遭難は雪の高山のようなところに無謀な人が登るから起きるという印象を持っている人はけっこう多いのではないだろうか。実はそんなことはなく、丹沢などの低い山でも遭難は起きている。
遭難しないようにするには、ルートをはずれないように気をつける、ルートをはずれたら元のルートに戻る、というとても当たり前のように
...続きを読む聞こえることが重要なのだが、やはりその簡単なことができないのが人間というもの。
できない理由を追っていくと、準備が足りない、基本技術(地図の読み方・疲れない歩き方・必要な装備がわかる)が身につけられていない、ということにつきそうだが、これはたとえば仕事などでも同じことではないだろうか。
IT の運用の仕事などでも、いくら手順書があっても、「ルートをはずれていることに気づかず」トラブルにしてしまうことがある。山に興味のない人でも、仕事に参考になることがいろいろあると思う。