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前夫を忘れられないエルフを振り向かせるため、僕(人間)は不死身だと証明することにした
「ごめんなさい。私より長生き出来ない人とは結婚できません」。異世界転移してきたイツキは、転生直後の自分を助けてくれたエルフ(管理人さん)に一目惚れし、果敢にも求婚するがあえなく玉砕してしまう。管理人さんには先立たれた夫(人間)がいて、その経験から自分より寿命が短い種族とは付き合わないと決めていたのだった。「見た目や性格の問題とかならやりようがある気がするんだけど…寿命なんて」。物理的に不可能な現実を突きつけられてもまだイツキはあきらめきれないのだった。そんなとき同じアパートで生活する住人から<不老の薬>がこの世界に存在していることを聞く。ただしその秘薬を作るには強力なモンスターを倒さなければ手に入らないことも教えられ、イツキには無理だと諭される。しかしイツキは「戦闘が出来るかはわかりません。けどやらせてください。自分がどこまで出来るか知りたいんです」そう宣言したのだった。かくして管理人さんとの結婚資格を手に入れるためのイツキの<不老の薬>制作の闘いが幕を開けるのだった…。 -
全貌ウィキリークス
門外不出のイラク戦争日誌や外交公電など、各国政府のトップシークレットを次々と暴露する、前代未聞の内部告発組織「ウィキリークス」。以前からこの組織を取材し、創設者ジュリアン・アサンジの信頼を勝ち取ったのが本書の著者、ドイツ「シュピーゲル」誌のトップ記者である。密着取材を許され、ウィキリークスのメディア・パートナーとして活動を共にする2人。その過程で、彼らはこの組織の「偉業」だけでなく、謎に包まれたシステムの意外な脆さ、アサンジがひた隠す数々の「汚点」、そして現代ジャーナリズムが抱えるジレンマをも浮き彫りにしていく――。 いま世界でもっとも注目される組織のすべてに迫る、決定版ドキュメント。 -
前略
地味な郵便局員・八角達也(27歳)。 彼の元に10歳年下の男子高校生・北沢から、勤務中に毎日ラブレターが寄せられる。 文面は「好きです」のたった一言。 北沢とつき合うつもりはないのに、嫌われたくないだなんて。 「もっと意識してください、俺のこと」 以来八角は、彼のことが気になって仕方なくなり…。 -
前略、顔のない騎士と恋を始めます。
「選ばれた十二席(ヘルヘニル・ツヴェルフ)」の一人になる――。 その夢を抱き【仮面造形師】の試験を受けに王都へとやってきたイルゼは、そこで漆黒の仮面をつけた寡黙な騎士ヴィンセントと出会う。 “顔のない騎士”と揶揄され、素顔に醜い傷と凄惨な過去を負う彼に、たまらなく惹かれていくイルゼ。 だが仮面を作らせてほしいと頼むも「お前とは関わりたくない」と一刀両断され!? 【電子限定! 寡黙な騎士と新米造形師イルゼのときめき(!?)な日常を描いた書き下ろしショートストーリー「恋は時間差で来る」を収録!】 -
前略、初恋の彼女が生き返りました。
「久しぶり」 そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。 俺がずっと片思いしていた彼女。今でも鮮明に思い出せる、一緒にすごした日々のこと。ようやく最近、君の死を受け入れたばかりなのに。 「やり残したことがあるの。それに付き合ってほしい」 そして、また消えてしまう君と過ごす、たった数日の同棲生活がはじまった。 -
前略、百合の園より
金髪・ツリ目のキツい風貌から恐れられている倉敷百合。そんな彼女が抱える『ある秘密』がばれそうになったとき、かばってくれたのは、聖人君子な優等生・藤原美園だった! それからというもの美園は百合に興味津々、しかも実は女王様キャラで…!? コワモテ赤面純情少女と底なし裏あり無敵少女の、不格好で目まぐるしいドラマティックデイズ! -
「全聾の天才作曲家」佐村河内守は本物か
『NHKスペシャル』で取り上げられて以来、佐村河内守の名声と人気はいや増すばかりの天井知らずである。本稿では、テレビ出演以来くすぶる「本当に氏は全聾なのか?」は棚上げするにせよ、音楽自体にマスコミが絶賛するような価値があるのか否かを考えてみた。心ある音楽ファンなら誰もが溜飲の下がるしごく真っ当な批判であろうと自負している。 -
相愛ポルノ~絡みつく瞳はミダラな私を知っている。
「君の蜜がこんなに美味しいなんて…」熱を孕んだ甘い視線に捕われ、糸を引くほど濃厚なキスに全身とろとろに感じて―― ある夏、叔父の依頼で片田舎の別宅で暮らすことになった朱希(あき)。避暑地の散歩を楽しんでいると、道端に鮮やかに咲く彼岸花を見つける。その美しさに惹かれ辿ると、森の先には立派な邸宅が… 「やっと戻ってこれたんだね。君を待っていたんだ、ずっと」 突然現れた不思議な青年の赤い瞳に魅入られて、寝室へと導かれ―― 「君の一番感じるところを教えて」 露わになった胸を弄られ、ショーツの中を長い舌で掻きまわされて… 奥からヌルヌルあふれてきちゃう…っ!! 運命に翻弄される濃蜜&快感ドラマチック☆開幕!(第1話) -
そういう生き物
【第40回すばる文学賞受賞作】千景とまゆ子。高校の同級生である二人は、10年ぶりに偶然再会し、思いがけず一緒に暮らし始める。薬剤師の千景は、とある男との逢瀬を重ねながらも、定年退職した大学の恩師「先生」に心を寄せている。叔母のスナックでアルバイトをするまゆ子は、突然家に尋ねてきた「先生」の孫とカタツムリの飼育を巡り交流を深めつつ、千景をそっと見守る。すれ違いの生活ながら、長く離れていた二人の距離は徐々に縮まっていく。そんな中、高校時代の友人の結婚式が近づき、二人はかつての自分たちの深い関係と秘密とに改めて向き合うことになる。そして……? 一番近くにいるのに、わかり合えない二人。なのにもかかわらず、寄り添う二人。愛と性、心と体の狭間で揺れ動く孤独な心象風景を、瑞々しい文体で描き出す。 -
創意に生きる 中京財界史
「豊田織機」、「トヨタ自動車」の豊田佐吉、喜一郎父子。 「ノリタケ」、「TOTO」、「INAX」、「日本ガイシ」など世界的セラミックス企業集団の源流となった日本陶器の森村市左衛門。 日本のバイオリンを世界品質に高めた「鈴木バイオリン」の鈴木政吉。 呉服業から「松坂屋」で知られる百貨店へと発展させた織田信長の小姓、蘭丸の子孫・伊藤家の伊藤守松。 味噌・醤油製造から財を築き、紡績、鉄道車両、電気、ガスと次々と事業を拡げた、「名古屋の渋沢栄一」こと奥田正香。 木曽川に日本初のダム式発電所「大井発電所」を建設し、大規模な水力発電開発を進めて「電力王」となった福沢桃介……。 江戸期以来の豪商と外来の商人が混ざり、特異な経済発展を遂げてきた名古屋を中心とする中京圏を舞台に、幕末から昭和初期にかけて、日本の実業界を創った男たちの物語。 本名の杉浦英一名義で1956年に刊行された幻のデビュー作新装版 目次 序 ●第一章 慶応年間 ●第二章 明治初年代 ●第三章 明治十年代前半 ●第四章 明治十年代後半 ●第五章 明治二十年代前半 ●第六章 明治二十年代後半 ●第七章 明治三十年代前半 ●第八章 明治三十年代後半 ●第九章 明治四十年代 ●第十章 大正元年―三年間 ●第十一章 大正四年―八年間 ●第十二章 大正九年―十五年間 ●第十三章 昭和二年―七年間 ●第十四章 結びに代えて その後の発展/中京財界の特色 あとがき/文庫版のためのあとがき/解説 楠木 建 -
蒼衣の末姫
冥凮と呼ばれる怪物が跋扈する世界。空を飛ぶもの、地を這うものなど様々な種がいるが、そのどれもが無作為に人間を襲う習性を持っていた。人々は身を護るために砦を築き、軍事、工業、商業、農業などそれぞれ個別の役割を持った六つの共同体に分かれて暮らしている。少女キサは、この世で唯一冥凮を滅ぼす能力を持つ蒼衣の家系に生まれながら、力を使いこなせず、役立たずの捨姫と蔑まれていた。冥凮討伐に失敗し毒の川に落水したキサは、一人の少年に命を救われる。彼もまた大人たちから切り捨てられた孤独な存在だった。ひとりぼっちで生きてきた少女と少年が手を取り合い、過酷な運命に立ち向かう傑作ファンタジイ。 -
総員玉砕せよ!! 他 水木しげる漫画大全集
<「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!> 「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!! 『水木しげる漫画大全集』(19681973)、第3期、第17回配本。 ★収録作品 「白い旗」「敗走記」「総員玉砕せよ!!聖ジョージ岬・哀歌」 ★解説「戦争は、本当にダメだ」のん(女優・創作あーちすと) ★資料編 ★初出一覧 ★付録「茂鐵新報」334号(通巻102号) ・ある日の一言「あのころのことはよく覚えている。戦友がみんな死ぬからねえ……」 ・荒俣宏氏 特別インタビュー 知の巨人が語る水木しげる―― その三 (ほか) 自身が配属されていた、臨時歩兵第二二九大隊(ズンゲン支隊)をモデルに、玉砕を命じられた部隊の運命を描いた、『総員玉砕せよ!!聖ジョージ岬・哀歌』など、戦争への怒りが込められた名作戦記漫画3編!! 第36回アングレーム国際マンガフェスティバル遺産賞、2012年アイズナー賞国際賞アジア部門受賞作。★解説「戦争は、本当にダメだ」のん(女優・創作あーちすと) -
そうか、君は課長になったのか。
●今、“課長受難"の時代を迎えています。少ない人員・予算で、かつてより難易度の高い成果を求められているからです。 ●こんなときこそ、課長職の「核心」をしっかりとらえることが重要。そして、部下の心ガッチリ掴んで、最短距離で成果を出す知恵を絞る必要があります。 ● 東レ経営研究所の佐々木常夫氏は、39歳で課長になったちょうどその年に奥様が病に倒れ、自閉症のご長男を含む3人の子どもの世話を焼くために定時で帰ることを余儀なくされました。 ●当時、佐々木氏が課長を務めた部署は超多忙。「課長職の本質」を一刻も早く掴まなければ、仕事も家族もともに倒れてしまう状況でした。そこで、佐々木氏は、試行錯誤を繰り返しながら“上司力"とマネジメント・スキルを磨き上げていきました。 ●そして、困難な状況のなか数々のビッグプロジェクトを成功させました。その後、部長、取締役、社長に就任。今では、奥様も完治され幸せな家庭生活を送っていらっしゃいます。 ●本書では、その佐々木氏に、課長の「心得」と「仕事術」の真髄を伝授していただきました。大小さまざまなスキル・ノウハウを紹介しながら、その背後に欠かせない「志」について熱く語っていただきました。 ●課長時代に苦労した佐々木氏だからこそ書ける、「悩める課長」への心のこもった37通の手紙。ぜひ、多くの職場のリーダーに読んでいただきたいと思います。 -
そうか、君はカラマーゾフを読んだのか。 仕事も人生も成功するドストエフスキー66のメッセージ
読めばあなたも知識人、教養人の仲間入り! あの村上春樹氏が「一番すごい本」と評し、世界中で「最高文学」との呼び声が高い『カラマーゾフの兄弟』。本書は、このカラマーゾフの中から、仕事や出世、人間関係、お金、恋愛、子育てなど、ビジネスパーソンが抱える悩みを解決するのに役立つ言葉を厳選して紹介。ドストエフスキー初の格言集となるものです。 超大作かつ、難解な構成であるがゆえ、カラマーゾフを読むのを挫折したり、二の足を踏んでいたりする人は多い。このため、財界人や教養人の間では、「カラマーゾフを読んだ」というだけで教養や忍耐レベルが推し量られ、自然と信頼関係が醸成される事実すらあるそうだ。 ●「やむにやまれず危険を冒すってことがあるだろう。運命への挑戦、無限への挑戦ってものが!」●「知恵や論理なんて関係ないんだ。はらわたと魂で愛するんだ」●「何しろ俺は、死ぬまで汚らわしいままで生きたいのでね」などなど、登場人物たちの心を揺さぶる名言が満載! 本書を読めば、ドストエフスキーの世界を楽しみながら、人生の悩みを解決するヒントが学べるだけでなく、「カラマーゾフを読んだ」と擬似的に胸を張ることができます! 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 -
葬儀屋と納棺師が語る不謹慎な話
孤独死・自死・事故死etc.――人の数だけ遺体がある。 『おくりびと』では描かれなかった死の現場の真実!! <葬儀屋と納棺師が墓場まで持って行きたい話を成仏させます> ・腐りかけた遺体のにおいはべったら漬け ・ウジ虫の成長でわかる死後の日数 ・水死体のおなかにびっしり張り付いた貝 ・看護師を色仕掛けして仕事をとるイケメン葬儀屋 ・海水に長期浸っていた遺体はワックス人形 ・ここでは死ぬな!こたつ&ホットカーペット ・船上結婚式中に発見された水死体 ・消費税アップの前に死んでもらいたい親族たち ・遺骨を宅配便で送るバチあたり遺族 ★単行本カバー下イラスト収録★ -
葬儀屋と納棺師と遺品整理人が語る不謹慎な話
死の現場に残った遺品。 それは思い出の品や金目のものとは限らない…! 警察が取り残した遺体の一部は廃棄物扱いなんだとか…!? ご遺体の頭から出てきたソーメンそっくりの神経の束 上半身はミイラ、下半身は腐敗。老老介護の末の惨劇 無理心中で一家全員死亡。棺の置き方に悩む葬儀屋たち ニュースの「全身を強く打って死亡」は、内臓・脂肪があふれ出ている状態 鴨居に無数の釘の跡、不自然に外されたカーテンレール……それは自殺現場のサイン! 大人気「葬儀屋」シリーズ第3弾!! 死ぬこととは何なのか――。 ★単行本カバー下イラスト収録★ 【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】 -
葬儀屋と納棺師と特殊清掃員が語る不謹慎な話
今日も死の現場に残る壮絶さや悲しみを拭う――。 人は必ずしも、ベッドの上で死ねるわけではない…。 ★単行本カバー下イラスト収録★ -
総合商社の研究
日本独自の経営体はいかにして成立したのか!? 総合商社は、1990年代以降に大きな変貌をとげ、多様な商品・サービスを扱う従来の事業に加えて、大きなバリューチェーンの中で商品の製造や輸送まで複合的に行うようになっている。 加えて資源やインフラなどのプロジェクトの事業化とともに、それらの保守・運営に携わっている。こうした総合商社の近年の動き、姿だけでなく、その成り立ちから今日までの歩みを整理するとともに、原点に立ち返って、総合商社の本質と果たしてきた役割を日本経済のなかでとらえなおした総合商社原論。 長い「冬の時代」を脱却し、いまや絶好調と言える日本の総合商社の背景を知りたいビジネスマンや経営者、商社への就職を希望する学生などにも最適な1冊。 -
捜査官は愛を語らない【おまけ付き】
【お値段すえ置き・おまけ付き!】「その高いプライドをへし折ってやりたくなる」 捜査局に配属された櫂(かい)が出会ったのは、ワイルドで飄々とした上司・久慈川(くじかわ)。幼い頃から幸せには縁がなく、あまり人と接することがなかった櫂にとって、性的に奔放でセクハラ紛いの言動をとる久慈川の存在は驚きでしかなかった。だが彼のチームで共に事件を追ううち、捜査に対する真摯な姿を知り、久慈川を意識するようになる。この男に惹かれてはいけない――自分を抑えていた櫂は、ある夜久慈川に抱かれる淫らな夢を視てしまい……。 -
創作講座 料理を作るように小説を書こう
「このアイデアを使ってどんな話を作ろうか」と構想を練るのは、「この食材はどう料理すれば美味しくなるか」と考えること。ジャンルを越境して40年以上エンタテイメントの第一線で活躍する作家・山本弘が、自らの体験をもとに幅広く、丁寧に小説の作法を紹介する実践的創作講座、待望の書籍化。作家志望者はもとより、すでにデビューした人も必読の書。/【目次】はじめに 美味しい小説を書きたい人のために/小説を書きはじめる前に/アイデアは道ばたの草/穴を埋めれば宝が見つかる/キャラクターはレイヤーで考える/文章の師匠を見つけよう/駄作から学ぼう/あとがき/解説=芦部拓 -
捜索者
アイルランドの村に移住してきた元警官は消えた青年を捜すが――緻密な描写で年間ベストミステリに多数入選した重厚なる犯罪小説 -
葬式消滅
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自然葬、海洋葬を実際に行ない、葬送の自由を進めてきた著者が、現在、そしてこれからの葬儀のカタチを紹介。直葬(じきそう┴ちょくそう)などの登場でお葬式はますます簡素で小さくなってきました。見送る遺族はお骨を持ち帰らないという葬儀もいよいよ出現。高額な戒名も不要、お墓も不要となってきた新しい時代のお見送りの作法や供養の方法などこれからの時代を見据えた情報を宗教学者が教えます。『0葬』、『葬式は要らない』と葬送に変化を与えたヒット本に続く葬送の在り方を考える第三弾が本書です。 -
喪失の戦後史―ありえたかもしれない過去と、ありうるかもしれない未来
平川克美氏の好評セミナー「100分授業」をベースに単行本化。 戦前から戦後の日本人が、何を考え、どう変化してきたのか。 成長の「残影」と消費の「幻影」とは何だったのか。 授業形式で、大衆文化の変遷や、人口構造の変化にともなう家族構造の類型を分析。 100年にわたる時間の帯のなかを鳥瞰し、わたしたちがどういった時代に立ち、これからどこへ向かって歩み出そうとしているのかを考える。 1950年に東京・蒲田の町工場の長男として生まれ、「三丁目の夕日」に象徴される高度成長期から今日までの日本の栄枯盛衰をリアルタイムで見てきた著者による、映画・小説・プロレスなど大衆文化史も交えた体験的戦後史論。 -
そうしてここに残るもの。
果ノの家には人ではないモノに育てられた人間の女の子が居る。彼女の名は道楽。 人ではないものに育てられた彼女は、よく人ではないものに呼ばれ、この世とこの世でないところの境界で迷子になる。 その日も気づけば一面の雪景色のただ中に立っていた。 彼女を呼んだのは雪女で、道楽が人間だから頼みごとがあるのだと言う。 人間とそうでないものの狭間で道楽が見て、聞いて、感じることとは…。 生きる時間が異なる者同士の刹那の出会いの物語。 -
草食系(?)僧侶と小悪魔ちゃん【単行本版】
「不感症の治療、シてくれる?」大学生の明日香は、年上の僧侶・菅生継深に十年も片想い中。いつまでも妹扱いはイヤ! 女として見てほしくて、不感症だと偽ってHのレッスンを頼んでみたら……!?「本当に後悔しない?」胸を揉まれながらねっとり舐められると、堪らず声が漏れてしまう。優しい僧侶のカレが、こんなにエッチだったなんて――!ギャップ萌え僧侶×初恋こじらせ女子のラブきゅんコメディ! -
草食系男子の恋愛学
優しく、まじめで誠実だけれど、なかなか恋愛に積極的になれない「草食系男子」。そんな草食系男子のために、自らも暗い青春を送り、「恋愛上手とは人間理解が深いこと」と悟った著者が、自らの実体験、また学問的アプローチから、会話やコミュニケーション、正しいエッチの知識などを伝授。草食系男子に恋する女子にも必読の一冊! -
蒼色の大地
薬丸岳の新境地。 壮大なスケールで贈るエンタメ巨編! 〈螺旋プロジェクト〉明治編。 時は明治。幼なじみであった新太郎、灯、鈴の三人はそれぞれの道を歩んでいた。新太郎は呉鎮守府の軍人に、灯は瀬戸内海を根城にする海賊に、そして鈴は灯を探し、謎の孤島「鬼仙島」に辿り着く。交わることのない運命に翻弄され、三人はやがてこの国を揺るがす争いに巻き込まれていく。 友情、恋慕、嫉妬、裏切り――戦争が生む狂気の渦の中で、三人の運命が交錯する。 【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みを読むことができます】 ※〈螺旋プロジェクト〉とは―― 「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画 〈螺旋〉作品一覧 朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(本作) 天野純希『もののふの国』 伊坂幸太郎『シーソーモンスター』 乾ルカ『コイコワレ』 大森兄弟『ウナノハテノガタ』 澤田瞳子『月人壮士』 薬丸岳『蒼色の大地』 吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』 -
掃除機
世界を震撼させた超リアル日本語の「吸引力」 「本書に収められた四篇の戯曲は、そのうち三つはドイツ語への、残る一つはノルウェー語への翻訳によって(ついでに言えば、わたし自身の演出によって)初演されたものです。」(本書「あとがき」より) * * * 80歳を超えた父親と、引きこもりの50代の娘、40代の息子が同居している家族。そして、この家族の停滞しつづける風景を長年見つめてきた掃除機。社会と折り合いのつかない家族が、鋭い筆致とユーモアで描かれてゆく──。 掃除機の目線で引きこもりの家族の情景を描いた「掃除機」は、ドイツ演劇界において高い評価を獲得し、ベルリン演劇祭テアタートレッフェンの「注目すべき10作品」に選出。 表題作のほか、同じく海外の劇場のために書き下ろされた戯曲(「ノー・セックス」「ドーナ(ッ)ツ」「部屋の中の鯨」)全4作品を同時収録。 世界を震撼させた、超リアル日本語の「吸引力」。読売文学賞・三島由紀夫賞受賞作家による待望の新刊! 表題作は、本谷有希子の演出により日本(語)初演。 -
そうじきのつゆやすみ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気コンビがおくる「わがままおやすみ」シリーズ第5弾! 梅雨の晴れ間に、そうじをしようとはりきるお母ちゃん。ところが、そうじきがなぜか動かない。そうじきを開けてパックの中を見てみたら、なぜかつりに使う道具が入っていた。すると、そうじきが突然しゃべり始めて、つりに行きたいと言いだした。今日はそうじをやめて、家族三人とそうじきの「ひでじいさん」で、つりに行くことにした。つり公園に着いてつりを始めたら、ひでじいさんのつりざおには、どんどん魚がかかる。そして、そうじきなかまから、つり名人と言われるだけあって、魚の名前もよく知っている。つりを楽しんでいると、突然、ぼくの背中にムニュムニュとした物体が……。「なにもつれてないのがかわいそうだから」と、いじめっこがタコを入れていた。怒ったぼくは、いじめっこを追いかけた。ところが……? ハラハラドキドキの展開が楽しい幼年童話。小学校1~3年生向け。 -
双蛇シリーズ
草原の民アルタナの娘、シリンとナフィーサ。異母姉妹ながら共に育ち、容姿も双子のように瓜二つの二人。ある日、族長である父は姉妹を本当の双子に仕立て上げ、南方の大国・濫に輿入れさせることを告げる。濫国は双子信仰が盛んであり、折しも現在の皇帝も双子だった。長い旅の末、濫国の王城にたどり着いた偽りの双子姫。シリンは弟帝の暁慶の後宮に迎え入れられ、「杏妃」なる名を与えられたが、初夜の床で「未来永劫、お前を抱くつもりはない」と言い放たれる。花嫁衣装も、名前も、全てを奪われ、体を繋がぬまま濫の妃となったシリンの運命は、やがて濫国とアルタナを巡る、大いなる時代の奔流に呑み込まれていく――。歴史に翻弄される人々を、壮大なスケールで描くデビュー作! -
相乗フライアゲイン【特典ペーパー/電子限定描き下ろし付き】
優しく時に厳しく後輩を指導し“おキク姉さん”の愛称で親しまれているJAWの敏腕整備士・菊澤芳幸。恋愛対象が男であることを公言しているせいか、恋多きオネエに見られがちな菊澤だが「機体が恋人」が口癖で仕事に私情は一切持ち込まないという徹底ぶり。それでもついて回る噂に辟易していたときに出会ったのは、若きマーシャラー・舞鶴岳だった。ゲイであることで距離を置かれることもある中、妙に懐かれたかと思いきや、ついには面と向かって迫られるようにまでなってしまい…!? -
双星の捜査線
窓際部署にいた若手の刑事・シンゴは、突然署長のバークマンから、舌っ足らずに老練な口調で喋る、見た目小学生の変わった少女・マリィと共に連続殺人事件の捜査をするよう命じられた。殺人鬼の名はハリーロイド。女性三人を殺し、都市警察の特殊部隊“C.S.C”をも返り討ちにして行方をくらましている凶悪犯だ。幼い外見ながら、感覚強化・知識量増大といった効果を持つ多数の“ユニット”を脳へ埋め込んだマリィと、銃や“ユニット”はからっきしだが、柔術の腕と直感が光るシンゴ。たった二人の捜査線は、果たしてハリーロイドを捉えられるのか!?第19回電撃小説大賞最終選考作!即席の“相棒”となった二人が織りなすポリスアクション&サスペンス!! -
漱石「こころ」の言葉
辛くなったら漱石先生に聞こう! 代表作「こころ」が朝日新聞に連載されたのは1914年。それからちょうど百年にあたる2014年、またまた夏目漱石はブームの様相を呈しています。漱石は小説家であると同時に、人生を探究する哲学者であり、文明批評家であり、さらには頑固で短気で癇癪持ちといったイメージとは裏腹に、若い門弟や友人の相談にのって的確なアドバイスや励ましを与える慈父のような存在でした。彼の遺した小説、随筆、評論、書簡、俳句、漢詩などにも、百年後を生きる私たちの指針となる言葉があふれています。 「人を観よ。金時計を観るなかれ。洋服を観るなかれ。泥棒は我々より立派に出で立つものなり」「余計なことをいわずに歩行いていれば自然と山の上へ出るさ」「本を読むばかりで何にもできないのは、皿に盛った牡丹餅を画にかいた牡丹餅と間違えて大人しく眺めているのと同様だ」「あなたの生涯は過去にあるんですか、未来にあるんですか。君はこれから花が咲く身ですよ」「夫婦は親しきを以て原則とし、親しからざるを以て常態とす。君の夫婦が親しければ原則に叶う。親しからざれば常態に合す。いずれにしても外聞はわるいことにあらず」……。 本書は、ユーモアと真理に満ちた234のメッセージを厳選した名言集です。ご一読いただけば、文豪が「あなたの心の師」と感じられることでしょう。 -
漱石の印税帖 娘婿がみた素顔の文豪
漱石をめぐる「謎」の数々を書いた名著が、没後百年のいま、よみがえる。 日本近代文学の巨匠でベストセラー作家、夏目漱石。 その没後、夏目家にのこされた印税覚書をもとに、一連の作品の部数を調べてみると……? 漱石愛用の万年筆をめぐる、不思議なエピソードとは? 漱石最晩年の門下生にして、漱石の長女、筆子と結婚した著者だから描くことのできた漱石の思い出、漱石山房での木曜会の様子、、そして芥川龍之介、久米正雄、鈴木三重吉、菊池寛など漱石をとりまく作家たちの素顔。 漱石関連の八篇と、「新思潮」時代の回想二篇を納めた随筆集。 -
漱石の白百合、三島の松 近代文学植物誌
漱石の『それから』に登場する白百合はテッポウユリかヤマユリか。植物オンチと言われた三島由紀夫の卓越した草木の描写を挙げてその汚名をそそぐ。鏡花、芥川、安部公房ら、広大な文学作品の森に息づく草花を植物学者が観察。新たな視点で近代文学を読み解く。 『漱石の白くない白百合』を改題 〈解説〉大岡玲 (目次より) Ⅰ 漱石の白くない白百合/描かれた山百合の謎/『金色夜叉』の山百合/白百合再考 Ⅱ 『虞美人草』の花々/朝顔と漱石/毒草を活けた水を飲む事/泉鏡花描く紅茸/「ごんごんごま」とは?/ごんごんごまの本名/クロユリ登場/芥川の心象に生えた植物 Ⅲ 三島由紀夫と松の木の逸話/再説三島と松の木の逸話/洋蘭今昔/志賀直哉と藤の巻き方/スイートピーは悲しみをのせて/『デンドロカカリヤ』異聞 Ⅳ 関東大震災でカビた街/小説とチフスの役割/小石川植物園を読む/三四郎池の植物散歩 あとがき/文庫版あとがき/〈解説〉大岡玲 作品名索引 -
霜雪記 眠り姫の客人
西の果ての国・銀盞(ギンセン)には、術師の呪いによって二百年眠り続ける姫君がいる――そんなおとぎ話と共に、術師が人々から恐れられる世界。旅の商人ヤコウは、ひょんなことから謎多き術師・ソウシと樫の木の精霊・緑禅の供として、道中の世話をすることになる。「僕は眠りの物語を集めて旅をしているのです。長い間、ずっと」ソウシは自分が「言葉を持たぬものや文字を持たない文明が、世界に残した記憶を読み解く」力を持つ、いわば想術師だと語り、ソウシとヤコウの旅は、やがて遥かなる「祈り」を呼び起こすことになる。「眠りの物語」を巡る、翠色のフェアリーテール! -
葬送~2011.3.11 母校が遺体安置所になった日~
2011年3月11日、岩手県釜石市。東日本大震災後、津波によって亡くなった人々の身元を歯型から判明させようと、遺体安置所で働き続けた歯科助手・大谷貴子。 震災から2年。岩手県のとあるホテルのラウンジで彼女は震災当時のことを語り始めた。 「あの時の光景は、今でも忘れられません……」 -
葬送の仕事師たち(新潮文庫)
誰にでも、いつかは必ずやってくる人生の終わり。旅立ちの手助けを生業とする人たちがいる。葬儀社社員、湯灌師、納棺師、復元師、エンバーマー、火葬場職員……。なぜこの職業を選んだのか。どんな思いを抱いて働いているのか。忘れられない経験とは。著者は、「死」と向き合うプロたちの言葉に耳を傾け、葬送の現場を見て歩く。光があたることのなかった仕事を描破した感動のルポルタージュ。 -
葬送のフリーレン 特装版
TVアニメOP用書き下ろし小説付き特装版 TVアニメ『葬送のフリーレン』OPテーマ YOASOBI「勇者」のために書き下ろされた 特別短編「奏送」全32Pの小説付き特装版! ■原作・山田鐘人完全監修! ■アベツカサ描き下ろし挿絵3点収録! ■魔導書のような手触りの上製本! ※コミックスの内容は通常版と同じです。 勇者一行として魔王を倒し、その後も 長く生きるエルフの魔法使い・フリーレン。 女神の石碑に触れた途端、 彼女の意識は過去へと遡る―― 物語は、過去を慈しみ、未来に希望を託す。 英雄たちの“未知”を旅する前日譚ファンタジー! -
曹操孟徳正伝
三国志正史をもとに曹操孟徳の新たな人物像に迫る物語!