経済学的思考のすすめ

経済学的思考のすすめ

1,485円 (税込)

7pt

経済学の専門家でない人の経済本がよく読まれることがある。多様な議論があるのはよいが、それがトンデモなく間違っている場合は問題である。インチキな経済解釈がまかり通れば、間違った経済政策が採用され、人々を不幸にしてしまう危険性があるからだ。本書では、経済学が演繹法を用いて思考し、それが生活のさまざまな場面で活用できることを、実例を挙げて解説する。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

経済学的思考のすすめ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    経済学初心者の私にもとてもわかりやすい。
    かつ読み物として面白い。

    個人特定のバッシングはいかがなものかとは思う。

    0
    2012年09月23日

    Posted by ブクログ

    岩田先生はこういう啓発的な基礎テキストを書くのがたいへん上手だと思います。
    簡単=いい加減ではなく、本質を捉えて平易に説明するというのは真に理解していないと書けるものではありません。
    これは経済学的な考え方の解説ですが、
    「世の中の事象の原因は単純なものではなく、表面だけ見て言うとたいてい間違ってい

    0
    2012年07月28日

    Posted by ブクログ

    シロウト経済学では過去の経験から結論を導く帰納法が使われるが、本当の経済学は仮定を立て命題を論証する演繹法を使う。確かに経済に関しては時代とともに絶えず変わっており過去の経験では予測できない未来がある。そう考えると帰納法では予測ができない学問かもしれない。また個人や会社の経営を合成してマクロ経済学に

    0
    2012年07月09日

    Posted by ブクログ

    読み物として面白いです。

    ちなみに、帯にデカデカと書かれている「喝!!」は、岩田先生本人曰く、
    TBSの報道番組サンデーモーニングの人気コーナーである週刊御意見番で、故・大沢親分と張本さんが使う「喝!!」と同じものだそうです。

    0
    2012年05月01日

    Posted by ブクログ

    最近本屋さんに行くとありふれている「シロウト経済学の本」(経済学者ではない人が書いた、一見分かりやすそうだが、間違いも多い書籍のこと)に喝!!を入れつつ、正しい経済学の観点から、ギリシャ問題や日本の財政、雇用問題などについて解説している。

    けっこう難しい話題も多いが、なるべく分かりやすく読者に伝え

    0
    2012年01月16日

    Posted by ブクログ

    図表があれば理解の助けになると思う。
    比較優位の考え方から貿易は貿易する両国が共に利益を得るのでプラスサム。
    シロウトが書いた経済学の本に警鐘を鳴らしている。
    経済学がどういうものであるか難解であるが再認識出来た。

    0
    2018年11月23日

    Posted by ブクログ

    既読「福澤諭吉に学ぶ思考の技術」で紹介されており興味を持って購入。前半は素人経済評論家のいわゆるトンデモ経済学を徹底的に批判しその誤りを指摘する形で経済の状況を解説している。例えば国債の増加と消費税や将来世代の負担の関係など。後半は経済学的思考術を用いて社会問題を分析する。例えば女性の晩婚化、自殺率

    0
    2014年10月26日

    Posted by ブクログ

    タイトルから察して具体的な思考方法が書かれていると思いきや、そうでもなかった。第7章の具体例が経済学に疎い私でも、経済学的な考え方とはどういうものかが理解出来た。帰納法は聴衆に共感を与えるが本当に結論が正しいか怪しく、演繹法は理論で結論を証明していくので説得力は増すが、幾分面倒臭いし聴衆ウケが悪いと

    0
    2012年07月11日

    Posted by ブクログ

    どうしてシロウト経済学はダメなのか、様々な例を用いて説明してくれており、読みやすかった。しかし、なぜダメなのかはよくわかったけれど、本来の経済学的思考である、演繹法や数式やグラフを用いて説明されている5章6章などは、ちんぷんかんぷんだった…。
    シンプルな方がわかりやすいけれど、様々な要因が考慮されて

    0
    2012年10月09日

    Posted by ブクログ

     経済学の専門家でない人が経済本をものし,それが結構売れちゃう日本。経済学者がこの現状に警告を発する本。
     一般向けに噛み砕いて本を書いてきたのに,間違いだらけのシロート経済本の方が売れると愚痴もこぼしている。筆者は,他の分野ではそんな非専門家によるダメ本は幅効かせてないよねと言っているが,トンデモ

    0
    2011年12月04日

経済学的思考のすすめ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

筑摩選書 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

岩田規久男 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す