蛇

蛇

ビジネス・実用
1,540円 (税込)

7pt

4.0

縄文土器においてすでに、活力溢れる蛇の造形が数多く見られる。蛇に対する強烈な畏敬と物凄い嫌悪、この二元の緊張は注連縄(しめなわ)・鏡餅(かがみもち)・案山子(かかし)など数多くの蛇の象徴物を生んだ。日本各地の祭祀と伝承に鋭利なメスを入れ、洗練と象徴の中にその跡を隠し永続する蛇信仰の実態を大胆かつ明晰に検証する意欲的論考!

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

蛇 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    蛇信仰に関しては色々思う所があります。
    昔話などでも、結構出て来ますしね。
    身近な対象であり、畏怖の対象であり、特に興味を持っている龍と近く扱われたりもする蛇。

    余談ですが、雨上がりの日。ぬくぬくとした我が家の庭の芝生の上。
    よく蛇が体を干しています(笑)

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    少々こじつけの部分もあるけど、生活に組み込まれているものは蛇を元にしているものが多いというのは興味深かった

    0
    2023年09月04日

    Posted by ブクログ

    他の方々が書かれているように、「それからその結論を導き出すのは無理があるのでは?」という点も散見されるものの(素人判断だが)、日本で生活している上で何となく納得のいく点もあり(思い切り素人判断だが)。
    陰陽五行などは詳しく知らないので、専門家が「そういうものだ」というなら「そういうもの」なのかもしれない…。
    もう少し知識を足してからまた再読したいと思う。

    龍蛇というと、割と様々な宗教で信仰対象にされたり逆に悪者扱いされるメジャーなモチーフなので、その辺を軸に世界各地の宗教を眺めるのは面白いかもしれない。

    0
    2022年04月16日

    Posted by ブクログ

     正直なところ、論証する作法としてはどうなの、という部分が多分にあった。そもそも、かなり結論ありきで書かれている気がする。推量に推量を重ねて結論を導き出したり、ある地域の習俗に関して立てた仮説をそのまま別の地域にも当てはめるなど、日本にはかつて強力な蛇信仰を行っていた人々がいて、次第に恐れや嫌悪が強まったことで覆い隠されたが、言葉や習俗の裏にはその名残が残っているのだ、という自説に執着し過ぎて支配されているのではないか。
     論証に関しては強行突破が過ぎると思う一方で、あらゆるものが次々と蛇に結び付けられていくのは読んでいて面白かったし、視点の一つとして興味深かった。言語的なアプローチを試みたり、習俗から蛇の生態を模したと見られる要素を取り出してみたりと、あらゆる観点から蛇の要素を掘り起こしていく過程、またその作業に付随して触れられる膨大な情報については素直に楽しめた。

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

    日本の蛇信仰の本。色々発見あり面白い本だけど、一つ一つ調べながら読んでいて、全体的な部分がイマイチ頭に入ってなかったので再読しなくちゃ。

    0
    2014年06月06日

    Posted by ブクログ

    古代縄文から日本人は蛇を信仰していた。忘れられた信仰の原点に迫る内容が興味深かったです。やや強引な部分も見られましたが、箸墓伝説に出る蛇の話や案山子や注連縄、鏡もちなど身近なものまで蛇信仰の名残のようなものが感じられて、奥の深い研究だと思いました。これを読んでから出雲や諏訪に行くと面白いかもしれません。

    0
    2011年06月20日

    Posted by ブクログ

    日本は古代から蛇大好きだったんだよー!という。
    ご丁寧に蛇の生態から話を展開しています。
    鏡、案山子なんかは蛇の古語が元だとか、鏡は蛇の目、剣は蛇そのものの象徴とか、鏡餅の形は蛇のとぐろを巻いた形とか、とても面白い内容です。

    0
    2010年09月12日

    Posted by ブクログ

    陰陽五行説から日本の民俗を研究している吉野裕子さんの本。
    脱皮をくりかえす蛇に、「強い生命」を見た古代人が、様々なやり方で蛇を祀ってきたとする説。
    蛇の目の光りは鏡や太陽への信仰となり、蛇の形を山にみたてたり。
    鏡餅や案山子や注連縄も蛇をあらわしたもの。

    「みそぎ」は蛇が脱皮をして新しい個体として生まれ変わるように、人の罪穢れを削ぐものという説は面白いと思いました。
    他の著作も読んでみたいです。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本屋さんでタイトルに惹かれて購入。
    「蛇 -日本の蛇信仰-」ってなんかグッと来ませんか!良いタイトル&テーマですよねー。
     
    (本屋さん曰く”民俗学系の文庫でかなりオススメの本なんですが、POPも書かず、説明も特にしてないのに非常によく売れる”とのこと)

    この本は、
    古代日本の蛇への信仰が、今も残る習俗・言葉にどう残っているのか?
    をまとめています。
     
    人間が蛇を怖がるのは、
    昔恐竜に追い回されていた記憶が残っているからだ、
    なんて記述がドグラ・マグラにありますが、
    確かに蛇に対して感じる不気味さ、怖さというのは、どこか本能的なもののような気がします。
     
    蛇に関する伝承は、
    古代日本やインカのように畏れ敬うか、
    それともキリスト教のように嫌悪し排斥するか、
    と真っ二つに別れるのは、
    この本能的な怖さのせいかもしれません。

    この本には、
    鏡のヤマト読みの”かがみ”は、
     ”かが”(蛇の古語)+”め”(目)
    が元々の意味であり、蛇の目を模したものである、や、
    鏡餅はとぐろを巻く蛇の姿を模したものである、
    など、今まで知らない説が書かれていて、
    実に興味深く読みました。

    記紀などの資料の引用から、結論を導いていくのですが、
    なかなかその過程が楽しいです。
    (ただ、現代語訳が書かれていない個所があるので、
    ちょっと時々辛いものがありましたが。。) 
     
    また、なぜ現代に本来の意味が残っていないのか?
    という類推、古代日本の人々の死生観と蛇への考察なども、
    ボリュームがあって楽しめました。

    いやー面白かった。

    0
    2012年09月19日

蛇 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社学術文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

吉野裕子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す