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Posted by ブクログ 2013年04月14日
一人の男の生き方として、興味深いモデルを記述している。公的には、無私の精神で奉仕する。一方で、私生活では女性にだらしなく、家庭を顧みない。
p.23
「「学問のある者は学問をもって世の中に奉仕する、多少でも金のある者は金で奉仕する、それが私の主義だから」」
p.35
「学校で勉強するより、世の...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月28日
枝葉末節では同意できない部分もあるが笹川氏が戦後日本最大の社会事業家の1人であったことを疑うことはできない。
「バクチの金で」云々という批判は社会的/肉体的不遇をかこつ人々の苦悩を救えない。
溺れてる人を目の前にして水難防止策を協議するよりも一つの浮き輪を投げた方が余程役に立つのである。(尤も水難防...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月11日
日本のフィクサーといわれた男。笹川良一の伝記です。川端康成をして『この男の事は私には書けない』と言わしめただけあって、一概に『悪』とはいいがたい人間像が浮かびあがってきます。
日本のフィクサーと呼ばれた男、笹川良一。ノーベル文学賞を受賞した作家の川端康成をして『この男のことは私にはかけない』と言わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月09日
『大山倍達との日々』真樹日佐夫(著)に次の様な記載がある。-- 笹川良一全空連会長が直接大山倍達に会って説得したいとのことで、会合の場として料亭を指定した。
技術部長として大山を遇する用意がある、といった話が持ち出され、1億円を提供するという話ががあった。大山は「
講道館と武徳会の2つがあった頃、日...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月12日
単行本が出た時に気になっていたので、100円の文庫で購入。結論としては、単行本で買わなくて良かったという印象。
私の世代にとっては、火の用心、一日一善のおじいちゃんだが、本書で書かれていることもそれを越えるようなことはなかった。スキャンダラスなことを期待していたが、そういうことはほとんどなく、ミス...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月25日
なんとなくの、イメージしかない笹川良一の本。
子供の頃みたCMといつの間にか持っていた昭和の黒幕というイメージしか持っていなかったので本屋で見かけて思わず購入しました。
読んだ感想としては混沌とし、思想や文化、社会システムが大きく変わる時に必要な人で信念がブレなかったんだなと。
要約は巻末の解説の方...続きを読む
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