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Posted by ブクログ
本書は、現在リフレ派の総帥とも言われている岩田規久男氏によるものだが、その内容はわかりやすく説得力がある。
「日本銀行」の陣容や機能、他国の中央銀行との比較。その仕組みや金融政策の理論と実際。詳細な考察は、専門的ではあるが、とてもわかりやすい。
最終章の「日銀改革の進め」までを読み終わると、まるで釘の頭をげんのうで叩き潰すかのような徹底した日銀批判の論理にスッキリした小気味よさを感じた。
本書を読むと、なぜ「日銀」は本書のような方針を採らないのかと思うが、日銀の人々も一流の経済専門家であるのだろうから、本書への反論も是非知りたいと思った。
とにかく、日本経済は「失われた20年」を更新中であるのだから、経済専門家は、責任問題はともかくとして、そこからの脱出策を指し示して欲しいものと痛感する。本書は、そのひとつとして高く評価できると思う。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
日銀の責任を問い直す。
なぜデフレを怖れず、利上げを急ぐのか?
もっとも信頼される学者が金融政策の病根に迫る。
[ 目次 ]
序章 日本銀行の金融政策は信頼できるか
第1章 どんな人が金融政策を決定しているのか
第2章 日銀の金融政策で大不況を脱出できるか
第3章 責任逃れに使われる「日銀流理論」
第4章 平成デフレ不況をもたらした金融政策
第5章 日銀はなぜ利上げを急ぐのか
第6章 日銀に「インフレ目標」の錨を
第7章 日銀改革の勧め
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