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Posted by ブクログ
これは色々と勉強になりました。これからはきちんと頭を使って歩くように心がけます。実際の事故の検証や各種統計データも有意義です。山屋必携の1冊と言えましょう。
Posted by ブクログ
90度以下のクライミングウォールは、普通の登山をするにもバランス感覚や柔軟性、筋力アップにいいらしい。そういう入り口でやってみるのもいいかも。
Posted by ブクログ
山に行くにあたり、事故を防ぐための歩き方とトレーニングについての本。自分の身、一緒に行く人の身を守るために、知っておいたほうが良い情報が満載。やはりちゃんと勉強して山に行くべきだな、とあらためて思う。
以下、抜粋。
転倒しないという意識が大切。一歩ずつ丁寧に、危険をチェック。緊張感。どんなに容易な山にも遭難の危険がある。
用具
ソールの高い靴
背負いやすいパッキング~
雨蓋のポケット:出し入れが多い小物(地図、コンパス、タオル、ティッシュ、日焼け止め、携帯)
本体上部:すばやく取り出す必要があるもの(水筒、行動食、ヘッドランプ、雨具)
ザックのフィッティング:
①ウエストベルトを腰骨の上に合わせて締める
②ショルダーベルトをほどよく締める
③上部にあるショルダースタビライザーをほど良く引いてザックを引き寄せる
④チェスとベルトは鎖骨の下約10センチで締める
服装:厚みが少なく保湿性の高いものを3、4種類
アンダーウエアと靴下は重要
晴れでもレインウェアは必ず持つ
地図とコンパスも必ず持つ
4時間以上のコースの際は非常用具(救急用具、ツェルト、携帯電話)を持つ
必ず持つ装備
半袖シャツ(アンダーウェア)、登山靴、タオル、長袖シャツ、ザック、ティッシュ、水筒、ゴミ袋、パンツ(ズボン)、ヘッドランプ、ライター、防寒着、予備電池、手帳、筆記用具、レインウエア、ナイフ、身分証明書、靴下、地図、コンパス、救急パック、帽子、時計、非常食
持参を検討する装備
手袋、折り畳み傘、健康保険証、着替え、ホイッスル、ツエルト(レスキューシート)、トレッキングポール、日焼け止め、スパッツ、サングラス、携帯燃料、ザックカバー、防虫用具、携帯電話
適正なペース:ややきつい。1時間登ってもそんなに疲れていない
登り:
①狭い歩幅で踏み出足の靴底全体をいっぺんに地面につける
②引き上げる後ろ足は地面を蹴らず静かに持ち上げるようにする
→静荷重、静移動
ロープは切れるかもしれないと思って使うこと
コースを調べて計画を立てる
①山・コースを決める
②日程を決める
③危険箇所を考える
④エスケープルートを設定
⑤装備をリストアップ
⑥計画書にまとめる
遭難発生地図をあらかじめ調べる
筋トレとストレッチ
筋トレ~スクワット、レッグエクステンション、カーフレイズ、シットアップ
各筋肉のストレッチの継続も有効