倉田幸信のレビュー一覧

  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか
    感想
    そこにあるものに気づきまとめ上げる能力。誰もが見ているものを別の角度から観察しプロダクトとする。その上で安定供給する経済網を形成する。
  • メルケル 世界一の宰相
    女性で首相、ニュースで見聞きするだけでも存在感を感じた彼女の経歴に興味があり、手に取る。
    この本の位置付けを語れるほど知識を持っていないが、彼女の経歴・考え方について知る。
  • 2050年 世界人口大減少
    2050年には世界人口は減り始める。国連統計では21世紀中増え続けて110億人になるとしているが、それは間違い。街の人たちのインタビューからそれを推計した。
    国として、移民と多文化主義を受け入れなければ衰退する。

    農村では子供は働き手になる。都市では重荷になる。都市化が進めば少子化は進む。
    女性の...続きを読む
  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか
    ジャーナリストである著者がiPhoneに携わる様々な人への取材から一つのデバイスができるまでの様々な物語を書いた一冊。

    iPhoneという手のひらサイズの1つのデバイスに様々な人が関わり、様々な物語があることを本書を読んで感じました。
    バッテリー、Siri、セキュリティなど内蔵物や本体、中のソフト...続きを読む
  • 2050年 世界人口大減少
    世界の人口の変遷とその理由を知りたい人におすすめ。

    【概要】
    ●マルサスの『人口の原理に関する一論』は誤り、人口爆発は起きない。
    ●人口減少の根拠は「都市化と女性の地位の向上」である。
    ●人口減少に伴う国力低下をどう防止するか、移民を受け入れるしかない。

    【感想】
    ●人口減少が本当にダメなことな...続きを読む
  • VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学
    米国のVR研究者が書いた本。細かな研究内容が紹介されている点は示唆に富む。ただし、ビジネス視点はあまり無いので、これからどのように発展していくかなど、夢を感じさせる内容は少ないです。これは本のコンセプトに依るところなので、理解した上で手に取る分には良書と思います。
  • 物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ
     物理学の歴史と基本を再確認するための本である。また、それらの法則にはそれを説明するための簡単なチャートがあるということが分かる。
     物理学はたくさんの実験や難しい方程式を解くことで発見される。しかし、それを説明する絵は思いの外シンプルなものが多い。本書はそれを紐解きながら一つの法則が他の法則とどう...続きを読む
  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか
    貧困層による鉱山発掘,電波塔作業,グイユに集まる電子廃棄物など,iPhoneにかぎらず電子デバイスの需要インフレによって生じた歪みが興味深かった。
    去年ぼくが中古に流したiPhone6sはいまドコを彷徨っているのだろう?
  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか
    ハードとソフトの両方を1つの会社で作り、熱狂的なファンまで生まれたiPhone1台がどのように作られて、どのようにPRされて、どのように最期を迎えるのか、一連の流れを知ることができた。

    スティーブ・ジョブズが1人でiPhoneを発明したかのような印象を抱いていたが、実はそんなことはなかった。
    数多...続きを読む
  • VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学
    あんまり面白そうではなかったので目次と気になったところだけ読みました。

    わたし自身VRの威力はPSVRで体験しました。たしかに今まではメディアとは質の違うものであると思います。
    でも、そんな心配はいらないでしょう。根拠ないけどネ☆
  • ALLIANCE アライアンス
    世界最大のプロフェッショナルネットワークである、Linkedin(私も登録してます)の共同創業者が書いた本です。取引先の部長さんから進められて読みました。

    企業と社員がお互いの付加価値を高めることができるような長期の良好な関係(Alliance)を築くことの重要性を説いています。確かに雇用は双務契...続きを読む
  • 物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ
    企画というか、着眼はとってもよい本だと思うのですが、中身は期待外れでした。

    51のスケッチとしては、原画に近いものを想像していたのですが、その多くは、著者がわざわざ描き起こしたもので、もともとのスケッチのもつ歴史的(科学史的)な意味が損なわれている印象を受けました。
    また、スケッチの説明も、何...続きを読む
  • 物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ
    物理界で有名な理論をその理論の理解を助けるイラスト(スケッチ)とともに解説した本。
    古代から20世紀以降までと、非常にカバー範囲が広い。
    できるだけ平易に書かれているのであろうが、これでもまだ難しい。
    加えて、ほとんどの理論で、スケッチとその説明文が離れているのはよろしくない。説明とスケッチを行った...続きを読む
  • ALLIANCE アライアンス
    アライアンスという新しい雇用形態を提唱している。

    ネットワーク型情報収集や卒業生ネットワークなど、シリコンバレーで実践されてきた内容は、日本の大手企業において、実は求められている潜在的なニーズではないかと感じた。

  • ALLIANCE アライアンス
    新しい働き方、企業と人の新しい関係について、PayPal創業メンバーでLinkedinの創業者であるリード・ホフマンがその経験をもとに著した本。終身雇用を前提とした長期の雇用契約ではなく、ミッションやプロジェクトごとのアライアンスで柔軟で自由な環境を作り出そうというもの。在職者のキャリアアップを第一...続きを読む
  • ALLIANCE アライアンス
    個人と企業の理想的な関係について書かれた本。個人と企業の信頼関係とは、どういうものなのかを、著者でありLinkedIn創業者であるリード・ホフマンの実体験をベースに書かれている。多くの人が1度は考える「転職」に個人と企業がどのように普段から向かい合うべきかや、個人として今の仕事をどう捉えるのかを考え...続きを読む
  • 日本企業はモノづくり至上主義で生き残れるか
    ○いかに多くの顧客情報を自社のオペレーションに組み込めるか。その顧客情報をいかに素早くキャッシュ化できるか(5p)

    ○情報コスト下落によって市場の支配力はつくり手から顧客へとシフトし(中略)、そのシフトは”ものづくり”能力ではなく、顧客情報の起点たる現場を支配できる能力を持つ企業にとって有利に働い...続きを読む