山本五十六、最期の15日間~歴史に埋もれた「幻の3番機」~

山本五十六、最期の15日間~歴史に埋もれた「幻の3番機」~

880円 (税込)

4pt

4.0

「あの海軍甲事件で山本五十六長官が撃墜された時、私は1番機、2番に続く『3番機』の搭乗員として、長官と同じ空を飛んでいたんです」1943年4月18日。日本海軍の山本五十六大将が搭乗していた機体をアメリカ軍の戦闘機に撃墜され戦死した「海軍甲事件」。通説では、この事件で登場する機体は「2機」である。この話は本当なのか。すると、先の言葉の主である99歳の青木藏男さんは、一冊の航空日誌を取り出した……。

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山本五十六、最期の15日間~歴史に埋もれた「幻の3番機」~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年06月01日

    連合艦隊司令長官山本五十六戦死。戦史としてはかなり有名だが実は未だ知られざる歴史があった。撃墜された2機に続きブインに向かった3番機を、貴重な証言から明かした秘史。

    良くぞZ世代の筆者と生き残り搭乗員の出会う場を神は与えてくれたものだと思う。山本五十六の乗った1番機、宇垣纏の乗った2番機。撃墜され...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月08日

    数多ある山本五十六に関する本の中でも、おそらく当時同じ地にいた方による回想は貴重であろう。当事者の多くが戦死、あるいは戦後に物故している現代において、現在も生存し、自身の飛行記録をもとにした話を軸にまとめた良書といえる。ただ、長官機にずっと随行していたわけではなく、偶然長官慰問品の輸送任務についただ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月30日

    副題「幻の3番機」にも驚いたが、一番衝撃を受けたのは筆者の年齢だった。1998年と言えば私に言わせればつい最近、失礼な言い方かも知れないが二十代そこそこの若者が書いたという事に驚いた。良くも悪くも戦後教育は太平洋戦争後に駐留したGHQ・アメリカが作った平和主義一辺倒の日本重罪論に徹底したものだ。何処...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月03日

    丁寧な取材を基に臨場感ある内容に仕上げられている。
    熱病に苦しむ登場人物たち、衛生兵の奮闘、飯炊き係の心情なども細かく描かれている。
    戦闘を指揮するにふさわしい人が暗殺対象となり失ったときの周囲の暗澹たる想いはどれ程のものか。戦争とは自らの命を国家に捧げる以上は一人一人の死について、もはや生きている...続きを読む

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