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蛇と猪。なぜ山の神はふたつの異なる神格を持つのか? 日本古来の社の祭神の起源は、祖霊としての蛇神であった。6~7世紀、中国から将来された易・五行による新たな神々が、原始蛇信仰の神々と混淆し、山の神は複雑な相貌をもつようになる。神島の「ゲーターサイ」、熊野・八木山の「笑い祭り」、御田神社の「烏喰神事」などの祭りや習俗を渉猟し、山の神にこめられた意味を読み解く。(講談社学術文庫)
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Posted by ブクログ 2014年09月18日
五行説が来る以前、秋津島の山をうしはくのは蛇神であり、後、干支の輸入と受容により、ディジタルな概念で、十二番目の生き物である猪が当てられた旨を推理する。 五行説のテキストになるのは著者の他の本と同じ。
Posted by ブクログ 2012年01月26日
日本における山に対する信仰を、祖霊(蛇)の面と易の面から解いていく。 易のウェイトが大きいので理論的ではあるが、神事や村の祭りなども すべて易学で説明するのには多少偏りがある感じが否めないかなと思いました。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ひさしぶりに、何で手に取ったのかわからない本として積読み中(放置) まだ読んでもないから、内容がどうこうじゃないけれど。
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山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰
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吉野裕子
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