倉田幸信のレビュー一覧

  • ALLIANCE アライアンス

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    Reid Hofman(Linkedin創業者)を取り巻くエピソードをベースとして、ベンカスノーカ/クリスイェが執筆。監訳者の篠田真貴子は長銀-MBA-外資コンサル-ほぼ日CFO-エール取締役として、人事系で旬のアイコン。
    リンクトインらしい、ネットワーク重視&スター社員との接し方を説いた本。コミットメント期間という数年で成果を出す採用を軸として、個人と会社の双方でWIN-WINを勝ち取ってみよう、という考え方は頭の片隅に置いておきたい。
    (2021年7月)

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    2025年10月08日
  • THE ONE DEVICE ザ・ワン・デバイス―――iPhoneという奇跡の“生態系”はいかに誕生したか

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    iPhone誕生までの舞台裏、原料の採掘から、部品の組み立て、UIやハードのデザイン、機能、そしてiPhoneが廃棄される場所までのストーリーが知れてとても興味深かった。

    技術の集大成という表現が適切かはわからないが、いろいろな発明や検討の結果があのデバイスに詰まっていると思うと(そして今iPhoneで打ちこんでいるが)なかなか感慨深い。

    一方で過酷な生産現場や、大規模な採掘や洗浄水が必要であることや、廃棄されたiPhoneの行き場など、地球環境にも影響があるのも事実だと再認識。

    デザインストーリーの話では、「iPodを電話にするか、MacOSを携帯デバイスにするか」。Apple内の分断

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    2025年03月11日
  • ALLIANCE アライアンス

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    多くの日本の会社は終身雇用時代の関係を基本にしている。
    社員は企業に帰属している関係、日本的に言えば家族。
    日本企業の多くは社員給与を固定費としてみている。だから派遣が成り立つ。
    この本にあるように会社と社員の関係がお互いにWin-Winであり、会社は社員に投資する関係であれば、企業だけでなく個人のキャリアも磨かれ日本社会全体の停滞感も改善される。しかし、この書で言われている働き方を進めるには企業も個人も成長が必要と感じる。今の日本では片方だけがそう思って行動すると不幸になる結果を生む場合が多い。

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    2024年10月06日
  • PURPOSE+PROFIT パーパス+利益のマネジメント

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    ESG、サステナビリティ、、、
    企業の責任が利益追求だけだった時代はもう終わった。潮目が変わった。
    それはデータで裏付けできる。
    著者はそういう。
    なぜか何回もミルトン・フリードマンが引き合いに出される。
    「企業の社会的責任は利潤を増やすこと」ということばとともに。
    私はフリードマンが大好きなので、ん?と思う。
    著者は必ずしもフリードマンを否定していない。
    企業がESGに取り組むことで、利潤が減る、という見方は既に古く、
    ESGへの取り組みのスピード、量によって、利潤に差が出る、
    経営者はそこを失敗すれば馘にもなる、
    と言っているのだ。

    正直ほんまかいな?と思うところもある。
    物言う株主は、

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    2023年11月17日
  • ALLIANCE アライアンス

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    自分が本当に良い働き方をしているかを考えるきっかけになる本。
    そして、会社は自分にとっていい環境かも考えられる。

    自分の仕事の出来栄え、業務内容、会社の環境など、何かに「ん?」となったときに読み返すと良いと思う。
    ただし、この書籍にあるような思考が企業側に前提としてなければ、アライアンスを意識するだけ損になりそうだ。

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    2023年07月13日
  • メルケル 世界一の宰相

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     特に派手なパフォーマンスをするわけではなく、確実に、ゆっくりでも成果を上げていく人。功績や人気ではなく、結果を重視する人。
    淡々としているため、人間らしさがなさそうに見えるが、実は非常に人間らしさがある。きっと信念を貫く気持ちがあるからそう見えているのか。
     コロナというパンデミックが起きた時に、メルケルの性格が人々に安心感を与え、またその時の、人間味があるメッセージにより人の心を動かすことができた。
     個人的に魅力のある、非常に面白い人だと思った。

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    2023年06月09日
  • 2050年 世界人口大減少

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    世界で出生率の低下が起きていて、2050〜2060年頃から世界人口は減り始める。
    要因は女性への教育普及により子供を産む選択の権利が向上したこと。また、都市化が進み、子供を持つことがコストになることで、多く産みたいと思う女性が減ったこと。
    この現象は止められることが無いという。
    本書では人口減少の解決策が移民を受け入れること以外に提示されていなかった為、残念だった。
    出生率をあげるには、都市化ではなく地方に移住させ、子供を育てるコストを下げるのがいいのか?

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    2023年02月12日
  • メルケル 世界一の宰相

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    読む奇きっかけ、ロシアによるウクライナ侵略

    世界が直面している問題に関心を向けられる内容

    ヨーロッパの一国であるが、近年の独裁、侵略、分断の歴史がメルケルのスター性を自身に求めない人柄を作った

    特に気づいた点
    •外国目線で世界の歴史を振り返ると、日本など殆ど存在しない。
    •プーチンの厄介さをヒットラー独裁の歴史と東ドイツで育ったメルケルはとても理解していた。
    •目を引くような事はしないが科学者らしく、着実で正確な措置ができ支持されていた。
    •先端分野でトップに立つ中国の脅威

    印象的な章
    シリア難民の受け入れ
    国民の不安、反対の声が相次いでも受け入れる意志を貫いた、生い立ちとも深い関わり

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    2023年02月15日
  • メルケル 世界一の宰相

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    欧州の政治や問題には、詳しくない私ですが、メルケルの人間性に興味があって読見ました。
    歴史や宗教、民主主義、共産主義など今まで知らなかったこと少し理解できた。
    1人の女性として尊敬に値する人でした。
    難しい部分もありましたが、概ね理解できた。

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    2022年06月16日
  • 2050年 世界人口大減少

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    【感想】
    国連の「世界人口予測2019」によれば、世界人口は2030年に85億人、2050年には97億人、2100年には109億人に達するとされている。しかし、筆者のダリル・ブリッカーはこの予測に懐疑的だ。筆者は2050年に90億人で人口がピークに達し、その後は減少が続き二度と上昇しなくなると予想している。

    この「人口はどんどん減っていく」という前提条件のもと話が展開していくのだが、筆者の主張の数々はあまりに暗く悲劇的だ。人口減少は避けられない運命であり、しかもそれを覆す手段は「ない」。高福祉国が出産奨励施策を実行しても、中東地域からの移民を受け入れても、はたまた若い国であるインドやアフリカ

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    2022年06月04日
  • メルケル 世界一の宰相

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    メルケルの生い立ちと功績がまとめられている。
    メルケル本人が書いていないためしょうがないが、もっと内面世界を知りたい

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    2022年05月05日
  • メルケル 世界一の宰相

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    メルケルのコロナ対応に際して国民に呼び掛けた演説に感動して、どんな人物か少しでも知りたいと思い、読み始めました。
    東日本大震災の惨事から原発政策からの完全撤退の決断、ロシアの天然ガスパイプラインへの投資の決断、中国への経済的傾斜への舵取り、ユーロ危機に際してEU支援に背を向けるも、コロナ禍で財政疲弊したEU加盟の国への支援にフランスと共に財政負担を決断等、その時々のドイツやEU、民主主義陣営を守るべく行動の数々がまさにメルケルなのだと思います。
    首相の仕事を「私の呪わしい努め」と表現する人物、「努力の人だったと歴史書に書かれたい」と語る人物、本書が言うには「名誉や功績より、結果を求める人物」、

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    2022年04月13日
  • メルケル 世界一の宰相

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    メルケルの出自等について日本のメディアは報じてくれないので、その点において貴重。女性であることと、多少の運もあっただろうけど、トントン拍子に権力の座についていく様は痛快。今となっては、プーチンとの関係についても色々と考えさせられます。

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    2022年04月02日
  • メルケル 世界一の宰相

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    メルケルの人生と政治家としてのスタンス、実績、他国との付き合い方が分かる本。
    日本にいると、欧州のトップ同士の付き合いとか分かりにくいけど、よくそれが理解できる。
    メルケルとプーチンは元警察国家出身だから、お互い理解(ただし共感では決してない)できるし、対ロシアとの交渉は、欧州、時にはアメリカも含めメルケルが対応することが多かったよう。
    また、アメリカ大統領で1番信頼していたのがブッシュだったらしい。
    同じ女性として、ここまで頭が切れて人生を切り拓き、だけど権力に溺れず、家庭を大事にする人は素直に尊敬できる。
    勿論かなり良い方に描かれてはいるだろうけど、メルケルと統治下のドイツ政治を知る最適な

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    2022年03月26日
  • メルケル 世界一の宰相

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    著者をあまり意識せずに読み始めたので、誰目線?って感じが強かった。
    今でも存命の方の、伝記的要素の強い本なので、どうしてもフラットな書き方はできないのは分かりつつも、賞賛する方の書いた本と言う雰囲気がダダ漏れだったのはちょっと残念。
    ただ、日本人が、日本語で、遠いヨーロッパの首相を務めた女性のあゆみを知ることに於いては、決して内容的に劣るものでは無い事も確かです。
    この本を日本に出版し、彼女について私たちが知る事はとても有意義な事でしょう。
    彼女が引退し、ウクライナとの戦争が始まったのは偶然では無いと思います。彼女の力で今までくすぶりつつも戦争にまで発展しなかったんだと、この本を読み、強く思い

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    2022年03月20日
  • メルケル 世界一の宰相

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    私達はメルケルの多くを知りません。
    確かに、ドイツという欧州で重要な国の一つである以上、日本にいてもメディアを通じて触れる機会は多いです。
    しかしそれはあくまで一政治家としてのメルケルです。ドイツ関連の本でメルケルに触れる記述をみても、その人物像に触れる記載はほとんどありません。メルケルは多くの自己顕示欲の強い、派手な各国のトップと異なり、プライベートを徹底して明かさない人でした。
    そのためメルケルについて多くを知る、ということは困難なことなのでした。

    本書はそんなメルケルについて多くを知ることができます。

    牧師の娘として生まれ、冷戦下の東ドイツで育ったメルケル
    抑圧された生活の中で自分を

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    2022年03月02日
  • メルケル 世界一の宰相

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    電気を読むに相応しくないと思いつつも、深く感動し、胸が熱くなる想いで読み終える。彼女が4期歩んだドイツへの想い、東ドイツ出身なればこそ、牧師の娘、科学者という幾つかの運命的なモチーフを痛感する。2021末で表舞台から去った彼女は最後まで謙虚の姿勢を崩さなかった。良し悪しの評価は無責任な後世へ委ねるとして、個人的には世界最高の女性指導者にリストアップされると思える。

    伍した中でもプーチン、習近平は権威主義の権化、とても並では太刀打ちできないと思うし、一旦退いたとは言えトランプ主義の残影は残って何時牙をむくやもしれぬ。

    最後の時間で「やっと」訪れたアウシュヴィッツ収容所、彼女の想いの片鱗に触れ

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    2022年01月23日
  • 2050年 世界人口大減少

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    人口減に繋がる「しわ寄せ」は今後日本のさらなる低迷化が予測できる。その為にも早々に対策を打つ必然性があると感じた。日本経済安定化は日本独自の移民・難民受入策の見直しで経済の底辺を支える人口増を狙うしか無い(カナダの成功対策を見習うべき時期に来た)と言う。 さらに私が思う、IOT(モノとモノの結合)にデジタル化(人と人との結合)を早急に融合させる仕組みに支援、活発化させることを優先すべきである思う。(世界のベンチャー企業を支援、優遇、日本のレガシーシステムを変換、更新、新規導入させること)

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    2021年10月20日
  • 2050年 世界人口大減少

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    人口は国連の予測よりも早く減るというのを各地域ごとに解説した本
    色んな国の話が出てきて興味深いところもあるけど、流れはどこも同じなのでちょっと飽きが出る。

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    2021年09月27日
  • VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学

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    VRをどのように使っていくか知りたい人におすすめ

    【概要】
    ●VRを用いたスポーツ選手の練習
    ●マイナスの影響
    ●仮想の身体
    ●エコツーリズム
    ●医療、教育への活用
    ●アバターの効果
    ●優れたVRコンテンツの三条件

    【感想】
    ●今後、躍進するであろうVRについて詳しく書かれている。
    ●VRによって得られる効果が具体的に書かれているだけでなく、VRのデメリットや、作成に当たってどんなことに注意しなければならないかが示されているのは勉強になった。

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    2021年04月17日