倉田幸信のレビュー一覧

  • ALLIANCE アライアンス
    社内、そして、社外との繋がり方の大切さが描かれている一冊でした。まだまだ出来るようになったほうが良いことってあるな。
  • メルケル 世界一の宰相
    トランプにもプーチンにもエルドアンにも、その他の曲者にも立ち向かったメルケルさん、お疲れさまでした。フラフラかもしれませんね。歩ける? メルケル…?
  • VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学
    VRの可能性と危険性について知ることができた。単なるエンタメの道具と思っていたが、インターネットと同等あるいはそれ以上に人間の行動を変えるインパクトがあることを知り、VRを早く体験してみたいと思った。
  • メルケル 世界一の宰相
    政治家として16年ドイツの首相を務めたメルケル。それを支えた自分の資質を一つだけ挙げるとすれば何かと著者がインタビューした際に得られた答えは「忍耐力」。その言葉には、途切れぬ集中力やダメージを受けてからの回復力(レジリエンス)も含まれると著者。読み終えて、この意味がよく分かる。

    為政者を取り上げた...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    民主主義を守るためのエッセンスが詰まっています。メルケルの様な政治家が今後も誕生して世界をリードしていって欲しいと心から願う気持ちになりました。産まれた時から自由が当たり前だった戦後生まれの日本人には是非読んでもらいたいです。
  • メルケル 世界一の宰相
    非常に読み応えがあり、学びが多い一冊でした。

    メルケルという人物を知るだけでなく、ヨーロッパの歴史や政治、世界の流れを理解する上で、非常に役立ちました。

    メルケルは事実に基づいた粘り強い交渉の人でした。
    多くの歴史・文化・思想を持つ難しいヨーロッパの中で、物理学者らしく事実をベースに困難な調整を...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    読みごたえのある一冊でした。
    2021年首相退任までの様子が書かれているので、現在の世界(EU)情勢がよく分かった。

    イギリスのEU離脱に見られるように、決して一枚岩ではないEUの中で重要なポジションにいるのがドイツの首相。
    メルケルさんは、35歳まで東ドイツで暮らした女性の物理学博士という西側諸...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    トランプや習近平、そしてプーチンという、権威主義的で信頼の置けない世界のリーダー達と堂々と正面から渡り合ったメルケルは、やはり歴史に残る偉大な政治家だったと改めて感じる。
    女性なのに、だからという言葉が意味を成さず、圧倒的な人間力があり、そしてもちろん多少なりとも評価が分かれるところもあるが、人格者...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    メルケルと関わった人からの証言も多く、メルケルの人物像が浮かび上がってくる。そして、アメリカとEUなどの大国の力のある首相らがどのように現代社会を作っているかが分かる。現代ヨーロッパの政治、近代の歴史書として素晴らしい。ロシアがウクライナに侵攻している時なので、プーチンとメルケルとの戦いが現実感のあ...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    世界最高の権力を持った女性宰相メルケルの決定的評伝!東独出身の地味な理系少女が、なぜ権力の頂点に立てたのか?――その強さの源泉は「倫理」と「科学」にあった。
    メルケルのことはあまり知らなかった。東独出身の女性ということくらいしか。結婚していたことも知らない。でも演説などからは自分の理想に近いなと思っ...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    「メルケル  世界一の宰相」。

    「私にはいくつか問題があります。女であること、カリスマ性がないこと、コミュニケーションが下手なこと」(P95)。

    まぎれもなくこれは名著である。
    我が娘が将来仕事をするようになり、社会に貢献したいと願いながらなおその社会の理不尽さに翻弄されるようなときがきたらこの...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    この時期(ウクライナ情勢の懸念からウクライナとロシアの戦争となってしまった)に、この本を偶然読めたことで、もしもメルケルがまだドイツの首相であったなら...
    ウクライナ情勢は変わっていたのかもしれないなぁ〜と思いながらワールドニュースを毎日見ていました。というか見ています。

    読み応えありです。かな...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    2005年から16年の長きに渡り、ドイツ初の女性首相として活躍し、自国の欧州盟主国としての地位を確固たるものにしたアンゲラ・メルケル氏の生い立ちや素顔に迫るとともに、様々な危機を乗り越えて多くの偉業を成し遂げた政治手腕の秘密を解き明かした一冊。

    著者は、幼少期〜青年期を東ドイツの監視社会の中で過ご...続きを読む
  • 2050年 世界人口大減少
    日本やその他先進国、それに中国、アジア。人口減少はこれらの国々で起きていること。でもなぜか将来的には人口増加をなんとかしなくちゃならない。なんだか矛盾した考えを持っていた。

    しかし実はアフリカでもそうなるだろうということが実データや各国での聞き取り調査でリアルに実感できた。

    キーワードは女性だっ...続きを読む
  • メルケル 世界一の宰相
    TVで見る節目節目の発言に好感を持っていたけど、深く知らないうちに引退されてしまったので後れ馳せながら読んだ本書。明晰な頭脳と考え抜かれた言葉遣い。自分の仕事の局面でも、彼女の姿勢に倣って取り組むと、不思議と落ち着いて考えられることに気付きました。本当に素敵な方です❗
  • メルケル 世界一の宰相
    恥ずかしながら雲の上の存在なのに、シンパシーを勝手に感じでいました。
    この本を読んで絶頂期での引退、倹約、レームダックにならないなど、自分の哲学と相通ずるものがあることを確認できました。
    改めて読んでよかったと思います。
  • メルケル 世界一の宰相
    メルケルという稀有な存在。
    著者の洞察力、インタビュー力、文章力が秀逸。
    翻訳者の言葉のチョイスが素晴らしかった。

    読後、一本の大河ドラマを見終わったような
    そんな気持ちになった。
  • 2050年 世界人口大減少
    原本のempty planetも読みました。国連の予測に反して世界の人口が2050年から不可逆的に減り始めることの要因、つまり統計資料と著者らが世界をめぐって再発見した「都市化と女性の権利や教育水準の向上」が世界の人口を下げる要因になっているという主張には大変説得力がある論拠となっています。

    ただ...続きを読む
  • 2050年 世界人口大減少
    女性の教育(性教育含む)、都市化、脱宗教化が進むと出生率が下がり、人口置換水準2.1かそれ以下になっていくことを様々な統計や世界中でのヒアリングから論じた本。
    ・韓国、ケニア、インド、ブラジルなどの中興国〜途上国でも押し並べて出生率が下がっている。
    ・移民を吸い寄せるアメリカでも、移民二世の出生率は...続きを読む
  • ALLIANCE アライアンス
    終身雇用制度は日本でも今後は過去のものとなっていく流れがある中で、本書のように会社と社員がアライアンス関係を結んでいくことは非常に重要だと感じた。期間を区切って目標を設定しつづけることは会社と社員双方にとってメリットのあることなのだと思う。
    また、卒業生ネットワークについても興味深い記述が多く、自社...続きを読む