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アメリカとの戦争は何としても避けねばならなかった――。武官として米国滞在の経験を持つ山本五十六は、やがて真珠湾奇襲攻撃を敢行。世界を驚愕させる大戦果を挙げるのだが、半年後ミッドウェイー海戦で惨敗。翌年、撃墜されて戦死した。家族や友人の証言に基づいて、戌辰戦争の宿命を負った男の生涯に迫る。
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Posted by ブクログ 2021年09月12日
山本五十六の伝記等は読んだことありません 名言からの興味でしたが、人柄の良さをあふれるほど感じましたが、はてサイコパスではないのかなとも感じました 文章全体は好みではありません 素人感想で恐縮ですが、繰り返しが多くギュっとすれば50ページくらいは減頁できそうな気がします
Posted by ブクログ 2012年03月12日
購入者松木:2012年1月28日 映画の上映もあり山本五十六の人生を改めて振り返ってみたく読みました。 戦争を一番最後まで回避しようとした人が戦争の口火をきらなければならないもどかしさや早期に終戦に持っていこうとした苦悩がひしひしと伝わってきました。
Posted by ブクログ 2011年11月29日
友人の先祖であるという山本五十六。その生涯を息子である義正氏を初めとする生証人の証言をもとに綴られた一冊。過去になされた批判や評価を再検討しているなど神格化されることが多い五十六を中立的な立場から考察している点など評価できる点は多い。ただ太平洋戦争以前でのエピソードは若干偏っているかなぁという印象。...続きを読む 五十六の人となりについて印象的だったのは、太平洋戦争開始後大本営が戦果について過大に報道し始めた時放った「人は真剣になると自然に口数が少なくなるものだ。・・・中略・・・国の中でも同じこと、報道など静かに真相を伝えればそれで十分だ。太鼓を叩いて浮き立たせる必要はない。・・・中略・・・与論指導とか国民の士気振作とか口はばったいことだ・・・。」という言葉。日本人の美学としては「勝って兜の緒を締めよ」であって過大に国民感情を刺激し始めたことは日本軍の陰りを象徴してたんだなぁと思う。
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