オイディプス症候群

オイディプス症候群

1,799円 (税込)

8pt

3.6

中央アフリカで発見された謎の病、アブバジ病に罹患したパストゥール研究所の学者フランソワ。病床の彼から預かった資料を、ナディア・モガールと矢吹駆は、フランソワの師・マドック博士に届けるため、アテネへと旅立った。しかし博士は、エーゲ海の孤島・ミノタウロス島に渡っていた。彼を追うナディアと駆。島の館・ダイダロス館には、二人を含む十人の男女が集まったが、嵐で島は孤立、ギリシア神話をなぞるように装飾された客たちの死体が次々に発見される。奇怪な連続殺人の真相は? シリーズ中白眉といわれる、記念碑的傑作本格ミステリ。/解説=飯城勇三

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オイディプス症候群 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミステリとしてみたら、長いとはおもっちゃうけどロジックやどんでん返しにやられた。さすが。

    3061冊
    今年289冊目

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

     笠井潔の代表作の一つであり、現象学的思索に満ちた長大な哲学ミステリー『オイディプス症候群』は、2002年に刊行された。
     全865ページという厚さは、その重厚さと深遠さの象徴であり、簡単に読書は難しい。
    本書を読む者には、相応の覚悟と根気が求められる。本書は哲学・思想の論議と、それを基にしたミステ

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    とにかく長い。
    衒学的な作品なのでそれを楽しめるかどうかで評価が分かれるんじゃないかな。
    凄いボリューム。
    読み通せればそれなりに満足感もある。
    興味深く読むには哲学の素地が多少なりともないと厳しいかもしれない。
    哲学を知るきっかけになるかは微妙なところ。読むのに必要な前提は低くはないと思う。

    0
    2024年07月16日

    Posted by ブクログ

    クローズドサークルの館もの。冒頭、島の地形図やら屋敷の平面図やらがズラズラと並ぶのを見て、顔面筋肉を崩壊させてしまうミステリファンは少なくあるまい。肝心のトリックはこの物量に相応しく、大量の仕掛けが込み入った形で投入されている。ただ、驚天動地的な大ネタはなく、手掛かりの多くがびっくりするくらいあから

    0
    2022年12月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今までは起きた事件に首を突っ込むだけだったナディアが、初めて事件に巻き込まれて自分も命の危機を感じる。駆も他人のフリをしていて、突然消えたり更に不安。
    事件の展開も良いし、いつもの哲学論やギリシア神話についての考察も頑張っ多。
    1000ページ近い作品が1冊…。京極夏彦みたいな事するな。光文社文庫では

    0
    2025年09月19日

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