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ヤバい心理学
「ヤバすぎる」心理ツールだけを厳選しました! 他人の言動の裏に潜む「心」の正体を知りたい―。自分の気持ちや考えのベースになっている「本音」を理解しておきたい―。私たちは、いつだってこんな願望に支配されているのです。人は相手の気持ちや本音、その場の状況等、あらゆることが気になります。と同時、自分の想いや本音を伝えたい、逆に知られたくないという考えもあります。つまり、人には「心」というものが存在し、それを把握することを望んでいるのです。本書では、そんな「心」の真実を知れる「ヤバすぎる」ツールがギュッと凝縮されているのです。 -
ヤバイ配信女たち~承認欲求が止まらない!
「ねえ、もっと私を見てよ…!」異常な承認欲求は人を狂わせる!?コールセンター勤めの派遣社員・村山咲恵は、地味で暗い自分に自信がなく会話をすることすらままならない。そんな咲恵は上司の広田に片思いをしているが、彼が夢中なのは咲恵の同僚・林久美の“ライブ配信”…。(なんで主任に見てもらえるの?ライブ配信って?)嫉妬と興味をきっかけに『むらさき』の名でライブ配信を始めた咲恵は、リスナー達との交流に多幸感を覚え、ズブズブとその沼にはまっていく。やがて、配信を見てもらうためにとうとう●●の話題をし始め――!?ライブ配信を使い、あの手この手で底のない欲求を満たそうとするヤバイ女たちの物語…!! -
ヤバい保険の経済学――〈選択問題〉で、なぜいつもコケてしまうのか?
「本書で生き生きと語られる人間のイタチごっこは、とても楽しいだけでなく、経済学の多くの基礎を、巧みに明らかにしている」ジョージ・アカロフ(UCバークレー教授、2001年ノーベル経済学賞受賞)「本書は不可能を可能にしている。保険を楽しくするなんて! 面白い保険本を想像してみてほしい。受け合うが、本書はその3倍は楽しい。教科書なんか捨てて、経済学は本書で学ぶべきだ!」スティーブン・レヴィット(シカゴ大学教授、『ヤバい経済学』)「大半の人は、そもそも保険について何も考えていない…保険のことが頭に浮かぶとしたら、それは自動車保険の請求書が届いて、「げっ、なんて高いんだ!」と驚愕したり、病院の請求書の封を開けて、誰かが費用を補償してくれたと知って安堵したりしたときだけだ。…保険が人々の暮らしに重要な意味を持つのはどんな状況か…保険が然るべき仕事をしているときは、危険に満ちた世界で、救済の手段を授けてくれる。…ただし、そこには落とし穴もある。保険商品には、保険市場を謎にする特徴がある。それが〈選択問題〉と呼ばれる、この本のテーマだ。選択問題があることで、追いつ追われつのゲームが始まる。保険会社は然るべき顧客を選ぼうと(困った顧客は避けようと)努力するが、「困った」タイプの顧客もまた、自分たちは然るべき顧客だと保険会社に信じてもらおうとあらゆることをする。 この知恵と情報の勝負で誰が優位に立つのか。それを知りたければ、この本を読んでいただきたい。…この本を読み終えたとき、読者の皆さんをつねに悩ませてきた、この世界の諸々のことが、もっと腑に落ちるものになっていたら幸いだ」(プロローグより)なぜペット保険は高額なのか? なぜ離婚保険は存在しないのか? 保険につきまとう〈選択問題〉から、経済学の原理に迫る。 -
野蛮な王との政略結婚が、薄幸の王女に幸せを運ぶ
シャーロットはローデン国の第三王女。聡明で慎ましやか、小動物を愛し、慈善活動に精を出すシャーロットは父からも家臣からも愛されていたが、腹違いの姉・第二王女のエリザベスだけはシャーロットのことを疎ましがり、嫌がらせばかりされていた。ある日、エリザベスに隣国・カナンデール国王との縁談が持ち上がる。カナンデール国王・ウイリアムは戦ばかりする野蛮な男として恐れられており、この縁談も今後の戦を優位に進めるための政略結婚だった。しかしどうしても嫁ぎたくないエリザベスはシャーロットを身代わりにすべく策を講じ、罠に嵌ったシャーロットはウイリアムとの結婚を余儀なくされてしまう。突然の縁談相手の変更にも動じないウイリアム。戦のための政略結婚なのだから、ローデン国の王女であればエリザベスでもシャーロットでも関係ないのだろう。そう思いショックを受けるシャーロットだったが、ウイリアムと生活を共にする内、彼がただの野蛮な男ではないことを理解し始め……。 -
野蛮の蜜
未だ時代錯誤な感覚が色濃く残る閉鎖的な瓜生の里は美形が多いと言われ、特に里長である瓜生院家の一族は目を見張るような容姿を持つ。しかし、時代ごとに権力者に年頃の娘や、場合によっては少年を妾や囲い者として瓜生院家から差し出すことで庇護を受け、貧しい里を存続させてきた歴史がある。青桐透は瓜生院家から養子として資産家の青桐家に差し出され、家と身体の弱い父を守るために長きにわたり嬲り者とされてきた。そんな中、透を嬲り者にしていた義父の辰馬が逝去したことから辰馬の実子である左京が一時的に帰ってくることになり…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。 -
矢吹駆シリーズ
中央アフリカで発見された謎の病、アブバジ病に罹患したパストゥール研究所の学者フランソワ。病床の彼から預かった資料を、ナディア・モガールと矢吹駆は、フランソワの師・マドック博士に届けるため、アテネへと旅立った。しかし博士は、エーゲ海の孤島・ミノタウロス島に渡っていた。彼を追うナディアと駆。島の館・ダイダロス館には、二人を含む十人の男女が集まったが、嵐で島は孤立、ギリシア神話をなぞるように装飾された客たちの死体が次々に発見される。奇怪な連続殺人の真相は? シリーズ中白眉といわれる、記念碑的傑作本格ミステリ。/解説=飯城勇三 -
藪の中の家 芥川自死の謎を解く
昭和二年七月二十四日未明、芥川龍之介は睡眠薬により、自らの死を選んだ……。しかし、致死量に至る睡眠薬の入手は、芥川の治療のために出された処方によれば困難である──主治医の日記、龍之介の書簡などから、自死の真相に迫る、渾身のノンフィクション。第十七回新田次郎文学賞受賞作。 -
病を乗り切るミラクルパワー
「心の力」「信じる思い」によって、 あなたの人生に奇跡が臨む。 心の傾向性を改善! 体の健康を促進! 心と肉体の両面から、 健やかな人生を生きる秘訣を わかりやすく解説。 その「常識」に注意!? この「超・常識」に注目! ▽糖質制限や菜食主義の問題点 ▽減点主義の医師の言葉に影響を受けすぎない ▽霊的な原因によって病気になることも ▽憑依霊を撃退する信仰のパワーとは ▽「祈り」には治癒力を高める効果がある ▽年をとってもボケないための秘訣 ▽介護問題を乗りこえるためのヒント ▽統合失調症の人に対するアドバイス -
山怪談
山にはこの世ならざるものがいる……。安曇潤平による最恐の山怪談、初のコミカライズに豪華執筆陣が集結! 山小屋で聞いた滑落事故の話。見通しのいい場所でなぜ事故は頻発するのか? その裏に隠された真実とは……!? ほか全5話収録! -
山が見ていた
こんなに短くて、こんなに面白い!怖い!深い! 多才の人気作家・新田次郎が自ら選んだ、初期の傑作短編ミステリー15篇 夫を山へ行かせたくない妻が登山靴を隠した。その恐ろしい結末は(山靴)。 少年をひき逃げしたあげく、自首もできずにうろたえる青年が自殺を思い立ち山に入る。 そこで遭難した中学生に出会い、運命の歯車が回り始める(山が見ていた)。 冒頭からラストまで、切れ味鋭く人間の業をえぐり出す傑作ミステリー集。 ※この電子書籍は1976年10月に光文社より刊行された単行本をもとに2021年12月に新装版化した文春文庫版を底本としています。 -
「山上徹也」とは何者だったのか
安倍元首相暗殺から1年、統一教会と政界、そして山上徹也容疑者の実像を追い続けた著者だから書ける事件の深層とは! 山上はなぜ接見に応じないのか/「なかったことにしたい」勢力/山上に送った四通の手紙/宗教2世との微妙な距離感/統一教会・政治家・メディアの恥ずべき関係性/狙いは本当にテロだったのか/私の責任について/山上からの「回答」/被害者と加害者 (主な内容) 序 章 風化する「統一教会問題」と「なかったことにしたい」勢力 第一章 山上徹也と安倍晋三、鈴木エイトをつなぐ「奇妙な縁」 第二章 銃撃事件後、逮捕された山上が供述した「恨み」 第三章 鑑定留置中の山上徹也に送った手紙 第四章 事件の約一週間前に山上徹也から届いていたメッセージ(前編) 第五章 山上徹也に複雑な思いを抱く「宗教2世」たち 第六章 事件の約一週間前に山上徹也から届いていたメッセージ(後編) 第七章 山上徹也が抱えていた「マグマのような憤り」の正体 第八章 山上徹也は事件前からSOSを発していた 第九章 山上徹也が見た「絶望」の正体 第十章 「統一教会の被害を食い止めた」ために罪が重くなる可能性 -
山ぎは少し明かりて
女たち、記憶の湖へ還る。 佳代、千代、三代の三姉妹は、瑞ノ瀬村に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を讃えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。しかし、村にダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに反対運動に身を投じるのだが──。 定年退職まで営業部で忙しく働く佳代の娘・雅枝。海外留学先で「適応障害」になり、1ヶ月と少しで実家に帰ってきてしまった孫・都。彼女たちの瑞ノ瀬への想いはまったく異なっていた。 いま最注目のミステリ作家・辻堂ゆめが、壮大なスケールで描く懐かしい日本の「故郷」。変わりゆく時代を生きる三世代の女性をつないだ感動作を、満を持して文庫化! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『山ぎは少し明かりて』 の文庫版となります。 -
山口多聞 空母「飛龍」と運命を共にした不屈の名指揮官
次代の連合艦隊司令長官と目された逸材山口多聞少将―米国駐在武官としての見識を持つ航空隊司令官として、太平洋戦争緒戦の勝利からターニング・ポイントといわれるミッドウェー海戦で敢然と敵に立ち向かい海に果てるまで、卓越した戦闘指揮ぶりを発揮しつづけた名将の生きざまと海戦の実相をえがく感動作。 -
ヤマケイ山学選書 山登りを始めたくなったら読む本
手軽に読めて、すぐ役に立つ「ヤマケイ山学選書」の新刊。自分の山を見つけるための68のヒント。 30年以上にわたって登山者育成に携わってきた「無名山塾」校長・岩崎元郎が勧める楽しく安全な山の遊び方の手引書。趣旨は「老いも若きも山に登って元気になろう」「山のいろんな楽しみ方を知って山を遊びつくそう」「山は安全が基本」。 著者ならではの豊富な経験、観察から、入門者、初心者にとってはやさしく楽しく、経験者にとっては自分の山登りを考え直すヒントとなる「岩崎流」登山論を展開。読みやすく、楽しい筆致で、山登りに興味を持った入門者から、初心者に日帰りハイクから海外の山や雪山まで、登山の全体像を解説してくれる。 -
ヤマケイ新書 山岳遭難の教訓 --実例に学ぶ生還の条件--
「山登りにベテランなし」。 すべての登山者が知っておくべき山岳遭難の真実。 登山者にとって山岳遭難はけっして他人ごとではない。 人が自然のなかに踏みこむ以上、なんらかの危険を受け入れる覚悟が必要であるということを、過去の遭難事例は雄弁に物語っている。 本書はこれまでに起きた山岳遭難をレポート。 雪崩、高体温疾患、爆弾低気圧、低体温症、道迷いと、それぞれの遭難の背景を検証しながら、学ぶべきポイントを指摘する。 彼らはなぜ遭難してしまったのか。 そこに至るまでの過程を丁寧に紹介したレポートは、読む者に山に対する心構えを新たにさせるにちがいない。 -
ヤマケイ新書 山岳遭難は自分ごと
山岳遭難は他人ごとではない。 山に入る以上、誰にでも起こり得る可能性があることをすべての登山者が自覚しておくべきである。 その思いをもとに、東京都山岳連盟の救助隊隊長として長年、山岳遭難の現場に携わってきた著者が、「事故に遭わないためにはどうしたらいいのか」、「もし当事者になってしまったらどうすればいいのか」という視点に立って解説した『山と溪谷』の人気連載「登山者のためのセルフレスキュー講座」に加筆、再編集してまとめ直した登山者必読の1冊。 ・なぜセルフレスキューが必要か、登山計画書の有無が生死を分ける、装備に知恵を絞ろう ・計画を中止・変更する判断のポイント、緊急時の連絡方法を考える ・搬送方法、補助ロープの使い方をマスターしよう ・これだけは知っておきたい山の救急法(止血法、捻挫の応急処置、熱中症の応急処置、骨折の応急手当て、低体温症の応急処置、虫さされ・毒ヘビへの対処、心肺蘇生法、症状に合った回復体位のとらせ方) ・もしも、のときに役立つ生き延びるための緊急露営法、ツエルト設営技術、ほか ※遭難者の長期捜索で全国規模で活躍しているのが都岳連救助隊。 行方不明の遭難を探し出し、それまでに死亡認定もされず、保険もおりず、どうしょうもなくなってしまったご遺族の感謝を得ている状況である。 その隊長を務める北島英明さんによる書。 類書は「事故発生後の対処」が中心だが、「事故に遭わないためにはどうしたらいいのか」という、今、多くの登山者が身につけてもらいたい点を学ぶことができる。 「遭難は他人事ではない」とはよく言われる話だが、事故の具体例を示しながら、誰にでも起こりうる遭難のリスクと、その予防策について救助隊の視点と経験・実例から詳しく解説している。登山者にとって欠かせない内容満載の必読書。 -
ヤマケイ新書 ソロ登山の知恵
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 実践者たちが経験から編み出した、ソロ登山のための知恵を凝縮。 山の魅力を独り占めでき、マイペースで歩けるのがソロ登山。 その魅力やリスク、必ず身に着けておきたい登山技術などを経験豊富なエキスパートたちが解説。 ソロ登山を志す登山者必読の一冊。 ■第1章 ソロ登山の意義…私が考える「ソロ」/私のソロ登山スタイル ■第2章 ソロ登山実践の知恵…ソロ登山の計画術/歩行技術/ペース配分/ナビゲーション/天気 ■第3章 ソロ登山の遭難事例…「滑落」「ビバーク」「ビバーク」「ヒヤリハット体験集」 ■第4章 ソロ登山の安全管理の知恵 …入山前の遭難対策/状況把握と進退判断/ビバーク/ファーストエイド/救助要請 -
ヤマケイ新書 もう道に迷わない ―道迷いを防ぐ登山技術―
毎年1000人以上の人が、道に迷って遭難。どうすれば回避できるのか。 山の事故は「転倒」、「滑落」、「道迷い」が三大要因。 道迷い遭難には、さまざまなタイプがあることをご紹介、特に危険なケースを明らかにしつつ、道に迷わないための登山技術、危険な状況を回避して生きのびる方法を提案します。 第1章 道迷い遭難の起こり方 ・道迷いから下山遅れ-房総・清澄山の事例 ・グループから離れて行方不明-大山・講習登山の事例 ・単独登山の道迷い1-南蔵王・屏風岳の死亡事例 ・単独登山の道迷い2-鈴鹿・御池岳の救助事例 ・雪山登山の道迷い-栗駒山のリングワンデリング ・スキーヤー・スノーボーダーの道迷い-かぐらスキー場ほか ・筆者の道迷い経験 など10事例 第2章 道迷いを防ぐ登山技術-準備編 ・山は危険に満ちた世界である ・情報収集、日程を組み立てる、計画書を書く、登山届け 第3章 道迷いを防ぐ登山技術-実践編 ・地形図とコンパス、現在地の確認、次のナビゲーションポイントまでのイメージ ・会話に没頭しない、展望のある場所でのルート確認 第4章 道に迷ってしまったら ・まず、引き返す ・高い場所に移動してみる、ビバーク技術ほか 第5章 道迷いを防ぐ登山技術-地図読み編 ・ランドマークとなるもの ・道の表し方、最も誤差の出やすい要素ほか ・実践例=稜線コース、谷すじをたどる、岩場が多いコース、長大なコース ※このテーマを長く調査分析し、雑誌、書籍の執筆にあたっている野村仁さんによる著書です。 -
ヤマケイ文庫 愛犬王 平岩米吉 「日本を代表する犬奇人」と呼ばれた男
戦前から戦後にかけて、狼をはじめとするイヌ科動物を独学で研究し、雑誌『動物文学』を立ち上げた平岩米吉という人物がいた。 動物行動学の父・ローレンツに先駆けて自宅の庭で犬、狼、ジャッカル、狐、ハイエナと暮らしながら動物を徹底的に観察。 「シートン動物記」「バンビ」といった動物文学を初めて日本に紹介し、フィラリアの治療開発に私財と心血を注いだ、偉大なる奇人の物語。 本書は在野の研究者や作家が多彩に活躍していた時代の記録でもある。 文庫化にあたり、往時の様子を収めた貴重な写真と作家の直筆原稿を収録。 第十二回小学館ノンフィクション大賞受賞作。 解説/村井理子。 ■内容 第1章 狼に憧れた神童 第2章 白日荘のにぎやかな住人 第3章 動物文学に集う人々 第4章 愛犬の系譜 第5章 戦火のなかの動物 第6章 犬は笑うのか? 第7章 狼との対話 第8章 奇人先生の愛した犬たち 文庫版あとがき 解説 村井理子 ■著者について 片野 ゆか(かたの・ゆか) 1966年、東京生まれ。 2005年に『愛犬王 平岩米吉伝』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞受賞。 犬をはじめとする動物に関わる本を手掛け、『セカンドキャリア 引退競走馬をめぐる旅』『ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い』『動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー』『平成犬バカ編集部』(以上、集英社)など著書多数。 話題を呼んだ『北里大学獣医学部 犬部!』(ポプラ社)は映画化、コミック化されている。 -
ヤマケイ文庫 朝日連峰の狩人
名狩人であり朝日連峰(山形県)のブナ林を守る環境保全活動にも尽力したことなどでも知られる志田忠儀さん。 氏の狩猟・採集や山暮らしにまつわる言葉がちりばめられた名著『朝日連峰の狩人』が文庫化! 山菜・キノコ採集やイワナ・ヤマメ釣り、ツキノワグマ狩り、キツネやテンやウサギなどの罠猟。 山中で出会ってきた動物の行動についての興味深い考察、遭難にまつわることなど、長年の経験に裏打ちされた含蓄に富む言葉を随所で読むことができます。 出版当時75歳の志田さんの話は30年の時を経た今でも色褪せず、狩猟者をはじめ動物や自然に興味がある人にも響く言葉が満載です。 ■内容 解説 まえがき ◆第一章 山暮らし 狩人とマタギ/自然とともに暮らして/達人による釣りのコツ ◆第二章 クマ狩り 昔からの巻き狩り/クマの弱点とクマ撃ち/大型動物が増え続ける/クマの習性と好物/クマの胆とクマ料理/狩人たちの仁義 ◆第三章 ワナと動物 ワナを仕掛ける/天ぷら好きのキツネ/テンやタヌキたち/アナグマとウサギの肉/小動物たちの習性 ◆第四章 山の番人 遭難は常識外の行動から/予測できない雪崩/危機に瀕する原生林 文庫版あとがき ■著者について 志田 忠儀(しだ・ただのり) 【語り】 1917年、山形県西川町大井沢生まれ。 戦前から山に入り、戦後も春はクマ撃ちやゼンマイ採り、夏は登山や釣り、秋はキノコ採り、冬は猟と、一年を通じて山とともに生きた伝説の山人として知られている。 1959年、磐梯朝日国立公園朝日地区管理人になり、1982年同管理人を退く。 この間、天狗小屋、狐穴小屋、竜門小屋の管理を西川町より任される。 月山朝日遭難救助隊長、大井沢観光協会長、自然保護に関する功労で勲六等単光旭日章を受ける。 朝日連峰のブナなどの原生林を守る会会長。民宿「朝日山の家」経営。 2016年5月23日没。 著書に『山人として生きる 8歳で山に入り、100歳で天命を全うした伝説の猟師の知恵』(角川文庫)、『ラスト・マタギ 志田忠儀・96歳の生活と意見』(KADOKAWA)などがある。 西澤 信雄(にしざわ・のぶお) 【構成】 1948年、滋賀県大津市生まれ。愛媛大学を卒業後、1975年から朝日鉱泉ナチュラリストの家に入る。 朝日鉱泉ナチュラリストの家代表、日本ナチュラリスト協会会員、環境庁自然公園指導員、秋田営林局保全管理協会員。 著書に『朝日連峰・鳥獣戯談』『ブナの森通信』(無明舎出版)、『みちのく朝日連峰山だより』(山と溪谷社)などがある。 -
ヤマケイ文庫 単独行者 新・加藤文太郎伝
構想35年。ヒマラヤ登山の経験を持つ作家・谷甲州が、史実を基に伝説の登山家・加藤文太郎を描ききった長編山岳小説の上巻。 雪山登山がまだ一般的でなかった昭和初期の時代に、案内人も雇わず、ただ独り雪の北アルプスを駆け抜けて風雪の北鎌尾根に消えてしまった加藤文太郎の生涯がリアルに浮かび上がる。 加藤の遺稿集『単独行』を徹底的に分析し、独自の解釈によって生み出された文太郎像は、新田次郎の『孤高の人』とはちがったキャラクター設定となっていて興味深い。 -
ヤマケイ文庫 アルプスと海をつなぐ栂海新道 夢の縦走路を拓き、守り続ける人々
「未開の山稜に、自分たちの手で岩盤を削り、木を伐り、藪を刈って登山道を開設しよう。山小屋も建てよう。そして海水パンツをザックの片隅に忍ばせて、高嶺のお花畑から日本海まで縦走してドボンと海に飛び込むのだ」 標高2418m、北アルプスは後立山連峰の北端・朝日岳から、海抜0m、新潟県糸魚川市の親不知海岸を結ぶ登山道「栂海新道」。 今から50年あまり前、雲上のアルプスと日本海の大海原をつなぐ全長約27kmもの夢の縦走路を手弁当で切り拓いたのは、一介のサラリーマンとその仲間たちだった――。 栂海新道開拓のようすをつづった、さわがに山岳会・小野健さんの名著『栂海新道を拓く 夢の縦走路にかけた青春』をヤマケイ文庫で復刻。 文庫化にあたって、2014年に81歳で他界した小野さんの遺志を引き継ぎ、道の維持・管理を続ける人たちへの取材を通じ、現在の栂海新道のようすを伝える書き下ろしの新章を加えながら、小野さんが遺した開拓当時の貴重な写真をたっぷりの口絵とともに紹介。 開拓の偉業を後世に伝えるさわやかな感動をもらえる一冊。 ■内容 口絵 写真で見る栂海新道1 第一部 山族野郎の青春 第一章 栂海新道とはどのような道か 第二章 誕生、さわがに山岳会 第三章 登山道、犬ヶ岳へ達す 第四章 盗伐容疑の成り果て 第五章 山と家族 第六章 朝日岳へ、親不知へ 口絵 写真で見る栂海新道2 第二部 それからの栂海新道 第三部 栂海新道を守り続ける人々 ■著者について 小野 健(おの・けん) 1932年、福島県いわき市生まれ。 1956年、早稲田大学第一理工学部鉱山学科卒業。工学博士。 1961年にさわがに山岳会を結成し会長となる。 1962年から1971年まで、10年をかけて栂海新道を開拓。 1972年、第12回山溪山岳賞、2003年、第1回「山と溪谷」山岳環境賞、2004年、第9回NHK地域放送文化賞受賞。 2006年より糸魚川市文化協会会長に就任。 著書に『山族野郎の青春』(1971年、山と溪谷社)、『栂海新道その自然』(1988年、さわがに山岳会)、『糸魚川の自然を歩く』(編著・2007年、谷村建設)、『栂海新道ものがたり その自然と人々』(2010年、考古堂書店)、処女作を復刻した『栂海新道を拓く』などがある。 2014年3月に逝去、享年81。 吉田 智彦(よしだ・ともひこ) 1969年、東京都生まれ。 20代半ばに勤めていた会社を辞め、ニュージーランド、カナダ、アラスカなど諸国をまわる。 カヤックやトレッキングを通じて自然と人間のあり方を考えるようになり、エッセイ、ノンフィクションや写真、絵を発表しはじめる。 スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ、チベットのカイラス山など世 界の巡礼路を歩いた。 日本では、熊野古道、四国八十八カ所霊場を踏破。現在は、福井県の山村に住み、生態系を重視しながら災害に強い森づくりに取り組む。 福井かひる山風土舎代表。著書に『熊野古道巡礼』(東方出版)、月刊絵本「たくさんのふしぎ」2009年8月号『おぼん』(福音館書店)、『信念 東浦奈良男一万日連続登山への挑戦』『山小屋クライシス』(ともに山と溪谷社)。 -
ヤマケイ文庫 おらが村
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 漫画家矢口高雄の隠れた名作、堂々の復刊! 令和の時代にこそ読み返したい「昭和」の貴重な物語。 802ページの大ボリューム。 東北は秋田、奥羽の山懐に包まれ、半年は雪の下に埋もれる厳しい自然、それが“おらが村”。 寂寥、倦怠、不安、欲望、喧騒、期待、そして夢とないまぜのなかで過ごす村人たち。 ゆかいな高山一家を中心に、彩り鮮やかな四季を通して矢口高雄の精緻なタッチが描く極上のヒューマンドラマ。 遠く忘れさられていく昭和時代の貴重な記録集。 【内容】 囲炉裏の章 横座/狐棲む里/鱩/師走/寒春/福寿草の香/ メメンコ/蕗のとう こぶしの章 儀衛門のクマ/カタゴの花筵/ テル坊主の池/つばくろ/ヒデコ/雨あがり 桑の実の章 ホトトギス/ 忘憂草/UFO飛来/はたおり 嫁ききんの章 律子/十三夜/渋柿/ 末枯れ/神無月/忍華/白春/ふきどり/せせらぎ/土橋/帰去来/ 春宵 段落の章 廻春 経済活動・開発・天災・人災による環境変化から現代人は逃れられない。 だが、「日本人として決して忘れてはいけないもの」を矢口先生は僕らに教えてくれる。――宮沢和史 -
ヤマケイ文庫 カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?
かわいい、怖い、賢い、頭が悪い、汚い、ずるい――人間が動物たちに抱いているイメージは果たして本当か? 「ずる賢い」動物の代表・カラスの研究者である著者が、動物行動学の視点から、さまざまな動物たちにつきまとう「誤解」をときあかしていく。 カモメはカラスと同じ、ゴミ漁りの常習犯。チョウは花だけじゃなく、糞にもとまる。 一匹狼は、孤独を好んでいるわけじゃない。 カッコウの托卵は、信じられないほどリスキー。 ハゲタカは、ハゲだから清潔に生きられるのだ! 無意識の偏見が取り払われると真剣で切実で、ちょっと適当だったりもする彼らの真の生きざまが見えてくる。 文庫化にあたり書き下ろしの原稿とイラストを収録。 ■内容 PART1 見た目の誤解 1.「かわいい」と「怖い」カモメはカラスと同じ、ゴミ漁りの常習犯 2.「美しい」と「醜い」ハゲタカはハゲだから清潔に生きられるのだ 3.「きれい」と「汚い」チヨウは花だけじゃなく糞にもとまる PART2 性格の誤解 4.「賢い」と「頭が悪い」胸像認知できるハトとできないカラス、賢いのはどっち? 5.「やさしい」と「ずるい」カッコウの托卵は信じられないほどリスキー 6.「怠けもの」と「働きもの」ナマケモノは背中でせっせとコケを育てている 7.「強い」と「弱い」コウモリの飛行能力は戦闘機並みに高い PART3 生き方の誤解 8.「群れる」と「孤独」一匹狼は孤独を好んでいるわけじゃない 9.「亭主関白」と「恐妻家」ライオンのオスはトロフィー・ハズバンド 10.「子煩悩」と「放任主義」カラスの夫婦だって子育てに苦労する ■著者について 松原 始(まつばら・はじめ) 1969年奈良県生まれ。 京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。 専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館・特任准教授。 研究テーマはカラスの行動と進化。 著書に『カラスの教科書』『カラス屋の双眼鏡』『鳥マニアックス』『カラスは飼えるか』など。 「カラスは追い払われ、カモメは餌をもらえる」ことに理不尽を感じながら、カラスを観察したり博物館で仕事をしたりしている。 -
ヤマケイ文庫 くう・ねる・のぐそ 自然に「愛」のお返しを
書評サイトHONZやベストセラー『面白い本』(岩波新書)で、 HONZ代表・成毛眞氏(元マイクロソフト株式会社社長)が激賞。 2008年に山と溪谷社より刊行された21世紀の奇書、ついに、文庫化! 題字・カバー画はミュージシャンの知久寿焼さん(元「たま」)、 巻末には、HONZ代表・成毛眞さんとHONZ編集長・土屋敦さんの対談を掲載。 口絵や伝説的袋綴じページも再現。 単行本刊行後から現在までを語る、著者の文庫版あとがきも掲載。 文庫化でさらに「糞力」がパワーアップした。 21世紀の奇書誕生! 意識的野糞を始めて35年。 元菌類写真家・伊沢正名氏は、糞土師(ふんどし)として、連続野糞記録3000日、 のべ1万回以上の大記録を樹立した。 一見、奇行とも思えるその行為の背景には、食べることばかり関心をもち、 排泄物には興味を持たない、表層的エコロジーブームへの強烈なアンチテーゼがあった。 雨の日も風の日も、田舎でも都会でも、はては「明日のウンコを今日出す」 秘技をもって長時間の飛行機での移動にも耐え、自分のウンコをすべて土に返す という信念に殉じ、伊沢は野糞を続ける。 なぜ、著者がライフワークとして野糞を企図するに至ったか? 迫り来る抱腹絶倒の試練。ついにたどりついた世界初!ウンコ掘り返し調査の全貌と、 世界でもっとも本気にウンコとつきあっている男のライフヒストリーを通して、 ポスト・エコロジー時代への強烈な問題提起となる記念碑的奇書を、 より多くの人の手へ。 -
ヤマケイ文庫 旅に出る日
紀行作家で旅行雑誌「旅」の元編集長の岡田喜秋さんの旅と山を描いたエッセイ集。 『思索の旅路』の姉妹編で、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」は登山者必読です。 ひたすら旅ひとすじに生きてきた著者が、現代人にとっての旅を探る。 「犬が飼い主を迎えに行くのとはちがう行為。それが旅の原形ではないか」 「旅は、書物よりも教師の教えよりも、実感と説得力のある心の改造を果たしてくれる」 などといった言葉が随所にちりばめられたエッセイを中心に、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」、松本清張の推理小説「点と線」の核となる話を提供した思い出等、さまざまな角度から人と旅との接点を語り尽くす。 -
ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難
山岳遭難のなかで最も多いのが「道迷い遭難」。 本書では実際に起きた「道迷い遭難」を取材し、遭難者の行動をつまびらかにして登山者への警鐘とする。 道に迷い、何日間も山中をさまよう恐怖―。 登山者の盲点でもある、誰もが陥りがちな道迷い遭難。 その7件の事例を取り上げ、原因を探り未然に防ぐ方策を検証する。 -
ヤマケイ文庫 ドキュメント 山の突然死
好評ドキュメント遭難シリーズ文庫化、最後の1冊、山の突然死。 症状が現われてから24時間以内に死亡に至る「突然死」の事例を検証、そのメカニズムと背景にある生活習慣病、予防とメディカルチェックまで、医師への取材を重ね、詳細に解説。登山前の必読の書。 登山者の高齢化に伴い、虚血性心臓疾患、脳卒中などを原因とする山岳遭難が、ここ20年来増加、病気を直接原因とする遭難だけでも全体の8パーセント以上を占めている。 症状が現われてから24時間以内に死亡に至った5件の「突然死」の事故例を検証、その危険因子を分析。 日常の健康管理から、登山計画と行動の注意点、応急処置まで、致命的な病気による山岳遭難を防ぐための方策を検討する。 さらに「突然死」のメカニズムと背景にある生活習慣病、その予防とメディカルチェックまで、医師の指導をもとに詳細に解説。 登山者だけでなく、健康が気になる人は必ず身につけておきたい知識をまとめた。 疲労を合わせると山岳遭難の15パーセント近くが健康上の問題、ドキュメント遭難シリーズを読み、事例を通して安全登山を学ぶことの重要性を認識いただきたくお願いいたします。 -
ヤマケイ文庫 どくとるマンボウ青春の山
終戦の年、避けられぬ死への煩悶を抱きつつ訪れた憧れの上高地。 父との葛藤を胸に対峙した穂高岳。青春と自然を綴った北杜夫のエッセー選集。 昭和20年、昆虫や信州の自然への憧れから松本高校に入学した北杜夫は、 避けられぬ死への悲痛な思いを抱えながら上高地を訪れる。 その後、頑固で癇癪持ちの父でありながら、 歌人としては畏敬すべき存在であった斎藤茂吉との軋轢に悩み、 ひとり穂高岳と向かい合う。 この経験を、作家はのちに「まさしく私の青春そのもの」と記す。 また、1965年には、カラコルム遠征隊に参加、独特のユーモアを交えたエッセー、紀行文から 『白きたおやかな峰』の背景を読み取ることができる。 単行本未収録作品を含む、山のエッセー選集。 -
ヤマケイ文庫 ニッポン博物誌
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 矢口高雄画業50周年。名著復活第一弾! 大自然の掟を厳粛に描きだす感動のドラマ集。 矢口高雄の隠れた名作『ニッポン博物誌』の初の文庫化! 730ページ以上の大ボリューム。 限りなく美しい日本の自然! だが、その美しさの陰には、食うものと食われるもの、栄えるものと滅びゆくものの、あまりにも厳しい大自然の掟があった!! しかし、悲しみにいろどられた争いのなかには、われわれ人間を深い感動の世界へいざなうドラマがある。 大自然のなかで懸命に戦い生き抜く動植物と、その生命の厳粛さを見つめた矢口美学の結晶。 全20編一挙収録。待望の文庫化。 第1話 ムササビ(空翔ぶ風呂敷) 第2話 バチネコの夢 第3話 カラスと老人 第4話 ケダニ先生奮戦記 第5話 マタギ犬“ノラ” 第6話 アオの寒立ち 第7話 カジカの夏 第8話 イタチビラめぐり 第9話 マルカケの銀次 第10話 バッケ 第11話 鷹の翁 第12話 ピヨちゃん 第13話 サルカ三十文 第14話 ホタルこい! 第15話 おやじ騒動記 第16話 納豆ロード 第17話 白髪太郎 第18話 イワナの恩返し 第19話 底なし沼の極小トンボ 第20話 市助落し -
ヤマケイ文庫 花は自分を誰ともくらべない~47の花が教えてくれたこと~
チューリップ、クロッカス、バラ、マーガレット、カンパニュラ、パンジー、マリーゴールド ――花は、それぞれ輝ける場所で咲いている。 身近な47の花のドラマチックな生きざまを、美しいイラストとともに紹介する一冊。 ベストセラー『生き物の死にざま』著者、文庫最新刊。 『身近な花の知られざる生態』(2015年、PHPエディターズ・グループ)を改題、加筆のうえ文庫化。 (「はじめに」より) 花にさまざまな種類があるように、私たち人間にもさまざまな顔があり、個性がある。 私たち人間は、花の美しさを知っている。花の色や形は、いろいろあることが美しいと知っている。 それなのに私たちは、ときどき「たくさんあること」の素晴らしさを忘れてしまうのは、どうしてだろう。 「違うこと」の素晴らしさを見失ってしまうのは、どうしてだろう。 くらべたり、優劣をつけたくなってしまうのはどうしてだろう。 花は自分を誰ともくらべない。 そして、自分だけの花を咲かせる。 世の中には、さまざまな花がある。 花の数だけ咲き方がある。 そして、花の数だけ、物語があるのだ。 本書では、そんな物言わぬ花の物語を紡いでみたいと思う。 〔内容〕 人々を魅了してやまない一瞬の美しさ サクラ 本当ははかなくない春の妖精 カタクリ 人だけでなくハチも惑わすラブグラス パンジー バブル景気の元祖となった魅惑の花 チューリップ 今も多くの人に愛され続けるひかえめな花 スイセン 春は花、秋は香辛料として愛される クロッカス 綺麗な花にするどいトゲがある意外な理由 バラ 乙女の期待を裏切らない科学的な花占い マーガレット 虫が拒むように進化を遂げた花 スィートピー カタツムリとは実は相性がよくない花 アジサイ 夜の交友関係の意外なパートナー テッポウユリ 香りで虫を寄せつけない花 ゼラニウム 世界初の麻酔手術に使われた花 チョウセンアサガオ たった一年で三メートルの高さになる不思議 ヒマワリ アフリカ原産の太陽に恋した少女の花 マリーゴールド 宮沢賢治が愛した「小さな鐘」 カンパニュラ ピンクの語源になった花 ダイアンサス 人類が初めて出会った雑草 アザミ 可憐なように見えてたくましい コスモス 歴史上、暗躍した毒草の中の毒草 トリカブト 本当はクリスマスが似合わない植物 ポインセチア 鳥を惹きつけるために先駆けて春に咲く ツバキ など -
ヤマケイ文庫 ピッケルと口紅
1975年5月、日本女子登山隊が世界で初めて女性によるエベレスト登頂に成功しました。 頂に立ったのは副隊長・田部井淳子。そしてその傍らには、遠征準備から苦楽を共にした本書の著者・北村節子がいました。 本書は、著者と田部井がその後も長年にわたって挑み続けた世界の山々――シシャパンマ、マッキンリー、南極、そして七大陸の最後の一座・ニューギニア最高峰までの冒険を描いた、真実の「女子冒険譚」です。 自然の厳しさや異文化との出会い、人間関係の葛藤など、旅の舞台裏を生き生きと描写しつつ、そこにはいつも笑い合いながら困難を乗り越える2人の姿がありました。 最終章では、登頂成功をきっかけに“世界の有名人”となった田部井が背負うことになった新たな社会的役割と、それでも変わらぬ友情で楽しんだヨーロッパの山旅が綴られます。 自らの足で世界を切り拓いてきた女性たちの姿は、今を生きる私たちに力強いメッセージを投げかけてくれます。 本書は、人生の新しい道を探すすべての人に贈る、実話に基づいた応援歌です。 1997年に東京新聞出版局より刊行された『ピッケルと口紅 -女たちの地球山旅』をヤマケイ文庫で復刻。 なお、登頂50周年を記念して制作された映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』にも本書のエピソードが数多く登場しています。 ■内容 はじめに 第1章 エベレスト 第2章 シシャパンマ 第3章 マッキンリーへ 第4章 南極 第5章 ニューギニア 第6章 アイガー東山稜 長めのあとがき -
ヤマケイ文庫 文豪山怪奇譚 山の怪談名作選
文豪たちが遺した異世界としての「山」。 東雅夫の選によるかつてないアンソロジー、文庫化。 近代の文豪から現代の人気作家まで。 数多くの作家が、深山幽谷を舞台とする神秘と怪異の物語を手がけてきた。 山を愛し読書を愛する人々にとって必読の名作佳品を集大成した史上初のアンソロジー。 収録作品: 火野葦平「千軒岳にて」 田中貢太郎「山の怪」 岡本綺堂「くろん坊」 宮沢賢治「河原坊」 本堂平四郎「虚空に嘲るもの 秋葉長光」 菊池寛「百鬼夜行」 村山槐多「鉄の童子」 平山蘆江「鈴鹿峠の雨」 泉鏡花「薬草取」 太宰治「魚服記」 中勘助「夢の日記から」 柳田國男「山人外伝資料」 編者解説(東雅夫) 文庫のためのあとがき -
ヤマケイ文庫 穂高小屋番レスキュー日記
山岳遭難の現場ではいったい何が起きているのか。 長年、穂高岳山荘を基点に、遭難救助の最前線で活躍し続けてきた宮田八郎が、山岳レスキューの実態をつぶさに紹介する。 霧の中の危機一髪のヘリ・レスキューなど、心に残る救助体験のほか、登山者に向けた厳しくも暖かいメッセージが綴られている。 穂高を愛し、仲間とともに多くの遭難者を救った穂高岳山荘元支配人・宮田八郎の遺稿集。 ■内容 第1章 穂高に生きる 第2章 遭難救助の現場から 第3章 わが師、わが友 ■著者について 宮田 八郎(みやた・はちろう) 1966年4月4日神戸生まれ。 学生の頃から穂高を訪れ1991年穂高岳山荘スタッフとなり、1994年~2006年の間、支配人を務める。 現場にいる身として遭難救助にも多数出動。 小学館コミック「岳—-ガク—-」の原作中に“宮川三郎”の名前でシリアス&コミカルに登場する。 小屋番の傍ら、2001年映像制作会社ハチプロダクションを設立、長年にわたり山岳映像を撮り続け、穂高の四季の表情を数多くの作品に残した。 2018年4月5日、南伊豆にてシーカヤック中に落命。享年52。 -
ヤマケイ文庫 幻の怪蛇 バチヘビ・シロべ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 矢口高雄の代表作のヤマケイ文庫化! 矢口高雄画業50周年。怪蛇にロマンを求める代表作と、マタギ犬の宿命を描く名作を合本! 「バチヘビ」。黒褐色で長さ50cm、胴の太さはビール瓶くらい。 その怪異な生物(別名ツチノコ)に人々はロマンと夢を求める。 いまだ人間に捕らわれたことのない怪蛇探索に意欲を燃やす男たちの情熱を 自らの体験をもとに描いた矢口高雄の代表傑作。 1974年、講談社出版文化賞児童まんが部門賞受賞作。 そして、雄大な奥羽山脈の山中を舞台に、 宿命の糸で結ばれた大熊コブダワラとマタギ犬シロべの熾烈な戦いを描いた名作『シロベ』。 ※シロべ=マタギ言葉で「風」の意 読み応えある2本を豪華合本し文庫化! -
ヤマケイ文庫 山棲みの記憶
狩猟、釣り、山菜採り、炭焼き……。 厳しくも恵み豊かな北の山里に生きた人々の暮らしの記録。 「ブナの森の恵みと山里の暮らし」をテーマにした根深誠、ルポ選集。 青森・秋田県境に広がる世界自然遺産・白神山地を中心に、今や失われつつある、北の山の豊かな自然の恵みとともに生きた人々の記録集。 熊撃ち、山菜採り、渓流釣りほか、厳しくも恵み豊かな、東北の山の暮らしを生き生きと描く。 【目次】 I 北の山里に生きる 春マタギ 木出し山 ウサギ狩り 下北の釣り名人 忍び撃ち 粋な山棲み人 ある炭焼き夫婦の一日 地竹細工の村 浄法寺の掻子 鍛冶 軽米源光 嶽温泉「岩木食堂」 十和田湖仙人 廃村むかしがたり 開拓村 苦闘の人生 津軽大川原の火流し 半夏生の作占い II 白神の恵みの森 春とともに ある山菜採りの山がたり 長慶平開拓集落、雨の一日 旋毛虫症発症記 白神山地に生きる 金アユの川 アイコ採り また、湖底に沈む村 林業に生きる アユの友釣り六十年 仔グマを育てる 母なる川 父なる大地 山中のマス道 熊の湯温泉 自然保護に締め出された人びと あとがき -
ヤマケイ文庫 山釣り
大人の釣り人を満足させる山本素石 珠玉のエッセイ。野人の風貌をもって、渓流釣り文学に挑んだ、山本素石。その最高傑作集を復刻。 釣りは文学化しうるということを、釣り師側から決定的に証明した山本素石。 今西錦司に愛され、開高健をうならせた、その作品群を「山中漂泊」、「異界草紙」、「辺境異聞」、「山人挽歌」の4テーマに分け、28篇を厳選、傑作集として編纂した1冊。 昭和中期の溪流風景から山びとの暮らしまでが見える名釣りエッセイの数々をはじめ、ネズミのてんぷらをエサにし、狐や狸に大アマゴを持ってこさせようとする痛快エッセイ「ねずてん物語序説」、そして「ころがる・あたる」など十八番のツチノコ物語も収録。 山本素石の生涯が知れる熊谷栄三郎氏のあとがきは、興味深いだけでなく、資料性がとても高い。 ※本書は1992年に朔風社より『山釣り・山本素石傑作集』として刊行されたものの最新復刻版です。 -
ヤマケイ文庫 山のクジラを獲りたくて 単独忍び猟記
東出昌大氏(俳優・モデル・猟師)、オススメ! 「山に正解はない。自分なりの最善を探すよりない。猟具の選択も、鉄砲の選択も。だから狩猟は面白いし、オリジナルの生き甲斐を希求できる」 「山のクジラ(イノシシ)」を獲りたくて始めた銃猟初年~2年目の様子を描いた単独忍び猟記・全27話。著者の成功談と失敗談を織り交ぜた緊迫の単独猟の世界に身を置くことができる内容が満載。さらに、これから単独忍び猟を始めるハンターに有用な実用基礎知識も収録。 《この単独猟記は2017年度の猟期から2年間の記録である。神奈川県丹沢山中に足繁く通い、失敗と成功を積み重ね、学んだことをまとめたものだ》 《単独忍び猟は孤独な猟だ。ひとりで獲物と対峙し、引き金を引き、薄れていく動物の命を背負わなくてはならない。誰も見ていないからこそ、自分でも知らなかった自分の本性が浮き彫りになる》 ■内容 はじめに 単独忍び猟記 単独忍び猟具考 わたしの単独猟の始め方 単独忍び猟の基礎知識 あとがき 文庫版あとがき 解説 東出昌大 -
ヤマケイ文庫 山の不可思議事件簿
山には「不可思議」が満ちている。 山と登山にまつわる怪現象・謎・怪物など、奇妙な事件を一挙紹介。 【目次】 ●第1章 奇妙な現象 ・山の怪現象 マッターホルンで目撃された幻影/消えた4階建て宿舎の怪/テントに近づいてくる謎の靴音/知らないうちに移動した山小屋/ブロッケンの妖怪とセントエルモの火/山奥から響いてくる奇怪な音 ・山の不思議 女神の山で女神になったアメリカ人女性/頂上をめざす動物たちの怪/朝日連峰の不可思議な遭難/リングワンデルングの恐怖/ヒマラヤに消えた記憶/ニカ国語を理解した名登山犬・山の謎 富士山初登頂の謎/大雪山に残されたSOS文字の謎/ヒマラヤ登山史上最大の謎/エベレストで遭難した旧ソ連隊の謎/身元不明の遺体の謎 ・山の奇跡 人肉を食べて生還したアンデスの遭難者/エベレストから転落して生還した男/雪崩に埋まり13日間生き抜いた青年/ヒマラヤで宙吊りから救出された日本人/アルプスの氷壁から滑落して助かった日本人/国内の奇跡の生還者たち ●第2章 恐怖と神秘 ・魔の山 殺人峰アイガー北壁/人喰い山ナンガ・パルバット/犠牲者世界一の谷川岳/死を呼ぶ山ミニヤ・コンカ ・神秘と伝説の山 ノアの箱舟の山アララト/アリストテレスが予言した山/エベレストよりも高い山/ギアナ高地に実在したロストワールドの山/崑崙の謎の山ウルグ・ムスターグ ●第3章 伝説と怪談 ・山の伝説伝承 猫又伝説の謎/埋蔵金伝説の謎/ヒダル神の伝説 ・山の怪談 吹雪の避難小屋の亡霊/真夜中にともる消したはずのローソクの灯/深夜ひとりでに開いた山小屋の扉/テントの中に押し入った幻影/ウペペサンケ山の怪異 ●第4章 謎の生きもの ・山の怪物 中国の秘境に生息する謎の大脚怪/ギアナ高地で遭遇した怪鳥/まぼろしのツチノコを探す/黒部峡谷の正体不明の足跡と奇妙な声/カナダの獣人サスカッチ/中国で頻繁に目撃される野人/コーカサス山脈の謎の獣人カプタル ・謎の雪男 雪男の足跡写真を発表した登山家/雪男を近くで観察したポーランド陸軍中尉/雪男を間近に目撃した日本の登山家/奇抜な作戦の日本の雪男探検/鈴木紀夫さんがつかんだ雪男の正体/日本の登山隊が持ち帰った雪男の体毛とフン ・絶滅動物の謎 ニホンオオカミは発見されていた/九州のツキノワグマは絶滅していない/カッパの正体はニホンカワウソか ●あとがき ●文庫のためのあとがき ●解説「この世とあの世のマージナル領域、それが山である」(三上丈晴さん) -
山恋バディ!【単行本版】
東京に引っ越したきり音信不通になっていた幼なじみのハルと、大学の登山部で再会した十海(とうみ)。 いかにもモテそうな精悍な大学生に変貌したハルは、入部届けと引き換えに「俺に愛されてろ」と熱っぽく十海を押し倒し――。 廃部寸前の登山部に現れた、たったひとりの相棒(救世主)は、たったひとりの運命の相手(恋人)になれるのか? ハル×十海のワケあり凸凹コンビが繰り広げる新感覚部活動バディラブ! ◆単行本収録の描き下ろし後日談付き -
山古志村のマリと三匹の子犬
三匹の子犬を初産した、新潟県山古志村のマリ。幸せいっぱいのマリを、その当日、中越地震が襲う。全村避難の中、もうすぐ雪に埋もれる村で、三匹の子犬と置いてきぼりにされたマリの運命は? 16日後、村に帰った飼い主が見た感動の光景とは? 実話を元にした、愛と感動と涙の物語 -
山桜記
全七作からなる歴史小説短編集。 豊臣秀吉による朝鮮征伐の前半・文禄の頃、一通の文箱が博多の津に打ち上げられ、秀吉の許に届けられた。中の手紙は半島に渡った夫を思う妻のものであった。興味を持った秀吉はその女を名護屋に呼び寄せたが……(「汐の恋文」)。 関ヶ原の戦いの前に大坂方の人質になるのを拒み、火を放って果てた細川ガラシャ。その嫁である千代はガラシャと死を共にせず生き残った。細川忠興の嫡男・忠隆は、父の命に背き千代を離縁せずにいたため、遂には廃嫡されてしまう。しかしその後も忠敬は千代と共に暮らし続ける(「花の陰」)。 戦国時代や江戸時代の女性・夫婦の旧来の像に著者独自の新鮮な解釈を投げかける、珠玉の短編集。 -
ヤマ師
「週刊ダイヤモンド」元編集長がどうしても書き残さずにはいられなかった男──。 億万長者と無一文を何度も繰り返し、油田を掘り当て日本を救った「アラビア石油」創業者、山下太郎。 日本経済史「影の主役」を掘り起こした驚愕のノンフィクション小説!!! 【山下太郎の主な実績】 ・オブラートの特許取得・売却で3億円 ・外務省を巻き込んだ鮭缶輸入で400億円 ・大正の米騒動で政府黙認の米密輸を画策 ・満州の住宅事業で6兆3000億円 ・日本初の「油田採掘利権」を獲得し法人所得日本一に 戦後日本にとって、資源確保は国家の命運を握る最重要課題だった。その中で、誰もが不可能と考えた中東の石油利権を手にし、“日の丸油田”を実現させた怪物が山下太郎である。山下は、時代の荒波に翻弄されながらも常に果敢な挑戦を続けた“ヤマ師(投機家)”だった。常に「無謀」と言われ、周囲から胡散臭い怪商と揶揄されながら、己の信念と「人間植林」という独自の人脈構築術、交渉術を武器に運命を切り拓いてきた。 日本の経営者やリーダーはフロンティアスピリットを失いつつあると言われる。若い頃に「誰もやったことのないことを成し遂げる人生」を誓い、生涯を賭してそれを実現した山下の生き様は、令和を生きる次世代のリーダーたちを確実に刺激する。 「無茶でもやるしかねぇんだよ。」 -
やましいゲームの作り方
PCゲーム業界のエピソードがここに!? 『人生はゲームだ』 そんなセリフをどこかで聞いたことがある。 ゲーム制作を生業としている俺には、ある種味わい深い。 膨大なシナリオ、盛りだくさんの選択肢、星の数ほどのグラフィックは超高解像度、BGMも効果音も絶えることがないし、もちろん幾多のキャラクターはフルボイス。さらに、プレイヤーのスペックによっては、難易度が変動する、業界でも類のないダイナミックシステム搭載ときた。採算度外視のその作りに、羨ましくてよだれが出そうだ。 俺の人生は、といえば、結構いいかげんだったわりには、そこまで大きな山も谷も無し……言うなれば、イージー寄りのノーマル、そのあたりだった。 『だった』と過去形なのは、このたび、ついにエンディングを迎えたからだ。 ちなみに今は俺の葬儀の真っ最中。 俺はどこに出しても恥ずかしいアラウンドフォーティ、略してアラフォのおっさんだったんだが、息子の身体に乗り移ってしまったんだ――――あ、息子が『身体を返せ』と叫んでいる……。 息子(の身体)に協力してもらいPCゲーム作りに励む、ちょっと不思議テイストの業界ラノベここに誕生!! イラストを担当するのは、大人気イラストレーター、nauribon。 ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
邪馬台国とヤマト建国の謎
卑弥呼のついたウソがわかれば、邪馬台国論争は終焉する。倭国の女王・卑弥呼は、魏の使者の邪馬台国訪問を、あらゆる手段を講じて、妨害していたのではないか。邪馬台国から朝鮮半島に続く道は、古代の流通と外交上の要衝であった。ところが対馬、壱岐を経由して九州島の末盧国にたどり着いたあと、「魏志倭人伝」には不思議な記事が載る。末盧国には四〇〇〇余の人家がある。山海のまぎわに棲んでいる。草木が茂り、前を行く人も見えないほどだ。(中略)東南に陸路を進むと、五〇〇里で伊都国に到着する……。末盧国から伊都国に向かう重要な道が獣道よりもひどかったという話、にわかには信じられない。ここは、船を利用するべきだったし、普段の倭人は、そうしていたはずなのだ。最後の最後で、船を使えぬ重大な理由があったのではないか……。文献と考古学から最大の古代史ミステリーに迫る! 文庫書き下ろし。 -
山田太一、小此木啓吾、「家族」を語る。
新潟少女監禁事件以来、「ひきこもり」の問題に強い関心が集まっている。さらに、アダルト・チルドレン、お受験、幼児虐待、パラサイト・シングル、熟年離婚……「家族」に関する話題がメディアに登場しない日はない。本書は、『モラトリアム人間の時代』『「困った人」たちの精神分析』などの著書を持ち、日本の精神分析の第一人者として今なお活躍中の小此木啓吾氏と、「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など、数々の名作ドラマを生み出してきた人気脚本家、山田太一氏が、日本の家族の「これから」を存分に語り合った一書である。「“老年期”こそ夫婦は輝く」「いじめを見て見ぬふりするのも、親の『やさしさ』(山田)、「セックスがなくても別れない日本の夫婦」「インターネットで家族ができる!?」(小此木)……家族のことで迷うすべての人へ贈る、暖かいメッセージの数々。心が軽くなる、家族のための「幸福論」。 -
大和・赤城と日本の軍艦―大日本帝國海軍艦艇図鑑 新装版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界一と謳われた日本が誇る連合艦隊。 超弩級戦艦「大和」を筆頭に、「武蔵」「長門」「金剛」「赤城」「加賀」「飛竜」など太平洋戦争で活躍した艨艟たちが集結。 貴重な写真で甦る連合艦隊の勇姿、全艦種128艦艇を掲載した大日本帝国海軍艦艇図鑑をご覧あれ! ※本書は2010年6月に刊行された『大和・赤城と日本の軍艦』の装丁を変更し、復刻したものです。 【ご利用前に必ずお読みください】 ■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。 ■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 ■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください 【特集内容】 ■序章「日本海軍の歴史」 ■第一章「戦艦」 ■第二章「航空母艦」 ■第三章「重巡洋艦」 ■第四章「軽巡洋艦」 ■第五章「駆逐艦」 ■第六章「潜水艦」 ■第七章「その他の艦艇」 ■終章「日本海軍の終焉」 -
山梨式 名建築の条件
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 7つのキーワードで読む“設計意図の裏側” 20の名建築を意外な着眼点で考察 誰もが知る、あの名建築。写真や解説文だけですべてを知ったような気になっていませんか? 多くの建築解説書は、設計者自身が書いた「設計主旨」を手掛かりに、書き手がその意図や背景を読み解いたものです。その分析は「設計主旨」を大きく逸脱することはありません。しかし、設計者は本当に腹の内のすべてを設計主旨に記すのでしょうか?そこから導き出される“名建築たる理由”は本当に実務者の参考になるのでしょうか? 本書では、日建設計を代表する建築家の山梨知彦氏が、“設計者だからこそ分かる”工夫や葛藤を実際の建物や図面から読み解いていきます。大きく7つのキーワードに分け、20の国内の建築を分析します。山梨氏独特の着眼点により、知っているつもりだったあの名作から新たなヒントが得られるはずです。 ≪7つのキーワード≫ 1[統合] 2[原理] 3[空間] 4[時間] 5[素材] 6[人間] 7[場所] 初対談! 西沢立衛 氏 × 山梨和彦 -
山に抱かれた家
海から山へ。大人気シリーズ新章開幕! 田舎暮らしの夢を叶えた父が遺してくれた「海が見える家」で暮らす文哉。旅の途中で山間にある畑付きの空き家を偶然見つけ、つき合いはじめた凪子と内覧に出かける。そこは野菜作りの師匠であった今は亡き幸吉の親友、猟師の市蔵の故郷だった。しかし文哉にとっては縁もゆかりもない土地で、限界集落でもある。それでも運命を感じた文哉は空き家を買い、古い家屋や長年休耕地だった畑に手を入れながらひとりで暮らしはじめる。自分で選んだ、さらなる田舎において、文哉の望む自給自足的な暮らしは果たして実現できるのか? ベストセラー「海が見える家」シリーズの新たな章がスタートする! -
山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰
蛇と猪。なぜ山の神はふたつの異なる神格を持つのか? 日本古来の社の祭神の起源は、祖霊としての蛇神であった。6~7世紀、中国から将来された易・五行による新たな神々が、原始蛇信仰の神々と混淆し、山の神は複雑な相貌をもつようになる。神島の「ゲーターサイ」、熊野・八木山の「笑い祭り」、御田神社の「烏喰神事」などの祭りや習俗を渉猟し、山の神にこめられた意味を読み解く。(講談社学術文庫) -
山の遭難
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひんぱんに報じられる山の遭難事故。厳冬期の北アルプスだろうと、ハイキングで行く山だろうと、遭難事故は、いつ、誰に起きても不思議ではない。「自分だけは大丈夫」「私は危険な山には行かない」-そんなふうに考えているとしたら、あなたも"遭難者予備軍"だ。"明日はわが身"にならないために、今こそ、「山でのリスクマネジメント」を考える。 -
山手線で心肺停止! アラフィフ医療ライターが伝える予兆から社会復帰までのすべて
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 健診で分からない「隠れ心臓病」に要注意。日本では7分に1人が心臓突然死で亡くなっているという現実がある。 元気でバリバリ働いていたアラフィフの医療ライターがある朝突然、山手線で心肺停止に。打ち合わせに向かう車内で倒れ、浜松町駅で駅員によるAED、心臓マッサージを受け、搬送された病院で人工心臓につながれた。 奇跡的に一命を取りとめたが、高次脳機能障害により注意力、記憶力、感情のコントロールに問題が生じ、リハビリ病院へ。生死を分けたのは何だったのか。そのとき、仕事は? 家族は? そして飼い猫は? Twitterで何度もバズった「ウェブマガジンミモレ」のルポをベースに、予兆リストや胸の痛みの種類、生死を分ける心臓マッサージなど、著者が読者の皆さんに伝えたいことを新たに執筆、再構成した。実用書でありながら、『女はいつまでおんなですか? 莉子の結論』『ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました』で知られる上野りゅうじんがマンガを担当。 自分と大切な人の突然死を避けるために読んでおきたい一冊になっている。 ■医療監修 東京都済生会中央病院 循環器内科 医長 鈴木健之 東京都リハビリテーション病院 作業療法科 主査 大場秀樹 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
山手線の名建築さんぽ
山手線に乗って、知らない東京を探しに出かけよう。 東京で一番馴染みがあり、よく利用しているはずの山手線。その周りには、意外な名建築が眠っているかもしれません。山手線の全30駅を徒歩で回りながら、周辺の建築を鑑賞するためのコンパクトなガイドブック。 由緒あるお屋敷からクラシカルな洋館、老舗家具メーカーのショールーム、空襲を生き延びたフランス文学者の書庫、昭和の歴史を映すレトロビル等々、掲載件数100件以上。2駅ごとに写真と文章でわかりやすく見どころを紹介します。建築好きにも、街歩きのお供にも最適の一冊です。 ★神田の名所 歴史的建造物でのお食事 ★異色の建築家 梵寿綱 ★芸術家の住まいとアトリエ ★The Tokyo Toilet 16人のクリエーターの競演 などなど、コラムも充実! -
山向海噺【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】
小さな村で孤独に生活する青年・テツには誰にも言えない秘密があった。きっかけは狐狸や鬼、大蛇などと交わる女が描かれた一枚の絵。その絵を見た日からバケモノとまぐわうことを望み、自慰に耽るようになってしまったのだ。ある日、村長から洞窟の奥にある牢の看守を命じられたテツ。そこにいたのは、この世のものとは思えない美しき人魚だった──見た目とは裏腹に自由奔放な彼は“暇つぶしに付き合ってくれれば望みをなんでも叶えてやる”と誘惑してくるようになり、テツの心は好奇心と欲にゆらぎはじめる。 -
山本五十六、最期の15日間~歴史に埋もれた「幻の3番機」~
「あの海軍甲事件で山本五十六長官が撃墜された時、私は1番機、2番に続く『3番機』の搭乗員として、長官と同じ空を飛んでいたんです」1943年4月18日。日本海軍の山本五十六大将が搭乗していた機体をアメリカ軍の戦闘機に撃墜され戦死した「海軍甲事件」。通説では、この事件で登場する機体は「2機」である。この話は本当なのか。すると、先の言葉の主である99歳の青木藏男さんは、一冊の航空日誌を取り出した……。 -
山本君の青春リベンジ!
醜いデブの俺が天才ヒロインのおかげで!? その容姿から「豚男」と呼ばれ、バカにされている山本流伽。体重130キロ超えの理由は「吸水性肥満化症候群」、通称「DeBS(デブス)」という奇病のせいだった。クラスメイトにはキモいと避けられ、ボクシング部からはサンドバッグ代わりにされるなど、散々な扱いを受ける日々。それでも持ち前のポジティブさでたくましく毎日を過ごし、少数ながら内面を見てくれる理解者に囲まれていた。そんなある日、同級生を助けたことがきっかけで、アメリカで治療を受けられることになり…!? ここからモテない俺の大逆転青春ラブコメが始まった――!! -
山本君の青春リベンジ!
山本流伽は、『DeBS』という奇病により、130キロを超える体重を持つ高校一年生。彼はその醜い容姿のせいで、学校やバイト先、意地悪な親族たちにも見下され、虐められていた。そんな毎日でも、少数ではあるが理解者にも恵まれ、持ち前のタフさで明るく頑張る流伽は、クラスメイトを助けたことをきっかけに、治療を受けられることに! そして単身アメリカに渡った流伽を待つのは、一年間の辛く苦しい治療のはずが……その担当医師は美少女すぎる天才医師の柏木さんで…!? ドキドキ&スパルタのマンツーマン治療を乗り越えて、流伽は無事に痩せることができるのか…!? 大きな身体に優しい心を持つ山本君の青春リベンジラブコメディ、開幕!! -
山本周五郎名品館
没後50年、いまもなお読み継がれる巨匠の傑作短篇から、沢木耕太郎が選び抜いた名品。 山本周五郎の世界へ誘う格好の入門書であり、その作家的本質と高みを知ることができる傑作短篇集の決定版! 生涯、膨大な数の短篇を遺した山本周五郎。 その大半がいまだに読み継がれ、多くの読者に愛され、また後進の作家たちに多大な影響を与え続けている。 市井に生きる庶民の哀歓、弱き者の意地、男と女の不思議など、特に時代小説に傑作が多く、その数も膨大なものがある。 山本周五郎作品に深く傾倒する沢木耕太郎氏が独自の視点と切り口で4巻36篇を選び、各巻の末尾に斬新かつ詳細な解説エッセイを執筆。 第1巻は「一丁目一番地のひと」と題して、周五郎作品に登場する女性像を分析する。 本書の収録作は以下の9篇。 「あだこ」(絶望した武士を立ち直らせるけなげな娘) 「晩秋」(仇である老臣の立派さ) 「おたふく」(かわいい女) 「菊千代抄」(男として育てられた君主の哀しみ) 「その木戸を通って」(ふっと来て、ふっと消えた女) 「ちゃん」(酔っ払いだが腕のいい職人の父親) 「松の花」(妻に死なれて初めて知る妻の偉さ) 「おさん」(自分の性に翻弄される女を追って) 「雨あがる」(おおらかな浪人とその妻) -
山本まゆりの霊界ぶらり旅(分冊版)
山本まゆりの日常は、霊と不思議だらけ!? 漫画家と編集者の切っても切れない縁を感じる不思議な体験、霊感猫とのキュートな生活などなどホラー漫画家・山本まゆりが贈る、スピリチュアルな日常エッセイ! -
山本容子のシュールなフランス語講座
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 50歳近くになってフランス語を始め、挫折を繰り返しながらも、フランス親善大使に選ばれた折には、フランス語でスピーチをするまでに上達した著者。大人になってからの語学取得術とその楽しさ、忙しくても語学学習を長続きさせる秘訣についてのエッセイ。『FRAU』連載の美しい銅版画30点を収録。フランス語をテーマにビジュアルでも、その魅力を伝える。 -
やまゆり園事件
2016年7月26日未明、神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が死亡、職員2人を含む26人が重軽傷を負った「やまゆり園事件」。 犯人は、元職員の植松聖。当時26歳。 植松死刑囚はなぜ「障害者は生きるに値しない」という考えを持つようになったのか? 「生産性」や「有用性」で人の命を値踏みする「優生思想」は、誰の心の内にも潜んでいるのではないか? 命は本当に「平等」なのか? 分断しない社会、真の「共生社会」はどうしたら実現するのか? 植松死刑囚との37回の接見ほか、地元紙記者が迷い、悩みながら懸命に取材を続けた4年間のドキュメント。 〈目次〉 第1章 2016年7月26日 未明の襲撃/伏せられた実名と19人の人柄/拘置所から届いた手記とイラスト 第2章 植松聖という人間 植松死刑囚の生い立ち/アクリル板越しに見た素顔/遺族がぶつけた思い/「被告を死刑とする」 第3章 匿名裁判 記号になった被害者/実名の意味/19人の生きた証し 第4章 優生思想 「生きるに値しない命」という思想/強制不妊とやまゆり園事件/能力主義の陰で/死刑と植松の命 第5章 共に生きる 被害者はいま/ある施設長の告白/揺れるやまゆり園/訪問の家の実践/“成就”した反対運動/分けない教育/学校は変われるか/共生の学び舎/呼吸器の子「地域で学びたい」/言葉で意思疎通できなくても/横田弘とやまゆり園事件 終章 「分ける社会」を変える -
山用具の基本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山道具の基礎知識や最新道具をコンパクトに解説しています。山登りに必要な登山道具を選ぶ、購入する際の基礎知識を初心者向けにわかりやすく紹介。用具編では、登山靴・バックパック・テント・シュラフ・マット・ヘッドランプ・ストックなど、日帰りから山小屋泊&テント泊などを想定した基本装備を、ウェア編では、レインウェア・インサレーションウェア・機能性タイツ・アンダーウェア・パンツなど、無積雪期に着用するウェア類の機能や商品を、雪山装備編では、雪山装備一式と小物などを紹介しています。巻末には、便利な"山岳用具辞典"がついています。