倉田幸信の作品一覧
「倉田幸信」の「2050年 世界人口大減少」「ALLIANCE アライアンス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「倉田幸信」の「2050年 世界人口大減少」「ALLIANCE アライアンス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【文章】
とても読みやすい
【ハマり】
★★★★★
【気付き】
★★★★・
2050年から人口は減少する。
飢饉、自然災害、戦争、感染症などの外圧によってではなく、自分たち自身の選択による人口減少は、人類史上初めての経験。
先進国だけでなく、発展途上国でも出生率は低下傾向にある。
出生率低下の原因は、都市化と女性の教育水準の上昇。
経済合理性の観点で考えた場合、子供を産むことは、農業社会では「投資(働き手が増える)」であるが、都市社会では、「負債」になる。
女性に対する教育水準が上がるほど、子供の数が減る。
田舎暮らしは環境負荷が高い。
人々が暮らす場所は集約した方がエネルギー効率が
Posted by ブクログ
この本を読む前提として以下の2点をまず整理する
・学生時代にサッチャー回顧録を読んでおり同じ「鉄の女」比較を意識した
・メルケル時代のドイツに住んで難民危機の社会の雰囲気も体感していた
メルケルの基礎知識はあるつもりだったが幼少期の話しはへぇという話も多く興味深い。彼女にとって自由という理念がもっとも崇高なものであり、ソ連および社会主義体制への根本的な不信感と裏返しのアメリカへの大きな期待がある。ある意味でドイツの戦後を背負った人物である。さらにいえば、欧州域内で大人しく振る舞うこと、なおかつ欧州の地盤沈下を食い止めるリーダー役を宿命付けられたドイツの悩み・葛藤と向き合った政治家といえる。