話でした

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    2021年10月14日
  • 彗星夜襲隊 特攻拒否の異色集団

    購入済み

    特攻で散っていった英霊のため

    以前から、この作品の中心となる芙蓉部隊の存在は、他の書籍を読んで知っていたが、特攻を批判するための手段として、特攻を拒否し、本来あるべき作戦に徹した部隊を取り上げることは、意義のあることだと思う。今後も、この作品のように特攻を拒否した当時のエピソードがあるなら、情報の収集等、著すのが非常に困難な時代になってしまったけれども、是非紹介して欲しい。

    #タメになる #深い

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    2021年05月28日
  • 局地戦闘機「雷電」 本土の防空をになった必墜兵器

    Posted by ブクログ

    零戦に比べて扱いにくいが故に嫌われたが本土防空ではB29に一矢を報いた記録。 機体開発から戦歴まで纏められ、この機体を知るにはよい本でした。あとがきにあるように何度も改訂し今回で最終版となる。とあるが文芸春秋版でも同じセリフが…

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    2020年09月06日
  • 彗星夜襲隊 特攻拒否の異色集団

    Posted by ブクログ

    戦争末期の日本海軍航空部隊で、安易な「特攻」に傾かず、ひたすら知恵と工夫で、沖縄航空戦を戦った美濃部正少佐率いる「芙蓉部隊」の戦史。周りが特攻の空気に呑まれる中、戦果を上げる事によって、その存在を示し続けた芙蓉部隊は指揮官の意志を部隊の末端まで浸透させ、貫徹する行動力と実践力で、歴史の中に光を放っています

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    2019年05月31日

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