倉田幸信のレビュー一覧

  • ALLIANCE アライアンス

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    ネタバレ

    ベンチャー企業と優秀な働き手を繋ぐコミットメントを中心とした関係づくりがわかる。こういう関係での仕事にあこがれる。

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    2016年02月23日
  • ALLIANCE アライアンス

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    優秀である社員ほど、成長出来る環境を求める。シリコンバレーで実践されているAllianceという雇用形態を紹介した本です。人は企業と雇用契約を結びますが、概念として人は企業と信頼関係を持ったうえで企業のプロジェクトゴールにコミットし、短期間毎にAllianceを見直していきます。変化に富むシリコンバレーの組織に即した形態でありますが、我々としても変化に富む中小企業の雇用提言に活用する事が出来ます。
    実際にIT中小企業に紹介し、興味を持って頂きました。(三浦)

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    2016年01月29日
  • ALLIANCE アライアンス

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    新しい雇用。家族ではなくチーム。コミットメント。仕事の内容と期間。目標と価値観。ネットワーク情報収集力。卒業生ネットワーク。

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    2015年11月20日
  • ALLIANCE アライアンス

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    高度成長期に最適だった終身雇用モデルが崩壊した今日、あえて企業と社員の関係を「契約」に基づく”権利と義務の取引”から、「信頼」に基づく”互恵的な提携”に見直すことを提唱した一冊。

    特に変革期の企業に有効な人事戦略として、企業と社員が「お互いに」果たすべきミッションを明確化し、目標達成までの「コミットメント期間」を設定した上で、誠実な対話を通じた丁寧な相互フィードバックを繰り返すことで生まれる(もし社員が転職した場合でも続くような)長期的な信頼関係をベースに、社員の社外人脈や「卒業生」も含めた巨大なアライアンス・ネットワークを構築することにより、企業の変化に対する適応力が高められると主張する。

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    2015年10月12日
  • ALLIANCE アライアンス

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    ベンチャー企業で働いていると、この本で書かれていることはごく当たり前のように感じる。ただこういう本が売れていることは、徐々にアライアンスという考え方が広まっていくのだろう。
    その時を見据えて自分のスキルやキャリアを考えておかなければならない。

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    2015年09月27日
  • ALLIANCE アライアンス

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     長期的関係のために定期的に仕事を変える一見矛盾しているようだが、これが「コミットメント期間」(ツアー・オブ・デューティ)の枠組みの真髄である。
    「ツアー・オブ・デューティ」はもともと軍隊用語で、任務や配置の割り当て一回分を意味する。軍に属している間、通常なら兵士は複数回のコミットメント期間を務めることになる。ちょうど社員が一つの会社や自分のキャリアの中でさまざまな部署やプロジェクトにいくつも取り組むのと同じだ。


    1. ローテーション型
     ローテーション型のコミットメント期間は社員ごとにパーソナライズされておらず、概して互換性が高い。ある社員を既定の職務に就けたり外したりという交換が簡単に

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    2023年06月18日
  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか

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    感想
    そこにあるものに気づきまとめ上げる能力。誰もが見ているものを別の角度から観察しプロダクトとする。その上で安定供給する経済網を形成する。

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    2022年10月25日
  • メルケル 世界一の宰相

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    女性で首相、ニュースで見聞きするだけでも存在感を感じた彼女の経歴に興味があり、手に取る。
    この本の位置付けを語れるほど知識を持っていないが、彼女の経歴・考え方について知る。

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    2022年08月11日
  • 2050年 世界人口大減少

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    2050年には世界人口は減り始める。国連統計では21世紀中増え続けて110億人になるとしているが、それは間違い。街の人たちのインタビューからそれを推計した。
    国として、移民と多文化主義を受け入れなければ衰退する。

    農村では子供は働き手になる。都市では重荷になる。都市化が進めば少子化は進む。
    女性の地位向上で、出生率が下がる。

    国連の低位推計は2050年にピークを迎える。この形になる可能性が高い。教育の効果を無視している。

    黒死病では人口の1/3が死亡した。

    都市化と女性の地位向上が発展途上国でも起きて、出生率が下がる。

    緑の革命による人口増も、出生率低下の動きが後戻りすることはない。

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    2021年09月16日
  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか

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    ジャーナリストである著者がiPhoneに携わる様々な人への取材から一つのデバイスができるまでの様々な物語を書いた一冊。

    iPhoneという手のひらサイズの1つのデバイスに様々な人が関わり、様々な物語があることを本書を読んで感じました。
    バッテリー、Siri、セキュリティなど内蔵物や本体、中のソフトに至るまで様々な角度から関わる人物への綿密な取材でAppleのスティーブ・ジョブズのイメージの強いiPhoneの様々な側面を知ることができ非常に興味深いものでした。
    死と隣り合わせの中で採取される原料やゴリラガラス、元々は障害者用だったピンチやズームなどのマルチタッチの技術、バッテリーやカメラやセン

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    2021年03月05日
  • 2050年 世界人口大減少

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    世界の人口の変遷とその理由を知りたい人におすすめ。

    【概要】
    ●マルサスの『人口の原理に関する一論』は誤り、人口爆発は起きない。
    ●人口減少の根拠は「都市化と女性の地位の向上」である。
    ●人口減少に伴う国力低下をどう防止するか、移民を受け入れるしかない。

    【感想】
    ●人口減少が本当にダメなことなのかよく理解できなかった。
     イノベーションと創造性の損失を心配するとあるが、それは常に新たな世界を作りだしていかなければならないという意識があるからではないだろうか。
     常に発展し続けようと考えなければ、現状維持ベースで十分である。
    ●そのためには、人口減少を受け入れて、その中で生き方を変えていく

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    2021年02月03日
  • VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学

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    米国のVR研究者が書いた本。細かな研究内容が紹介されている点は示唆に富む。ただし、ビジネス視点はあまり無いので、これからどのように発展していくかなど、夢を感じさせる内容は少ないです。これは本のコンセプトに依るところなので、理解した上で手に取る分には良書と思います。

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    2020年10月25日
  • 物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ

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     物理学の歴史と基本を再確認するための本である。また、それらの法則にはそれを説明するための簡単なチャートがあるということが分かる。
     物理学はたくさんの実験や難しい方程式を解くことで発見される。しかし、それを説明する絵は思いの外シンプルなものが多い。本書はそれを紐解きながら一つの法則が他の法則とどう絡み合っているかなどの背景を含めて説いている。一度学んだことがあるのであればすいすい読めるだろう。

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    2020年07月26日
  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか

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    貧困層による鉱山発掘,電波塔作業,グイユに集まる電子廃棄物など,iPhoneにかぎらず電子デバイスの需要インフレによって生じた歪みが興味深かった。
    去年ぼくが中古に流したiPhone6sはいまドコを彷徨っているのだろう?

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    2020年01月13日
  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか

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    ハードとソフトの両方を1つの会社で作り、熱狂的なファンまで生まれたiPhone1台がどのように作られて、どのようにPRされて、どのように最期を迎えるのか、一連の流れを知ることができた。

    スティーブ・ジョブズが1人でiPhoneを発明したかのような印象を抱いていたが、実はそんなことはなかった。
    数多くの人の犠牲と努力、アイデアが混ざり合って生まれたのだった。

    最後の方に書かれていた文章がこの全てを表しているので、抜粋して紹介したい。

    "「唯一無二のデバイス」は数え切れないほどの人々の働きによって生まれた。無数の発明者、工場労働者、炭坑労働者、リサイクル業者、独創的な思想家、児童労

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    2019年08月13日
  • VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学

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    あんまり面白そうではなかったので目次と気になったところだけ読みました。

    わたし自身VRの威力はPSVRで体験しました。たしかに今まではメディアとは質の違うものであると思います。
    でも、そんな心配はいらないでしょう。根拠ないけどネ☆

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    2019年05月17日
  • ALLIANCE アライアンス

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    ネタバレ

    世界最大のプロフェッショナルネットワークである、Linkedin(私も登録してます)の共同創業者が書いた本です。取引先の部長さんから進められて読みました。

    企業と社員がお互いの付加価値を高めることができるような長期の良好な関係(Alliance)を築くことの重要性を説いています。確かに雇用は双務契約です。雇用者と被雇用者の利害が一致することが重要です。

    この本では更に、従業員が会社を去ったあとでもAlumniの一員として、会社との関係が継続されることにより、相互に恩恵が得られること、そして企業としてAlumniのネットワーク構築に努力すべきことが協調されています。

    終身雇用が前提の時代で

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    2018年11月10日
  • 物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ

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    企画というか、着眼はとってもよい本だと思うのですが、中身は期待外れでした。

    51のスケッチとしては、原画に近いものを想像していたのですが、その多くは、著者がわざわざ描き起こしたもので、もともとのスケッチのもつ歴史的(科学史的)な意味が損なわれている印象を受けました。
    また、スケッチの説明も、何だか浅いというか、事実の羅列に近く、深みがない印象でした。

    とはいえ、事実の羅列の中には初めて知ったこともあったので、その点については、評価できると思います(というか、そのぐらいしか、評価できるところがない…)。

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    2018年06月19日
  • 物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ

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    物理界で有名な理論をその理論の理解を助けるイラスト(スケッチ)とともに解説した本。
    古代から20世紀以降までと、非常にカバー範囲が広い。
    できるだけ平易に書かれているのであろうが、これでもまだ難しい。
    加えて、ほとんどの理論で、スケッチとその説明文が離れているのはよろしくない。説明とスケッチを行ったり来たりしなくてはならないので、ここは不親切。もし再版の機会があるのであれば、スケッチの位置を動かしておいてほしい。

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    2018年01月20日
  • ALLIANCE アライアンス

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    新しい働き方、企業と人の新しい関係について、PayPal創業メンバーでLinkedinの創業者であるリード・ホフマンがその経験をもとに著した本。終身雇用を前提とした長期の雇用契約ではなく、ミッションやプロジェクトごとのアライアンスで柔軟で自由な環境を作り出そうというもの。在職者のキャリアアップを第一に考え、卒業生とも良好な関係を築くことで優秀な人材が集まり、パフォーマンスを最大化することができる。何よりの証拠として、これを実践していたPayPalから、Linkedin、テスラ、YouTube、Yelp、Yammer、スペースXなどの企業が生まれ、相互に良い関係を持っていること。端的に言うと人を

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    2016年06月14日